[1538]【報告文】2月22日、23日に、熱海の副島先生の仕事家で、文章指導の合宿がありました

長井大輔 投稿日:2014/03/04 16:20

長井大輔(ながいだいすけ)です。今日は3月4日です。

 2月22日、23日に、熱海(あたみ)の副島先生の仕事家で、文章の書き方を学ぶために、合宿が行われました。参加者は、六城雅敦(ろくじょうつねあつ)さん、田中進二郎(たなかしんじろう)さん、津谷侑太(つやゆうた)さんと、私(長井)でした。その時の、模様を報告します。

 22日に、田中さんの評伝『西周』、23日には、長井の評伝『榎本武揚』、六城さんの評伝『森鴎外』、津谷さんの論文『二・二六事件は木戸幸一が仕組んだ』が、先生の添削(てんさく)を受けました。

 田中さんと私の評伝は、はじめて、先生の赤ペンが入るので、一人6時間かけて、手直しを受けました。田中さんと私の評伝は、字数が約10000字を超える大論文です。しかし、先生は一文、一文、自ら、読み上げながら、指導してくました。

 先生の添削を受けながら、私は、先生の文章指導は、基本に忠実なものだと思いました。決して、高等な技術を弄(ろう)するというものではなく、徹底的に基礎・基本に忠実に文章を書きなさいというものでした。

 先生の文章術の主眼は、どう書いたら、読者にとって、読みやすくなるのか、わかりやすくなるのか、という点におかれているのだと思います。適宜(てきぎ)、接続詞や助詞、助動詞などの品詞が入れ替えられ、補足されていきました。

 また、今回の勉強会で、私は「、」や「。」といった句読点の打ち方や、()や「」などの括弧(かっこ)のつけ方が、ものすごく大事だと感じました。細部にこだわることによって、読者にとって、読みやすい文章、わかりやすい文章はできあがるのだと思いました。

 文章指導終了後、先生自ら、赤ペン、青ペンを入れて、添削した原稿を頂きました。先生の著書『説得する文章力』に掲載されている原稿のように、びっしりと先生のコメントが書きこまれていました。まさに、『説得する文章力』の実践授業でした。

 先生から直接、文章指導を受けることができて、非常にありがたいことだと思いました。先生から受けた文章指導を、何とかして自分のものとするべく、今後も、努力していきたいと思います。

長井大輔 拝