[1568]韓国貨客船事故の怪

楊航嘉 投稿日:2014/04/17 21:07

韓国で貨客船セウォル(SEWOL)の転覆沈没事故が起きた。大勢の修学旅行生が乗っており、いまだに数百人規模の人が船内に閉じ込められている。そのわりに、現時点で確認されている死者は9名であり、事故の規模と確認されている死者の差がひどく大きい。

船舶位置情報サイトMarine Trafficでこの事故の位置を確認する。なぜか沈没現場周囲の船が映らない。これは、AIS機器のスイッチを切って捜索活動にあたっているからだ。なぜAISを切るかといえば、救助活動の様子を知られたくないからだ。

以下の画像に示すとおり、現場海面には船が映っていない。

マレーシア航空機の捜索にあたっているオーストラリア西岸と対照的である。

マレーシア機捜索海面は、わざわざ画面を色付けまでして「見て欲しい」というメッセージを込めている。

韓国貨客船の捜索救助活動は、「見られたくない」ことを含んでいるからだ。ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、米軍の強襲揚陸艦ボノム・リシャールが活動に加わっている。(という名目でその海面で何かをしている)

読売新聞の報道によれば、韓国は海上保安庁の支援を断っている。

■引用貼り付けはじめ■

韓国「特段支援はいらない」…海保の申し出辞退
2014年04月17日 18時58分

 安倍首相は17日、韓国の旅客船の沈没事故を受け、朴槿恵(パククネ)大統領に対し、「お悔やみとお見舞いの意を表する。我が国として必要な支援を行う用意がある」とのメッセージを送った。

 これに関連し、菅官房長官は同日の記者会見で、海上保安庁が16日に韓国の海洋警察庁に救助活動の支援を打診したところ、韓国側が辞退したことを明らかにした。日本政府関係者によると、海洋警察庁は「申し出はありがたいが、現在、特段支援を要請する事項はない」と回答したという。
■引用貼り付け終わり■

海上保安庁に見られたくない活動が、現場周囲でなにか行われているのだ。

事故原因についても不審点がある。
事故原因は急旋回による積荷(コンテナ)くずれがおこり、急激に重心点が移動して転覆したものと、韓国海洋警察庁は発表している。これは、日本で一千人以上の死者を出した洞爺丸の転覆原因(貨車の荷崩れ:青函連絡船は貨車を搭載していた)と類似している。
船は、重心が崩れると一気に転覆するのである。

■引用貼り付けはじめ■

<韓国旅客船沈没> 暗礁ではなく無理な「針路変更」が沈没原因?
2014年04月17日13時51分
[Ⓒ 中央日報日本語版]
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17日、韓国海洋警察は珍島沖で沈没した旅客船セウォル号の船長と乗務員らを対象に調査を実施した結果、沈没事故の原因を無理な「変針」による外方傾斜との暫定結論を出した。変針というのは、旅客船や航空機の運航などで主に使う用語で、航路を変更することをいう。

航路を変更するために船首を回す変針点で急激な回転により、旅客船に積載されたコンテナなどが片側にかたよって船が転覆したというのが海洋警察の説明だ。乗客が「ドン」という音を聞き、船が座礁するまでジグザグ運航をしたという証言から推測すると、衝撃音は急な変針で傾いた貨物が船体にぶつかった音だと推定されている。

海洋警察はまた、事故旅客船の出発時刻が当初より2時間ほど遅れ、航路を変えて運航したという疑いについての調査も行っているという。

■引用貼り付け終わり■

この記事で注目すべき言葉は「ジグザグ航行」である。ジグザグ航行とは、船が頻繁に進路を変えてジグザグに走ることである。旧海軍では之の字航行とも言う。

ジグザグ航行とは、潜水艦に襲撃される危険がある場所を船が航行するとき、潜水艦からの攻撃を避けるための機動である。直進を続けて進路を特定されると、潜水艦は未来の予想位置に向かって魚雷を撃ってくる。だから、ジグザグ航行で進路をわからなくするのである。

逆に言うと、潜水艦を警戒する以外の理由で船はジグザグ航行しない。ジグザグ航行をやると自分の進路がわからなくなる。そして、燃料を無駄に使い、機械にも負荷がかかる。

つまり、この貨客船「セウォル」は潜水艦からの攻撃を警戒していたのである。

私は、この韓国貨客船事故の海面では、何らかの軍事活動が行われていたと断定する。それも、潜水艦にからんだ活動があったと断定する。

救助活動の名目があれば、軍隊が移動しても、ヘリコプターが飛んでも、軍艦が多数集まっても、表向きの理由がつく。

軍事活動で沈められたのであれば、危険を察知した乗組員が我先に逃げ出した理由もわかる。事故と異なり、確実に襲撃される可能性が高いならば、乗客を救助しても結局は殺される可能性が高いからである。

今後とも、報道の行間を読んで事態を解析していく。