[3123]アノマリーと政権交代

佐藤義孝 投稿日:2021/05/02 00:22

 自民党は国政選挙で3連敗しました。今年は衆院選がありますが、果たして日本でも政権交代があるのでしょうか。過去の事例でこのようなアノマリーがあります。

        (引用始め)
アノマリーによると「2021年に日本で“政権交代”が起
こる」!? 1993年と2009年の政権交代は、米・大統領選
挙で政権交代が確定した翌年で、景気低迷が引き金に
https://diamond.jp/articles/-/264367

過去を振り返ると、自民党が政権を失ったのは2回。1993年に非自民の細川連立政権が誕生したときと、2009年に民主党政権が誕生したときだ。興味深いのは、2回とも前年に米国で大統領選挙があり、政権が共和党から民主党に交代している点。ご存じのとおり、2020年にも米国で大統領選挙があり、共和党のトランプ氏が敗北して、民主党のバイデン新大統領が誕生した。アノマリーが繰り返すなら、2021年は日本でも政権交代が起こるかもしれない。
      (引用終わり)

 別の例だと、大統領選と上下両院を制する「トリプルブルー」になると日本でも政権交代が起きると言ってる人もいますが、いずれも時期が一緒ですしアノマリー(法則や理論から合理的な説明ができない現象、単なる経験則)なので大した違いはないです。
 
 一方でこのような話もあります。

     (引用始め)
 米民主党への政権交代と円高、日本の短命政権
https://media.monex.co.jp/articles/-/15446
 
これは、日本の政治への影響という点でも同じかもしれない。上述のように、1993年からクリントン政権が始まると、その年の夏には自民党一党独裁体制の終焉、非自民・細川連立内閣誕生といった政治改革が起こったわけだが、これはクリントン・民主党政権がそれを望んだ結果のようでもあった。

クリントン政権から見ると、日米貿易不均衡是正の障害の一つが既得権益者の抵抗と映っていた感じがあった。その意味では、守旧派の追い出し、改革派と連携することも、貿易不均衡是正の優先課題の一つと位置付けられていた可能性があった。
       (引用終わり)

 私は割とアノマリーを信じる方なので今年もアノマリー通りなら益々バカに出来ません。
 
 立憲民主党の枝野さんもこの話を語ってました。

       (引用はじめ)
政権交代「二度あることは三度ある」 立憲・枝野氏
(米国で)クリントンさんは1992年の大統領選に勝って、93年に大統領になった。オバマさんは2008年の大統領選に勝って、09年に大統領になった。共和党から民主党に代わった同じ年に細川(護熙)非自民政権ができた。09年は鳩山(由紀夫)政権ができた。

 今年の大統領選で、共和党のトランプさんが負けて、民主党のバイデンさんが勝った。来年、民主党のバイデン大統領が誕生する。「二度あることは三度ある」という言葉がある。来年は非自民政権をつくらないといけない。
    (引用終わり)
 
 ただし、私の中でも政権交代への機運なんてないですし、アノマリーを引用してる私が言うのもなんですが正直、枝野さんは他力本願かよと思いました。 
 
 もっとはっきり言うと国民の夢と希望だった鳩山・小沢政権の崩壊を内部から手助けした面々が顧問や執行部に多くいる立憲民主党には期待してません。