[1038]え。「お金」と「性」ですか。

川本 真都 投稿日:2012/07/28 22:42

こんばんは。川本真都です。
わたしの求めるスピリチュアルは、たぶん全然違います。

お金と性は、普通に地球人をやってれば、それなりに関わることができます。
お金にしても、性にしても、満足がいかないというのは、やり方が下手とか、
切り替えが下手とか、人脈が作れないとか、基本的にそういうレベルの問題に
過ぎないと思う。

わたしの考えているスピリチュアルワールドは、いまこの場所で、副島先生が
やっていたり、孫崎さんが話題をさらっていたりする、「じゃあ、ほんとは
いったいどうだったんだ」というのに、似ています。
みんなが思ってるような、世界と違う。ほんとは、~だったんだ。
おれは、それを知っている。
という世界を追求することです。

目を瞑むれば別の世界への扉が、瞼の裏に広がっているんだよ。
と、いう世界です。目的は?別の世界があることをしらないで、
それこそ、お金とか性とかを含めて、いま自分たちを取り巻く社会の慣習が、
絶対的な価値ではないと知るためです。

で、それは、いずれはいつかどこかの時代のスタンダードになるかも
わからないが、少なくともいまはそうじゃない価値観などが含まれるわけです。

だから、昼間はじっといまある社会に最低限度の適応力を示しつつ、
個人の時間を利用してこつこつ研究するのです。

そんな中でたとえばわたしが公の場所で問いたいのはなにかとすれば、
「なんで死ぬのが怖いんですか?」

だって、死んだあとのことなんて、だれもわからないし、
ほんとは死ぬのが怖いんじゃなくて、死ぬ前に痛いのが絶対に怖い。
とかね。あるいは、病院のベッドの上で悶え苦しみながら息絶えるのを
横で見なくちゃいけないのが、ものすごい恐怖。その悶え死にを見たあと、
ずっと悪夢にうなされるのが恐怖。とか。
それより怖いのは、エアコンも効かないくされたようなあばら家で、
夏の盛りにひとりで惨めに餓死することを想像したらすごい恐怖。とか。
結局、死ぬことよりも、死に至る過程の苦しみが怖い。
ほんとはそういうことじゃあ、ないのか。
それに近い状況は、都会にはきっと山のようにあるだろう。
でも、地方にはそんなに、ないんだよなこれが。とかね。
(いや、もちろんあることはあります、地方にも。でも、たぶん
都会よりは、少ないでしょう。)

そういう、想像上の恐怖と現実世界の境目が、いつのまにか都会と地方の境目に
置き換えられるのが、わたしにとってのスピリチュアルなんです。

たまたま川端さんが、面白い問題提起をしてくださったので、
わたしも意見を書いてみました。