[1169]福島本部活動日誌です109

吉見 おさむ 投稿日:2012/12/19 16:39

以下に、MLに投稿した内容を転載します。

(転載始め)

2012年12月7日の日誌です。

まあまあの大きさの地震があり、磐越東線が止まりました。
これを受けて、灯油の備えを、もう少し余裕があるように増やしました。
外のボイラー用のタンクも含めると、100リットルはいざという時に使えます。
なお、日本全国で大騒ぎだったようですが、去年に2回は今日より大きな余震があったので、なんだか慣れてしまいました。

レシートの整理をずっとやっていました。
ホチキスの芯を大量消費できました。

寒冷地の災害時には、乾電池かチャッカマンで点けられる(つまり電気を一切使わない)灯油ストーブは必要だと思います。
・・・だから、災害直後の記憶が強かった昨年に買った灯油ストーブは、定価より高かったのだと思います。
毛布だけでは足りないです。(多分、外に毛布だけで寝ると、死ねます。)

(転載終わり)

(転載始め)

2012年12月9日の日誌です。

一日のほとんど、軽めの雪が降り続いていました。
一部積もっていまして、少しだけ雪かきをしました。が、あまり意味はありませんでした。

午後11時40分、多数のパトカーが警戒区域に走って行っています。
あすから、大熊町の警戒区域の見直しが行われるので、その際の見回りだと思います。
http://www.47news.jp/CN/201212/CN2012120901001605.html
http://www.minpo.jp/news/detail/201212095370
また、普通の車も多数走っていったので、それらはマスコミ関係者の車だと思います。
ほぼ人の住んでいない山の方の地区は、昼間は立ち入りが出来るようになる筈です。
ただ、新聞記事には「バリケードが設置される」とありましたので、本当のところはわかりません。

(転載終わり)

(転載始め)

2012年12月13日の日誌です。

12月10日から大熊町の警戒区域が再編されましたので、行ってみました。
なお10日と11日は、台風並みの防風で道路の雪が巻き上げられ、吹雪のようになっていたので、遅くなってしまいました。

国で除染中の都路の汚染土置き場は、青い土嚢がかなりの量になっていました。
(・・・なんだか、野焼きの匂いがしたのですが、・・・枯葉や除去した枝は燃やしてはいけないはずなのですが、・・・・・・気のせいだったのかもしれません。)

288号線沿いに、選挙の立て看板がありました。
道路脇の田畑は、荒地のまま放置されているところは、ほぼありませんでした。
これが除染によるものなのか、トラクターを持ってきて耕したのかはわかりませんでした。
(おそらく前者だと思います。)
288号線の隣にある木は、枝を豪快に除去されているか、切り倒されていました。

家屋を除染するためのタンクローリーが10台近く停まっていました。

一部の側溝は、完全に土が除去されていました。

道路を洗浄するための車両?が置いてありました。

写真のものより大型のものが、加藤商店の反対側に停まっていました。

以前汚染検査場になっていた所は、プレハブが撤去されているところでした。

ここに大熊の見回りの人がいて、どこに行くのか尋ねられました。

汚染検査上だったところの300m先が以前の検問だったのですが、何もなくなっていました。

大熊と都路の境は、陽当りが悪く、道路が凍結していました。
(ここをやっと見られて、一寸感動しました。)


大熊の峠を超えた先は、大変急な坂になっていました。
大熊に400mほど?入った所にバリケードがあり、見張りの人がいました。
ですので、地図上では避難指示解除準備区域になっている地区でも、大熊の人以外は入れませんでした・・・。
http://www.minpo.jp/news/detail/201212115374
http://www.youtube.com/watch?v=SRYH5RWWRJc


(町境にあった看板の「広場」の所がバリケードの設置場所と思われます。

(転載終わり)