[2008]中国は今何を目指そうとしているのだろうか?

田中三郎 投稿日:2016/09/29 12:07

中国は今何を目指そうとしているのだろうか?

日中戦争をしていたころは、中華民国が日本と戦っていた。その中の反乱分子に毛沢東がいた。
毛沢東はゲリラ部隊の大将ぐらいだったが、ソ連のスターリンからの冷遇、隷属に対しノーを言って、中国を守ろうとしたところから、周恩来とかが、皇帝としての存在を認め、いままで、たいして学識があるわけでもない者であったが、周恩来のような優秀な人が、皇帝として、崇めることになった。(副島氏の日本が中国の属国にされるときp237より)
それは共産主義とは関係ない、その反対発言は西欧列強によって長い間アヘンで国を収奪されてきたそれを跳ね返すだけのエネルギーを持っていた。だから多くの漢民族は従った。そのための犠牲もすごくあった。
毛沢東の文化大革命によって、4~5千万人のひとが民衆の陰口とか、つげ口とかで、殺されていった。それでも毛沢東に対する天子様に寄せる信頼は変わらなかった。
それでも従った周恩来や鄧小平らの力によって、まずは一部ものが裕福になり、それから全体につなげようという考え

やまぼうしのブログより引用
中国の経済成長は、鄧小平の「先富論」から始まりました。

1980年代後半、中国の鄧小平は、「まず富裕な地域や富者をつくり、次に落伍した地域・人に富を再分配する」という思想を掲げて資本主義を導入しました。先富論は鄧小平理論とも呼ばれ、それまでの毛沢東や華国鋒が提唱した「横並び路線」とは全く異質な思想でした。
引用終わり

そして今がある。だからそれらの先人のお蔭で今の中国の繁栄がある。
今まで歴史を振り返ると中国は匈奴とか蒙古とか外敵により何度も国家が消えては起こりした国である。一方の日本は周りを海に囲まれ外敵に襲われない環境にあった。それゆえに、皇紀2600年とか言われるほどに歴史ある国となった。それは世界に誇れるところではなかろうか。
さて最近の日本と中国の関係は非常に悪くなっている。お互いに悪く言う。中国は日本によって4~5千万人が殺されたという。一方日本は、大東和共栄圏を作るために中国の占領をしたと言って、お互いに議論がかみ合わないままで今に至っている。
お互いの立場を尊重しながら、もっと歩み寄れる方法はないのだろうか?昔、日中が国交正常化したころは毛沢東周恩来、田中角栄と親密な関係を築きあげてきた。どうしてそんなにいがみ合わなければならないのだろうか?
一つにはアメリカCIAによるプロパガンダによって、日本と中国が対立するように働いているといううわさもある。
尖閣諸島で戦争が起きたら、
互いの敵対国に住んでいる中国人日本人は財産の没収を受け、丸裸で放り出されてしまうことになる。
どうしてそんなに?無理をするのだろうか?
中国は今何を目指そうとしているのだろうか?自国の利益を得るためにはチベットなどを有無を言わさずに、自国のものにしようとして、昔の西欧列強が歩んだ道を歩もうとしているのではなかろうか?13億人とも18億人ともいう人口を食わせるためには、そんなに無理なことをしなければならないのだろうか?