by admin-snsi-mouse · 公開済み 2023-09-01 · 更新済み 2023-09-09
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澤田正典です。今日は平成22年9月18日です。 7月の囲む会の講演会において、副島先生が予言した金暴落について、その予言を支持するような、良い書籍が見つかりました。この本は、副島先生の著された学問と完全には一致しない部分が若干あるかもわかりませんが、素人目には、かなり整合性の高い内容と判断されます。(また、日月神示とも整合性が高いです。船井幸雄先生の未来予測とも整合性が高いと思われます。)かなり良い資料だと思います。 金が、今再び、どちらかといえば価格が上昇傾向に入ったように見えますが、やっぱり、副島先生の予言が正しいようです。もしかしたら、この本は、状況判断に大変役立つかもしれません。
「金は暴落する!2011年の衝撃 ロスチャイルド黄金支配のシナリオを読み解く」(鬼塚英昭著)成甲書房 2010.9
金価格は今後、大暴騰させたあとで、一気に大暴落させる狙いがあるようです。ペーパーマネーの発行量が際限の無い上昇を続けており、とても実物で担保できる状態ではありえないことが説明されています。ある時が満ちた瞬間に、金バブルと中国バブルを同時に猛烈に崩壊させながら、金実物を世界中から買い集めて中国(主に香港)に貯え、中国元を金本位制とセットにした新世界通貨にするというシナリオが暴かれています。
私はまだまだ全然勉強不足の人間です。しっかり勉強します。
澤田正典 拝
東北の一地域に住んでいる者からの戯言と思ってくださいませ。会員の皆さま。
今回の民主党の代表選挙について、期待が大きかった分、谷も大きいと思いますが、ご本人は、実に爽やかな笑顔でありました。これに救われました。
皆さま、小沢一郎氏がでなくてはいけないのは、この「幕」でしたでしょうか。それとも、少し間を於いて、救済コールがでてからでもいいのではないでしょうか。たしか、皆さまが言っておられるように、経済情勢が一番の問題です。しかも、中国の動きも。これから、「小沢」氏が必要とする場面がすぐくると思えてなりません。
私は、知識が足りませんので、感情に走る傾向にありますが、今回の結果については、以外と冷静でいられました。小沢氏が冷静な対応をしてくれたからかもしれません。
澤田正典です。今日は平成22年9月14日です。 小沢一郎先生は、とうとう、総理大臣になれなかった。もはや、これまで。いよいよジェダイ狩りが本格化するのでしょう。小沢先生は逮捕される可能性が高い。他にも有力な先生がどんどんやられるかもしれない。そして、誰も日本を守る人がいなくなってから、外国から本当の攻撃がなされるのでしょう。もしかしたら、ジェイ・ロックフェラー氏は小沢先生を使い捨てたのではないか。デイビット・ロックフェラーがいなくなれば、彼がアメリカ国王でしょうから。
どうも矛盾している。日本の富裕層が、本当に自分の資産を守りたかったら、小沢さんを首相にするようにがんばったほうが、よっぽど理屈に合う話なのに、なぜか、本来は小沢さんの支持層であるべき人たちが、小沢さんを攻撃していた。わけがわからない。そして、逆に、非富裕層は、まあやっぱり、小沢さんが首相になったほうが雇用も増えるだろうし良いことがあるのだけど、意地悪く言えば菅首相が続いたほうが富裕層はより早く没落していくのだから、そういう意味では菅首相を応援するというのもありそうな話の場面だったと思うのだけれど、むしろ小沢さんを応援していた。非富裕層におけるこの判断自体は、緊急事態における正確な判断だったと思います。
なんか、話が逆になってしまっているような、おかしな情勢でした。こういうねじれた状況は、民主党と自民党の間の関係においても見られていました。あべこべです。
私のことについて、少し告白しておきます。昨年の12月から、ハトミミ.comと称して、民主党政権から国家公務員に対して内部告発の奨励が行われました。私は、こういった社会情勢になる前である平成13年に、わが職場における、それはそれは、しまりのない、お金の無駄遣いそのものの世界に悲憤を感じて、やむをえず当時の私としては命を懸けて、三千万円くらいの金額の未納物品の存在について、東京地検に告発したことがあります。(東京地検というところは、当時ももちろん、今と同じ。良識の無いところです。)それ以来、職場の幹部とは戦争です。どうせならということで、ハトミミ.comを利用して、ある別件について告発したのが今年。 私の場合は、平成13年から職場の幹部とは戦争状態が続いていますから、まあ今更、別にどうってことはない。ばれようがなんだろうが。
結局、このハトミミ.comは、国家公務員の中にいる「裏切り者」を洗い出す役目を果たしただけで、ほとんど行政の改善には役に立っていない様子ですよ。鳩山首相と小沢幹事長に取って代わった菅首相の取り巻き連中が仙谷、枝野といった、当時は行政刷新担当うんぬんであったわけですから、なかなか、恐ろしい話でした。やっぱり罠であったかよ。そんな気はしていたがの。 でもまあ、世の中はやっぱり、こんなものなのでしょうね。内部告発をした国家公務員の中の勇気あるジェダイたちは、もうこの五月くらいから、人事でとんでもない目に遭い始めているようです。かわいそうだ。
私も、ほんとうに慎重に、電車に乗ろうと思います。
とにかく、今までは序の口。これからが本当の大峠です。 日月神示に「えらいひとがくさいめしをくうことあるぞ」とありましたが、鈴木宗男先生も、小沢一郎先生も、神示のとおりになりつつあります。やっぱり、この日月神示はすごいものらしい。当たる。
日本振興銀行が破綻して、ペイオフ発動になりました。保障外となった一千万円を超える金額の部分は、預金者個人が損金として処理することになる様子です。別に、税務署は所得税の課税金額を減額してくれることはないでしょう。雑所得の部分についてのみ相殺をしてくれるかどうかといったところではないかと想像されます。 これから、銀行の破綻が次々と予定されているのだろうと思います。国家が預金封鎖をかけるよりも、順番に銀行を破綻させていったほうが、税務署はとりっぱぐれがない。 今は一千万円であるペイオフの保障上限額は、いずれ五百万円程度まで引き下げられるでしょう。
副島先生も、お弟子さんの皆様も、本当に、十分にお気をつけてお過ごし下さい。本当に危ないときには、じっとして静かに耐え続けてもいいと思います。 私も、絶対無理はしません。慎重に生きていきます。ここまでこれたのは、副島先生のお陰です。ありがとう。
NEW!!緊急シンポジウム! フォーラム神保町 in 十勝~『政権交代』とは何だったのか? 民主・代表選直前に考える夕べ~ ■講師 佐藤優(作家)魚住昭(ジャーナリスト)宮崎学(作家)石川知裕(衆議院議員)郷原信郎(弁護士)緊急参加!! ■コーディネーター 佐藤優 ■主催 フォーラム神保町 ■会場 とかち館/孔雀の間(北海道帯広市西7条南6丁目2番地 tel 0155-24-1040) とかち館へようこそ|とかち館の場所 ■入場料 ¥1,000 当日の模様は生中継されます。→ニコニコ動画
もしも管首相が勝ったら、小沢外務大臣というのはいかがでしょう。外交とは、かけひき。石橋をたたいて渡るような外交では、ちっとも面白くない。
民主党はいいなあ!!あれだけ毎日毎日宣伝してもらえるのだから。選挙ばかりして!首相が短期で変わるのはよくない!いろいろ意見を言ってくれますが、こういう見方もあるんですよね!!!
共産党と公明党の市会議員が言っていました。
背後関係ばかり追っていると恋もできないという悲しい女です。先日、オーストラリアの首相が変わったが、その背後には2人の黒幕がいると新聞に出ていました。私は2人の黒幕の背後には米国がいるのではないかと考えています。日本のことで、米国が最も頭を悩ませているのは、普天間基地の問題ではなかろうかと思います。自民党ではいつまでたっても解決に至らない。民主党に変えてみたが、鳩山首相も、管首相もだめだった。最後の手段として、今まで警戒していた小沢一郎氏に白羽の矢を立てた。米国は利用できるものは何だって利用する。私は、小沢氏のいう「米国にとっても、沖縄にとっても、良い方法があるはずだ」という言葉に魅力を感じて期待している。
小沢さんと小沢革命を支える人たちにとって、きびしい状況がこれからも続くとのこと...ネット上では小沢立候補で盛り上がっていますが、(少々お祭り騒ぎのような?)決して楽観視はできないのだ ということです。
そういえば9月3日のスパモニでの小沢さんの話を聞くと、最後の最後まで鳩山氏と輿石氏が電話で 菅氏に挙党態勢についての話合いを継続するよう説得しておられた様子がみてとれます。 小沢さんはできれば代表選にでたくなかったのかな?という印象を受けましたが、こういった現状を考えてのことだったのでしょう。 菅氏も 一度はトロイカ+1体制になびいたけど(内心不安なのでしょうね)、後で彼を取り巻く例の面々から「小沢と手を組むなら アンタを支えないよ」と引導を渡されて、また翻ったのだろうと思います。(あるいは米国からの指示か?)
ネット上では鳩山さんの仲介を「鳩山は一体何がしたいんだ!?」と言う声が多々あがっていましたが、その行動には大切な意味がこめられていたのだということがわかりました。
この前の参院選で 消費税増税を掲げて菅民主党は大敗しましたが、米国にとっては、民主が勝とうが負けようがどちらでもオイシイ事だったのでしょう。 勝っても菅民主なら言いなりだし、負ければ法案が通過せず 郵政などが皆棚上げしてしまう...米国が 実に巧妙に日本を操っている様子がうかがえます。 消費税増税を掲げるよう菅氏を誘導(指示?)したのは米国(財務省)なのでしょう。
500万人の富裕層などは 確かにヒステリックに小沢さんに憎しみを向けています。 テレビでもさかんに喧伝されています。 それはもう論理ではありません。 官僚マスコミも含めて 対米隷属によって大きな利益を得てきた人たちが、自分たちの既得権益を絶対に守りぬこうと、小沢さんとそのお弟子さんたちにこれから(今まで以上に)襲いかかってくるのでしょう。
私たちは これからの政局に一喜一憂せず、事態を冷静に見守ることが大切と理解しました。 そして米国の凋落と呼吸を合わせるように私たちも行動していくことが、小沢革命を実現していくためには肝要ということなのだと思います。 そして官僚支配による盲目的な対米隷属から日本が脱し、自立への第一歩が踏み出せるような世の中に一歩でも近づいていくために...
現在の円高は日本国債バブルです。
郵貯も政治がもたもたして居る為に遅れ、それならこの手だと国債バブルを仕掛け日本の最後の種銭をむしり取ろうという魂胆でしょう。
世界中の投機資金が日本国債に向かっています。日本の金融機関も投資先がなく日本国債に向かっています。ここで日銀が量的緩和などをしたら一気に国債バブルが膨らんでしまい奴らの思い通りです。
その前に小沢政権を作り、資金を国民に回す算段をしなくてはなりません。
さもないと、国債バブルを膨らませるだけ膨らませて破裂させられ、日本はまた焼け野原です。
これを阻止できるのは小沢さんしかいません。
http://blog.livedoor.jp/jproject/
8/26.徳島新聞朝刊の記事です。「資金供給増で円高是正を金融危機以前と比べ、米国は2.5倍、英国は3倍、欧州中央銀行は60%の増加、日本は10%、韓国は50%、中国は80%、台湾とタイは30%、シンガポールは40%、通貨供給量を増やしている。」円高が起こるのは当たり前だという考え方である。私も同意見です。ただ、通貨供給量の増やし方ですが、小沢一郎氏が述べていたように、子育て支援に100%使うとか、そういう増やし方のほうが、今までのようなやり方よりもバブルになりにくいのではないかと考えます。管首相は小沢氏との対立軸を作りすぎた。本当に挙党一致体制とは何か、もう一度、今から考えても遅くないのではないかと思います。
円高が止まらない。日銀が金融緩和すると、もう一度バブルはあるだろうか。もう一度、バブルになると、誰が利を得るのだろうか。円高へ誘導した連中だろうか。
情報が錯綜したとき、庶民に長い説明は届かない。だからワンフレーーズの小泉は強かった。小泉は“抵抗勢力”と勝手に名付け、国民の敵に仕立て上げた。小沢氏も一言で戦えるキャッチフレーズが必要だと思う。たとえば、管vs小沢 ではなく、既得権益vs小沢、というようなシンプルな構図を作り上げ、はやくから浸透させるべきだと思う。この手法「相手を打ち砕くまで徹底的に同じ言葉を撃ち放て」は、かのドイツのヒゲのひとも言っていたように思います。
秘密情報院ベートーベンをおもしろく読ませていただきました。90%は正しいと思っていますが、10%は間違っているところがあると思います。それは、ベートーベンをフリーメーソンだと頭から信じていることです。フリーメーソンとは、ユダヤ系の秘密結社だと私は理解しています。ロスチャイルド一家はユダヤ系だが、プレンターノ夫妻はユダヤ系だとは書かれていません。たとえ、歓喜を自由と読み替えたとしても、ベートーベンがユダヤのために働いたのではなく、逆に、ユダヤがベートーベンを利用したのだと考えます。
澤田正典です。今日は平成22年8月20日です。 この夏も、ようやく暑さが峠を越えたようで、ほっとしています。
今日、NHKの昼のニュースにおいて、パキスタンへの災害支援を訴えているヒラリー国務長官の映像を見てびっくりしました。老け込んでいますよ急に。年並みに見える。そして、先日は(愛人?の)ロバート・ゲーツ国防長官が辞意表明。これから仲良くウォー・エコノミーをやるはずだった二人が、一気に斜陽へ向かっています。何やら、とんでもないくらい急に政治的な風向きが変わったのでしょう。
たぶん、デイビット・ロックフェラーさんが脳卒中とか、死んじゃったとか、しているのではないでしょうか。最近、国債金利が大きく下がり続けましたが、私の力ではとても、その意味や隠された狙いがさっぱり見抜けませぬ。そして金価格がそれほど動かなかった。 ただ、ひょっとすると、何か、裏に時間稼ぎの狙いがあったのかもしれないと感じています。
オバマ大統領は、任期いっぱい続けることができるかもしれません。 また、金価格を暴落させるような大技は、デイビット・ロックフェラーさんみたいな超大物の極悪がいなくなったら、指揮官が突然死した傭兵部隊みたいなものでしょうから、できないのではないか。大技をかけようと思ったら、彼らなりに一丸となって一気に仕掛けられるだけの万全の体制が備わっていなければ、失敗するはずです。 彼らは、もともと分離と支配の技術だけを磨きに磨いて、それだけでやってきたような連中です。今度は彼ら自身がばらばらになって同属争いを始めるでしょう。あの連中は、デイビット・ロックフェラーさんがいなくなったとたんに、もう、二度とまとまりはとれないでしょう。
アメリカは、良識派の人たちがしっかりと団結して立て直していって欲しいと願います。
もちろん、あの爺様がまたケロッと三極会議やビルダーバーグに出席する姿がこの先、出てくるかもしれませんが、一昨年の11月、昨年の3月、そして今年の5月から6月、そして今月と、時折、政治的な風向きが間逆に一気に変わる節目が見られています。(ごく最近ようやく、こういった節目に気づくことができるようになりました。皆様のお陰です。) 今、また節目が見えます。まだ本当のところは全くわかりませんが、いずれ95歳の爺様は、あの年齢ですから、そのうちに、この世での役目を終えてあの世に行くのは必定。
この2010年、変わるときは、一気に時代が変わってしまうような予感がします。今はあわてず、じっと潮目を見抜いてやろう。ひょっとしたら副島先生が当初予言されていたとおり、やはり今年の年の瀬が近づくころには米国債の金利がどんどん上昇していくかもしれません。
小沢一郎議員が、その貫禄をますます伝えてきています。いよいよ真打の登場でしょう。
小沢一郎氏を総理に担ぐ話題が絶えない。私の市(徳島県三好市池田町)でも同じようにして、市長が選ばれている。古池を埋め立てた船井電機跡地の土地を処分するために。普天間基地を米軍のために解決する手段として、総理が選ばれている。やはり、日本はまたも米国の情報戦に負けるのだろうか。
日本のタンカーがホルムズ海峡で爆破に出会った事件について。2隻の船が不振な動きをしていたそうである。2隻の船は追っかけっこをしていたのではないかと考えている。1隻の小型船は日本のタンカーに安全のよりどころを求めた。しかし、爆破された。その余波を日本のタンカーはこうむった。どんな物語があったのだろう。
私は、普天間基地は、急いで解決する問題ではないと考えている。そのかわり、事故に関しては、しっかりとした保障による解決の制度化を望む。そうすれば、困るのは米軍の方ではないだろうか。
でも、国会が混乱したら、混乱を終止させるためには、小沢一郎しかないかもしれない。願わくば、辛抱強い国会運営を望む。
金の暴落の予測に関しては、2面性がある。暴落するのだったら、一度売って、暴落した時点でまた買い戻そうかと思ったら、誰かの術中にはまったことになりそうだし。暴落するまで、金の買いは待てと言ったら、また、それだけで、誰かの術中にはまるような気がする。結局は静観するほかない。
韓国の船沈没事件については、私の思っていたとおりの副島氏のぼやきだった。自分の考えが確かめられたことは、今後の自信につながる。
私は、小沢氏はあまり表面に出ないほうが身のためだと思っている。フィリッピンのマルコス大統領や田中角栄を連想する。
うわさでは、小沢一郎氏が辺野古に土地を持っているそうだが、それは本当なのだろうか。
下の[8]に3ページ目を転載した、7/22の『日経ビジネスオンライン』に掲載されたジェラルド・カーティスのインタビュー記事について、1・2ページ目も転載しておきます(これで全文転載です)。
タイトルは「今度のねじれは本当の麻痺状態を生み出す 菅首相はブレてはいけなかった」
ここでは、民主党敗北の原因が菅氏ではなく、鳩山、小沢氏であることが強調されている。わざと負けるように仕組んだくせに、白々しく消費税の説明はまずかったなどと、他人事のように解説しているようにみえる。本当は郵政法案が立ち消えになって、思惑通りだったと喜んでいるのだろう。だから写真も満面の笑顔だ(写真は添付できませんでした)。
(1・2ページ目の転載開始)
ジェラルド・カーティス政治学者。コロンビア大学政治学部バージェス教授、早稲田大学公共政策研究所客員教授、東京財団上席研究員・仮想制度研究所フェロー。学位は政治学博士(コロンビア大学)。コロンビア大学東アジア研究所所長、コロンビア大学政治学部教授、東京大学法学部客員教授、慶應義塾大学法学部客員教授、政策研究大学院大学大学院政策研究科客員教授などを歴任。
――今回の参院選で民主党が大敗した原因は何か? 有権者は、必ずしも自民党を支持しているとは限らないと思う。
カーティス 菅直人首相の消費税についての説明のまずさ、提示の仕方が選挙にマイナスだった。しかし、これらだけで民主党が負けたと考えるのは大間違いである。10カ月にわたる鳩山政権の動向を見て、国民は「日本を運営する能力が民主党にあるのか」という不安を抱いた。その懸念が根本的な敗因だと思う。菅氏は、鳩山政権の大失態を忘れさせるチャンスがあった。だが、消費税についての発言でそのチャンスを自ら逃した。
今回の選挙で民主党が負けた結果、自民党の議席数が増えた。特に1人区でそうだった。前回の総選挙で民主党に入れた人は絶望を感じて、今回の参院選では自民党に票を入れた。1人区では、民主党でなければ自民党しかない。そのため自民党に投票したのである。この流れは大きいと思う。
消費税増税は正しい、しかし提起の仕方を誤った――消費税の増税を、菅首相は提起するべきではなかった?
提起すべきだったと思う。ただし、言う以上、中身のある話でないとだめだ。
もしオバマ大統領が2006年の大統領選で「医療保険制度を改革すべきだ。国民皆保険にすべきだ。具体的なことは大統領になってから、みなさんと相談する」と言っていたら、米国民はどう思っただろう? 「この人にリーダーシップはまったくない」と思ったに違いない。
だから菅氏は、消費税増税に触れる以上、矛盾したことを言ってはいけなかった。消費税率を引き上げる目的は、ギリシャのようにならないための財政再建なのか、福祉の拡充なのか、最後まではっきりしなかった。さらに「次回の総選挙まで1円も上げない」と言えば、いったいこの人は何を考えているんだ、ということになる。
私の考えでは、今の日本国民は消費税率の引き上げはやむをえないと思っている。にもかかわらず、消費税の議論そのものが先送りされることになった。菅首相の問題提起の仕方がよくなかったからだ。
――民主党が9月に代表選を行う。菅首相はどう出るか?
続投すると思う。しかし、これから菅氏が支持率をどこまで回復できるかによる。いま代表選をやれば、再任され続投になる。でも先のことは分からない。9月までに支持率が20%くらいまで下がれば辞任せざるを得ないだろう。
(以下2ページ目)
――今回の選挙の大敗の責任をとって辞めることはしない方がいい?
ぼくはしない方がいいと思う。この選挙で大敗した責任は民主党全体にある。特に、小沢一郎氏と鳩山由紀夫前首相の責任の方が菅氏のそれよりもずっと大きいと思う。参院選までの10カ月の政権運営をしたのは鳩山氏と小沢氏だ。彼らが失敗したから民主党の支持率が18%に低下した。普天間問題で大失敗、政治と金のスキャンダルも起きた。財源がないのにマニフェスト通りに政策を実行しようとするなど、めちゃくちゃだった。国会対策も乱暴だった。
――自民党の谷垣禎一総裁は勘違いして喜んでいるようだが。
自民党は喜びすぎだ。残念ながら、議席を伸ばしたことで党内の緊張が緩んだ。「なんとか改革しなくてはいけない」という勢いが止まってしまった。
いっぽうの民主党も、「菅首相の消費税についての発言が原因で選挙に負けた」と思って、反省していない。
――もし、鳩山前首相が辞任しないでそのまま続投していたら、選挙結果はもっと悪くなっていたか。
44議席未満という状況はちょっと考えにくい。もちろん、今回よりも多くの議席を獲得することはなかっただろう。だから、菅首相は民主党を救うことに失敗したが、彼が民主党敗北の原因ではないと思う。
――菅さんは、自分が首相になれば、参院選で勝てると思っていただろうか?
菅さんが消費税について何も言わないか、あるいはオバマ大統領が「健康保険がどうして必要であるか」勇気を持って説明したように、消費税についてきちんと説明していれば、ひょっとしたら、ぎりぎり勝つことができたかもしれない。とは言え、鳩山氏と小沢氏の失策を帳消しにするのはチャレンジだったと思う。日本国民はリーダーを求めているが、そのリーダーがふらふらすると失望する。
真のねじれで今回は大混乱――この政局の混乱はしばらく続くか。
このねじれ国会は、今までのそれとは違う。福田康夫元首相や麻生太郎元首相のときは、与党の勢力が衆議院で3分の2に達していた(本誌注:与党が衆院で可決した法案が参院で否決されてれも、衆院で再可決することが可能だった)。今度のねじれは本当の麻痺状態を生み出してしまう。大混乱になる可能性がある。
野党の間には、議席数を伸ばしたことで、早く解散させようという力学が動いていると思う。自民党もみんなの党も公明党も、米議会において共和党がオバマ大統領に対するのと同じ態度を取るだろう。共和党がいずれの法案にも反対することでオバマ政権が立ち往生すれば、11月の中間選挙で「オバマ大統領には政策を実行する力がない」と国民に訴えることができる。自民党もみんなの党も民主党に協力する気持ちはない。国会は大混乱するだろう。重要法案は通らない。予算もなかなか組めない。
(1.2ページ目の転載終了)
本日の『日経ビジネスオンライン』http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100721/215517/?bvに、ジェラルド・カーティスの笑顔(高笑い?)の写真入のインタビュー記事あり。
「今度のねじれは本当の麻痺状態を生み出す 菅首相はブレてはいけなかった」などというタイトル。
副島先生が、『世界権力者人物図鑑』p125で述べるとおり、彼は日本の政権に干渉するようなコメントを書いている。
特に3ページ目の内容は、腹立たしい。安定した傀儡政権を望み、官僚擁護をしている。また、「一つだけ良かったのは、亀井静香氏がやろうとした郵政法案が立ち消えになったことだ。」と喜んでいる。小沢氏については、過去の人としたい様子である。
このページだけ、以下に転載しますが、全文を読むことをお勧めします。
(3ページ目の転載開始)
総選挙が早まる。その結果、下手するとどの政党も過半数を獲得できないかもしれない。そうなると、政党の再編が始まる。ごちゃごちゃして落ち着くまでまた数年かかる。当分の間、落ち着いて必要な政策を実行するということは考えにくい。これほど混乱しているのに、危機意識が政治家の間にもないし、国民にもない。このままだと日本は世界からどんどん取り残される。
いま日本の政治は非常に悪い方向に向かっている。本当は、民主党はこの選挙で過半数を獲得して、3年間落ち着いて仕事をするべきだったと思う。そうすれば、3年先の総選挙で、民主党がやったことが良かったのか、悪かったのか、日本国民は判断することができたと思う。これが今回の民主党の敗戦でできなくなった。
政党や議員は選挙のことばかり考えて国のことを考えない。これは日米に共通するところだ。議員の給料をカットするとか、議員数と減らすと言っているが、それは建前にすぎない。彼らにとって、実際に議員数を減らことは決して好ましいことではない。もっと根本的に選挙制度を変えようという動きがあればいいが、それもないだろうし、消費税の話ももうしないだろう。公務員改革を実現するかもしれないが、私は賛成しない。官僚は非常に重要だ。バッシングをすると国の運営に支障をきたす。
一つだけ良かったのは、亀井静香氏がやろうとした郵政法案が立ち消えになったことだ。
日本の政治家のリーダーシップ――いま日本の政治家にリーダーシップを持っている人はいるか。
居ない。居るかもしれないが、見えない。
いま民主党がやっているのはon-the-job training(実地訓練)だ。数年経つと、いまの副大臣、政務官、補佐官をやっている人が政権運営の経験を持つことになる。そういう人たちの中から、経験のある立派な政治家が絶対に出てくる。
例えば昨年の総選挙において入れ替わった国会議員の数は戦後最大だった。これは占領時代に連合国総司令部が行った公職追放に相当するインパクトの大きさだった。次の総選挙でも民主党が勝ち政権を維持すると、新しいリーダーシップ・グループが生まれてくる。戦後の日本のように素晴らしい政治家が現れるかもしれない。だから、長期的にはそれほど悲観していない。ただし、消費税率の引き上げなど短期的なことで失敗し続けると、長期的にリーダーを育てることもできなくなる。
――小沢一郎氏にお金のスキャンダルがなかったら、鳩山氏の後継首相になれただろうか?
お金の問題を別にしても、小沢氏は古いタイプの政治家で、今の時代にふさわしくないと思う。田中角栄式の政治は、今の日本人の価値観と矛盾している。小沢氏は破壊する力はあるが、建設的なことをする力はない。小沢氏が何をやってもついて行くと言う人はそれほど多くないと思う。小沢氏のグループはメンバーが100人以上も居るというが、実際についてくる人はそんなに多くないと思う。
(3ページ目の転載終了)
以前紹介された投資小僧さんのHPで金貨のプレミアが今も続いているのではないかという情報です。コメント欄の4番目と5番目に話題として上がっています。私個人はイギリスで1オンスにつき100ドルのプレミアがついているという記事を数年前ニューズウィークで読んだ事ある程度の情報しか持っていません。
(貼り付け開始)
最近某貴金属店でバッファロー金貨を手に入れたのですが、合州国造幣局では1510ドルで販売されているのを確認しました。いくら金貨のプレミアムとしても先物との価格差が300ドル(以前貴方様の記事の指摘通りですが)もあると云うのは?
(貼り付け終わり)
http://toushikozou.blog115.fc2.com/blog-entry-26.html#comment
先週、こちら(福島県)の市立図書館にいきました。借りた図書の返却と新たな借入れのためです。ふと、カウンターをみますと、「私が選ぶこの1冊」という葉書と投票箱がおいてあります。図書館の人に、「これ、記入して入れていいの?」と聞いたら、「どうぞ」という返事ですので、さっそく、最近、感銘を受けた本を書庫から一冊取り出してきて、テーブルにおいて座り、葉書の裏面に記入することを始めました。
今年は、2010国民読書年と決まっているそうですね。私は知りませんでしたので、ネットて調べましたら、ありました。文部科学省のページに。http://www.kokumindokusyo.mext.go.jp/—引用—「国民読書年の意義・趣旨」平成20年6月、「国民読書年に関する決議」において、2010年を「国民読書年」とする事が国会で決議されました。
読書は、我々の人生をより豊かなものにするだけでなく、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身に付けていく上で欠くことのできないものです。
この決議では、読書の街づくりの広がりや様々な読書に関する市民活動の活性化など、読書への国民の意識を高めるため政官民が協力し、国をあげてあらゆる努力を重ねることが宣言されています。—引用終了—
詳しく決議文を知りたい方は、こちらをどうぞ。「読書にかかわる関連情報」 財団法人 文字・活字文化推進機構http://www.mojikatsuji.or.jp/link_5dokushonen2010.html
そして、葉書に書いたのは先週であるにもかかわらず、詳細をみないで投票したため、よくよく調べてみたら、福島県立図書館の単独事業のようなのです。そのホームページから引用します。—引用—国民読書年記念事業を開催します「私が選ぶこの1冊」http://www.library.fks.ed.jp/ippan/gyoji/gyoji/22kokumindokusyonen.htm
お気に入りの1冊!教えてください。皆様の心に残る1冊を募集します。 ポスターもご覧ください11月6日の国民読書年記念事業の当日、投票の多かった図書を展示し紹介するとともに、終了後は希望により県内図書館などを巡回展示します。応募期間: 平成22年7月1日(木)~8月31日(火) 必着応募方法: 県内の図書館や公民館等に協力を依頼し、窓口に応募用紙と応募箱を設置しますので投函してください。メールでも受付しますので、issatsu@library.fks.ed.jpに「書名」(必須)「著者名」「出版社」「選んだ理由」「性別」「年齢」を書いてお送りください。または、こちらのPDFにご記入の上メールに添付してお送りください。
お問い合わせ 〒960-8003 福島市森合字西義山1 (福島県立国書舘内)「国民読書年」記念事業実行委員会事務局TEL 024-535-3220 FAX 024-535-3226E-mail kikaku@library.fks.ed.jp—-引用終了—
http://www.library.fks.ed.jp/ippan/gyoji/gyoji/22kokumindokusyonen.htm このページ上のPDF文書からも投票できます。ということは、全国、しいては全世界の方々を対象にしているのでしょうね。福島県人に限る という文言がありませんもの。
私が図書館の棚から、持ち出した1冊は、「戦争経済に突入する日本」(副島隆彦氏の著書)でありました。
葉書に、書名、著書、発行者、理由とかいていきます。
なぜ、この本を選んだのかということですが、副島先生の本は、他に2冊ありました。いずれも借りて読んだのですが、この本が最初に読んだからか、強烈なインパクトがありました。私の世界がよほど狭かったのです。しかも、未来を推定してくれます。(いまは、購入して、マイ本にしておりますが)
例えば、P34に「アメリカ発の世界恐慌は、いつ起こるのか」の部分で、先生は、次のように述べています。—引用—「これまで私がしつこく書いてきたとおり、「2005年を皮切りとした数年でアメリカ発の金融恐慌が起こる」のである。それが、2008年、2009年であることは明白となりつつある。」—引用終了— 先生のこの本は、2006年9月に出版されたものです。
その後の状況は、あたっております。2007年8月17日 サブプライムローン崩れ2008年9月15日 リーマン・ショック恐ろしいくらいです。
どうぞ、皆さまも、感銘の受けた書籍を、登録してみては如何でしょうか。PDF形式の入力は、こちらです。http://www.library.fks.ed.jp/ippan/gyoji/gyoji/pdf/22kokumindokusyonen_issatu_hagaki.pdf
菊池様
印刷に関し、詳しくご教示いただき、有難うございます。歳をとっているせいか、長い文章は、画面ではなく、紙でゆっくり読みたいものですから、ついつい印刷を多用しています。
おかげさまで、必要な文章を印刷できました。少し面倒ですが、この方法で印刷しながら、若い方々の研究成果を学ばせていただきたいと思います。 宮崎光治
宮崎光治さま
一般会員の菊地研一郎(会員番号2555)です。私は運営サイドとは無関係なのですが、宮崎さんの質問に気づいたので回答します。
宮崎光治wrote:>「今日のぼやき」の本文だけを印刷したいのですが、画面全体でしか>印刷できません。>以前は、印刷用の指示欄があって、利用していたのですが。>これは、パソコンおよびプリンター側の問題でしょうか?>ご教示をお願いいたします。
「今日のぼやき」の新しいレイアウトでは、縦3列表示が義務付けられました。ゆえに、以前のような縦長1列表示(≒印刷)をすることは不可能になりました。
リニューアルで「改悪」された点である、と見てもさほど的外れではないと思います。
なお、旧ページが特に印刷に配慮したデザインだったというわけではなく、昔は単にああいうデザインしかできなかっただけのことです。
現在ではwebページの表示能力が紙よりも上がったため、紙への印刷との齟齬が出るようになりました。(例えば、Youtube動画はどうやっても全印刷不可能です)
学問道場の運営サイドが修正してくれる事柄かどうか判断不能なので、以下に、小手先の対応策をメモします。次の手順で縦3列レイアウトを縦1列レイアウトに変換できます。
1. 印刷したい「今日のぼやき」をブラウザで表示させる2. マウスでメニューバーから「ファイル(F)」を選択3. 続いて「名前を付けてページ保存(A)」を選択4. 「ファイルの種類(T)」の項を、「テキストファイル」または「webページ、HTMLのみ」に変更(初期状態では「webページ、完全」に)。5.「保存(S)」を選択
後は、保存したテキストファイル乃至HTMLファイルをメモ帳なりWORDなりで開いて編集・印刷してください。
「テキストファイル」で保存すると、画像が欠けるが、不要部分の削除などは容易。「webページ、HTMLのみ」で保存すると、画像が残るが、編集には少し技術が必要。
以上、小手先の対策です。以上の操作で何かPCに不都合が発生する可能性はゼロなので、ご自由にお試しください。
以下は、つぶやきです。
・有料ページのぼやき文はコピー不可の処理がされているものの、保存やソース参照でコピーできる。直接的なコピー防止対策にはなっていない。
・諸掲示板の「引用」キーが無効になっている。件名に「Re:」が追加されるだけで、他は無反応だ。これはバグだろう。
・重掲にも投稿されていたが、ログイン/ログアウトの状態が分かりにくい。特に「ログイン」という概念が分からない利用者はお手上げだろう。何が起こっているのかさえ分からない者も多いだろう。
「今日のぼやき」の本文だけを印刷したいのですが、画面全体でしか印刷できません。以前は、印刷用の指示欄があって、利用していたのですが。これは、パソコンおよびプリンター側の問題でしょうか?ご教示をお願いいたします。
貧しいが前途のある、優秀な若者たちを育てている、当「囲む会」の会員になって下さい。
副島隆彦先生と弟子たちの書籍をご紹介しています。外部リンクから購入することも可能です。
「今日のぼやきの語り口」を実際に映像で体感できる秘蔵のVTR
澤田正典です。今日は平成22年9月18日です。
7月の囲む会の講演会において、副島先生が予言した金暴落について、その予言を支持するような、良い書籍が見つかりました。この本は、副島先生の著された学問と完全には一致しない部分が若干あるかもわかりませんが、素人目には、かなり整合性の高い内容と判断されます。(また、日月神示とも整合性が高いです。船井幸雄先生の未来予測とも整合性が高いと思われます。)かなり良い資料だと思います。
金が、今再び、どちらかといえば価格が上昇傾向に入ったように見えますが、やっぱり、副島先生の予言が正しいようです。もしかしたら、この本は、状況判断に大変役立つかもしれません。
「金は暴落する!2011年の衝撃 ロスチャイルド黄金支配のシナリオを読み解く」(鬼塚英昭著)成甲書房 2010.9
金価格は今後、大暴騰させたあとで、一気に大暴落させる狙いがあるようです。ペーパーマネーの発行量が際限の無い上昇を続けており、とても実物で担保できる状態ではありえないことが説明されています。ある時が満ちた瞬間に、金バブルと中国バブルを同時に猛烈に崩壊させながら、金実物を世界中から買い集めて中国(主に香港)に貯え、中国元を金本位制とセットにした新世界通貨にするというシナリオが暴かれています。
私はまだまだ全然勉強不足の人間です。しっかり勉強します。
澤田正典 拝
東北の一地域に住んでいる者からの戯言と思ってくださいませ。会員の皆さま。
今回の民主党の代表選挙について、期待が大きかった分、谷も大きいと思いますが、ご本人は、実に爽やかな笑顔でありました。これに救われました。
皆さま、小沢一郎氏がでなくてはいけないのは、この「幕」でしたでしょうか。それとも、少し間を於いて、救済コールがでてからでもいいのではないでしょうか。たしか、皆さまが言っておられるように、経済情勢が一番の問題です。しかも、中国の動きも。これから、「小沢」氏が必要とする場面がすぐくると思えてなりません。
私は、知識が足りませんので、感情に走る傾向にありますが、今回の結果については、以外と冷静でいられました。小沢氏が冷静な対応をしてくれたからかもしれません。
澤田正典です。今日は平成22年9月14日です。
小沢一郎先生は、とうとう、総理大臣になれなかった。もはや、これまで。いよいよジェダイ狩りが本格化するのでしょう。小沢先生は逮捕される可能性が高い。他にも有力な先生がどんどんやられるかもしれない。そして、誰も日本を守る人がいなくなってから、外国から本当の攻撃がなされるのでしょう。もしかしたら、ジェイ・ロックフェラー氏は小沢先生を使い捨てたのではないか。デイビット・ロックフェラーがいなくなれば、彼がアメリカ国王でしょうから。
どうも矛盾している。日本の富裕層が、本当に自分の資産を守りたかったら、小沢さんを首相にするようにがんばったほうが、よっぽど理屈に合う話なのに、なぜか、本来は小沢さんの支持層であるべき人たちが、小沢さんを攻撃していた。わけがわからない。そして、逆に、非富裕層は、まあやっぱり、小沢さんが首相になったほうが雇用も増えるだろうし良いことがあるのだけど、意地悪く言えば菅首相が続いたほうが富裕層はより早く没落していくのだから、そういう意味では菅首相を応援するというのもありそうな話の場面だったと思うのだけれど、むしろ小沢さんを応援していた。非富裕層におけるこの判断自体は、緊急事態における正確な判断だったと思います。
なんか、話が逆になってしまっているような、おかしな情勢でした。こういうねじれた状況は、民主党と自民党の間の関係においても見られていました。あべこべです。
私のことについて、少し告白しておきます。昨年の12月から、ハトミミ.comと称して、民主党政権から国家公務員に対して内部告発の奨励が行われました。私は、こういった社会情勢になる前である平成13年に、わが職場における、それはそれは、しまりのない、お金の無駄遣いそのものの世界に悲憤を感じて、やむをえず当時の私としては命を懸けて、三千万円くらいの金額の未納物品の存在について、東京地検に告発したことがあります。(東京地検というところは、当時ももちろん、今と同じ。良識の無いところです。)それ以来、職場の幹部とは戦争です。どうせならということで、ハトミミ.comを利用して、ある別件について告発したのが今年。
私の場合は、平成13年から職場の幹部とは戦争状態が続いていますから、まあ今更、別にどうってことはない。ばれようがなんだろうが。
結局、このハトミミ.comは、国家公務員の中にいる「裏切り者」を洗い出す役目を果たしただけで、ほとんど行政の改善には役に立っていない様子ですよ。鳩山首相と小沢幹事長に取って代わった菅首相の取り巻き連中が仙谷、枝野といった、当時は行政刷新担当うんぬんであったわけですから、なかなか、恐ろしい話でした。やっぱり罠であったかよ。そんな気はしていたがの。
でもまあ、世の中はやっぱり、こんなものなのでしょうね。内部告発をした国家公務員の中の勇気あるジェダイたちは、もうこの五月くらいから、人事でとんでもない目に遭い始めているようです。かわいそうだ。
私も、ほんとうに慎重に、電車に乗ろうと思います。
とにかく、今までは序の口。これからが本当の大峠です。
日月神示に「えらいひとがくさいめしをくうことあるぞ」とありましたが、鈴木宗男先生も、小沢一郎先生も、神示のとおりになりつつあります。やっぱり、この日月神示はすごいものらしい。当たる。
日本振興銀行が破綻して、ペイオフ発動になりました。保障外となった一千万円を超える金額の部分は、預金者個人が損金として処理することになる様子です。別に、税務署は所得税の課税金額を減額してくれることはないでしょう。雑所得の部分についてのみ相殺をしてくれるかどうかといったところではないかと想像されます。
これから、銀行の破綻が次々と予定されているのだろうと思います。国家が預金封鎖をかけるよりも、順番に銀行を破綻させていったほうが、税務署はとりっぱぐれがない。
今は一千万円であるペイオフの保障上限額は、いずれ五百万円程度まで引き下げられるでしょう。
副島先生も、お弟子さんの皆様も、本当に、十分にお気をつけてお過ごし下さい。本当に危ないときには、じっとして静かに耐え続けてもいいと思います。
私も、絶対無理はしません。慎重に生きていきます。ここまでこれたのは、副島先生のお陰です。ありがとう。
澤田正典 拝
NEW!!緊急シンポジウム! フォーラム神保町 in 十勝
~『政権交代』とは何だったのか? 民主・代表選直前に考える夕べ~
■講師 佐藤優(作家)
魚住昭(ジャーナリスト)
宮崎学(作家)
石川知裕(衆議院議員)
郷原信郎(弁護士)緊急参加!!
■コーディネーター 佐藤優
■主催 フォーラム神保町
■会場 とかち館/孔雀の間(北海道帯広市西7条南6丁目2番地 tel 0155-24-1040)
とかち館へようこそ|とかち館の場所
■入場料 ¥1,000
当日の模様は生中継されます。
→ニコニコ動画
もしも管首相が勝ったら、小沢外務大臣というのはいかがでしょう。
外交とは、かけひき。
石橋をたたいて渡るような外交では、ちっとも面白くない。
民主党はいいなあ!!あれだけ毎日毎日宣伝してもらえるのだから。
選挙ばかりして!首相が短期で変わるのはよくない!いろいろ意見を言ってくれますが、こういう見方もあるんですよね!!!
共産党と公明党の市会議員が言っていました。
背後関係ばかり追っていると恋もできないという悲しい女です。
先日、オーストラリアの首相が変わったが、その背後には2人の黒幕がいると新聞に出ていました。私は2人の黒幕の背後には米国がいるのではないかと考えています。
日本のことで、米国が最も頭を悩ませているのは、普天間基地の問題ではなかろうかと思います。自民党ではいつまでたっても解決に至らない。民主党に変えてみたが、鳩山首相も、管首相もだめだった。最後の手段として、今まで警戒していた小沢一郎氏に白羽の矢を立てた。米国は利用できるものは何だって利用する。
私は、小沢氏のいう「米国にとっても、沖縄にとっても、良い方法があるはずだ」という言葉に魅力を感じて期待している。
小沢さんと小沢革命を支える人たちにとって、きびしい状況がこれからも続くとのこと...ネット上では小沢立候補で盛り上がっていますが、(少々お祭り騒ぎのような?)決して楽観視はできないのだ ということです。
そういえば9月3日のスパモニでの小沢さんの話を聞くと、最後の最後まで鳩山氏と輿石氏が電話で 菅氏に挙党態勢についての話合いを継続するよう説得しておられた様子がみてとれます。 小沢さんはできれば代表選にでたくなかったのかな?という印象を受けましたが、こういった現状を考えてのことだったのでしょう。 菅氏も 一度はトロイカ+1体制になびいたけど(内心不安なのでしょうね)、後で彼を取り巻く例の面々から「小沢と手を組むなら アンタを支えないよ」と引導を渡されて、また翻ったのだろうと思います。(あるいは米国からの指示か?)
ネット上では鳩山さんの仲介を「鳩山は一体何がしたいんだ!?」と言う声が多々あがっていましたが、その行動には大切な意味がこめられていたのだということがわかりました。
この前の参院選で 消費税増税を掲げて菅民主党は大敗しましたが、米国にとっては、民主が勝とうが負けようがどちらでもオイシイ事だったのでしょう。 勝っても菅民主なら言いなりだし、負ければ法案が通過せず 郵政などが皆棚上げしてしまう...米国が 実に巧妙に日本を操っている様子がうかがえます。 消費税増税を掲げるよう菅氏を誘導(指示?)したのは米国(財務省)なのでしょう。
500万人の富裕層などは 確かにヒステリックに小沢さんに憎しみを向けています。 テレビでもさかんに喧伝されています。 それはもう論理ではありません。 官僚マスコミも含めて 対米隷属によって大きな利益を得てきた人たちが、自分たちの既得権益を絶対に守りぬこうと、小沢さんとそのお弟子さんたちにこれから(今まで以上に)襲いかかってくるのでしょう。
私たちは これからの政局に一喜一憂せず、事態を冷静に見守ることが大切と理解しました。 そして米国の凋落と呼吸を合わせるように私たちも行動していくことが、小沢革命を実現していくためには肝要ということなのだと思います。 そして官僚支配による盲目的な対米隷属から日本が脱し、自立への第一歩が踏み出せるような世の中に一歩でも近づいていくために...
現在の円高は日本国債バブルです。
郵貯も政治がもたもたして居る為に遅れ、それならこの手だと国債バブルを仕掛け日本の最後の種銭をむしり取ろうという魂胆でしょう。
世界中の投機資金が日本国債に向かっています。
日本の金融機関も投資先がなく日本国債に向かっています。
ここで日銀が量的緩和などをしたら一気に国債バブルが膨らんでしまい
奴らの思い通りです。
その前に小沢政権を作り、資金を国民に回す算段をしなくてはなりません。
さもないと、国債バブルを膨らませるだけ膨らませて破裂させられ、日本は
また焼け野原です。
これを阻止できるのは小沢さんしかいません。
http://blog.livedoor.jp/jproject/
8/26.徳島新聞朝刊の記事です。
「資金供給増で円高是正を
金融危機以前と比べ、米国は2.5倍、英国は3倍、欧州中央銀行は60%の増加、日本は10%、韓国は50%、中国は80%、台湾とタイは30%、シンガポールは40%、通貨供給量を増やしている。」
円高が起こるのは当たり前だという考え方である。私も同意見です。
ただ、通貨供給量の増やし方ですが、小沢一郎氏が述べていたように、子育て支援に100%使うとか、そういう増やし方のほうが、今までのようなやり方よりもバブルになりにくいのではないかと考えます。
管首相は小沢氏との対立軸を作りすぎた。本当に挙党一致体制とは何か、もう一度、今から考えても遅くないのではないかと思います。
円高が止まらない。
日銀が金融緩和すると、もう一度バブルはあるだろうか。
もう一度、バブルになると、誰が利を得るのだろうか。
円高へ誘導した連中だろうか。
情報が錯綜したとき、庶民に長い説明は届かない。
だからワンフレーーズの小泉は強かった。
小泉は“抵抗勢力”と勝手に名付け、国民の敵に仕立て上げた。
小沢氏も一言で戦えるキャッチフレーズが必要だと思う。
たとえば、管vs小沢 ではなく、既得権益vs小沢、というようなシンプルな構図を作り上げ、はやくから浸透させるべきだと思う。
この手法「相手を打ち砕くまで徹底的に同じ言葉を撃ち放て」は、かのドイツのヒゲのひとも言っていたように思います。
秘密情報院ベートーベンをおもしろく読ませていただきました。90%は正しいと思っていますが、10%は間違っているところがあると思います。
それは、ベートーベンをフリーメーソンだと頭から信じていることです。
フリーメーソンとは、ユダヤ系の秘密結社だと私は理解しています。
ロスチャイルド一家はユダヤ系だが、プレンターノ夫妻はユダヤ系だとは書かれていません。たとえ、歓喜を自由と読み替えたとしても、ベートーベンがユダヤのために働いたのではなく、逆に、ユダヤがベートーベンを利用したのだと考えます。
澤田正典です。今日は平成22年8月20日です。
この夏も、ようやく暑さが峠を越えたようで、ほっとしています。
今日、NHKの昼のニュースにおいて、パキスタンへの災害支援を訴えているヒラリー国務長官の映像を見てびっくりしました。老け込んでいますよ急に。年並みに見える。そして、先日は(愛人?の)ロバート・ゲーツ国防長官が辞意表明。これから仲良くウォー・エコノミーをやるはずだった二人が、一気に斜陽へ向かっています。何やら、とんでもないくらい急に政治的な風向きが変わったのでしょう。
たぶん、デイビット・ロックフェラーさんが脳卒中とか、死んじゃったとか、しているのではないでしょうか。最近、国債金利が大きく下がり続けましたが、私の力ではとても、その意味や隠された狙いがさっぱり見抜けませぬ。そして金価格がそれほど動かなかった。
ただ、ひょっとすると、何か、裏に時間稼ぎの狙いがあったのかもしれないと感じています。
オバマ大統領は、任期いっぱい続けることができるかもしれません。
また、金価格を暴落させるような大技は、デイビット・ロックフェラーさんみたいな超大物の極悪がいなくなったら、指揮官が突然死した傭兵部隊みたいなものでしょうから、できないのではないか。大技をかけようと思ったら、彼らなりに一丸となって一気に仕掛けられるだけの万全の体制が備わっていなければ、失敗するはずです。
彼らは、もともと分離と支配の技術だけを磨きに磨いて、それだけでやってきたような連中です。今度は彼ら自身がばらばらになって同属争いを始めるでしょう。あの連中は、デイビット・ロックフェラーさんがいなくなったとたんに、もう、二度とまとまりはとれないでしょう。
アメリカは、良識派の人たちがしっかりと団結して立て直していって欲しいと願います。
もちろん、あの爺様がまたケロッと三極会議やビルダーバーグに出席する姿がこの先、出てくるかもしれませんが、一昨年の11月、昨年の3月、そして今年の5月から6月、そして今月と、時折、政治的な風向きが間逆に一気に変わる節目が見られています。(ごく最近ようやく、こういった節目に気づくことができるようになりました。皆様のお陰です。)
今、また節目が見えます。まだ本当のところは全くわかりませんが、いずれ95歳の爺様は、あの年齢ですから、そのうちに、この世での役目を終えてあの世に行くのは必定。
この2010年、変わるときは、一気に時代が変わってしまうような予感がします。今はあわてず、じっと潮目を見抜いてやろう。ひょっとしたら副島先生が当初予言されていたとおり、やはり今年の年の瀬が近づくころには米国債の金利がどんどん上昇していくかもしれません。
小沢一郎議員が、その貫禄をますます伝えてきています。いよいよ真打の登場でしょう。
澤田正典 拝
小沢一郎氏を総理に担ぐ話題が絶えない。
私の市(徳島県三好市池田町)でも同じようにして、市長が選ばれている。
古池を埋め立てた船井電機跡地の土地を処分するために。
普天間基地を米軍のために解決する手段として、総理が選ばれている。
やはり、日本はまたも米国の情報戦に負けるのだろうか。
日本のタンカーがホルムズ海峡で爆破に出会った事件について。
2隻の船が不振な動きをしていたそうである。2隻の船は追っかけっこをしていたのではないかと考えている。1隻の小型船は日本のタンカーに安全のよりどころを求めた。しかし、爆破された。その余波を日本のタンカーはこうむった。どんな物語があったのだろう。
私は、普天間基地は、急いで解決する問題ではないと考えている。
そのかわり、事故に関しては、しっかりとした保障による解決の制度化を望む。そうすれば、困るのは米軍の方ではないだろうか。
でも、国会が混乱したら、混乱を終止させるためには、小沢一郎しかないかもしれない。願わくば、辛抱強い国会運営を望む。
金の暴落の予測に関しては、2面性がある。暴落するのだったら、一度売って、暴落した時点でまた買い戻そうかと思ったら、誰かの術中にはまったことになりそうだし。暴落するまで、金の買いは待てと言ったら、また、それだけで、誰かの術中にはまるような気がする。結局は静観するほかない。
韓国の船沈没事件については、私の思っていたとおりの副島氏のぼやきだった。自分の考えが確かめられたことは、今後の自信につながる。
私は、小沢氏はあまり表面に出ないほうが身のためだと思っている。フィリッピンのマルコス大統領や田中角栄を連想する。
うわさでは、小沢一郎氏が辺野古に土地を持っているそうだが、それは本当なのだろうか。
下の[8]に3ページ目を転載した、7/22の『日経ビジネスオンライン』に掲載されたジェラルド・カーティスのインタビュー記事について、1・2ページ目も転載しておきます(これで全文転載です)。
タイトルは「今度のねじれは本当の麻痺状態を生み出す 菅首相はブレてはいけなかった」
ここでは、民主党敗北の原因が菅氏ではなく、鳩山、小沢氏であることが強調されている。わざと負けるように仕組んだくせに、白々しく消費税の説明はまずかったなどと、他人事のように解説しているようにみえる。本当は郵政法案が立ち消えになって、思惑通りだったと喜んでいるのだろう。だから写真も満面の笑顔だ(写真は添付できませんでした)。
(1・2ページ目の転載開始)
ジェラルド・カーティス
政治学者。コロンビア大学政治学部バージェス教授、早稲田大学公共政策研究所客員教授、東京財団上席研究員・仮想制度研究所フェロー。学位は政治学博士(コロンビア大学)。コロンビア大学東アジア研究所所長、コロンビア大学政治学部教授、東京大学法学部客員教授、慶應義塾大学法学部客員教授、政策研究大学院大学大学院政策研究科客員教授などを歴任。
――今回の参院選で民主党が大敗した原因は何か? 有権者は、必ずしも自民党を支持しているとは限らないと思う。
カーティス 菅直人首相の消費税についての説明のまずさ、提示の仕方が選挙にマイナスだった。しかし、これらだけで民主党が負けたと考えるのは大間違いである。10カ月にわたる鳩山政権の動向を見て、国民は「日本を運営する能力が民主党にあるのか」という不安を抱いた。その懸念が根本的な敗因だと思う。菅氏は、鳩山政権の大失態を忘れさせるチャンスがあった。だが、消費税についての発言でそのチャンスを自ら逃した。
今回の選挙で民主党が負けた結果、自民党の議席数が増えた。特に1人区でそうだった。前回の総選挙で民主党に入れた人は絶望を感じて、今回の参院選では自民党に票を入れた。1人区では、民主党でなければ自民党しかない。そのため自民党に投票したのである。この流れは大きいと思う。
消費税増税は正しい、しかし提起の仕方を誤った
――消費税の増税を、菅首相は提起するべきではなかった?
提起すべきだったと思う。ただし、言う以上、中身のある話でないとだめだ。
もしオバマ大統領が2006年の大統領選で「医療保険制度を改革すべきだ。国民皆保険にすべきだ。具体的なことは大統領になってから、みなさんと相談する」と言っていたら、米国民はどう思っただろう? 「この人にリーダーシップはまったくない」と思ったに違いない。
だから菅氏は、消費税増税に触れる以上、矛盾したことを言ってはいけなかった。消費税率を引き上げる目的は、ギリシャのようにならないための財政再建なのか、福祉の拡充なのか、最後まではっきりしなかった。さらに「次回の総選挙まで1円も上げない」と言えば、いったいこの人は何を考えているんだ、ということになる。
私の考えでは、今の日本国民は消費税率の引き上げはやむをえないと思っている。にもかかわらず、消費税の議論そのものが先送りされることになった。菅首相の問題提起の仕方がよくなかったからだ。
――民主党が9月に代表選を行う。菅首相はどう出るか?
続投すると思う。しかし、これから菅氏が支持率をどこまで回復できるかによる。いま代表選をやれば、再任され続投になる。でも先のことは分からない。9月までに支持率が20%くらいまで下がれば辞任せざるを得ないだろう。
(以下2ページ目)
――今回の選挙の大敗の責任をとって辞めることはしない方がいい?
ぼくはしない方がいいと思う。この選挙で大敗した責任は民主党全体にある。特に、小沢一郎氏と鳩山由紀夫前首相の責任の方が菅氏のそれよりもずっと大きいと思う。参院選までの10カ月の政権運営をしたのは鳩山氏と小沢氏だ。彼らが失敗したから民主党の支持率が18%に低下した。普天間問題で大失敗、政治と金のスキャンダルも起きた。財源がないのにマニフェスト通りに政策を実行しようとするなど、めちゃくちゃだった。国会対策も乱暴だった。
――自民党の谷垣禎一総裁は勘違いして喜んでいるようだが。
自民党は喜びすぎだ。残念ながら、議席を伸ばしたことで党内の緊張が緩んだ。「なんとか改革しなくてはいけない」という勢いが止まってしまった。
いっぽうの民主党も、「菅首相の消費税についての発言が原因で選挙に負けた」と思って、反省していない。
――もし、鳩山前首相が辞任しないでそのまま続投していたら、選挙結果はもっと悪くなっていたか。
44議席未満という状況はちょっと考えにくい。もちろん、今回よりも多くの議席を獲得することはなかっただろう。だから、菅首相は民主党を救うことに失敗したが、彼が民主党敗北の原因ではないと思う。
――菅さんは、自分が首相になれば、参院選で勝てると思っていただろうか?
菅さんが消費税について何も言わないか、あるいはオバマ大統領が「健康保険がどうして必要であるか」勇気を持って説明したように、消費税についてきちんと説明していれば、ひょっとしたら、ぎりぎり勝つことができたかもしれない。とは言え、鳩山氏と小沢氏の失策を帳消しにするのはチャレンジだったと思う。日本国民はリーダーを求めているが、そのリーダーがふらふらすると失望する。
真のねじれで今回は大混乱
――この政局の混乱はしばらく続くか。
このねじれ国会は、今までのそれとは違う。福田康夫元首相や麻生太郎元首相のときは、与党の勢力が衆議院で3分の2に達していた(本誌注:与党が衆院で可決した法案が参院で否決されてれも、衆院で再可決することが可能だった)。今度のねじれは本当の麻痺状態を生み出してしまう。大混乱になる可能性がある。
野党の間には、議席数を伸ばしたことで、早く解散させようという力学が動いていると思う。自民党もみんなの党も公明党も、米議会において共和党がオバマ大統領に対するのと同じ態度を取るだろう。共和党がいずれの法案にも反対することでオバマ政権が立ち往生すれば、11月の中間選挙で「オバマ大統領には政策を実行する力がない」と国民に訴えることができる。自民党もみんなの党も民主党に協力する気持ちはない。国会は大混乱するだろう。重要法案は通らない。予算もなかなか組めない。
(1.2ページ目の転載終了)
本日の『日経ビジネスオンライン』
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100721/215517/?bv
に、ジェラルド・カーティスの笑顔(高笑い?)の写真入のインタビュー記事あり。
「今度のねじれは本当の麻痺状態を生み出す 菅首相はブレてはいけなかった」などというタイトル。
副島先生が、『世界権力者人物図鑑』p125で述べるとおり、彼は日本の政権に干渉するようなコメントを書いている。
特に3ページ目の内容は、腹立たしい。
安定した傀儡政権を望み、官僚擁護をしている。また、「一つだけ良かったのは、亀井静香氏がやろうとした郵政法案が立ち消えになったことだ。」と喜んでいる。小沢氏については、過去の人としたい様子である。
このページだけ、以下に転載しますが、全文を読むことをお勧めします。
(3ページ目の転載開始)
総選挙が早まる。その結果、下手するとどの政党も過半数を獲得できないかもしれない。そうなると、政党の再編が始まる。ごちゃごちゃして落ち着くまでまた数年かかる。当分の間、落ち着いて必要な政策を実行するということは考えにくい。これほど混乱しているのに、危機意識が政治家の間にもないし、国民にもない。このままだと日本は世界からどんどん取り残される。
いま日本の政治は非常に悪い方向に向かっている。本当は、民主党はこの選挙で過半数を獲得して、3年間落ち着いて仕事をするべきだったと思う。そうすれば、3年先の総選挙で、民主党がやったことが良かったのか、悪かったのか、日本国民は判断することができたと思う。これが今回の民主党の敗戦でできなくなった。
政党や議員は選挙のことばかり考えて国のことを考えない。これは日米に共通するところだ。議員の給料をカットするとか、議員数と減らすと言っているが、それは建前にすぎない。彼らにとって、実際に議員数を減らことは決して好ましいことではない。もっと根本的に選挙制度を変えようという動きがあればいいが、それもないだろうし、消費税の話ももうしないだろう。公務員改革を実現するかもしれないが、私は賛成しない。官僚は非常に重要だ。バッシングをすると国の運営に支障をきたす。
一つだけ良かったのは、亀井静香氏がやろうとした郵政法案が立ち消えになったことだ。
日本の政治家のリーダーシップ
――いま日本の政治家にリーダーシップを持っている人はいるか。
居ない。居るかもしれないが、見えない。
いま民主党がやっているのはon-the-job training(実地訓練)だ。数年経つと、いまの副大臣、政務官、補佐官をやっている人が政権運営の経験を持つことになる。そういう人たちの中から、経験のある立派な政治家が絶対に出てくる。
例えば昨年の総選挙において入れ替わった国会議員の数は戦後最大だった。これは占領時代に連合国総司令部が行った公職追放に相当するインパクトの大きさだった。次の総選挙でも民主党が勝ち政権を維持すると、新しいリーダーシップ・グループが生まれてくる。戦後の日本のように素晴らしい政治家が現れるかもしれない。だから、長期的にはそれほど悲観していない。ただし、消費税率の引き上げなど短期的なことで失敗し続けると、長期的にリーダーを育てることもできなくなる。
――小沢一郎氏にお金のスキャンダルがなかったら、鳩山氏の後継首相になれただろうか?
お金の問題を別にしても、小沢氏は古いタイプの政治家で、今の時代にふさわしくないと思う。田中角栄式の政治は、今の日本人の価値観と矛盾している。小沢氏は破壊する力はあるが、建設的なことをする力はない。小沢氏が何をやってもついて行くと言う人はそれほど多くないと思う。小沢氏のグループはメンバーが100人以上も居るというが、実際についてくる人はそんなに多くないと思う。
(3ページ目の転載終了)
以前紹介された投資小僧さんのHPで金貨のプレミアが今も続いているのではないかという情報です。
コメント欄の4番目と5番目に話題として上がっています。
私個人はイギリスで1オンスにつき100ドルのプレミアがついているという記事を数年前ニューズウィークで読んだ事ある程度の情報しか持っていません。
(貼り付け開始)
最近某貴金属店でバッファロー金貨を手に入れたのですが、合州国造幣局では1510ドルで販売されているのを確認しました。いくら金貨のプレミアムとしても先物との価格差が300ドル(以前貴方様の記事の指摘通りですが)もあると云うのは?
(貼り付け終わり)
http://toushikozou.blog115.fc2.com/blog-entry-26.html#comment
先週、こちら(福島県)の市立図書館にいきました。借りた図書の返却と新たな借入れのためです。ふと、カウンターをみますと、「私が選ぶこの1冊」という葉書と投票箱がおいてあります。図書館の人に、「これ、記入して入れていいの?」と聞いたら、「どうぞ」という返事ですので、さっそく、最近、感銘を受けた本を書庫から一冊取り出してきて、テーブルにおいて座り、葉書の裏面に記入することを始めました。
今年は、2010国民読書年と決まっているそうですね。私は知りませんでしたので、ネットて調べましたら、ありました。文部科学省のページに。
http://www.kokumindokusyo.mext.go.jp/
—引用—
「国民読書年の意義・趣旨」
平成20年6月、「国民読書年に関する決議」において、2010年を「国民読書年」とする事が国会で決議されました。
読書は、我々の人生をより豊かなものにするだけでなく、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身に付けていく上で欠くことのできないものです。
この決議では、読書の街づくりの広がりや様々な読書に関する市民活動の活性化など、読書への国民の意識を高めるため政官民が協力し、国をあげてあらゆる努力を重ねることが宣言されています。
—引用終了—
詳しく決議文を知りたい方は、こちらをどうぞ。
「読書にかかわる関連情報」 財団法人 文字・活字文化推進機構
http://www.mojikatsuji.or.jp/link_5dokushonen2010.html
そして、葉書に書いたのは先週であるにもかかわらず、詳細をみないで投票したため、よくよく調べてみたら、福島県立図書館の単独事業のようなのです。そのホームページから引用します。
—引用—
国民読書年記念事業を開催します
「私が選ぶこの1冊」
http://www.library.fks.ed.jp/ippan/gyoji/gyoji/22kokumindokusyonen.htm
お気に入りの1冊!教えてください。皆様の心に残る1冊を募集します。 ポスターもご覧ください
11月6日の国民読書年記念事業の当日、投票の多かった図書を展示し紹介するとともに、終了後は希望により県内図書館などを巡回展示します。
応募期間: 平成22年7月1日(木)~8月31日(火) 必着
応募方法: 県内の図書館や公民館等に協力を依頼し、窓口に応募用紙と応募箱を設置しますので投函してください。
メールでも受付しますので、issatsu@library.fks.ed.jpに「書名」(必須)「著者名」「出版社」「選んだ理由」「性別」「年齢」を書いてお送りください。または、こちらのPDFにご記入の上メールに添付してお送りください。
お問い合わせ 〒960-8003 福島市森合字西義山1 (福島県立国書舘内)
「国民読書年」記念事業実行委員会事務局
TEL 024-535-3220 FAX 024-535-3226
E-mail kikaku@library.fks.ed.jp
—-引用終了—
http://www.library.fks.ed.jp/ippan/gyoji/gyoji/22kokumindokusyonen.htm
このページ上のPDF文書からも投票できます。ということは、全国、しいては全世界の方々を対象にしているのでしょうね。福島県人に限る という文言がありませんもの。
私が図書館の棚から、持ち出した1冊は、
「戦争経済に突入する日本」(副島隆彦氏の著書)
でありました。
葉書に、書名、著書、発行者、理由とかいていきます。
なぜ、この本を選んだのかということですが、副島先生の本は、他に2冊ありました。いずれも借りて読んだのですが、この本が最初に読んだからか、強烈なインパクトがありました。私の世界がよほど狭かったのです。しかも、未来を推定してくれます。
(いまは、購入して、マイ本にしておりますが)
例えば、P34に「アメリカ発の世界恐慌は、いつ起こるのか」の部分で、先生は、次のように述べています。
—引用—
「これまで私がしつこく書いてきたとおり、「2005年を皮切りとした数年でアメリカ発の金融恐慌が起こる」のである。それが、2008年、2009年であることは明白となりつつある。」
—引用終了—
先生のこの本は、2006年9月に出版されたものです。
その後の状況は、あたっております。
2007年8月17日 サブプライムローン崩れ
2008年9月15日 リーマン・ショック
恐ろしいくらいです。
どうぞ、皆さまも、感銘の受けた書籍を、登録してみては如何でしょうか。
PDF形式の入力は、こちらです。
http://www.library.fks.ed.jp/ippan/gyoji/gyoji/pdf/22kokumindokusyonen_issatu_hagaki.pdf
菊池様
印刷に関し、詳しくご教示いただき、有難うございます。
歳をとっているせいか、長い文章は、画面ではなく、紙でゆっくり読みたいものですから、ついつい印刷を多用しています。
おかげさまで、必要な文章を印刷できました。少し面倒ですが、この方法で印刷しながら、若い方々の研究成果を学ばせていただきたいと思います。
宮崎光治
宮崎光治さま
一般会員の菊地研一郎(会員番号2555)です。
私は運営サイドとは無関係なのですが、
宮崎さんの質問に気づいたので回答します。
宮崎光治wrote:
>「今日のぼやき」の本文だけを印刷したいのですが、画面全体でしか
>印刷できません。
>以前は、印刷用の指示欄があって、利用していたのですが。
>これは、パソコンおよびプリンター側の問題でしょうか?
>ご教示をお願いいたします。
「今日のぼやき」の新しいレイアウトでは、
縦3列表示が義務付けられました。ゆえに、
以前のような縦長1列表示(≒印刷)を
することは不可能になりました。
リニューアルで「改悪」された点である、と見ても
さほど的外れではないと思います。
なお、旧ページが特に印刷に配慮したデザインだったというわけではなく、
昔は単にああいうデザインしかできなかっただけのことです。
現在ではwebページの表示能力が紙よりも上がったため、
紙への印刷との齟齬が出るようになりました。
(例えば、Youtube動画はどうやっても全印刷不可能です)
学問道場の運営サイドが修正してくれる事柄かどうか判断不能なので、
以下に、小手先の対応策をメモします。次の手順で縦3列レイアウトを
縦1列レイアウトに変換できます。
1. 印刷したい「今日のぼやき」をブラウザで表示させる
2. マウスでメニューバーから「ファイル(F)」を選択
3. 続いて「名前を付けてページ保存(A)」を選択
4. 「ファイルの種類(T)」の項を、「テキストファイル」または「webページ、HTMLのみ」に変更(初期状態では「webページ、完全」に)。
5.「保存(S)」を選択
後は、保存したテキストファイル乃至HTMLファイルを
メモ帳なりWORDなりで開いて編集・印刷してください。
「テキストファイル」で保存すると、画像が欠けるが、不要部分の削除などは容易。
「webページ、HTMLのみ」で保存すると、画像が残るが、編集には少し技術が必要。
以上、小手先の対策です。以上の操作で何かPCに不都合が
発生する可能性はゼロなので、ご自由にお試しください。
以下は、つぶやきです。
・有料ページのぼやき文はコピー不可の処理がされているものの、
保存やソース参照でコピーできる。直接的なコピー防止対策にはなっていない。
・諸掲示板の「引用」キーが無効になっている。件名に「Re:」が追加されるだけで、他は無反応だ。これはバグだろう。
・重掲にも投稿されていたが、ログイン/ログアウトの状態が分かりにくい。特に「ログイン」という概念が分からない利用者はお手上げだろう。何が起こっているのかさえ分からない者も多いだろう。
「今日のぼやき」の本文だけを印刷したいのですが、画面全体でしか
印刷できません。
以前は、印刷用の指示欄があって、利用していたのですが。
これは、パソコンおよびプリンター側の問題でしょうか?
ご教示をお願いいたします。