ヨーロッパ内でのDSの分裂が明らかになった。「ジョンソン英首相、ウクライナ首都を電撃訪問…サイバー分野など軍事訓練提案」(2022年6月17日)

かたせ2号 投稿日:2022/06/18 10:09

かたせ2号です。
まず、表題の記事を紹介します。

読売新聞のサイトから。
記事名:ジョンソン英首相、ウクライナ首都を電撃訪問…サイバー分野など軍事訓練提案
2022年6月18日配信
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220618-OYT1T50032/

(引用開始)
英国のジョンソン首相は2022年6月17日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を電撃訪問し、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談した。会談でジョンソン氏は、最大1万人のウクライナ兵に対する軍事訓練の実施を提案した。戦闘訓練のほか、医療分野やサイバー分野での訓練も提供するという。ジョンソン氏によるキーウ訪問は、2022年4月以来2度目。
(引用終わり)

かたせ2号です。
次に、すらいとさんのツイートからのこの件のコメントを引用します。きちんと状況を整理されています。
2022年6月18日
https://mobile.twitter.com/slightsight/status/1537938269425438721

(引用および一部補足追記開始)
・ウクライナのゼレンスキー大統領:「必要な数の武器さえ送ってくれれば、我々ウクライナ人は領土を取り戻すまで戦い続ける」
・フランスのマクロン大統領、ドイツのショルツ首相、イタリアのドラギ首相:ゼレンスキーに対して「(ウクライナの)EU加盟に推挙するよ。ところで(ロシアとの)停戦交渉もしてくれないかな?」
・翌日(2022年6月17日)、イギリスジョンソン首相:ゼレンスキーに対して「教官を1万人派遣するから(戦闘域外)、あいつら(マクロン、ショルツ、ドラギ)の話は聞かなくていい」
(引用および一部補足追記終わり)

かたせ2号です。上記のジョンソン首相のウクライナ電撃訪問で、対ウクライナ・ロシア作戦における、ヨーロッパDSの分裂がもはや明らかとなりました。
私、かたせ2号の見立てでは、以下の対立構図になります。ご参考ください。

<DS最高幹部>ジョージ・ソロス 対 ヘンリー・キッシンジャー
<ロシアの国益へのスタンス>
 ロシアを崩壊させるまで一切妥協しない 対 ロシアの国益を考慮して妥協点を探る
<ウクライナへの命令内容>
 全ウクライナの領土からロシア軍を追い出せ 対 ロシアへの領土割譲も前提にロシアとの停戦交渉を進めろ
<国家>イギリス(こちらが格上) 対 フランス・ドイツ・イタリア(こちらが格下)
<DS中堅幹部、各国の政治的指導者たち>
イギリスのジョンソン首相、トラス外相 対 フランスのマクロン大統領、ドイツのショルツ首相、イタリアのドラギ首相
<組織>NATO(こちらが格上) 対 EU(こちらが格下)
<ロシアエネルギー輸入へのスタンス>
断固輸入停止(停止しても困らない) 対 輸入継続(停止すると国家経済に大打撃)

かたせ2号です。
現状は、ナチス・ドイツのヒトラーがパリを占領していたころの勢力分布(対立構図)とほぼ同等であると判定します。

以上