ポクロウシクが陥落して、ウクライナの降伏、敗北がはっきりした。欧米メディアはほとんど沈黙。
副島隆彦です。今日は、2025年11月11日(火)です。
ロシア・ウクライナ戦争で、ウクライナの敗北が、決定的となりつつある。
以下に載せる記事と YouTube の動画から、ドネツク州の ポクロウシクの都市の 戦闘で、ロシア軍に包囲されたあと、ウクライナ軍が数千人規模でロシア軍の捕虜になったようだと分かる。 ポクロウシクは、9日に陥落した。

ロシア軍、8倍の戦力で猛攻 東部要衝で防衛線を突破
出所:東京新聞 2025年10月29日
ロシア政府は、この勝利宣言を前提に動いている。プーチンが 軍の幹部たちと、勝利を祝う動画も出ている。 ロシアの勝利を示す 証拠の映像が、ユーチューブにたくさん上がっている。だが、主要な西側メディア(欧米、ウクライナ政府と、西側メディア、EUの政府たち)は、まだ敗北の報道をしない。
「ポクロウシクは、まだ陥落していない。ウクライナ軍が強力に反撃している。ロシア側に多くの損害を与えている」と強がりを言っている。しかし、もはや、ポクロウシクでのロシアの勝利は確実だ。 以下のユーチューブの動画がはっきり真実を描いている。
(転載貼り付け始め)
〇 「 ロシアの大規模攻撃でウクライナ全土が停電 キエフの街が闇に沈む中、ゼレンスキー政権に亀裂が走る 」
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。ウクライナのゼレンスキー大統領は、あの「蛙(かえる)の面に小便」のまま、強気で戦争を続ける演説を続けている。だが、その周りにいる、テレビに映る他の閣僚と軍人トップたちの表情は、全員、重苦しい。ゼレンスキー以外は、全員、顔面がこわばって、「もう負けだ」と顔に書いている。
ウクライナ国民も、もうもはや、停戦(シース・ファイア)どころか、ウクライナの ロシアへの降伏までも受け容れそうな気配だ。「もうこれ以上のウクライナ兵の死傷を望まない。それよりはロシアに降伏する方がいい」という国論に、急激に変わっている。
だから、ウクライナの敗北の受け入れと 降伏(サレンダー)は、もはや決まった。あとは、このあといつまで戦闘が続いて、それで、降伏ということになるか、だ。 すでにウクライナ軍の司令部は、政権の戦争の継続の命令に従わなくなっている。
(転載貼り付け始め)
〇 「 ポクロフスク陥落目前、包囲されたウクライナ軍が絶望の脱出を試みる中で崩壊する防衛線と、ウクライナ内部で高まるゼレンスキー政権の対応 」
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。ウクライナの国民は、もう3年9か月続いている、戦争を止(や)めたがっている。ほとんどのウクライナ国民は、もう戦意を喪失している。それよりも自分たちの命が大事だ。
ポウロウシクが陥落したので、次の戦線は、ドンバスの主要都市クラマトルスクである。その前に、クピャンスクとシヴェルスクも、すでに包囲が始まっているので、もうすぐ陥落するだろう。
このままウクライナ軍が後退すると、次の防衛線は、ドニエプル河という大きな河の向こう側(対岸)ということになる。だが、その前に、ウクライナ側の降伏が迫っている。ロシア軍が、首都キエフまで、このまま進撃してゆく道筋が見えて来た。
11月8日の、キエフへのロシアの500発以上の巡航ミサイルによる大攻撃で、キエフのほとんどの発電所が破壊された。だから、ウクライナ側は、非常用のディーゼル発電で、政府機関のビルを照らす以外は、ほとんど真っ暗だ。
これで、ますます、ウクライナの敗北がはっきりして来た。 このまま後(あと)数か月、ウクライナが持ちこたえることはない。 だから、ゼレンスキーが、外国に脱出して、まさしくゼレンスキーを最後まで護衛したまま、イギリスに到着するだろう。
この戦争の一番、始めから、この凶悪な男を、英国のタヴィストック心理戦争研究所で、完全に洗脳して、ウクライナに送り返して大統領に据えた。それ以来、ずっとこのゼレンスキーを守って、あやつってきた、SAS(特別空挺部隊の007のようなMI6の英国家情報部たち)の特殊部隊が、今も戦争を継続している。
今度のポクロウシクの敗北は、決定的である。このまま、ウクライナの敗北、降伏に繋がる。このことがはっきりした。ウクライナ敗戦がはっきりした段階で、トランプ大統領が出て来て、仲裁して、この戦争の終結を、ロシア側の主張のとおり、東部のドンバスの4州をロシアに渡すだけでなく、キエフに親(しん)ロシアの政権を誕生させるだろう。
それまで、あと3か月ぐらいだろう。他のEU(そのままNATO)の首脳たちは、押し黙ったまま、何も言えないだろう。あれほど、ウクライナを支援し続けて、自国の中古の兵器(ミサイル、戦車など)を在庫一掃で、全部、ウクライナに供与した。
それが今では、全員、黙りこくって、ウクライナ戦争での、自分たちの敗北を、認めないで、知らん顔を続けるだろう。本気でウクライナを応援して、自らウクライナ戦線に参加したような者たちは、世界中で、大きく落胆する。
それでも、この反共右翼の、世界反共同盟(せかいはんきょうどうめい、WACL ワクル と 統一教会 Moonies )の連中は、このあとも、活動を続ける。日本の高市政権に表れる統一教会の性質も、その一部だ。
11月7日に、高市首相は、その本性(ほんしょう)を現わして、「台湾有事 があれは、それは日本の 存立危機事態である」の答弁をした。日本を中国との戦争に、扇動する動きを見せた。
(転載貼り付け始め)
〇 「 ウクライナ東部の要衝ポクロウシク、ついに陥落か 戦略的価値低くても「象徴的な戦い」へと変質 」 2025年11/9(日) CNN
(ここに記事の写真を貼ってください)
ロシア軍によるウクライナ東部の要衝ポクロウスクの制圧が目前に迫っているとみられる
(CNN) ロシア軍が、ウクライナ東部の要衝ポクロウスクを制圧する寸前まで来ているとみられる。ポクロウスシクの占領は、ロシアのプーチン大統領にとって1年9カ月にわたって追い求めてきた象徴的な勝利だが、その代償は極めて大きい。
要衝ポクロウスクで激しい戦闘 ロシア軍が市内への侵攻に成功したことで、戦闘はここ数日で激化。ポクロウスクの陥落はほぼ避けられない情勢となっている。同市の戦略的な価値はすでに大きく失われているものの、ロシアにとっては2023年以来最大の戦果となる見通しだ。
ウクライナ側は11月5日、ポクロウスクでウクライナ軍が包囲されたというロシアの主張を否定し、ロシア軍の前進を阻止するための作戦は続いていると発表していた。しかし現地の兵士たちは、ますます厳しい状況に言及した。

破壊されたポクロウスク市を捉えた航空写真=10月7日
ある大隊の司令官は安全上の懸念を理由に匿名でCNNの取材に答え、「状況は厳しく、市街地ではあらゆる種類の戦闘が行われている」「ほぼ包囲されているが、我々は慣れている」と述べた。別の兵士も名前を伏せた上で、「ロシア軍が多数の兵士を率いて前進を続けている」と語った。
ウクライナ軍ドローン部隊の兵士によれば、「ロシア軍の動きが激しく、ウクライナのドローン操縦者は追いつけていない。ロシア軍は3人1組で進み、2人が倒されても1人が街に到達して拠点を築くという前提で動いており、こうした集団が1日におよそ100組も通過することがある」という。
象徴的な戦い
兵士2人を犠牲にして1人を前進させるという主張は一見、理解しがたい。だが、ポクロウシク周辺で非常に多くのロシア兵の犠牲が出ているという国際的な研究者の観察と一致している。同市の制圧が戦況に与える実際の影響は限られているにもかかわらずだ。 ポクロウシクの戦いはもはや戦略的な物流拠点をめぐる戦いではなく、「象徴的な戦い」へと変質している。
「戦場という観点から見ると、まったく理にかなっていない」と語るのは、米シンクタンク戦争研究所(ISW)でロシアと地理空間情報チームを率いるジョージ・バロス氏。「 ポクロウスクはかつて、ウクライナ側にとって重要な道路と鉄道の結節点とみなされていた。
同市は東のドネツクやコンスタンチノフカ、西のドニプロやザポリージャへとつながる複数の主要道路の交差点に位置している。この地点が作戦上重要だったのは、ポクロウスクがウクライナ軍の兵站(へいたん)を支える補給線だったからだ。それがさらに広がり、物資が周囲の集落や軍の戦術的拠点を支援していた」(バロス氏)
状況は夏にロシアがポクロウスク包囲を始めてから一変した。 幹線道路と鉄道への無人機や砲撃の頻繁な攻撃により、ウクライナは代替補給路を探さざるを得なくなり、補給拠点としての機能はポクロウスクから移された。これはロシア側にとって大きな成果となった。
市内にはウクライナで最後に稼働していたコークス炭鉱があったが、今年初めに操業停止を余儀なくされた。 「これ以降、ロシアにとってポクロウシクは実戦的な効果は実際には何もない。なぜなら、ロシアが必要としていた主要な効果はすでに達成されているからだ」とバロス氏は語った。 ポクロウスシはすでに大部分が廃虚と化し、戦略的価値はほぼ失われたものの、今では象徴的な存在となっている。

偵察用無人機を飛ばすウクライナ軍兵士=10月6日、ウクライナ・ポクロウスク近郊
膠着(こうちゃく)状態にある戦争のなかで、こうした象徴が重要な意味を持つのは明らかだ。 ポクロウスクは、ロシアが23年5月に制圧したバフムート以降で、最大の占領都市となる見通しだ。
戦前は約6万人が暮らしていたが、22年2月のロシアによる全面侵攻以降、その大半が避難した。ウクライナ当局によると、現在も約1200人の民間人が市内に残っているという。 「戦略的、政治的、情報的な観点から、ポクロウシクは極めて重要だ。なぜなら、プーチン大統領は、同市の占領について国内外で何度も公の声明を出してきたからだ」とバロス氏は述べた。
「プーチン大統領は、戦場でのロシアの軍事的勝利が不可避であることを示すための戦略的な情報キャンペーンを展開している」 プーチン大統領は、東部のドネツク州とルハンスク州全域、さらに南部のヘルソン州とザポリージャ州の4州の制圧を目標としている。
ポクロウスクを掌握すれば、ロシアは攻勢の焦点を北東方向の工業都市群に移し、地域防衛の中核をなすこれらの都市への圧力を強めることができる。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。日本の主要メディアでは。唯一、読売新聞が、以下の記事を書いている。
(転載貼り付け始め)
〇 「 要衝ポクロウシクが陥落危機、ロシアが兵力差8倍の大包囲網…ウクライナ部隊が取り残される可能性も 」
2025/11/07 読売新聞
ロシア軍の攻勢が続くウクライナ東部の要衝ポクロウシクが制圧される恐れが出てきた。ウクライナや米欧のメディアが6日、一斉に報じた。ウクライナ軍の激しい抵抗が続く中、兵力で大きく上回る露軍は市内に侵入して拠点を構築するとともに、包囲を狭めている模様だ。
ポクロウシクの防衛戦について、ウクライナの英字ニュースサイト「キーウ・インディペンデント」は「危機的状況」と報道。米紙ワシントン・ポスト(電子版)は
「ウクライナは戦うか兵力を温存するかの選択を迫られている」と伝えた。数週間以内に陥落するとの見方も出ている。

ウクライナ・ドネツク州のポクロウシク
露軍が掌握すれば、2023年5月のドネツク州バフムート以来の主要都市の攻略となる。防衛体制が十分には構築されていない西側のドニプロペトロウシク州やザポリージャ州への侵攻拠点になる恐れもある。
ロシアのプーチン政権は戦況が露側に有利だと訴え、ウクライナを支援しても「意味はない」と米欧をけん制するため制圧を急いでいるとみられる。露軍は昨年夏頃から攻勢を強め、ポクロウシク方面に10万人以上の兵力を投入。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は10月下旬、同方面での兵力差が8倍との認識を示した。
露軍は周辺の制圧を進め、ポクロウシクと隣接する町ミルノフラドが突出した形になりつつある。ウクライナの戦況分析団体「ディープステート」は 4日、ポクロウシクについて「(露軍に)のみ込まれつつある」と評価していた。ウクライナ軍部隊が取り残される可能性もあり、撤退して兵力を温存すべきだと提案する専門家もいる。
ポクロウシクは鉄道網などが交差してウクライナ軍の補給の要となってきた。ロシアの侵略前に約6万人だった人口は今、1300人に満たないとされる。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。以下の載せる記事たちも、現在のウクライナ戦争の 真実を報道している。
(転載貼り付け始め)
〇 「 ポクロフスク陥落 でウクライナの敗北は時間の問題になり、苦境のNATO諸国 」
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202511090001/
2025.11.09 櫻井ジャーナル
ポクロフスクをロシア軍が制圧、ウクライナでの戦闘が大きな節目を迎えている。ポクロフスクにはふたつの幹線道路が通り、ウクライナ軍の補給にとって重要な場所。これまでロシア軍は自軍兵士の死傷者をできるだけ少なくするため、慎重に作戦を進めてきたが、この要衝を抑えたことから進撃のスピードが上がる可能性がある。
すでにロシア軍はポクロフスクで相当作戦を展開しているが、そうした状況の中、ウクライナの情報機関GUR(ゲー・エル・ウー国防省情報総局 ブダノフ長官)が特殊部隊をUH-60A「ブラックホーク」で送り込み、救出しようとした。少なからぬ人が無謀だと指摘していたが、CIAの上級工作員、あるいはNATOの将校を救出するためだったようだ。同じようにロシア軍が包囲しているクピャンスクには、NATOの突撃部隊と2名のアメリカ軍将校もウクライナ軍部隊と一緒に取り残されている。
バラク・オバマ政権が2014年2月にネオ・ナチを使ったクーデターでウクライナのビクトル・ヤヌコビッチ政権を倒した当初からCIAやFBIの専門家数十名が顧問として送り込まれたほか、傭兵会社の「アカデミ(旧社名:ブラックウォーター、Xe、2014年6月にトリプル・キャノピーと合併してコンステリス・グループ)」の戦闘員約400名もウクライナ東部での戦闘に参加したが、2014年の「ミンスク1」と15年の「ミンスク2」を利用し、8年かけてNATO諸国はクーデター体制の戦力を増強している。
2022年に入ると戦力を増強したウクライナ軍がドンバスに対する砲撃を強め、大規模な軍事侵攻を計画していると言われるようになる。アメリカ国防総省はウクライナで生物兵器の研究開発を進めていたが、そこで作られた生物兵器を利用する疑いもあった。そして2022年2月にロシア軍はドンバス(ドネツクとルガンスク)周辺に終結していたウクライナ軍の部隊、ウクライナ領内の軍事基地、そして生物兵器の研究開発施設を攻撃し始めた。
しかし、3月にロシア政府とウクライナ政府は停戦で合意、仮調印している。ウラジミル・プーチン露大統領は善意の印として、キエフ北部の地域を支配していた戦車部隊を3月31日から撤退させるようロシア軍に命じた。
そうした停戦の動きをイギリスとアメリカが潰している。例えば、イギリスの首相だったボリス・ジョンソンが4月9日にキエフへ乗り込んでウォロディミル・ゼレンスキー大統領に対して戦争継続を命令、4月30日にはアメリカのナンシー・ペロシ下院議長が下院議員団を率いてウクライナを訪問、ウクライナへの「支援継続」を誓い、戦争の継続を求めた。
交渉が決裂した後、ロシア軍は要塞戦の西端にあるマリウポリを攻撃し始め、2022年5月末までに制圧し、数千人のウクライナ兵を捕虜にすると同時に住民を解放した。
この時点ではイギリスもアメリカもロシアを簡単に打ち負かせるとまだ信じていたようだ。だが、米英の動きを見たロシア政府は2022年9月に部分的動員を発表した。30万人の予備役を動員した。2022年8月までにロシア軍では数千人の兵士が契約期限切れになることも動員を決意させた一因だ。また消耗戦対策として、同年9月から12月にかけてヘルソン西岸から撤退し、ザポリージャとドネツクに防衛線を構築、2023年1月にはバフムートで激しい戦闘が始まる。
ドナルド・トランプ政権でウクライナにおける戦争に積極的な人物のひとりはウクライナ担当特使を務めているキース・ケロッグ退役中将。本ブログですでに書いたように、この人物はジョー・バイデン政権下の2023年2月28日にアメリカの上院軍事委員会で、「もしアメリカ軍を一切投入しないで戦略的な敵国(ロシア)を打ち負かすことができれば、それはまさにプロフェッショナルの極みだと私は考えている」と語っている。この段階でもロシアとの戦争に勝てると考えていたのだろう。
ところが、イギリスの国防相を務めていたベン・ウォレスは、2023年10月1日付のテレグラフ紙に寄稿した論考の中で、「ウクライナ兵の平均年齢はすでに40歳を超えている」と指摘した。この時点でウクライナ側には十分な兵士がいなくなっている。ロシア軍が本格的な戦闘を始めてまもなく、戦況はロシア軍が有利になったわけだ。この後、ウクライナ軍の壊滅が始まった。
ロシア軍が作戦を慎重に進めた理由のひとつは自軍兵士の死傷者をできるだけ少なくするためだが、ゆっくり攻めることで兵站線が伸びることを避けたと見られている。それに対してウクライナ側の兵站線は西のポーランドから伸びているため厳しい。消耗戦はNATO諸国にもダメージを与えている。
かつて日本軍は第2次世界大戦の終盤、沖縄でアメリカ軍と激しい戦闘を繰り広げた。沖縄の自然は破壊され、戦死者は日本軍が9万4000人以上、アメリカ軍が約1万2500名、さらに住民約9万4000人も殺されているという。
日本軍は沖縄を「捨て石」にしたと言われている。日本の中枢は沖縄で人びとが殺されることを気にしていなかっただろう。彼らは自分たちのことしか考えていない。ウクライナをめぐり、NATO諸国は似たようなことをしている。
そのウクライナに対する支援とロシアに対する「制裁」、つまり経済戦争を続けると高市早苗首相は主張している。官民一体となってウクライナの復旧復興を支援するとも語っているが、戦争がどのように決着すると考えているのだろうか?
ウクライナで戦争を始めた当時に西側諸国が妄想した利権の獲得は困難な情勢だ。ロシアは永続的な平和を実現するため、アメリカやその同盟国をウクライナから排除するはずだ。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。以下の記事は、ロシアが、ウクライナの首都キエフに対して、大規模の空襲(エア・レイド)をかけて、11月8日に、キエフのすべての発電所を破壊したことの記事だ。これで、キエフは全面的に停電になっている。
(転載貼り付け始め)
〇 「 ロシア軍がウクライナを503発の長距離ドローン・ミサイル攻撃、弾道ミサイル32発 は過去最大 」
JSF <https://news.yahoo.co.jp/expert/authors/obiekt> 軍事/生き物ライター
2025年11/8(土)
2025年11月8日のウクライナに対するロシア軍の長距離ドローン・ミサイル攻撃は合計503飛来(ドローン458機+ミサイル45発)でした。今月初の大規模攻撃です。なおウクライナ側の集計で混乱があり、撃墜したミサイルの種類が詳しく報告されていません。
ただし飛来した種類は詳しく報告されており、特にミサイル45発のうち32発が弾道ミサイルという異例の事態です。これは過去最大だった10月16日の弾道ミサイル28発をさらに上回っています。
2025年11月8日迎撃戦闘:
<https://www.facebook.com/kpszsu/posts/pfbid02515Sft2eLDzsChbZXcCSpCTk5RAQM8
vqkRzYM9u7nT4pNwF8Fhia6agmEw1foCzWl> ウクライナ空軍司令部
* キンジャール空中発射弾道ミサイル×7飛来
* イスカンデルM/KN-23弾道ミサイル×25飛来
* イスカンデルK巡航ミサイル×10飛来
* カリブル巡航ミサイル×3飛来
(転載貼り付け終わり)
(転載貼り付け始め)
〇 「ウクライナ、激戦地の東部都市ポクロウシク に特殊部隊を展開 」
2025年11/2(日) AFP=時事
ウクライナ軍のオレクサンドル・シルスキー総司令官。大統領府提供(2024年10月4日撮影、提供)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ウクライナ軍のオレクサンドル・シルスキー総司令官は11月1日、数千人のロシア兵による激しい攻撃にさらされている東部ドネツク州のポクロウシクに、特殊部隊を展開したと発表した。
ポクロウシクはウクライナ軍の主要な補給路上にあり、ロシア側が1年以上にわたり標的としてきた。 ウクライナによると、今週初めに数百人のロシア兵が物流拠点に侵入した。また米国の戦争研究所(ISW)が公開した戦況図によると、他の部隊が包囲するような形でポクロウシクの周辺に迫っている。
シルスキー総司令官はフェイスブックに「ポクロウシクから敵部隊を排除、撃破するための包括的な作戦が進行中である」とし、「特殊作戦部隊の統合グループが市内で活動している」と述べたが、詳細は明らかにしていない。

ウクライナ軍のオレクサンドル・シルスキー総司令官
特殊部隊は、破壊工作や陽動などの非正規戦を含む秘密作戦を遂行するために訓練されている。 シルスキー氏は、ポクロウシクが「数千人規模の敵部隊」から圧力を受けていると述べたが、ロシアによる包囲は否定し、「封鎖はない」とした。 紛争開始前に6万人が暮らしていたポクロウシクは、現在では戦闘によって荒廃したほぼ無人の荒れ地となっている。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦拝
