「尊厳を踏みにじる医療界(下)」

投稿日:2010/06/14 07:25

「心に青雲」から貼り付けます。

(転載貼り付け開始)

2010年06月14日 | 医療問題
「尊厳を踏みにじる医療界(下)」

《2》
 もう一つ、ご紹介。この情報はブログ読者のZさんからいただいた。
    *     *     *
 先日の出張で、民宿に泊まりました。民宿を経営している人と話したのですが、
 製薬関係のお客様は、
「薬はのまない。ワクチンはこわくて絶対打ちたくない」
と口々に言うそうです。
 一体、何を入れて、どんなことしているんでしょうか…?
    *     *     *
 悪魔の支配構造が透けて見える。
 薬に何を入れているのか、といえばほとんどは石油である。石油を原料にして化学的に合成している。恐ろしいものなのだ。
 何度も書いてきたが、アメリカや日本の製薬メーカーが患者を食い物にし、それの製薬会社に天下っておいしい汁を吸うために、役人どもが病院を支配しているのである。
 これは私の知る信頼できる西洋医療の医師の言葉だが、「薬はなるべくなら使わないほうが良い。しかしだからといって『薬をやめると病気が治る』というたぐいの本を読んで、いっさいの薬を断ってしまうのはやりすぎだ。しかし必要なときに短期的に使うのなら良い場合はある。
 問題なのは、ある症状があるからといってずっと使いつづけるとか、痛くなるといやだから予防的に使い続けるといった、習慣性の使い方がいけない。そんな場合は、薬に頼る前に生活習慣を見直すべきなんだよ」と。
 その製薬会社と医者の癒着の実態を、冒頭のX医師がしたためている。
      *       *       *
 先日、自律神経免疫研究会で新潟大学の安保徹教授の講演を拝聴しました。
 「ストレスがかかると脂肪肝になったりコレステロールを上げたりして、癌や糖尿病から体を守る、これを薬で治療するのは全くの害である」という主旨のご講演で、これは私ども研究グループの結論と同じだと意を強くしました。
 でも、これでは薬が売れなくなるから、こういう考えは医学の主流からは“トンでも”扱いされていますけど、真実に近いと思います。

 どんな医者にでも、製薬会社は研究会をつくってくれます。
 そこで多くの医師たちは、製薬会社のMRに頼まれるままに、当該降圧剤の恣意的な有効データを出して、参加者の医者たちを洗脳します。
 そしてオピニオンリーダーといわれる有名な大学の教授などを招聘して講演をしてさらに洗脳します。

 都内の一流ホテルで、送迎つき立食パーティーつき、全国規模の講演会では地方の医者に東京見物宿泊・家族同伴旅行つきで集めています。

 私も研修医の頃は件のForest氏のように見事に洗脳されて、善であると信じて疑わす治療していました。 現場の医者は忙しすぎるのと、いわゆる勉強秀才が多くて、たいした疑問ももたずに日々善意と怠慢のもとに対症医療を実践しています。 それが総体としては巨大な悪を形成してしまう。

 製薬会社主催の講演会では、同効のライバル薬に対してこれだけ優れるというデータを出しますが、そのライバルの講演会では、真逆のデータを出します。
 昨今流行の証拠に基づく医療(EBM)は一見科学的なようですが、同じ治験をこうも違う結果に導くとは、いかさま以外の何ものでもありません。
 まさに似非科学です。
 それを同じ人物がやるのです。
 あれっ? この先生、先週は敵対メーカーの降圧剤を持ち上げてなかったっけ? なんてことはよくあります。

 先日、東工大の統計学の教授にお話を伺ったら、統計なんてインチキでいかようにでも恣意的な結果を導けると言われました。 数学者でさえいい加減にできるのだから、医者のやる統計なんて推して知るべしですね。 そして、治療ガイドラインの根拠となる大規模臨床試験のスポンサーは欧米の巨大製薬会社ですから、何をかいわんやです。
      *      *      *
「この先生、先週は敵対メーカーの降圧剤を持ち上げてなかったっけ?」とは破廉恥きわまる。これが天下の大秀才の成れの果てだ。
 仮に、この破廉恥な「敵対メーカーの降圧剤を持ち上げる」医師に、問いただすと、どういう反応になるか?
 怒りを含んだ形相で質問者を睨みつけ、一流大学の医学部を卒業して医者になった秀才の俺にたてつくのか、という表情になる事、請け合いである。民主党の事業仕分け作業のときの、独立行政法人や公益法人に天下った元官僚どもが、「仕分け人」や評価者を睨みつけていたが、あれと同じ顔になること必定であろう。
 医者が信用できなくなったら、日本も本当におしまいである。医者は人の命を救う気高い職業なのだから、応分の高収入を得てよいと思うが、それでも気持ち的には「清貧に甘んじる」気概はなくてはなるまい。
 それにしても、毎度いうけれど、こういう「仁術」すら地を払ってしまった日本の医療に誰がした、と言えば、間違いなく自民党、公明党、それに官僚、製薬会社、マスゴミである。背後にアメリカがいるのはむろんだが。
 その悪魔どもが、民主党政権を罵って政権を戻してよこせとは、なんたる暴言か。(くどく言うが、だから民主党が良いと言っていない)奴らに民主党を批判する資格はないとだけ言っている。 

 もう一つ、私が頂戴したV氏からのメールを紹介しよう。たまたまここ数週間のあいだに、医療・製薬関係でいくつかメールを頂戴したのだ。
      *      *      *
 以前、「心に青雲」さんが紹介していた、甲田光雄さんの書いた『少食が健康の原点』という本を読みました。
 それによると、気管支喘息、パーキンソン氏病、関節リュウマチ、悪性脱毛症といった病気は宿便が原因であるので、断食療法が効果があると書かれています。
 宿便が呼吸器系の病気や神経難病の原因であるというのにはびっくりしましたが、病気を治すのに、病院として高額な検査機器の投資を競うのでは
なく、もっと患者の生活過程を正すことに力を入れた方が効果があるのだなと思いました。

 実は私はちょっと精神的に弱いところがあり、大学を卒業して就職した年から約13年間、精神科のクリニックから処方された精神安定剤と抗不安薬を飲み続けていました。(成分としてはごく弱いものです。)
 これを3年前からきっぱりと飲むのを止めました。

 服用を止めたのはクリニックの医師にも言わず、自分の意志で行いました。飲まなくなった当初は、軽い頭痛などがあったような気もしましたが、「心に青雲」のブログの記事に「1日40品目の食事工夫」がありましたが、きちんとした食事をとれば薬など不要であると信じてやめることができました。

 主食を玄米や原始長命食に切り替えましたが、切り替えて3ヶ月くらい経った時から、汚い話で恐縮ですが黒い便が1ヶ月くらい出ました。
 私はこれが宿便だったのかなと思います。宿便が出た後は心身とも健康になったと感じています。

 さらに、私の母は20年ほど前に、乳がんと甲状腺がんにかかりました。外科の手術を行い退院後、家に戻って来て病院から処方された抗がん剤を飲
んでいましたが、ある日、「抗がん剤を飲むとかえって調子が悪くなる気がする。」と言って飲むのを止め、患者の間の口コミで知った東城百合子さんの本(『家族でできる自然療法』あなたと健康社)を読んで、玄米菜食に切り替えました。

 その後がんは再発せず、現在でも存命です。
       *     *     *

 V氏からのメールは見事である。
 きっと死神と軽蔑される製薬会社の営業マンは、こっそり陰で自分だけは「代替医療」にすがっていることだろう。

 知り合いの精神科医のW氏は、「最近、抗うつ剤は重症のうつにしか効かない、というデータが発表されたので、イギリスなどでは、精神科医のなり手が激減しているそうです。そんな情報は日本の薬屋は全く口にしませんけれど」と言っていた。

 本ブログでも、さんざん取り上げてきたが、薬を全否定するわけではないが、ほとんどの薬は「死の接吻」である。
 代わりに何をすべきかは、自分で書籍やインターネットで研究しないと、身は守れないのである。

(転載貼り付け終了)