[2592]ほんとうのことに忠実であることの重要さ

宮林謙吉(会員番号7327番) 投稿日:2020/06/27 13:22

副島先生が [2587]河井克行、案里の逮捕の裏側の恐ろしい真実。 にお書きになった
— 引用はじめ —
「おまえたちなあ。法務、検察ごときが、日本国民というほんとうに大事な人々を、軽く見て、自分たちが、威張り腐って、アメリカの手先をやりながら。その挙句に、こんな、恥ずかしいことになったんじゃないか。恥を知れ」
— 引用おわり —
というのは、換言すると、
「今になって、もぐりこんできた者たちに『法の秩序をねじ曲げられた』と逆上しているが、もともと宗主国であるアメリカ=真の権力の意向に沿って、厳密に法の秩序だけにもとづいて判断したら責められる理由がない人たちを、たくさん責めたててきた、戦後これまでの75年の歴史があるじゃないか。本来、そのことの反省なしに『私たちは法の番人です』と偉そうにする資格はないはずだ」
ということになるかと思うんです。
法に仕える者は、本来の法の秩序、ほんとうにその法律が規定する条件や果たすべき役割に忠実に、その法律を適用することを旨としなくてはいけないでしょう。
それは、自然科学の研究者が実験や観測を行ったら得たデータが示す「ほんとうのこと」を忠実に説明・発表しなくてはいけない、自分が予想したことや望ましいと思うことと異なるふるまいを示すデータを意図的に削除したら、つまり不都合な真実に目をつぶったら研究不正であり、その誤りをおかしたら研究のコミュニティから追放される、ということと同じレベルで認識されているのが本来のあり方だろうに、と思いました。
でも、現実にはそうなっていないのですね。