[1016]ご質問感謝致します。
本多俊一 様
ご無沙汰しております。私が、「副島隆彦の論文教室」に文章を投稿させていただいた際には、その文をお読みいただきご質問をして下さったことを記憶しております。
文章を書くようになって感じることですが、自分が書いた文章に対してリアクションをして下さる人物の存在はとてもありがたいことだと思っております。
今回も、ご質問をしていただき、ありがとうございます。
ご質問の内容
>はてさて、どのような組織(山口組?)に、田中角栄氏が暗殺されたと思った経緯は、いかほどでしょうか?。
に対する返答をさせていただきます。
まず、私は2011年の6月に西日本のとある県に住む、とある人物と川崎でお会いしました。
その人物の職業は理科系の科学者で、その業界では有名な人だということです。
その人物と川崎でお会いしてお話をし、ありがたいことにそのお方が私にもう一度会ってみたいと仰って下さり、2011年の7月に私の実家で再びお会いしました。
そして、2度目にお会いしたときにその科学者さんから、「世間で陰謀論と言われている都市伝説があるが、あれは事実を曖昧にするためのカモフラージュだ。権力者側に金銭で買収されている都市伝説作り屋、いわゆる陰謀論者と言われる人間たちがいる。たとえば、ベンジャミン・フルフォードというのがそれだ。」
という話を直接お聞きしました。
私は、ベンジャミン・フルフォード氏の著作を何冊か拝読したことがありますが、その中に「私(ベンジャミン・フルフォード氏)は在日暴力団の組長さんたちにインタビューして聞いたのだが、ヤクザは大物政治家を暗殺するときに毒針付きの指輪を使うようだ。その指輪を指に嵌めて殺しの対象と握手をして毒針を刺す。その毒針を刺された人間は10日後くらいに脳梗塞やら心筋梗塞やらで死ぬのだそうだ。田中角栄などはそうやって殺されたという。」というような内容の文章が書かれてあったことを記憶しております。
フルフォード氏の著作は今は手許に無いのでどの本に書かれていたかは覚えていませんが、誰かとの対談形式で書かれた文章だったと思います。
私は、上記の科学者さんから「フルフォード氏は実は権力者側の人だ。」
という話を聞いて、いかにも正義の味方を気取るどうにも胡散臭さが消えないと感じていたフルフォード氏の存在が、実は権力者側の「隠れエージェント=都市伝説作り屋」なのだと考えるとしっくりくると考えました。
世界権力者の具体的な名前を挙げず、「闇の権力者」という曖昧な言い方で真実をカモフラージュする仕事をしているのではないかと私には思えてならなくなり、現在に至っております。
尤も、「フルフォード氏が隠れエージェントであるという客観的物的証拠を出せ」と言われましたら、ありませんとしか言えません。
田中角栄氏が暗殺されたと思った経緯は何か、ということですが、上記の
「事実を曖昧にするためのカモフラージュが都市伝説=陰謀論だ」という理解に則り思考しますと、「在日暴力団が大物政治家・田中角栄を暗殺した」という事実をカモフラージュするため「権力者側の隠れエージェント(とされる)フルフォード氏が、いかにも胡散臭そうな暗殺器具(毒針付きの指輪)で田中角栄を暗殺した」という都市伝説=陰謀論を創作し、世間に流したのではないか、と私は考えた次第です。
それともう一つ、私の知人に山口組の枝の組(きっと第三次団体くらいです)に関係を持っていた者がいるのですが、その者から「暴力団がやった社会の表に出してはならない事柄は、わざと都市伝説にして世間に流す。都市伝説にすれば、世間の人は胡散臭がって信じなくなるから。」という話を聞きました。
しかし、その男は「山口組と兄弟盃を交わしたのは俺が関係を持っている組だけだ。」などと言っていました。
山口組の組長と兄弟盃を交わした第二次団体の直参組長は日本全国に多々いるのだという事実を知らずに「俺んとこの組は凄いんだぞ。」的な態度で威張って私に話してきました。
しかも、その男が関係していた組の名前を調べましたが、山口組の直参に名を連ねていませんでした。
その程度の男が言っていたことゆえ、2つ目の理由は少々信憑性が弱いかもしれません。
しかし、1つ目の理由の根拠になっている話をして下さった科学者さんは、
その業界においては世界的に知人がいて有名な人であり、言っていることも(私としては)筋が通っていて辻褄が合っていると感じることが出来ました。
以上、私が田中角栄氏が在日暴力団によって暗殺されたのではないかと思うに至った経緯です。
説明に必要であると判断したため暴力団の話を多くしましたが、もしそれによって気分を悪くされましたら大変申し訳ありません。
私は、暴力団(副島先生いわく、社会の問題児を拾う福祉団体)の存在を肯定する気はありませんし、ヤクザがやっている黒いこと(暴力を伴う債権強制回収など)を肯定する気は断じてありません。
これらは、リバータリアニズム違反ゆえ。
上記の組に少し関係していた者との関係も完全に断ち切りました。
しかし、この世に人種差別と愛情の欠如というヤクザ・マフィアを生む基盤が存在する以上、必然的にその人々を受け入れる場所=暴力団が必要になってくるのだろうと客観的に判断しています。
この世に差別がある以上、きっと暴力団はなくならないのだと思います。
以上です。長くなりまして申し訳ございません。
尚、今回はメールではなく重たい掲示板にて質問を受けましたので、重たい掲示板に投稿する形で返答させていただきました。
それでは、失礼します。
加地龍太 拝