いわゆる尖閣ビデオを流出させたと思われる海保職員が名乗り出たこと

岡山アキラ 投稿日:2010/11/10 21:52

国家公務員をしている岡山アキラ(筆名、会員番号1603)です。

本日の朝に投稿した以下の[15]の2の方の件であるが、以下の記事のとおり、本日現在までに、流出させた海保職員が名乗り出て、事情聴取を受けているところまで事態が進展したようである。

ニュースの話題で様子急変=船長が声、関与認める―巡視艇内で海保職員
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-101110X059.html

動画投稿の海上保安官は確信犯 テレビ局に「うやむやになってはいけない」
http://www.j-cast.com/2010/11/10080499.html?p=1

これらの記事を読む限り、この海保職員は、結局、「義憤に駆られた」ので、私が[15]で投稿した言葉で言い換えると、「個人的動機」で動画を流出させたようである。

まだ、何故、石垣や那覇で取り扱われていた動画が神戸で流出するのか、あるいは、「義憤に駆られた」ならば何故、非公開の決定直後ではなく、このタイミングで流出させたか等について、謎が残るが、これらが解ければ、下の投稿([15])の2の方の私の予想がはずれたことが濃厚となる。

濃厚と書いて断定しないのは、この海保職員が、例えば、○○○会等の特殊な団体の構成員、あるいは、そのような団体に操られているという可能性も0ではないからだ。

というのは、以下のように数日前にすでにこの件で読売テレビの記者がこの海保職員に取材をしているという記事が出ているからである。

(はりつけはじめ)
「流出」告白の海保職員に、読売テレビが独自取材
 日本テレビは10日夕のニュース番組で、映像を流出させたと神戸海上保安部に申し出た男性保安官(43)に、系列局の読売テレビ(大阪市)の記者が事前に取材していたと報じた。

 記者が番組で語ったところによると、取材は数日前で、神戸市内で約2時間面会したという。
(中略)
 一方で、保安官に接触するまでの経緯について、記者は「映像を投稿した人物がいるという情報がある筋からもたらされ、調整を重ねた」と説明した。
(はりつけ終わり)
http://www.asahi.com/national/update/1110/OSK201011100083.html?ref=goo

『記者は「映像を投稿した人物がいるという情報がある筋からもたらされ、調整を重ねた」と説明した。』の部分の「ある筋」とは誰なのか気になるところである。

つまり、「ある筋」とはなんらかな特殊な団体ではないかということである。そうすると、例えば、警察や検察の取り調べに対して、この海保職員がこのような特殊な団体の構成員等であれば、一部の事柄について嘘を話す可能性があるわけだが、事実とその一部嘘の供述に齟齬がなければ、本人がどのような団体の構成員等かまで特に問題となるはずがなく、このことについて捜査当局がしっかり調べると思えない。

岡山 拝