[16]小沢前幹事長の熊野古道散策について

終夜 投稿日:2010/06/14 20:51

一般会員の終夜と申します。

副島先生が(11)の記事の10で書かれているように、温首相の緊急来日以降の日本政界の動きに強い不安を持っております。

6月9日に小沢前幹事長は、「一兵卒として(中略)微力を尽くしたい」と発言されています。

また、6月12日には熊野古道を散策されました。

「よみがえり」信仰の願掛けをしているような報道が一般的ですが、気になったので検索してみると、毎日jpでは、「参院選後には体を鍛えて、本宮(熊野大社)まで歩きたい。」との談話が載せられています。

また、これも気になったので調べてみたのですが、熊野大社の神徳の第一は「国土安穏」であるとのことです。

合わせると小沢前幹事長の行動は、あたかも「戦争責任者はやらない。」と、アピールしているかのようにも思われるのです。

「馬鹿馬鹿しいこじつけだ」と一笑されるかとも存じますが、米国が戦争経済で国家財政を立て直すというヴィジョンが否定できない情勢のようにも思われますので、杞憂であることを願うばかりです。

余談ですが、普天間基地も問題ですが、それよりも、首都圏に米軍基地があることのほうが、はるかに深刻な問題だと愚考しております。普天間のような地政学上の理由があるとしても、アジア大陸から遠いということくらいしか考えられませんので、主たる理由はやはり、東京を押さえるということ意外には考えられないからです。