[1384]消費税の値上げは、オリンピックとの抱き合わせ増税だ。すべてアメリカの計画通り。

副島隆彦 投稿日:2013/10/01 13:06

副島隆彦です。

あとの方に 新聞記事を載せる通り、今日の夕刻、閣議の後、安倍首相は、消費税率の8%への値上げを発表する。 
これは、9月8日に、オリンピックを東京(2020年)で開催するという「オリンピック抱き合わせ、日本国民ダマシの増税」だ。 アメリカが、去年の5月から仕組んできた、「帝国の逆襲」戦略の、世界中での動きの一環だ。

私は、今、突貫工事で、その本を書いている。11月初めには、この「帝国の逆襲」は出るだろう。

 その他に、3冊、私の本が、来週からどんどん書店に並びます。歴史の本と、
税金・税制の本と、それから、文章読本(ぶんしょうどくほん)=作文の仕方、技術 の本です。 私が、この7,8、9月に汗まみれになりながら、書いた本たちです。 乞うご期待。  あ、そうだ、「最新版 世界権力者 人物図鑑」(日本文芸社刊)が、今、書店に並んでいます。 パラパラめくって、苦笑あるいは、書店で笑い転げてください。

 私は、最近もらった、私たちの学問道場の会員で、「退会する」と言ってきた人のメールを 以下に載せます。 「さらば SNSI]と書いてきたので、てっきり私と連絡を取り合って交信していた人かと、思ったら、2年間だけ、会員だった人だ。 私たちと考えが合わなくなった人だ。 それなら、それでいいです。 

 ただそれで、「さらば SNSI(エスエヌエスアイ)」と、書かれると、何のことですかと、私は驚いてしまった。  以下の通りのやり取りです。

(転載貼り付け始め)

From: *****
Sent: Thursday, September 26, 2013 6:21 AM
To: ‘SNSI・副島隆彦を囲む会’
Subject: さらばSNSI

 前回の定例会には出席しました。特に徳間書店のフランドル地方の絵画の解説には目からウロコが何枚もポロポロ落ちる気がしました。

 カトリック教団は偽善者の塊(かたまり)で、一刻も早く彼らが過去に神の名のもとにおこなった悪行の数々を世間の白日の下に引きずりだし、徹底的に糾弾し、今や何の正統性のない権威を完膚なきまでに失墜させなければならない。

 ただ、締めくくりが良くなかった。デカルトを賞賛する発言をされていましたが、デカルトの思想は一歩間違えば人間を不幸に陥れる、また、そうなりやすい危険なものです。人間の理性(りせい)は万能であり、人間が考えた考え出した制度、方法、科学技術を全世界に行き渡らせれば人類は幸福になるという、一見もっともなようで共産主義へと繋がる悪の思想です。

 フランス革命の蛮行、共産主義国の完全なる失敗や非人間性を見れば、人間の考えだしたものがいかに愚かであるかを何度も痛感させられます。

 人為は大したことを到底為しえない。無数の祖先・先賢が残してくれた伝統・文化・慣習をできるだけ守り、どうしても時代に合わなくなった部分だけを熟慮のうえ少しずつ漸進的に変更するという慎重な態度を保持すれば、人類は善悪が共存しながら、そこそこ幸せな暮らしができる。この事実は有史以来の不変の真実であり、だれも否定できない事実です。

 こちらの研究会の業績は真摯に真実を追究し、歯に衣着せぬ鋭い言説で世間に蔓延る先入観・偽善・欺瞞をえぐりだし、数々の剥き出しの真実を暴きだしました。その功績は大変大きく、どんな圧力、既得権益側の批判にも屈せず、精力的に出版・講演活動をなさって来られたことには最大限の敬意を表します。

 しかし、最近の御研究会の主義主張にはきっぱりと反対し、ここに決別の意思を表明します。若い方を応援したいのは山々ですが、今年限りで会員を退会することをここに宣言します。

 副島先生を始め、御団体はやたらに中国びいき過ぎます。わたしの冷静な目で見て、かの国を過大評価しているように思えてならないのです。NHKと朝日新聞という日本では権威を持つメディアがことある毎にまるで共産中国や韓国、北朝鮮の代弁者かのような報道を垂れ流している。全く獅子身中の虫とも言える内なる敵は即刻解散させるべきです。

 あまりにも剥き出しの敵意、挑発、反日行動を繰り返し、あからさまに自国民に戦争を煽(あお)る国は世界中を見回しても上記3国以外ありません。中国のかなり信憑性に欠ける統計を鵜呑みにし、13億の巨大市場というありもしない幻想に日本だけでなく、欧米までひたり、中国の蛮行、非人道的な虐殺に目をつぶっていました。

 しかし、中国の張りぼて経済が明らかに失速し、貧富の差の極端な開きが隠しようもなくなり、暴動・労働争議は中国全土で無数に毎日のように発生しています。いくら当局が検閲してもネット社会の力を止めることは不可能です。

 いくら高層ビルが林立し、表面上まだまだ成長しているように見えてもほとんどがゴーストタウンで、銀行融資の焦げ付きで来年あたりには経済はクラッシュするとわたしは予想しています。 幸い中国元はローカル通貨だから世界的な恐慌に発展する可能性は低いでしょう。

 まして、今回の定例会開催に際して絶対に許せないのが、あの売国汰で裏切り者の孫崎亨(まごさきうける)をゲストに呼ぶことです。媚中(びちゅう)、媚ロシアの外交官は纏(まと)めて即刻首にして国民の前で土下座をして謝罪させなければならない。

 「戦後史の真実」はタイトルにこれほどふさわしくない本はないというほど逆のことばかり書いてあって、噴飯(ふんぱん)ものです。こんな超A級戦犯を持ち上げるなど、御研究会の正体見えたりです。

今後一切係わりを絶ち、あなたがたを反面教師として生きていきます。永遠にさようなら

****

**** さまへ

副島隆彦から

 「さらばSNSI」 のメールをありがとうございます。

 貴兄が、学問道場の会員を今後はやめるとの決意表明の メールを私はいま読みました。ご自分の判断であり、それをこのようにはっきり表明なさったのですから、今、私が申し上げるべきは、この文面のまま、ご自分で、 重たい掲示板の方に投稿してください、と お願いすることです。

 それが何かの事情で出来ない、ということであれば、私、副島隆彦が、そのようにします。事情を書いて仮名にしてくれ、ということであれば、そのようにします。  そうでないならしばらくしまして、貴兄の実名のまま、私が載せます。

 言論は実名で、堂々となさなければいけない。 このことを私、副島隆彦は、学問道場が始まって以来の 理念のひとつとしてやってきました。  今は**さまとメールでの議論、意見の交換はしません。 私からの反論も長くなります。  

 貴兄が、「媚中」(びちゅう、こびちゅう、媚びる中国へ。私、副島隆彦はこのコトバを10数年前に、創作、造語した文芸春秋の編集長をよく見知っています) という言葉をお使いになる、ということは、貴兄が、決めつけてしまうならば、産経新聞、文春一派の立場の人です。

 きたない、気持ちの悪い、貧乏な、何をするかわからない中国への嫌悪感というものを ご自分の信念にまで高め、 文明論的な長さでの思想としての決断だと、言われるのなら、私が、石平(せきへい)氏と対談した最新の「中国人の本性」( 李白社刊) を、最後にお読みください。 

 人間が涵養(かんよう)すべき思想、学問、知識というものは、長い長い歴史を背景にすべきものだと、だけ副島隆彦は最後に申し上げます。

貴兄、****氏とは、私は、過去に何度かメールのやりとりをしたことがあるのではないか、と微(かす)かな記憶で申し上げます。  残念ですが、これで、お別れです。それぞれの道を 生きてゆきましょう。   

 その前に、以下のご自分の意見表明を、どうか重たい掲示板に自由にお載せください。 考えが合わなくなったらその意見表明をした上で静かに去る、というのも、学問道場の 設立、建学以来の理念のひとつです。

副島隆彦拝

From: ********
Sent: Friday, September 27, 2013 6:29 AM
To: ‘副島隆彦’
Subject: 早々にご返事ちょうだいいたしまして、大変恐縮しております

副島先生初めまして。

 先生の精力的な執筆・講演活動は、名声や肩書はあっても実は臆病で、失礼ながら頭が悪い評論家や教授の貧相な文章や卑怯な行動に比べれば、日本で屹立(きつりつ)する立派な業績であります。広く深いご学識は到底わたしのおよぶところではなく、尊敬しております。

 先生のお姿を拝見したのは、あとにも先にも前回の「ふざけるなマイケル・グリーン」のときだけです。きっちりと折り目正しく挨拶される立派な方だなあ
と感心いたしました。

 ただ、やっぱりこの期に及んで、中国の肩を持つ姿勢には断固反対します。
わたしの貧弱な頭を振り絞って考えるにまもなく共産中国は崩壊します。近隣アジア諸国はもちろん遠くアフリカ諸国でも中国人は嫌われて排斥されています。

 3000年近く皇帝と宦官(かんがん)や側近が人民を虐げる独裁王朝が交替し官吏は上から下まで腐敗し、不正蓄財に勤しむことしか頭にないのが中国の実態です。民衆も海外旅行先でマナーが悪く、傍若無人の振る舞いをして、行く先々で顰蹙を買っています。

 一見、近代国家に生まれ変わったように見えても所詮は表面だけ。内実は太子党と共青団(きょうせいだん)が支配する独裁国家で、全く本質は変わっていません。

 時間が尽きました。重たい掲示板に、わたしなりの知識を総動員し、拡大版の送別の辞を今週末に投稿することをお約束します。しばらくご猶予いただけますでしょうか。   ****

****さまへ

副島隆彦から

お返事のメールをありがとうございます。
 それでは、**さまの 書きたいように書いて 重たい掲示板に意見表明してください。

 その際は、題名を 大仰な 「さらば」などと、お書きにならないでください。 それほどの深いお付き合いを貴兄としたことはないと、私、副島隆彦に分かりましたので。貴兄の意見を自由に書く際に、私からのメールも載せてください。 

 最後に私が言いたいのは、貴兄が、現在の共産主義の体制の 中国を敵視し
警戒するのは分かりますので、お書きの「中国の肩を持つ姿勢には断固反対します」は、理解できるのですが、

 私が、疑問を持つのは、それで、中国がこれから勝手に崩壊するとか、打ち倒されると、本気でお考えなのか、です。 私はアジア人とうしとして これからも共に平和に生きて行かなければいけないと考えます。

 私が、一番、貴兄に反論したいのは、 どうして、そんなに中国人や朝鮮・韓国人を、見下だす精神構造を産経新聞や文春やWAC出版「Will」誌で書いている人たちはしているのか、です。

 自分よりも劣った、貧しい者を作って、ひたすら見下げることで、溜飲(りゅういん)を下げているとしか私には思えません。  そのくせに欧米の白人文明に対しては、劣等感情がものすごいものだから、一言も何も言わない。 

 とくに 今の横暴極まりないアメリカに対して、**さまは、一言も批判しない。なぜなのか。 それほどに切実に アメリカさま にしがみついて、守ってもらわないと日本は生きていけない、とお考えなのか。 このことまで、書いてください。

 泥臭い、汚(きたな)らしいまでの 現実の世の中を受け入れることから自分の人生を始めた、 日本の小さな経営者や自営業者たちは、自分も人にひどいことや騙(だま)しや、ズルいことや、残酷なことをすることでようやく生き延びているひとたちだから、特に、自分が雇ってこき使っている従業員たちとの
関係がものすごく厳しいものだから、それで、 そのはけ口を、 「中国、北朝鮮、日教組(にっきょうそ)たたき」に求めるのではないか、と、私、副島隆彦はずっと思っています。 

 自分が使っている従業員とは 絶対にケンカできませんから。 **さん、私からの この問い掛けにも 答えてみてください。それでは、最後に重たい掲示板への自由な意見表明をしてください。 私は弟子たちと学問道場をこのまま粘り強く続けて行きます。 遠くから見守ってください。

副島隆彦拝

From: ****
Sent: Saturday, September 28, 2013 7:27 PM
To: ‘副島隆彦’
Subject: 敵視しているのは日本の方ではなく、中国・韓国・北朝鮮です

先生、一体どうされてしまったのですか?

 日本はいくら友好的に接しても、向こうが一方的に嫌うだけです。中国に好意的な日経ニュースでさえ、2014年中に地方政府がデフォルトする可能性が高いことを習近平自身が認めていると報道しました。

 わたしもアメリカは憎いし、かならずしも日本に友好的でない国民が多数
いることは残念です。しかし、アメリカの支配の方が中共のそれよりはるかに
ましです。いくら牛耳られているとはいえ、一応普通選挙が実施されており、
民意は反映されています。

 中国は一党独裁ではないですか。その方がいいと先生はおっしゃるのですか。チベットやウイグルのように日本民族が根絶やしにされ、伝統文化や文字がなくなるのは必至です。

 先生の最近の予想はそんなに精度がよくないです。もう、完全に秋なのに
ユーロ圏の混乱はそれほど目立っていません。もう、議論はよしましょう。
メールももうたくさんです。道場への投稿もやりません。さようなら

****

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 このメールのやり取りにある通り、私たちは、10月26日(土)に 今、精力的に評論活動を続けておられる 孫崎享(まごさきうける)氏を お招きして、学問道場の会員向けの定例会(=講演会)を開きます。

きっと興味深い、この国で最先端のお話を聞けると思います。多くの会員が集まってくださるようお願い申しあげます。この集まりが、この秋の私たち学問道場の大きな集まりなのですから。

副島隆彦拝

・「副島隆彦の学問道場」第31回定例会
演題:「『戦後史の正体』と『属国・日本論』を語り尽くす」
講師:孫崎享、副島隆彦
開催日:2013年10月26日(土)
会場:東京・御茶ノ水「全電通労働会館ホール」
開場:12:15~

・上記定例会(10/26)へのお申し込みはコチラ↓
http://soejima.to/cgi-bin/kouen/kouen.html

(転載貼り付け始め)

〇「 首相、消費税8%表明へ…景気回復基調が鮮明に」

読売新聞 2013年10月1日(火) 12時6分配信

 政府や日本銀行による経済指標が1日午前、相次いで発表された。

 このうち、企業から見た景気動向を示す全国企業短期経済観測調査(短観)は、「大企業・製造業」の景況感がプラス12とリーマン・ショック以降最も高い数字を記録し、国内景気の回復基調が鮮明になった。安倍首相は経済の安定成長にメドが立ったとして、1日午後の政府・与党政策懇談会の場で、消費税率を2014年4月から8%に引き上げる方針を明らかにする。

 消費税率の引き上げは1997年4月以来2回目で、上げ幅3%は前回を上回る。安倍首相は1日午前、自民党本部での党役員会に出席し「本日昼、消費税の取り扱いについて決定する」と語り、午後1時からの政府・与党政策懇談会で引き上げ方針を明らかにする考えを示した。石破幹事長は役員会後の記者会見で「政府・与党が一体でやっていかねばならない」と述べ、首相の判断を支持する考えを強調した。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝