[17]皆さんも、以下の ゆみこさんのような、文章を書いて、それぞれの土地から報告してください。

副島隆彦 投稿日:2010/06/15 06:34

 副島隆彦です。 以下の文章は、私が、今、阿修羅(あしゅら)掲示板を見て、これはいいね、このゆみこさんという女性は優れた女性だ、と思った投稿文です。

 皆さんも、ご自分の住む土地、地域の 民主党や、自分の支持する政党の 政治家の後援会主催の、集会に行って、そして、ここの掲示板に報告文を書いてください。

 いつも、いつも、人の文章を読んでいるだけの人間、というのは、つまらない人間だ。人生そのものが傍観者だ。私は、そういう人間たちに対して冷ややかです。人生を何かに賭けて本気で生きていない人たちだ。「すぐに決めつけるな」と反論なんかするようだと、ますます、自分が駄目な人間だと気付かない人間だ。

 他の人の文章を貼り付けて、それで、何か、自分の主張と同意見で、それで満足しているような、その程度の知能の人間は、愚か者だ。 ↓ したの 「13」番 の貼り付けをした、小坂タカシさんは、私は、昔から知っている会員だが、自分の意見を書けない人だ。千葉県でマッサージ師をしている人で、温和な性格をしている人です。私たちの古くからの会員で、それなりの見識を持っている人は、自分の言葉で、自分の考えを、はっきりと書きなさい。

 それが出来ないようなら、一生、傍観者だ。すべてが高見の見物だ。生活者(せいかつしゃ)というのはそういうものだ、と居直るだろうが、そういう人生観を再度考え直した方がいい。 

 それから、「姜浩」という名で投稿する会員に言っておきます。この漢字の名前を、私は、読めないのです。私は、自分が読めない漢字は、本当に不愉快になります。ひらがなか、かたかなで、ルビを( )に入れて振りなさい。中国人の名前ですか、と私は、不思議に思います。姜浩 と書いて、「キョウコウ」と読むのか、「かんひろし」と読むのか、分からない。分からないものは分からない。

 私は、知ったかぶりと、勉強ができるふりと、頭がいいふりの人間は大嫌いだ。人名を含めて、漢字が読めないと、途端(とたん)に不愉快になる。少しでも、普通の人が読めないような漢字には、私は、ルビをふる、ということを、ずっとやって来ました。 「拳拳服膺(けんけんふくよう)する」のような、難しい成句(せいく)の漢字は、中国伝来であるから、長い間(1500年間)に日本が中国から思想と制度を朝貢国(ちょうこうこく、藩国、はんごく)として受け入れ、受容、輸入してきたものである。今では、生来の教養人の階級の人間しか、それらの難解な漢字文化は使えない。

 頭の良さ、悪さも、だいたい、それらの教養として、今でも、周囲から測定される。 私、副島隆彦は、知識人であり、教養人であるから、それらの勉強を、小さい時からずっと自分でやってきた。今でも、いつでも辞書を引く。清朝(しんちょう、大清帝国)で成立した「康煕(こうき)辞典」と、諸橋徹二(もろはしてつじ)の漢字辞典を引くようにしている。

 人名で、読めないものが今もたくさんある。自分の親が、いいかと思って、普通の人が読めないような、名前(下の方)を、作って、当用漢字でないものに、さらに、勝手な宛名=当て名をつけている名前が、今でも、たくさんある。この人の名は、新聞で読んでいても、一体、何と読むのだと、私が分からない。時々、漢字の横に親切にルビを振ってくれている場合がある。ありがたいと思う。

 人名は、自分のものであるようで、自分のものではない。他の人々の便利のためであり、記号のようなものであり、呼称(こしょう)であり、呼び名なのである。人々が読めないような、漢字の名前には、ルビをふりなさい。
「読める筈(はず)だ」では、済まない。周囲への配慮が足りない人間がすることだ。注意力のない愚か者だ、ということです。

 明治、大正、昭和の戦後まで、新聞には、ルビがついていた。書物(出版物)にも、漢字にはつべてルビがついていた。読書人階級への配慮だ。生来頭が良いが、親の資力がない(つまり、家が貧乏)だっただけで、「上の学校」に行けなかった者たちで、しっかり者は、ずっと、そうやって、新聞、書物を読んで、自分の知識と教養を高めた。その真面目な人々が、一国の国民の知識水準を高めた。

 私は、10年の昔、出版社の編集者で、私が書いた文章のゲラ(galley proof ガリー・プルーフ、印刷前の草稿)に、私がその中のあちこちの漢字にルビを振って、読めないであろう読者の便宜(べんぎ)を図ったら、その編集者が、「ルビなんか要(い)らないですよ。こんな漢字は読めますよ」と、言って、私が加えたルビを、目の前で、どんどん消していった。

 それで、私が、即座に、消されたルビの漢字を示して、「それじゃ、読んでごらんなさい」と言って、それらの漢字を数個、書いて示したら、なんと、その編集者は、読めなかった。怒(おこ)った私は、その編集者を、その場で、殴(なぐ)りつけた。その者とは二度と会っていない。その出版社からの仕事は無くなった。 私は、こういう人間だ。 この生き方を、生涯、変えない。

 ですから、皆さんも、読めなさそうな漢字と、自分が読めない漢字には、ルビを振りなさい。それが、他の人々への配慮であり、親切心、注意力というものです。 分かりますか。

 皆さんも、以下に転載する ゆみこ さん のように、すらすらと、素直に、正直に、自分の考えを書くとか、自分が体験した、見聞(けんぶん)したことを書いて皆に知らせる(報告する)ということを、やってください。自分が支持し、サポートしたい、と思う政治家の集会に行って、そのことを、全国各地から、この掲示板に、投稿してきてください。 今は、選挙まですから、必ず、各地で、そういう後援会の講演会をやっています。 

 私たちの学問道場の会員であるなら、そういう報告文を、日記帳を書くように、さらさらと書いて、皆に知らせる、ということも出来ないようでは、読書人階級とさえ、呼ばれない。字を読んで、他の人の文を読んでいるだけの、つまらない人生だ。何のためのネット時代の到来だ。 
 以上のように、先生である私から、学問道場の会員たちに指導しておきます。  

 以下が、その見本、お手本、模範、優れた垂範(すいはん) となる、群馬県高崎市か前橋市にお住まいのゆみこ
さん の 文章です。 これと、全く同じように、ルポルタージュ文のように書けばいいのです。

副島隆彦拝

(転載貼り付け始め)
 
「【報告】群馬県第4区総支部総決起集会に行ってきました 」

http://www.asyura2.com/10/senkyo88/msg/490.html

投稿者 ゆみこ2010 日時 2010 年 6 月 13 日

 ゆみこ2010です。いくつかのコメント欄で告知した群馬県第4区総支部総決起集会に、今晩(H22.6.13) 行ってきましたのでご報告します。 

 政治集会なんて初めてで緊張しましたが、会場は満員で500人くらい入っていたでしょうかね。 盛り上がりました。民主党を応援している人が、ネット上でなく、実際にこんなにいるのだと思うと、なんだか安心しました。

 また、マスメディアが教えてくれない、民主党政権の成果も聞くことができます。 皆さんにも民主党の集会に行くことをお勧めします。

出席: 三宅雪子(みやけゆきこ)衆議院議員、富岡由紀夫(とみおかゆきお)参議院議員、小寺弘之(こでらひろゆき)前群馬県知事 ゲスト:原口一博(はらぐちかずひろ)総務大臣

三宅雪子 衆議院議員のお話: 〇 最初にみなさんが「あのこと」について話せという目線を感じるので言います。もちろんわたしは××××ですが、この3週間本当にいい勉強になりました。 

(ゆみこ:テレビをあまり見ていないので何のことか分からないが、何か、してもいないことをマスコミにでっち上げられたよう。)

〇 小泉政権下で2,200億円 が福祉から削られたが、民主党政権になってそれを戻すことができた(三宅さんは弟さんが障害者だそうで、福祉に力を入れているそう)。

〇 災害時の避難場所である小中学校の耐震性が十分でないので、校舎の耐震補強工事をするよう求めていたが、工事をすることに決定された。
〇 小沢一郎が生みの親で、原口総務大臣が育ての親と思っている。
(ゆみこの感想:三宅さん、さわやかだいね。)

原口総務大臣のお話:〇フィリピンで地デジの日本方式を採用することになった。南米はほとんど日本方式を取っている。「ルールにおける競争」で勝たなければだめだ。スポーツ競技も日本が勝つとルールを変更される。スキー、バレーボールなど。

 同じように金融界でも1989年にBIS規制ができた。当時、世界の10大銀行のうち9つが日本の銀行だったが、このBIS規制(自己資本比率8%以上でないと国際業務はできない)で日本が海外で銀行業務をできなくした。その結果お金が日本国内に還流してきてバブルが起こった。 

〇自民党政権時代に「消えた年金」と言ったら、自民党は「そんなものあるわけがない。あやまれ」 と言ったが、実際には5,000万件出てきた。 現在その半分は記録がもどった。 

〇年金は 国債やいろいろな(外国の)債券を買って、9兆8,000億円失っている。年金の運用を GPIF に丸投げするからだ。 最大のムダ。こういうムダをしなければ、年金は消費税1%分を使えばすむ。 

〇予算の使いきりをやめた。総務省だけで1,000億円あまった。 

〇郵便事業を分社化したら、郵貯がすでに100兆円減っている。 もともと郵政事業には税金がまったく使われていないから、民営化したら税金の節約になるなんてうそ。
今は郵貯と簡保の利益で郵便事業の損失を補っているが、もし郵貯と簡保を切り離して民営化してしまえば、郵便事業に税金を投入しなければならない。

 その額は年間5兆円、つまり消費税の2~3% は郵便事業にあてなければならなくなる。皆さん、郵貯法と簡保法の1条だけでも読んでみてください。 

〇大久保利通は歩いていける距離に3つのものを作った。1.派出所 みんなの安全を守る大切なこと 2.学校 教育が大事 3.郵便局 誰でも通信ができるようにした
○来週、かんぽの宿に関して(ゆみこ:メモが不十分で不明だけど、なにかが明らかになるような質問をするという話だったと思う) 

 JPエクスプレス(副島隆彦注記。郵便局がやっている宅配便だろう) は今年1,000億円の赤字を出してるんですよ! 

〇医療過誤について 3歳に満たないお子さんを心臓手術で亡くした友人がいるが、カルテを改ざんされたようだ。民主党は「患者の権利法」を作った。今までは病院も「衛生法」の範囲であった。 戦後苦しい中で、とりあえずベッドの数はこれだけ、とかの程度の法律だった。民主党が作ったのは、病院の質を高めるもので、患者も守られるし、医者の過労もなくなる。 

〇今までの“義務付け、枠付け“の交付金をやめて一括交付金にする。直轄事業負担金も民主党がやめることができた。 これまでは大都市の建設業者が国から工事を取って、地方の建設業者はその下請けでしかなく、お金はけっきょく大都市(東京)に戻っていくので地方は疲弊するばかりだった。一括交付金にすれば、地方がそのまま必要なものに使える。 地方でお金が回る。 

 以前富岡ゆきお議員と税金1,000億円をかけて作った天下り先の駐車場に視察に行った。 周りにもたくさん駐車場があるので、200台入るその駐車場はガラガラ(20台くらいしかなかった)。天下りした職員は週に何回も出勤しないのに、給料は1,980万円。

〇これは戦後の大掃除であるから、嫌がる人もいるが、やり遂げなければならない。 

〇明治政府は2年で最初の学校を作った。民主党政権も「光の道100%」をやる。ブロードバンドを全家庭に引く。教育が何より大事だ。すべての人々に学ぶ機会を、そして真実を知る機会を与える。 

〇日本はずっと「答えがひとつしかない教育」をやってきたから、排他的だ。これを「問題解決型の教育」にしなくてはいけない。私たちの上には青空が広がっている、無限の可能性があるのだ! 

〇民主党政権は「地域主権大綱」を作る。
(ゆみこの感想: さすが、お話がお上手でした。前置きは短く、民主党の成果をずばずばと並べてくださって、マスコミでは決して教えてくれなくてイライラしていたのが吹っ飛びました。でもやはり阿修羅やなんかで勉強していないと話がわからないかもしれない。)

【参考】

 郵便貯金法 第一条 (この法律の目的) この法律は、郵便貯金を簡易で確実な貯蓄の手段としてあまねく公平に利用させることによつて、国民の経済生活の安定を図り、その福祉を増進することを目的とする。

 簡易生命保険法 第一条  この法律は、国民に、簡易に利用できる生命保険を、確実な経営により、なるべく安い保険料で提供し、もつて国民の経済生活の安定を図り、その福祉を増進することを目的とする。

 小寺弘之(こでらひろゆき、副島隆彦注記。群馬県知事をしていた、自治省官僚だろう。抜け目なく民主党から出て、県知事のあとの、双六(すごろく)のあがり、で参議院議員になろうとしているのか、それとも、本気で、地方分権、地方の復活をやろうとしている人物なのか、まだ、判定できない。副島隆彦注記終わり ) さんのお話:

 群馬出身ではないが、官僚だったので、群馬に赴任したときにいいところだと思った。官僚の人生というのは霞ヶ関と地方を行ったり来たりなんです。群馬の県民性が開放的で、聞けばなんでも話してくれる、聞いてないことまで話してくれる、気に入った。 

〇今は政治に地方の特色が生かされていない。
(ゆみこ:このあと年寄りが何人か会場を出たり入ったりするので、集中力が切れてよく覚えていない。会場の冷房が効きすぎて寒かった。)

富岡ゆきお 参議院議員のお話: 〇民主党政権が成した3つの良いこと 

1.天下りや税金のムダ遣いをオープンにした。アメリカとの密約もオープンにした。これから官房機密費もオープンにしていく。 

2.これまで見過ごされていた人を救済した。水俣病、B型肝炎、アスベストの患者を救済し、シベリア抑留者、被差別者への保障をした。こうした情報の開示やその結果としての救済ができたのは政治・行政の失敗を認めることができるから。今までの政治や行政は「私たちは間違いを犯さない」という姿勢だった。 

3.政治を身近なものにできた。これまでは大口の献金や選挙協力をしないと政治に口出しできなかったが、民主党政権になっていろいろな人の要望を聞いて取り入れている。
 
〇このまま改革を進めなければならない。そのためにも参院選に勝利するぞ!おおー!

(ゆみこの感想:民主党政権がやった3つの良いこと、という風に分かりやすくまとめてくださって、とても良かった。いつも黄色いシャツを着て自転車で町を回っているそうです。やるねえ。)

 帰りに候補者の皆さんに握手してもらいました。わたしは三宅雪子議員と握手して泣きそうになりながら、「わたし小沢さんを応援していて、今日は心配で来てしまったのですが、小沢さん大丈夫でしょうか」 と聞くと、「大丈夫です。この間、会いましたが、いいお顔をしてらっしゃいました」 と答えてくださいました。

 このように、三宅議員は思わず泣きつきたくなる、頼れる感じのお人でした。頼もしいです。本当は「小沢さん大丈夫?」じゃなくて、小沢さんが辞任してわたしが大丈夫じゃないんですけどね。

 とにかく、参院選では選挙区は富岡ゆきお参議院議員、比例区は小寺弘之(こでらひろゆき)さんに投票します。群馬は中曽根弘文(なかそねひろふみ)参議院議員との一騎打ちなんだいな。 以上、報告でした。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。ゆみこさん、最後の、この「・・との一騎打ちなんだいな」が、いいですね。

副島隆彦拝