アメリカのバイデンは、ブチャの事件を「ジェノサイド」と呼ぶことを拒否した。
かたせ2号です。
藤原直哉のツイートにあったロシア・プラウダの記事を紹介する。
https://twitter.com/naoyafujiwara/status/1511295798503686157
ロシアのプラウダのサイト。
記事名:「EU、ブハの出来事をジェノサイドと呼ぶことを拒否」
2022年4月5日
https://pravda.ru/news/world/1696003-bucha_genocid/
(翻訳引用開始)
欧州連合(EU)外交部長のジョセップ・ボレル氏は、ブカで起きたことが人々の大量虐殺と言えるかどうか、自身の見解として回答している。
政治家によれば、ウクライナの都市で起こった出来事をそう呼ぶべきでないとのことだ。
ボレルはラジオ局COPEのインタビューで、「『ジェノサイド』という言葉は、もっと恐ろしいことのために取っておきたい」と述べた。
こうして、ヨーロッパの政治家は、アメリカの指導者ジョセフ・バイデンを支持した。彼もまた、ウクライナのVolodymyr Zelenski氏の評価に反対し、ブハでの出来事を戦争犯罪(war crime)と表現した。
これに先立ち、EUのピーター・シュターノ外交政策報道官は、ロシアとの外交関係を維持する必要性を指摘した。同時に、同政治家は、同協会がモスクワに対する新たな制裁パッケージの導入プロセスを加速させる意向であることも明らかにした。
(翻訳引用終わり)
かたせ2号です。
ブチャの事件について「ジェノサイド(genocide、大量虐殺)」という表現を、アメリカのバイデンはしていないのだ。
そして、そのことを上記記事の中で、ロシア側が歓迎している。
このバイデンの戦争犯罪(war crime)発言の詳細は以下の通り。
MSNBCの報道の動画。
記事名:Biden Calls For ‘War Crime Trial’ After Reports Of Massacre In Bucha
2022年4月5日
https://www.youtube.com/watch?v=yRuzZgE8VvY
そして、上記動画の26秒あたりでのやりとりをテキストにしたのが、以下のツイート。
https://twitter.com/CaitlinDoornbos/status/1511007260020989955
(引用開始)
Asked if he thinks what’s happening in Bucha is genocide,
President Joe Biden said: "No, I think it is a war crime."
Asked if he will impose more sanctions on Russia, Biden replied: "I’m seeking more sanctions, yes."
Biden also said Putin "should be held accountable."
午前0:46 ・ 2022年4月5日・Twitter Web App
(引用終わり)
かたせ2号です。バイデンは、ブチャの事件を「ジェノサイド(genocide、大量虐殺)」と呼ぶことを明確に否定した上で、
「戦争犯罪(war crime)」だと表現している。
以下、私が思うに、
DSが引き起こした今回のブチャの事件、当然、DSの手先であるバイデンならば、
最初に「これはロシア軍によるジェノサイドだ」と発言したウクライナ・ゼレンスキーに追随して、「ジェノサイド」と呼ぶべきところだ。
しかし実際の発言では、それを明確に否定していた。
おそらくバイデンは反DSの勢力(トランプ+米軍)によってコントロールされていて、このような発言をしたのだと思う。
そのことを暗に、わかる人にはわからせるための演出だったと考える。
そしてその演出をきちんと受け取って、受け取った旨のサインを出したのが、ロシアの上記プラウダの記事である。
以上のことから、バイデンのwar crime発言を歓迎するロシア(プーチン)は、トランプと連合を組んでいることも、私には容易に推察できる。
(補足)以上の推論は、私の情報解析の考え方の2つ目「なぜそれが起きたのか理由はよくわからないが詮索しなくても大勢には特に影響のない事実について、それでもしつこく理由を考えていくと、案外と早くに「真実」に辿り着くことができる」の適用事例である。
以上