[195]狂言「佐渡狐」で「たくさん納税できて幸せ」というプロパガンダ

ゆみこ 投稿日:2011/02/26 15:29

 はじめまして。群馬県在住のゆみこです。
 昨年の6月に三宅雪子(みやけゆきこ)衆議院議員が呼びかけた決起集会に行って、レポートを書いて阿修羅掲示板に載せたら、副島先生がこの「重たい気持ちで書く掲示板」でほめてくださって大喜びした群馬のゆみこです。
 (決起集会とは2010年7月11日の参議院選挙の前のものです。群馬の民主党は選挙区が富岡由紀夫(とみおかゆきお)さん、比例代表は小寺弘之(こでらひろゆき)さん両者ともに落選という残念な結果でした。元県知事の小寺弘之さんは、その後2010年12月21日に亡くなりました。70歳でした。)

 さて、先日わたしの母が群馬県民会館へお能を観に行ったときの話しをしてくれました。ちょっと考えてしまい、重たい気持ちになったので、その話を書きます。
観にいったのは「観世流能楽鑑賞会」、お能は「松風 見留(まつかぜ みとめ)」 で、その前にやった狂言は「佐渡狐(さどぎつね)」だそうです。

 その「佐渡狐」のはじまりは、佐渡と越後のお百姓さんが都へ年貢を納めに行く、という話です。
「わたしは佐渡のお百姓でござる」
「これから都へ年貢を納めに行きまする」
「今年も(豊作で)たくさん年貢を納められて、わたしは幸せ者でござる」

 というようなことを言うんだそうです。そこでわたしが「そんな昔から、そのような芸能を使ってプロパガンダを・・・!」と言うと、母(関西出身)も「そうやなあ・・・」と同意。
(権威に弱いこの母も、以前はわたしの「この世の真実」の話を嫌がって、「そんなん、嘘や!」と怒ったりしていました。今でも嫌がられますが、だんだんと心を開いてきてくれています。)
 わたしと母の話はそれで終わったのですが、数日後にわたしはふと、「佐渡狐」のプロパガンダは昔の話ではなく、いま現在狂言師たちを使って全国を回らせているのでは、と思いました。

 調べてみると「能 狂言 ビラ配り」というblogにありました。
「能 狂言 ビラ配り」‘佐渡狐’ タグのついている投稿:http://nougaku.iappfun.com/archives/tag/佐渡狐

 2009年から2011年にかけて、東京、大阪を中心に各地で30公演あまりやっています(これからやるものも含め)。

 政府は消費税増税に向けて、こうして「お能を観にいくようなインテリ」にもじわじわと洗脳活動をしているのだなあ、そして、パトロンがいないとやっていけない芸能人は政府に従うしかないのだなあと思い、重たい気持ちになりました。 以上です。

追伸: 明日は三宅雪子・国政報告会に行ってきます。ゲストに細野豪志(ほそのごうし)が来ますよ。興味のある方は一緒にいかがですか。

三宅雪子・国政報告会
日 時:2月27日(日)午後1時~
場 所:ホテルメトロポリタン高崎 丹頂の間(6F) (高崎駅一体型ホテル)
ゲスト:内閣総理大臣補佐官 細野豪志衆議院議員  

本当におわり。