[1179]国債の税金での返済、社会保障と税の「非」一体改革
【社会保障と税の「非」一体改革!】【増税に反対か賛成か!】
社会保障を人質にした、消費増税の議論は、国民への詐欺行為である。
一緒くたにした言いかた自体が、国民への口封じであり、思考停止への誘導だ。
「老後」や「次世代へのつけ」という言い方に、騙されないようにしたい。
国債の負担を税金に求めるならば、詐欺的ないい方はしないで欲しい。
社会保障は行い、その資金は、まずシロアリ退治で捻出する。
この思いは、選挙が終わっても変わらない。
なぜならば、シロアリ退治がまだ不十分だと思うからだ。
「16兆8千億円」の捻出は、今回の選挙結果として、
「出来ない事を言っただけ」という総括で良いのだろうか。
「天下り」「わたり」「シロアリ退治」、「特別会計」で、「16兆8千億円」。
私は、それ以外にもシロアリはいると思う。
病院に行って、欲しくもない薬を渡される時、
道路工事で渋滞を体験する時、
無駄じゃないの?と疑問を抱く事がある。
実は、無駄では無いかもしれない。
本当に無駄なのかもしれない。
私達みんなが、シロアリとなりうる。
わたし自身が、シロアリなのかもしれない。
事業仕分けでは、問題の深堀りが不十分だと感じる。
社会保障改革は必要だ。税金とは切り離して考えれば良いのではないか。
社会保障や公共事業でも、無駄がないか、
別のやり方、別の事業がないか、見直しは必要だ。
既得権益が勝手に人のお金を略奪して、恣意的に使う事は許される事ではない。
ろくな使い方をしないなら、盗らないほうがよい。
増税と歳出削減はダブルパンチとなる。
では、減税とシロアリ削減ならばどうだろう。
シロアリ削減が間に合わないのなら、税ではなく、いままで通り国債で補えば良い。
ただし、日銀外債購入はしない。金利の問題や、実質踏み倒しにあう恐れがあるからだ。
アベノミクスはなぜ消費増税なのか。なぜインフレターゲットなのか。
法人減税という考えがある。
法人減税は、外資の呼び込み?設備投資への誘導?
「株式投資家の立場から見ると」
配当金の確保の為。と言ったほうが、すっきり理解できる。
自分にとって、その「権威」が有益かどうかは、自分自身で考えよう。
いま、労働者でもあり、株主でもある人は多い。
年金生活をして、資産運用を誰かにお任せしている人もいるだろう。
庶民への「生活」圧迫が、格差意識をつくりだす。
格差意識は、金持ちに向けられているものではない。
格差意識は、大資本に漠然と向けられている。
議会制民主主義は上層市民だけのものなのだろうか。
(以下引用)
「特権階級との妥協が、いつのまにか、その特権階級による市民の支配となり、
その市民が民主的な力と対立するものになっていった。」
以上引用:『都市の論理 第一部歴史的条件』 羽仁 五郎 V自由都市とその崩壊 より。
戦後レジームの脱却とは、
資本主義体制(影響下)での、天照神(カミ)権、立憲君主、官僚専制政治を目指しているのだろうか。
その権力の暴走を防ぐ装置として、日本の民主主義は機能していけるのだろうか。
民主主義が根付く前に、都市崩壊のときにみられる状態に導かれ、芽が、目が、潰されている。
庶民・平民には、政治は似合わないのだろうか。
「庶民」は簡単に「おかみ」に脅され、懐柔され、喰いものにされてしまうのだろうか。