[1937]つぎの米大統領はトランプだろう。 急激に事態が動いた。 それと日本の衆参同時選挙がさっき決まった。

副島隆彦 投稿日:2016/05/23 08:27

副島隆彦です。  私は、5月19日から4日間、考え込んでいました。が、どうやら、ドナルド・トランプが、次のアメリカ大統領になる、と決まったようだ。

この話とか、重要な最新に、直近(ちょくきん)の緊迫した世界情勢の、裏の動きを、私が思いっきり話しますから、時間と金のある会員たちは、5月29日(日)に、東京のお茶の水に結集してください。

次はどうもトランプだ。急激にアメリカ政治の情勢が変わった。急激にヒラリーの目がなくなった。 ヒラリー=ネオコン(凶暴な、戦争をはじめる勢力)ではアメリカが保(も)たない、とアメリカの最高権力者 たちが、判断したようだ。だから、次の大統領はトランプだろう。

あ、その前に。たった今、私に政治家から情報が来ました。安倍晋三首相が、「衆参(しゅうさん)同時選挙をする」 と、首相専管事項とされる、憲法7条の ダンビラ(刀)を抜いて衆議院を6月1日に解散して、7月1日の投票日とする、と決心したようだ。

まだテレビや新聞への発表、報道はないだろう。 安倍晋三は、「もう衆議院の解散はやらない、参議院だけの選挙だろう」と 周囲の記者たちは言っていたのに、急に、衆参同時選挙で動いた。

そうしないと自分の政権がもたない、と安倍自身は危機感を持って判断したのだ。 バカだから、最後は、また「憲法9条の改正の悲願を・・・」と自分に言い聞かせているのだろう。

ところが、安倍晋三は、自分のこの判断を、アメリカでトランプ政権ができる、という、自分たちアメリカ・ネオコン(の手先、子分、忠実な子飼い)をやって来た者たちは、アメリカでの急激な変化を知って、アーミテージか、マイケル・グリーンか、キャシー松井からか、「俺たちネオコン=ヒラリー派は、どうもワシントン政治で負けそうだ」と情報=ご注進(ちゅうしん)が入って、解散・選挙を決めたのか、は、私、副島隆彦にまだわからない。それほどの頭のいい日本人が、安倍の周り(官邸。官邸の権力=笑=)にいるとは思えない。
しばらくしたら、分かるだろう。

あ、それから、今日のぼやき の最新の「1905」番(きのう)に、「2年前に行方不明になった、あのマレーシア航空機は、一体、どうなったのか? 」への最新の重要な情報と、私、副島隆彦の分析を載せました。読んで、びっくりして周囲に伝えてください。

なぜトランプが次の大統領で決まりか、と、言うと、それは、下 ↓ の 、ここの重たい掲示板の「1934」で、アルル君が昨日(5月21日)に載せた、重要なNYからの情報でほぼはっきりした。

アルル君が、貼りつけた画像2枚は、18日(現地)に、トランプが、不愉快そうな顔をしながら、NYのアッパー・イーストのヘンリー・キッシンジャー(92歳)の高級アパートメントに、「自分の方から出向いて行って」(英語の記事では、turn to  となっていた)「外交政策で教えを乞いに行った」となっている。

18日、マンハッタンのキッシンジャー宅を訪問したトランプ

https://www.youtube.com/watch?v=MrabND5dMb8&feature=youtu.be


この男が、ジャレッド・クシュナーだ。

これはきわめて重要なことだ。キッシンジャー すなわち、“世界皇帝“デイヴィッド・ロックフェラー(6月で101歳)の直臣(じきしん)が、「トランプでいいよ。ヒラリーでは危なっかしくて見ておられない」と決めた、ということだ。

このことは、これからの世界にとって、極めて重要な変化だ。キッシンジャーは、「トランプ。君が大統領になったら、すぐに金正恩(キムジョンウン)と話をつけろ。中国との根回しは、私がすでに付けてある(さすが。中国の手先、キッシンジャー)。北朝鮮に核を打たせるな」と助言どころか、トランプに命令しただろう。 ・・・・ということは、どういうことになるのか。これまでの、トランプ旋風の、アメリカ大統領選挙の大騒ぎは、その中心部(震源地、エピセンター)のところではもう終わった、ということだ。

ここで、アルル君が下 ↓ に貼りつけた、2枚目の画像(CNNのニューズの画像)が重要だ。背広も着ない軽装のガキが、写っているが、この若い男は、トランプの娘、Ivanka イヴァンカ(35歳)と結婚した男だ。このジャレッド・クシュナーの父親が、ニューヨークのユダヤ人社会の元締めの大物(AIPACの会長)である。正統派(オードドックス)ユダヤ人だ。

このジャレッドが、トランプの付き添いで、18日に、キッシンジャーを訪ねた、ということは決定的である。 それで私、副島隆彦は決断した。「次はトランプだ」と・・・・・。これ以上のことは、当日、定例会で話します。日本国内では、誰からも聞けない、かつ、世界最先端の、アメリカのワシントンの官僚、高官、財界人たちでも、まだ右往左往している・・・・。

あ、学問道場の会員でない人でも、一日会員ということで、当日券を買って入場してください。構いません。私たち学問道場には、一切の秘密はありません。私たちは、時代の最先端を生きる、どんな組織・団体にも頼らない、独立自尊(どくりつじそん。福澤諭吉先生が言った)の知識人としての誇りと矜持(きょうじ)さえあれば十分です。あとは、皆様からのご支援だけが、私たちが食い繋(つな)いで、生き延びてゆく 糧(かて)です。

副島隆彦 拝