覇権アメ第4章を読む(3)ちょっと気になることが・・・「青山直篤」という人物。

伊藤 投稿日:2025/08/13 09:41

伊藤睦月です。本日は2025年8月13日です。

 1)先日、NHKBSをチラ見開いていたら、イーロンマスクを特集していて、彼の背後にいる理論家、という位置づけで、カーティスヤービンの紹介、インタビューを放送していた。ヤービンについては、「暗黒啓蒙主義」とか「君主制」といったキーワードで、今日のボヤキや重たい掲示板で、副島先生や、古村さんが以前に紹介していたような。さすがに早いな、と感心していたところ。

2)で、たまたま、今朝コンビニで買った朝日新聞(総合2:時々刻々)に「トランプ主義亀裂」という大見出しに「旧来支持者vsテック右派」、「移民やAI政策 保守派も応戦」「暗黒啓蒙」思想家ヤーレビン氏影響力増す」「民主主義を否定」「王が必要」という、中・小見出しが踊っていた。

3)また、テック右派の人物として、カーティスヤービン、イーロンマスク、マークアンドリューセン、ピーターディール、「多様な人物が混在する「トランプ主義」」に連なる人物群として、スティーブ・バノン(MAGA),JDバンス(副大統領)、マージョリーテイラーグリーン(トランプ側近の強硬派議員)、パトリックデニーン(カトリック保守)が紹介されていた。これらの人物については、すでに、副島=古村の観察、分析が始まっているだろう。のでそれを楽しみにしよう。

4)私が気になったのは、この記事の執筆者「青山直篤」と」いう人物。「なおたか」「なおあつ}とでも読むのだろうか。

5)朝日新聞のhpによると、1981年生まれ、東京大学法学部卒、現在朝日新聞ニューヨーク支局長。記事書署名には、(バークリー=青山直篤)となっているので、バークリーが人名でなく地名なら、カリフォルニア(ucla)で書かれたものだろうか。

6)青山氏は、高校生時代に「プルデンシャルクラスルーム」というプログラムに参加して、渡米してしている。このプログラムの詳細は知らないが、将来、「アメリカ帝国と属国日本とのカウンターパート候補」として育てられている人物なのかな。

7)大学時代は、北岡伸一のゼミにいたようだから、そういったつながりがある人物なのだろう。あくまでも「候補」として、育成、観察されているようだ。

8)こういったことを「世代交代」というのだろうが、日米とも新しい担い手が胎動し始めている、ということなのだろう。

9)まあ、私のできることは、「覇権アメ」を読み返して、あれこれ思いめぐらすことぐらいか。

福岡は、豪雨過ぎて、また猛暑復活のようです。ご自愛を。

(以上、伊藤睦月記)