[2069]プーチンに完全に手玉に取られた安倍政権は、退陣(たいじん、のきじん)すべきだ。

副島隆彦 投稿日:2016/12/17 18:53

副島隆彦です。 今日は、2016年12月17日です。

ロシアのプーチンが、日本の安倍首相ごときの、小物の策に乗るはずがない、と
私はすっと思っていた。そのとおりだ。 日本が、ずば抜けた頭をした、プーチンを、上手にたらし込んで、何とか、北方4島のうちの、わずかでも、返還(取り戻し)の交渉に引きずり込もうとした。が、全くダメだった。

共同記者会見での、情けなさそうな、安倍晋三の 顔は、惨(みじ)め極まりないものだった。側近どもと、官僚の作文がなければ、自分の頭では、何も話せない 無能人間をさらけ出した。 さっさと首相を辞めさせなければいけない。

「国民は、がっかりだ」と、以下の新聞記事の 二階俊博(にかいとしひろ)自民党幹事長の言うとおりだ。 「なーんだ。北方領土の、2島の返還の入り口さえないのか。プーチンに食い逃げされただけじゃないか。安倍首相では、全く相手にされていない。これじゃダメだ」となって、いまから安倍退陣(たいじん、のきじん)の話が、自民党内で、どんどん出てくる。

 安倍首相も、それから、いつも安倍の肩の後(うし)ろに、小さくいる、「日本のゲッペルス(ナチスの宣伝相)」と呼ばれる、チビの世耕弘成(せこうひろしげ)も、自分が、日ロ交渉の立役者になろうとして、(岸田外相を、押し除(の)けて ) 大失敗だ。 

 もうひとりの 安倍側近の、やくざ者、暴力団そのものの、萩生田(はぎうだ)光一(こういち) も、 自分たちで、「おれ達では、役不足だ。とても 大国政治は、できねえな」 と、がっかりして、自信喪失状態のはずなのだ。 おまえたちは、もう、さっさと辞めろ。

しっかりした日本国民は、みんな、そう思っているよ。

(転載貼り付け始め) 

 
〇「 日露首脳会談 自民・二階俊博幹事長「国民の大半がガッカリしている」

産経新聞 2016年 12/16(金) 19:09配信

 自民党の二階俊博幹事長は16日、安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領との首脳会談について「国民の大半がガッカリしているということを、われわれは心に刻む必要がある」と述べ、成果が不十分との認識を示した。党本部で記者団に語った。

 与野党内には安倍首相が今回の会談結果を受けて衆院解散に踏み切るとの憶測もあったが、二階氏は「首相からその解説を聞いていない。この程度のことは解散のテーマにはならないと思っていたから、なんでもない」と述べた。

 北方領土問題を含む平和条約交渉については「解決の見通しがつくかのような報道が続いた。日本国民は『これで解決するんだ』と思った。なんの進歩もなくこのまま終わるなら、一体あの前触れはなんだったのかということを、日本の外交当局は主張しなければならない」と述べ、不満をあらわにした。

 そのうえで、「時間を区切った交渉のはずだ。経済問題も大事だが、人間は経済だけで生きているわけではない。もう少し、真摯(しんし)に向き合ってもらいたい」と述べ、早期の平和条約締結の必要性を訴えた。

 日露首脳は元島民らの北方領土への自由訪問拡充で合意したが、二階氏は「この程度のことで喜んでいるのではなくて、真の平和、真の友好のために一層の努力をするきっかけというか、バネにする方向に進んでほしい」と注文を付けた。

 一方で、二階氏は「日露首脳が胸襟を開いて会談がなされたということは、成功だった」と述べ、一定の評価も与えた。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦 記