[2467]投票用紙に自分の意見を書こう。

北野晶夫 投稿日:2019/12/16 04:09

学問道場の皆様初めまして。
私は会員番号5524 北野晶夫と申します。
耳順の貧乏読書人です。会員歴は十年以上となります。
先生の本はかなり読んでいるほうだと思います。(理解の程度は別として)

さて今回は「投票用紙に自分の意見を書こう」という運動を提案したいと思います。

「安倍やめろ」でも「消費税反対」でも「保育園落ちた日本死ね」でもなんでもいいんです。
もちろん正規の候補者の名前を書いても、自分の名前を書いてもかまいません。
とにかく「投票用紙に自分の意見を書く」という政治ムーブメントを起こせないかと考えました。

このことを思いついたのはTVで1968年の世界的な民衆運動、「ベトナム反戦」「パリ5月革命」「安保闘争」などの映像を見て、何かおかしいと思ったからです。
人間は集団となると感情が激し、理性的でなくなり、騙されやすくなるとおもいましたし、この人たちは投票には行ったのだろうか?という疑問も湧いてきました。

一応、議会制民主主義の国であれば選挙は行われているはずですが、さまざまな要因で代表民主制が機能しなくなっていることは明白です。
しかし、民主主義の国であれば何らかの形で国民はその政治的意見を発信していかなければなりません。
先ほど述べたようにデモや集会は、あまり有効でなく危険性があると思いますし、SNSはまだ直接行政には届きにくいと考えます。マスコミも経済理論に縛られますので偏向しやすいと思います。
そこで、全国民を対象として行われる選挙で国民の意見を直接吸い上げるという方法を考えました。現在のIT技術をもってすれば投票用紙の集計統計データ化など簡単ではないかと思ったのです。
もちろん、最初は投票率を上げ、無効票を増やすことによって政治への不信感を表明することから始めることとなるでしょう。
投票率が60%を超え、しかもその投票のうち30%が無効票ということになれば、ある程度世論に訴え、まともな政府であれば何らかの対応を迫られるのではないでしょうか?

しかし、ここまで書いてきて、自分が40才まで無知で洗脳されていて一回も選挙に行かなかったことを思い出しました。今の若者も同じなのでしょうか?
やはり野蛮な原住民は恐慌や戦争のように痛い目に合わなければ政治参加などしようと思わないのでしょうか?
もし今の私に充分なお金と暇があれば選挙に立候補して「投票用紙に自分の意見を書こう」と訴えるんですが・・・「NHKをぶっ壊せ」みたいに(笑)

最近、齢のせいか夜中に目が覚めて勝手な妄想で眠れなくなってしまうので、とりあえず文章にしてみようと思い投稿しました。眠くなってきたのでここで終わりにします。読んでいただきありがとうございました。

北野晶夫拝