[2007]鳩山由紀夫元首相を招いての定例会に結集せよ。トランプ勝利の波に日本からも乗ろう。

副島隆彦 投稿日:2016/09/29 08:05

副島隆彦です。 今日は、2016年9月29日(木)です。

 トランプと ヒラリーの 大統領選の候補者対決のテレビ実況ディベイトが、26日(アメリカの現地)であった。 

 私、副島隆彦が、これに何か発言するか、と、多くの人が関心をもったようだ。私の考えは、いつもどおり、「トランプで決まり」 これだけだ。 他に言うことはない。

 ヒラリーの顔はこわばって、目が引き攣(つ)って、表情がおかしかった。今にも倒れそうだった。みんな、このことに気づいたはずなのに、誰もこのことを書かない。「ヒラリー氏、優勢」だ、と。バカか。 この米大統領選のテレビ討論のことは、あとで続けて書きます。

 その前に。学問道場の会員たちに、9月15日から、今日のぼやき で、アルル(中田安彦)君が、公表してお知らせしたことを、こっちの重たい掲示板でも、私、副島隆彦が知らせます。

 私たちの次の定例会(自力での講演会)がある11月20日(日)に、鳩山由紀夫(はとまやゆきお)元首相をお招きして、お話ししていただく、ということです。以下の取りです。

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(転載貼り付け始め)

今日のぼやき
「1927」 来る11月20日に私達の秋の定例会を特別ゲストを呼んで開催します。今回は、鳩山由紀夫元首相をゲストにお招きして、世界の行方、東アジアの今後、日本の将来についてじっくりお話をうかがいます。2016年9月15日
 
◯講演会の詳しい日程は、以下のとおりです。
◯講演会名:「鳩山由紀夫元首相が見た、『属国・日本』の真実」(仮)
講師:鳩山由紀夫元首相、副島隆彦、中田安彦(司会進行)
日時:2016年11月20日(日)
開催場所:三井住友銀行東館 ライジング・スクエア「SMBCホール」
住所:東京都千代田区丸の内1−3−2 地下鉄「大手町駅」C14出口直結

https://www.rising-square.jp/access.html

◯進行(講演会の形式・当日の予定)

開催日:2016年11月20日(日)

12:15 開場
13:00 開演 鳩山由紀夫先生 講演(30分)
13:30 第一部 終了(15分休憩)
13:45 第二部 パネルディスカッション(鳩山、副島、中田)(75分)
15:00 第二部 終了(15分休憩)
15:15 第三部 質疑応答(鳩山、副島、中田)(30分)
15:45 第三部 終了
15:50 当日のまとめなど(副島)
16:20 終了の予定
※終了時刻は、当日の都合により、延長などで変更になることもございます。

講演会費
会員:5000円   非会員:6000円

●11/20講演会お申込みはコチラ↓
http://soejima.to/cgi-bin/kouen/kouen.html

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 参加したい人は、どうぞ上記のとおり申し込んで下さい。
今日のぼやきの、アルル君の、鳩山元首相をゲストに呼ぶと決まった、お知らせの文をもう一度読んでください。会員は、ご自分の友人、知人も誘って、どうぞ、奮(ふる)って大勢、御参集下さい。

 これは、私たちの学問道場の この秋の大会であり、「日本国民は、これから反撃に出るぞ」の決起集会です。いつまでも、私たち、最も優れた日本国民が、知恵の足りない、愚劣なだけの、今の安倍政権という、権力簒奪者(けんりょくさんだつしゃ)たちに負けたままでいるわけには行かない。学問道場は、反撃に出る。

 アメリカでドナルド・トランプという、「アイソレイショニストで、ポピュリストで、リバータリアン的で、泥臭い」 正直者の 民衆指導者が出てくるのに、合わせて、私たちも決起しましょう。 ワシントンを牛耳っている グローバリスト(globalist  地球支配主義者)どもは、一気に追い詰められる。

 私は、日本国内に今も多くいる、フニャフニャ(ふにゃふにゃ)人間たちが嫌いだ。あれだけ、副島隆彦が、「ヒラリーはどうせ捕まるのだ。その前に入院する。それでも起訴される」と、予言して書いた。

 それなのに、また、動揺して、「討論会の結果は、ヒラリーが12ポイントのリードだそうだ」とバカなことを言い合っている。あるいは、「両者互角だが、トランプの方が発言を控えめにして、落ち着いていた」とか、「過激な発言をしなかったトランプ候補への、この人でいいんじゃないか、とアメリカ国民がトランプ支持で前向きになった」とか、ほざいている。

 一番、ふざけているのは、「専門家たちの間では、ヒラリーの勝ちが圧倒的。しかし、民衆(アメリカ国民)は、その反対でトランプを支持している。専門家の意見と民衆が対立することはよくあることだ」というものだ。 よくもこんなことを平然と言えるものだ。

 何なのだ、この「政治や経済・金融などの専門家」と称する、アメリカの言論統制、国民抑圧の道具たちは。 

「今、私たちの国(アメリカ)で、最悪なのは、 あなたたち、① メディア(テレビ・ネットワーク、大新聞)と、②pollster (ポウルスター。世論調査会社 ) それから、③ ワシントンのロビイスト( lobbyist 政界仲介者たち。圧力団体。院外団。政治ゴロたち ) 」だ、と、

 勇敢なアメリカの女性言論人の ローラ・イングラハム と 裁判官上がりジーニー・ピロウ(黒人女)と、真正の保守評論家アン・コールター(ガリガリの反共右翼) が、叫び声を上げているとおりだ。この3人の先鋭な女性評論家たちが、今のアメリカで、一番、輝いている。

 アメリカの主要な世論調査会社(ポールスター pollster )が 出す 「ヒラリー42%、トランプ38%」とかの、支持率の数字の、異常で異様なおかしさは、これは問題である。国家体制と制度の病気である。 異常な状態にある、アメリカ帝国の病状の現われである。

 ヒラリーの 本当の支持率は、5%である。アメリカで暮らしていれば、誰でも分かることだ。ヒラリー支持を公言するアメリカ人は、とんと聞かない。ほとんどのアメリカ人は女たちを含めて、トランプ支持だ。 だから、真実のトランプ支持率は、80%ぐらいある。

 それなのに、「ヒラリー42%、トランプ38%だ」とか恥知らずにも公表する。トランプの遊説先の集会には、7千人どころか、1万2千人とかが集まる。先日も、大スタジアムに入りきれないほど集まった。 それに対して、ヒラリーの各地の集会には、200人ぐらいしか集まらない。 

 これが、本当の本当だ。ヒラリーには200人しか集まらない(笑い)、と、アメリカ国民は、皆、知っている。それなのに、それなのに、5大テレビ局、大新聞は、揃(そろ)って 「ヒラリー優勢」と書く。私、副島隆彦は、一体、アメリカという国を、支配し握りしめている者たち、というのは、何なのか、と考え込んでしまう。 

 アメリカは、全体主義(トータリテリアニズム)の国であり、旧ソ連や中国と同じような、政治的な自由のない国だ。 あるいは、金持ち、富豪、富裕層たちと、民衆、労働者(サラリーマン階級)の非和解的な闘いが続いている国なのだ。それがグロテスクに、ねじ曲がって、奇妙奇天烈(きみょうきてれつ)になっている国だ。

 本来なら、貧しい層と、移民(非白人)と労働者たち、リベラル勢力の代表である米民主党(デモクラッット)が、奇っ怪な、権力簒奪に遭(あ)って、グローバリストに乗っ取られている。人権(ヒューマン・ライツ)と福祉優先(ウエルフェア) という、貧しい者たちの旗頭(はたがしら)が、恐ろしく変質して、巨大な悪に転化した。

 その反対に、元々、穏やかな保守の人々の政党である共和党(リパブリカン)が、怒れるアメリカ国民の意思が台頭して、表面に出現して、党中央(とうちゅうおう)を代表する 富裕層、大企業経営者層の 意思を、打ち破り、乗り越えて、「本来のアメリカン・デモクラシーに戻れ。私たちの真の代表をリーダーにする」と アメリカ民衆が、共和党に結集して、暴れ出した。

討論会

 トランプ集会に、参加する、18歳ぐらいの、かよわい、質素で、つつましやかな、まじめな女性たちが、集会場にゾロゾロと向かう途中で、「なぜトランプ氏を支持するのか?」とインタビュアーに聞かれて、戸惑って、分からない、おどおどとしている。隣りの母親か友人の顔を見たりして助けを求めながら、ただ、一言、「トランプさんは、正直だから」 ” He is honest.(ヒー・イズ・オネスト)” と言った。

 何人ものまだ少女のような若い女性たちが、そのように言った。「トランプ氏は正直者だ。私たちの暮らしを何とかしてくれそう。ヒラリーさんは、ウソつきだ ( liar ライアー) 」と言った。これが、アメリカ政治の神髄だ。デモクラシー(代議制民衆政体)の凄(すご)さだ。これが本当の国民政治だ。

 ヒラリーを何が何でも、支えるのは、大労組の執行部(専従活動家)たちや、各種の福祉=利権=活動家たち、や黒人の反差別運動団体などの、アメリカで強固な利権集団と化している者たちの勢力だ。

 従来、 民主党内のリベラル派、人権派、左翼 である者たちが、世界政治の新段階の、新しい渦(うず)の中で、奇妙な変質をとげて、頑迷な反動勢力(はんどうせいりょく。reactional リアクショナル)に転落している、ということだ。

 ヒラリーが、直接、自分が命令を下して、リビアの首都トリポリまで乗り込んで、2011年10月に、リビアのカダフィを殺した。そしてリビアの国家資金(200億ドル。2.4兆円ぐらい)を奪い取り、それで、アルヌスラ戦線やISIS(アイシス。IS「イスラム国」)というならず者の凶悪な人殺し傭兵(ようへい。マーシナリー mercenary )集団7万人を育てた。

 そして北イラク、とシリアに、突如、出現させた(2013年6月10日)。それで、リビアとシリアとイラクから、それぞれ400万人ずつの戦争難民(レフュジー refugees )が出た。そして、それぞれの国で70万人ぐらいが死んだ。

だから、ヒラリーは逮捕され、投獄されなければ済まないのだ。この女は、大量人殺しの 戦争犯罪人=戦犯(せんぱん。war criminal ウォー・クリミナル)だ。

 凶悪な戦争犯罪( せんそうはんざい。war crime)を仕組んで、着々と準備して実行した。 中東全域を、動乱状態に陥れた。アメリカ帝国は、5年に一度はどこかで戦争を起こさないと、生き延びることが出来ない。軍産複合体(ぐんさいふくごうたい。ミリタリー・インダストリー・コンプレックス)、軍需産業の売り上げ、大量の兵器の消費(売りさばき先)が、どうしても必要なのだ。

 そのために、アラブ・中東世界の民衆が、この5年間だけでも、どれほど、ひどい目に遭ったことか。 彼ら中東地域の民衆の苦しみと、あたり一面に死体が散乱する、血だらけの苦難を思うと、私、副島隆彦は、本当に号泣したくなる。

 その狂気の 頭目(グランド・リーダー)である、ヒラリー・クリントン という凶悪な女のことを、「ディベイトで、ヒラリーは、しっかりと発言した」とか、「冷静にトランプを追い詰めていた」などと、したり顔で言い続ける、お前たち、「お茶の間の評論家、政治談義好き」という 人種は、一体、何者なのだ。 

 私は、極東(ファー・イースト。東北アジア。中・日・朝・韓・台の五カ国)の一部である日本にも、やがて戦乱と動乱 の日が近づいているのだ、と、ずっと書いてきた。

 私たち日本国民にも、もうすぐ迫っている金融崩壊、経済破綻、社会混乱 のあとに押し寄せるであろう、戦争の時代を、少なくとも、ドナルド・トランプという 苦しい企業経営という難業を、自分の能力と運を頼りに、長年やってきた人間が、少なくとも、この3、4年間は、迫り来る戦争の時代を、先延ばしにしてくれることが、嬉しい。

 11月8日に、大統領選挙で勝利した途端(とたん)に、その日から、上記の ①、②、③ の薄汚い者どもが、一斉にトランプ攻撃を 始めるだろう。トランプの資産や、過去の経営の傷をほじくる。メディアは、トランプになったら、自分たちが思うように、民衆(国民)洗脳と扇動を、これまでとおり出来なくなる、と知って、苛(いら)立って、トランプ攻撃に執念を燃やす。

トランプ大統領は、彼ら謀略人間=アメリカ・メディアによって、ボロボロにされるだろう。

 私たち日本の、愛国者の国民指導者だった田中角栄(たなかかくえい)を、1970年代に、一体、どういう連中が、勢力が、追い詰めたのであったか。私、副島隆彦は、すべてを暴き立て書き続ける。今は、あのときと全く同じだ。

 私たち日本国民の希望だった、日本人の自立と、アメリカからの一定の独立を目指した、2009年8月30日勝利の、鳩山由紀夫首相(小沢一郎幹事長)を、わずか、9ヶ月(2010年6月2日、鳩山辞任)で、謀略(ぼうりゃく)政治で叩き壊した 者たち。

 アメリカのCIAの言いなりになって動いた者たち。鳩山・小沢に「反米、親中国」の臭いをかぎ取って、竹崎啓允(たけざき・ひろのぶ)最高裁長官を筆頭にして、裁判所・検察・法務省の司法官僚まで使って、違法な攻撃を加えて、鳩山政権の引き倒し、破壊、倒壊を実行した者たち。 

 私、副島隆彦の目が黒いうちは、お前たちの、あの犯罪者体質の、悪辣(あくらつ)な所業を許さない。お前たちは、まさしくヒラリーの子分であり、その日本での破壊活動者たちだ。 私、副島隆彦は、お前たちの悪事を、真実の言論の力で、名指しでこれからも、ずっと摘発、露出、糾弾し続ける。

 あの討論会で、ヒラリーの様子がおかしかった。ヒラリーは青ざめていて、表情が強張(こわば)って、目がつり上がって、いまにも倒れそうだった。やっぱりヒラリーは病気だ、とアメリカ国民は皆、改めて気づいたのだ。だが、このことはメディアの表面で言われない。どこの国も、国民の中の本当の声は出ない。重苦しい、いつもながらの、政治的な抑圧(よくあつ)の中で、民衆(国民)は沈黙したままだ。

 私、副島隆彦の 「トランプ大統領と アメリカの真実」(日本文芸社刊、この7月1日に刊)を今からでも買って読んで下さい。アメリカの政治について、すべて重要なことは書いてあります。

 それから、もうすぐ、次の本が出る。 その書名は、「 「Lock Her Up !」ロック・ハー・アップ  ヒラリーを逮捕、投獄せよ 」(光文社刊、この10月7日から首都圏から配られ、順番に全国で販売される)である。緊急出版で、私が気合いを入れて書いた。 

 この 「 Lock Her Up ! ロック・ハー・アップ !」「 ヒラリーを逮捕、投獄せよ!」の 怒りの唱和(しょうわ、chants チャント)、怒号は、7月19日の 米共和党の 党大会に集まった、7千人の共和党の全国からの党員の代議員(デレゲイツ)たちが、一斉に、会場で、鳴り響かせた言葉である。このことの 重みを、私たち日本人は知らなければいけない。 今のアメリカの政治の大きな真実を、私たちは絶対に知らなければいけないのだ。

 それから、前出した、 「 ポールスター pollster 世論調査会社 」 と似ているが、「 polarstar ポウラースター 、北極星 」 というコトバがあって、この北極星( 常に、polar  北極点 を指し示す 恒星 スター star ) に関わる。 「天皇(てんこう。天のかがやき=皇、煌=)とは 北極星のことである」という本だ。 日本の天皇というコトバの使い始め、起源 についての本を出版する。

 それから、「ニーチェという思想家の本当の姿 」の本も書いている。それから、新家父長制論(しんかふちょうせいろん)( へ 国家体制を変えよ)」も私は書いている。

 トランプがどうせ勝つのだ、は、なんと、イスラエルという、小さいくせに(人口700万人)異様に恐ろしい国が、いろいろ深く、逡巡(しゅんじゅん)、内訌(ないこう)したくせに、遂にトランプ支持を決めた、次の動きから分かる。

(転載貼り付け始め)

トランプネタニエフ20160925NY

●「トランプ氏、エルサレムをイスラエルの首都と認めると首相に約束」

2016年9月26日 ロイター

http://jp.reuters.com/article/usa-election-trump-netanyahu-idJPKCN11V0WV

 米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏は25日、イスラエルのネタニヤフ首相とニューヨークで会談し、自身が大統領に選出された場合、米国はエルサレムをイスラエルの首都と認めると伝えた。トランプ陣営が明らかにした。

 イスラエルはエルサレムを首都と主張しているが、米国をはじめとする大半の国がこれを認めず、テルアビブに大使館を置いている。米国がエルサレムをイスラエルの首都と認めれば、政府の大きな方針転換となる。パレスチナ自治政府は1967年の第三次中東戦争でイスラエル側に占領された東エルサレムを首都と主張している。

 トランプ陣営によると、トランプ氏はネタニヤフ首相との1時間以上に及んだ非公式の会談で、中東和平は「パレスチナ人が憎悪と暴力を放棄し、イスラエルをユダヤ人の国家として受け入れたときに」実現するとの見解で一致。

 自身が大統領になった場合、米国はエルサレムを「イスラエルの、分断されていない首都とみなす」と語った。会談では、イスラエルが国境に設置したフェンスについて長い時間を割いたほか、過激派組織「イスラム国(IS)」との戦いや、米国のイスラエルへの軍事支援、イランとの核合意などについても話し合われたという。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 あれこれ、書きたいことはたくさんあるが、どうも自分の頭がまとまらない。私は、目の前の今度の自分の金融本「ユーロ恐慌」書きで、追い詰められてるので、これぐらいにする。 私は、自分が 予言者、国家占い師(国師) である運命 をいよいよ強く自覚しつつある。

副島隆彦 記