[1976]遺骨収集

田中三郎 投稿日:2016/08/30 07:01

なぜ過去のことを評価しないのか、この人の講演を聞いて、物事を突き詰めて考えようとしないで流されているのかを思わされました。
歴史講座vol.5日米対戦19 遺骨収集 西教授の講演より
日本人は屍(しかばね)にムチ打つな!と言って失敗に対して考えようとしない。ところがアメリカは、なぜそんなに屍が出来たんだと言って、考えようとする、研究調査するそれでレポートを書いて、これは二度と繰り返さない方が良い、ただ日本はそれをしなかった。戦争中ずっとやっていませんからこれは大きいです。大きい私たちの欠点だと思います。一個人でなくて作戦、こうやって、こうやってここでこういうシクジリをしました。それをやらなくきゃ!それがなくて個人が延々と同じことを繰り返します。
 戦後70年、隣国に謝るはなしですが、それとも日本国民にあの戦争の意義は何だったか、日本国民はどれだけ苦しんだか、その説明、何もない、一生懸命謝れば時がたてば許してくれるんじゃないかと思う。もうこの浅はかな日本戦後歴史、もう私もうんざりです。こういうきついことを言いますけど、私はこれが本心であり、本筋だと思っています。ここを解決しないと、また同じことを言っていますよ!
神風特攻隊、勇猛果敢な部隊だったのですか、学徒出陣、しかし名前は残りました。しかし現実はどうだったのですか?学生は知っていたでしょう、完璧に負けたって、お国のためと口では言っていますが、内心悲しかったでしょう、お父さんお母様さようなら恋人さようなら、それで突っ込んでいくと、案の定向こうは待っていますから、撃ち落される、たまたまエンジン不調で不時着して日本海軍に助けられた男たちは国の恥と思われて、ここから出ると隠されたのです。そんな戦争をしたこの日本です。一部軍国主義者たちが始めたそんな簡単な話ですか、国民総力を挙げて闘ったのです。いい悪いの次元を超えています。生きるか死ぬかの総力です。この日本がこれだけの大戦争をした。負けたあとピッタと振り返ってみないために、敵地で、外地で亡くなった日本将兵の遺骨はまだ野ざらしです。これを日本の恥としない国など大きくなれません偉大になれません。自分を見つめなおして、よその人に向かっての反省じゃないです。日本のリーダー日本の歴史を知ってリーダーになっているのか、それともアメリカの御用聞きか?神風特攻隊で死んでいった人達この人たちは現実の・・わたしたちがその男たちの中身を知ることなく、名前だけ神風特攻隊とあたかも墓石の名前だけの戒名のような形で残っているのですよ!21歳18歳、早稲田大学、東京大学、慶応大学、日本大学
大学名も名前もなく神風特攻隊が日本が敗戦した墓石の戒名となって残っています。これは日本が抱えている大きな問題です、解決していません。
講演記録終了

遺骨収集について
太平洋戦争はバカなことをした、歴史認識もない陸軍や海軍のエリートたちが起こした戦争だけれど日本国民すべてで戦ったのである。だから、国民の一人としての責任がある。一部の人に責任を回避してはならない問題である。一億総玉砕、鬼畜米英、「欲しがりません勝つまでは」をスローガン闘ったのです。誰しも、自分の土地や家族を失くしないために、一生懸命に国に協力した、食料の供出や兵隊の招集だ。そのために外地で戦死したりして、いまだに120~130万人もの人の遺骨が帰っていない。
大半が弾薬で死んだのではなく補給がなくて飢え死にした。きっとこの人たちはお国のために働いた暁には故郷の家族のもとに帰って幸せに暮らしたいと思っていたに違いない。そのためにもせめて遺骨の収集をして魂の慰霊をするのは日本人の務めのように思う。
 補給も考えない戦争をしたことの虚しさ、もっと一般国民は考える必要があると思う。そうすることが平和を考えることだと思う。

歴史講座vol.5日米対戦20 遺骨収集 西教授の講演より
日本は日本の自衛隊も防衛省も、知っておりますよ、どこが激戦地で何万人が死んだか土を掘ったら出てくるでしょう、それも土を10センチですか、今埋まったといっても、120万から130万の遺体が残っています。70年も経ってまだなんでそんな数が残っているのですか?あたかも私たち日本人はあの戦争に負けて降伏のサインをしてマッカーサーが来て、過去それも昨日です。「昨日の話はしたくない見たくない」 アメリカについてちょっと言いましたが、アメリカは必死になって遺体を集めています。…国を挙げてアメリカはペンタゴン挙げて、絶対探して来い。皆さん、海の中にもぐって探すんです、特別のカメラで、サンゴに囲まれた骨や日本に撃ち落されたアメリカの戦闘機それも探します。日本は自分の国のために戦った男たちを70年間も、そうするとその遺族もだんだん年を取りますから亡くなられ、・・私はよくわかりませんが、何で日本は国を挙げて遺骨収集をしないのか?私が知っているのはサイパンや硫黄島で日本のボランチアがあそこに行って、休暇を使って、砂を掘り洞窟を探して、そういう俗にいうささやかな探知作業をやっております。日本のようにハイテクが進んで物をつくる、物を探す能力は卓越していますよ。私は防衛庁が防衛省に代わった時、防衛省すなわち自衛隊は自分たちの大先輩である日本帝国の海軍陸軍の先輩たち遺体を探す特別部隊でも作るのではないかと思っておりました。
マスコミも、まだ120万~130万人まだ帰っていないのは知っております。どっかにおられます。それを徹底的にやっていない国、日本!戦争を忘れることによって、平和になろうとする、この卑しい姿勢、禊(みそぎ)が出来ておりませんので、いつまでたってもこの話が消えることはないんです。それどころか私たち自身が戦後日本国民が出来るだけあの戦争を忘れよう忘れようと、忘れることによって私たちは平和になり、経済的に大発展をしていくのではないか・・経済的に発展しましたが、貧乏な国で貧乏な家に生まれた私にはよくわかります。日本は裕福な国です、食べ物も一杯あり、安全で素晴らしい国です。ところが戦後60年70年たっても何か虚しく、経済発展したものの次は何をするのだろう・・私たちは俗にいう徘徊しているんです。目的がなくて、今の若者は情けないとか何とか何とか、色々言われますけど、ちょっと待った!今の若者じゃなくて。今の私達です。
50.60.70.80,90の日本国民、逃げてきたのか、もちろん逃げてきたのです。それを増長する日本教育と日本政治体系ですよ、アメリカは必死に探しますよ。 
 そういう過去の償いは日本国が外地で戦死した将兵たちにすることだと思います。そこができないと私たちは責任回避で、いずれ時がたてば、忘れるだろう!皆さん、始末のついてない問題は延々とひこずりますよ。日本が100年たってもまだあの第二次世界大戦、大東和戦争の話をしていますよ、遺体が外地に残っている海外に残っていると言うことは例えば、ここを切った時バンソコウを張るんだけれど、癒えないんです。誰かにゴーンと殴られて、ツツかれて、あの戦争あの戦争と言って、私たちは逃げるのに必死ですから、あの戦争と言われる前にギックとしてしまう、それでまた血がとろっと出て、それがこの話です。
 靖国神社、まあ。賛否両論ありますが、靖国神社がある間、すなわち、日本に神道がある限り、これは英霊ですから、霊はもう死にませんので、これから私達に永遠とつきまとう訳です。私たちは慰霊をしておりません。慰霊をしないんで、永遠と霊が私たちの国の周りにずっとい続けて、慰霊の時を待っていますよ。日本、避けて通れるところではありません。日本が弱くなっているのは本当でありました。私たちの魂の置き処がないんです。どこに置けばいいのか、放浪、徘徊、魂が漂っている感じです。日本人ガッツがあります、そのガッツをどこに土台を置けばいいのか、これが分からないのです。遺体を集めるのが最初のお仕事です。戦後平和な日本が最初にしなければならないのは外地で死んでほっとかれた、まだ残っていますが150万人の遺体です。アメリカは今ベトナム戦争のとき5万人の遺体のうちまだ一万人ほどの遺体が残っているらしいですがジャングルの中で、ボランティアが10人20人単位で入っています。ベトナム政府もそれを許しています。遺体を探すのだったらどうぞ探してください。あのアメリカが必死になって、自分たちの息子や夫を探すわけです。
 皆さん自分の家の墓が掘り起こされ、俗にいう灰をポイとその辺に撒かれてごらんなさい、許しませんよ!皆さん、ところが赤の他人だと思ったら、いやいや日本国民、あれだけ一致団結し、あれだけ勇猛果敢に闘ったのに物資なく弾薬なく闘った男たちを見捨てると国が廃れますよ!これ日本国家、国の魂の問題ですから私たちはもっと真剣に受け止めて、右翼左翼の問題ではございません。日本国家、魂の問題です。私たちの中心、背骨、心の問題です。 
だからこれは今ほぼ風化されつつありますが、誰か偉大なるリーダーが総理大臣になって、この遺体の問題、海外に散らばっている150万ほどの遺体は国が責任をもって、この10年で集めると言っただけでガラリと変わりますよ、ガラリと日本の雰囲気は変わりますよ、いや本当にいいことを聞いたと全国民は思いますよ。日本はそういうことを本当に大切にしてきた国です。それがあの戦争になるとトタンにこうですよ!何かあるんですか?私たちの知らない、アメリカが遺体を集めるなと言っているのですか?絶対に言ってませんよ、自分たちも必死ですから、あのベトナム戦争、ついこの間の戦争です。それを集めにあのアメリカの退役軍人たちはワッ、ワッと行っていますよ、そして民間からの資金を寄付されて、もちろんペンタゴンも後押ししているのです。船や飛行機を出して応援しているのです。自衛隊にそれぐらいの才能は有るでしょうか?才能の問題でなくてやる気があるのかです。今やらないとだんだんわからなくなりますよ。今やらないとこれから日本、50年か60年の間に戦争に巻き込まれます。もういつも戦争するしないの問題でなく、巻き込まれていきますよ。その時に日本の将兵が戦死しますがほったらかしにするのですか?いや日本は戦争をしない・・・・そんなもう歴史をちょっと知るだけで戦争は必ず周期で起こってきますよ。その時に私達はどうするのですか死体を私たちはどっかに捨てて逃げてきますか?私たちはもう逃げるところはないですよ。この戦争でよくわかった沖縄も逃げるところなし、日本列島も逃げるところなし。しかし外地海外で戦った男たち、この人たちの骨は拾うべきでしょう。日本のプライドと日本の心の問題です。それ故に日本の歴史家も誰もが興味なさそうな日本将兵の話をした、探しにくいの問題ではないんです。行けば必ずあるんです。
あれだけ激戦地で戦った日本はすなわち、日本から遠く離れた東南アジアフィリピンもそうですが中国とは、日本は負い目があるのかどうか知りませんが満州、中国も日本から莫大な経済援助を受けました。もう莫大な経済援助です
東南アジア、南洋諸島に一杯あるのに、イヤ分かっているのに、なんで学生があの場所にボランティアで夏休みに立てますか?サイパン、硫黄島に行って、ハケやいわゆる考古学的な発掘のようにやっているわけです。いやこれは若い人たちのボランティアやお年寄りのボランティアよりも国が先頭に立って予算をつけて、100人、500人の単位でそこに行ってワッと探したら、一発で分かりますよ。それを70年していないです。100年たつと遺族は一人も残っていません。
講演記録終了