[1438]筋肉の異常を捉える。

澤田 正典 投稿日:2013/11/06 23:59

 会員番号2953番の澤田正典です。今日は平成25年11月6日です。坐骨神経痛や腰痛、肩こりといった症状は、ほとんどが筋肉異常が原因となって発生しているようです。気導術を学習すると誰でも痛みから解放されるようになりますので、ご存知の方も多いとは思いますが、一応、気道術学会のご紹介をさせていただきます。東京五反田にある東京本部では、超プロによる施術が受けられます。(ちなみに、私自身も気導術による腰痛や肩こりの解消が得意です。ただしアマチュアですが。)

日本気導術学会ホームページ
http://www.kidojutu.com/

 腰痛の場合は、お腹側の筋肉に原因がある場合が多いです。猫背になりやすい方は、腹筋が縮んで固くなっている。腹筋につられて胸の筋肉や大腰筋、太ももの内転筋も引っ張られて、最初は一箇所の筋肉異常であったものが、次第に体全体に伝播していきます。すると、症状としては腰痛や肩こりとして現れたりします。こういうタイプの方は、ラジオ体操で体を大きく後ろにそらせる運動が苦手です。また、交通事故の後遺症などにより、太ももの内側にある内転筋や、ふくらはぎの筋肉などが硬直した場合も、症状は腰痛として現れることがあります。この状態で医者にかかればヘルニアと診断されます。副島先生の場合、書き仕事でいらっしゃいますから、腱鞘炎に関連する筋肉がおそらく、ガチガチになっていたのではないか。腱鞘炎の場合、肩甲骨付近にある筋肉などが重要な役割を果たしています。
 腰痛等の本当の原因となっている、実際に異常硬直を起こしている筋肉の部位には、普段は全く症状が自覚されない場合が多いのです。そこから遠い、一見無関係とも思えるようなところに、腰痛等の症状が出るのです。もちろん、体全体はひとつにつながっていますから、実際は関連があるのですが。
 坐骨神経痛の場合は、太ももの裏側の筋肉を手の指先で触診してみてください。椅子に座ったままで、少しゆっくりと、力を加えながら、大腿骨付近にある太ももの裏側の筋肉を触診します。すると、硬くなったまま伸縮ができなくなっている筋肉が見つかって、触ると痛みを感じると思います。
 気導力(国産の「気」療法のうちのひとつ。)を加えると、筋肉の硬直をその場で解消できます。不思議ですが、筋肉は正常化されます。それゆえ、治療法として確立しているのですが、例えばお風呂の中で血行を良くしながら、硬直を起こしている筋肉を自分で揉むだけでも、もしくは、湯たんぽやカイロなどでその部位に温熱を加えて血行の改善を促すだけでも、自力で改善が図れる場合があります。低温やけどには十分に注意する必要がありますが。
 とにかく、自分自身の腰痛や肩こりといった痛みの症状の原因となっている筋肉硬直を、体の中のどこかから見つけ出すことが大切です。これが見つけられないと、良い結果につながりにくい。
 体の筋肉のケアは、どうやら健康の秘訣であるようです。もしよろしかったら、副島先生も皆様も、一度、気導術による治療もご体験ください。筋肉と痛みの症状の関係を正確に把握しながら、興味深い体験を得られるでしょう。注射器は使わない、手わざだけの治療スタイルです。(「気」は使います。)

 澤田正典 拝