覇権アメを拾い読みする(3)覇権アメの次に参照するべき本は、「映画本」で決まり!
伊藤睦月です。本日は、2025年9月8日(月)です。
昨晩、石破茂が自民党総裁の辞意を表明した。数日前に足(ひざ)の不調が報じられていたので、辞意表明は近いのでは、とは思っていた。石破には、特段の思いれはないが、トランプとの交渉や党内政局のゴタゴタは相当きつかっただろうな、とは思う。お疲れさまでした。
そして、次期総裁は、正直誰でもよい。宗主国(トランプ)からの被害を最小化し、「アジア人同士戦わず」を貫いてくれればよい。副島先生によれば、トランプは、ディープステイト側についたようだから(早速パクリ本がでていますね)、油断はできないが。髙市は論外、小泉も不安要素満載だ。
さて、覇権アメの第1章しか読んでないのに、なんだが、覇権アメを読んだら、あるいは、覇権アメの理解を深めるためにお勧めの本がある。それはいかのとおり。
1)ハリウッド映画で読む世界覇権国アメリカ(上)講談社アルファ文庫2004年
2)同上(下)
3)アメリカ帝国の滅亡を予言する<映画で読む世界の真実>日本文芸社2013年
伊藤睦月です。これら3冊は、最近の「今日のぼやき」にも紹介されている。アマゾンでは、3)は在庫があるようだが、1)、2)は、古本でしか扱っていないようだ。今度いつ再販されるかわからないから、ぜひ手に入れるべきだ。私は、この本に随分教えてもらった。覇権アメがハードル高いと感じられる方に是非お勧め。
一応、目次を紹介する。
(上巻)
まえがき
序章 アメリカ社会・差別の分裂線
第1章 アメリカ政治を動かしているもの
第2章 アメリカ社会の本質
第3章 アメリカの差別の構造
あとがき
(下巻)
序章 「政治的立場」とは何か
第1章 リベラルの嘘と偽善
第2章 西欧近代化とは何か
第3章 日本を考える
あとがきにかえて 私の政治思想遍歴
登場映画索引(上下巻療法掲載してあって、便利)
アメリカ帝国の滅亡を予言する
はじめに
PART 1 アメリカ 帝国神話の終焉
PART 2 ハリウッドの中の反骨精神
PART 3 アメリカの没落とヨーロッパの悲劇
巻末付録 本書で評論した映画の監督たち 15人のプロフィール
伊藤睦月です。副島ファンなら、これだけ見れば、読みたくなるでしょ?上記1)、2)は覇権アメとのリファレンス性が高いので、お得感がある。
上記1)、2)と3)とでは、アメリカ帝国に対する構えが違うことは、本のタイトルをみればすぐわかる。前2書は、「世界帝国」アメリカ、3)は、「滅亡が見えてしまった」アメリカ、執筆間隔は約10年。その間、アメリカに、そして副島先生に何が起こったのだろう。この間、学問道場を留守にしていた自分には興味深い。今後それについても書くことがあるだろう。とにかくこれも熟読必須。
なお、副島先生は、その後も、「副島隆彦の政治映画評論 ヨーロッパ映画編」ビジネス社2015年を上梓(じょうし:出版)されており、現在、日本映画編が連載中である。これも楽しみ。
さらに、「ハリウッド映画は、ディープステートの洗脳工作」という視点で書かれた、西森マリー「ハリウッド映画の正体」(副島先生監修、推薦)も気になっているが、まだ読み切れてない。この2書はまだアマゾンでも手に入るようだ。(私は、西森本は、電子書籍版でもっているが、年寄りには読みにくいので、今後紙版を手に入れたい、とは考えている)
以上、ちょっとした雑談でした。次回から覇権アメに戻ります。
伊藤睦月記
