[1734]あの「舌足らず」の 僕ちゃんの、安倍晋三の暴走が続く。
副島隆彦です。 今日は、2014年12月16日です。
総選挙が終わって、その日のうちに結果はだいたい決まった。
私は、15日の朝の3時に起きて、テレビを見たら、最後の「475人目が、比例での私の当選でした」 という 菅直人(かんなおと)の 武蔵野市の事務所からの会見だった。
ハゲがひどくなって、うつろな顔になって見るのも見苦しい顔になっていた。自分の仲間たちを裏切って、アメリカ(ジェラルド・カーティス)の言いなりになって、日本国民を地獄の苦しみに追い込んだ、報(むく)いが表情の全面に出ている。元々は悪人顔ではないのだ。慣れない悪(ダーク・サイドだ)の側に身を落としてしまうとこうも惨めな顔になるものか。
選挙の結果は、何も変わらなかった。何のための選挙だ。一体、誰がこんなヤラセのインチキ選挙を仕組んだんだ。民主党の海江田万里(かいえだばんり)代表(党首)が、東京1区(千代田区と新宿区の東半分か?)で落選して、 それが、日本のリベラル派の勢力にとっての痛手だった。
それ以外は、何の変化もなかった。投票率は、戦後最低の 52.67%だったそうだ( 記事を後掲する)。 一体、こんな無駄で、馬鹿げた選挙を誰がやらせたのだ。安倍晋三たちが決めてやったとは、今の今も信じられない。アメリカのどこかがやらせたのだ。
日本国民まで出汁(だし)で使われて、国民なんか、何の力もない羊の群れにされた。
なんでもかんでも、「官邸(かんてい)主導」で、大統領制の国にアメリカの計画で改造されている。各省の官僚たちも、「内閣府人事局(ないかくふじんじきょく)」というのを作られて、「官邸に逆らう者は、天下り先=再雇用をしない」と、シバキ揚げられて、脅されて、屠殺場送りのブタの群れのように、ブーブーと、パソナ南部(親分は、竹中平蔵と孫正義)が作った、再雇用先の斡旋・紹介所に並んでいる。 この内閣府人事局の、刑務所長は、泣く子も黙る、あの“大姐御”の稲田朋美(いなだともみ)政調会長だ。
日本国民は本当に迷惑だ。自分たちの代表が政治をやっていない。この人物なら、皆で尊敬できて世界に出してもおかしくない、という人間が、日本の国の代表になっていない。ヒドイ国だ。
日経新聞でさえ、「自民党、投票率48%で議席の76%」(15日、夕刊)と書いていた。 比例代表並列性(ひれいだいひょうへいりつせい)という制度で、200人の小選挙区での当選(これが、上級市民)以外に、275議席が比例区とか、惜敗率(せきはいりつ)での当選となっている。
ドント式(ドントという名のイタリア人の選挙学者が作った計算法か?)とかいう奇妙な得票割りで、沖縄の候補者は、選挙区で落ちた自民党の連中までそれこそ全員、当選している。一体、沖縄だけで何人の国会議員がいることになるのだ。選挙制度まで、始めからいじっておかしくなっている。
誰が、何のために行った、総選挙であったのかが、誰も分からないでキョトンとしている。安倍晋三の長期政権の布陣のためだ、と安倍晋三の回りも思っているのだろう。だが、それはちがう。アメリカの大きな計画の一環だ。日本を中国にぶつけるための、軍事物資、兵器、軍艦とかをどんどん買わせるための、安保マフィアどもによる、日本国の、上からのいいように、日本をあやつる 計画の一部だったのだろう。私は、いまから、その背景を探る。
屠殺場に送られるブタの子のように、日本人を取り扱いやがって。アイツラは許せん。
(転載貼り付け始め)
「 衆院選 投票率は戦後最低に 推定52.67% 」
毎日新聞 2014年12月15日 (月)
毎日新聞の調べでは、第47回衆院選の投票率(小選挙区)は52.67%で、戦後最低だった2012年の前回選挙(59.32%)を下回る見通しだ。
報道各社の情勢調査で選挙戦序盤から自民党の優勢が続いたうえ、同党が争点に掲げた安倍政権の経済政策「アベノミクス」などを巡る与野党の論戦も盛り上がらず、有権者の関心が高まらなかったとみられる。日本海側で大雪になるなど天候に恵まれなかったことも影響したとみられる。当日有権者数は1億389万4498人だった。
毎日新聞が5~7日に実施した特別世論調査では、投票に「必ず行く」との回答が65%と前回選挙時(69%)を下回り、投票率のさらなる低下が懸念されていた。
一方、総務省が14日に発表した期日前投票(小選挙区)の最終投票者数は1315万1966人(速報値)で、前回選挙から9.23%増加した。宮崎県(32.71%増)、岐阜県(22.49%増)、新潟県(22.08%増)など42都道府県で前回より投票者数が増えた。
12月の衆院選は過去に5回あり、1969年が68.51%、72年が71.76%、76年が73.45%、83年が67.94%、12年が59.32%だった。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦拝