[2435]殺されたジェフリー・エプスタインが、アメリカの超財界人の 恐ろしい秘密の儀式の主催者だった。

副島隆彦 投稿日:2019/08/11 21:26

副島隆彦です。今日は、2019年8月11日(日)です。

盛夏(せいか)で、カラカラの猛暑が続いている。早く、台風10号が、雨嵐(あめあらし)を持ってきてほしい。 ところが、この台風10号は、小笠原諸島の辺(あた)りに、停滞していて、なかなか北上しない。 ふざけた野郎だ。

以下に、載せる記事は、極めて、不愉快な、記事だ。この NYの拘置所(こうちしょ)の中で、10日に、首をつって「自殺」した、と報じられた、ジェフリー・エプスタイン被告(66歳)、というのは、アメリカの秘密結社の大幹部で、儀式殺人(リチュアル・マーダー)で、殺されたのだ。 エプスタイは、いつ殺されるか、と、私は、ずっと、凝視していた。

やっぱり、NYの 警察、検察の 取り調べ中に、こうやって、口封じで、殺された。

(転載貼り付け始め)

◯「 性的搾取で起訴の米富豪自殺 = トランプ氏と親交 」
2019年8/10(土)


ジェフリー・エプスタイン被告=米ニューヨーク州性犯罪者登録簿から(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、多数の少女らに対する性的搾取で7月に起訴された富豪のジェフリー・エプスタイン被告(66)が10日朝、ニューヨーク市内の勾留施設内で首をつって死亡しているのが見つかった。

 自殺とみられる。被告はトランプ大統領やクリントン元大統領らとの親交でも知られ、スキャンダルは7月のアコスタ労働長官の辞任にもつながっていた。
 被告は2002~05年を中心に、ニューヨークやフロリダ州の自宅などで、性的行為で少女に金銭を支払ったとして、人身取引の罪などで起訴され、保釈請求は拒否されていた。被害者には当時14歳の少女が含まれていた。

 被告は、過去にもフロリダ州で同様の罪で有罪になった。ただ、司法取引で重罪を回避させたとして、当時担当検事だった、アレグサンダー・アコスタ氏への批判が高まり、同氏は労働長官を辞任した。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 このジェフリー・エプスタインは、7月6日に、パリから戻ったところを、逮捕されていた。 この男は、アメリカの 政財界の、頂点を作っている、支配階級(ルーリング・クラス)の 人間たちの、元締めを、この20年ぐらいやっていた人物だ。

あとの方に、別の新聞記事4本(毎日新聞と日経新聞と、 ブルームバーグ)と、ジャパン・タイムズ紙の 7月11日に、載った、アメリカのシンジケイテッド・コラムニストの調査報道の記事の 英文 “ Pedophile Island ” 「ペドフィリア・アイランド」 、少女、幼児性愛の儀式の島」 という記事を載せる。

 私は、この猟奇(りょうき)殺人事件 が、極めて不愉快だ。 なぜなら、アメリカの真の支配階級の、頂点にいる、人間たちは、こういう、儀式殺人 に、 実際に、関わっている人々だからだ。 

 その儀式を主宰して、挙行してきた、ジェフリー・エプスタイン Jeffrey Epstein が、こうやって、証拠隠滅の 口封じで、警察の中で、殺された。これが、アメリカ、という 恐ろしい国が、本当に、やって来たことだ。 今、アメリカの ネット(ウエブサイト)で、この ジェフリー・エプスタイン たち、秘密結社が、やって来たことが、ザワザワと書き込まれ、騒がれている。

 私、副島隆彦 は、はっきり書く。 この エプスタインは、 ボヘミアン・グローブ と、グリッドアイアン(網焼き)・クラブ と 呼ばれる、アメリカの超富豪たちが、極秘で、行ってきた、儀式(リチュアル)の、主宰者 だった男だ。 

 イエール大学(コネチカット州の、ニューヘイブンにある名門大学)には、スカル・アンド・ボーンズ (骸骨と骨の交叉)がある。 これらの秘密の儀式に、 トランプ大統領 や、ビル・クリントン元大統領や、イギリスのアンドルー王子( チャールズ王太子の弟)たちが、加わっていた、と、 報道された。

私は、はっきり書く。これらの 秘密結社の、儀式では、多くの若い女性を、生贄(いけにえ)に、献げる模擬儀式が、行われて、そのあと、集団での乱交パーティが、行われる。

 この様子は、映画「アイズ・ワイド・シャット」 “ Eyes Wide Shut “ の中で、描かれているとおりだ。日本で入手できるのは、まだまだ、削除された部分の多い、不完全板だ。 

 この映画を撮影して、作った、スタンリー・キューブリック監督は、この映画が、公開されて、すぐに、死んだ。いや、殺された。キューブリック監督は、「アポロ計画の 月面着陸の捏造の映像」 を、アメリカ政府の依頼で、イギリスの シェパートン・スタジオ(MGM)で、撮影した。

 アメリカの超(ちょう)財界人、大富豪たちの、 度を超した、異常な、儀式が、何が、問題か、というと、殺人の犯罪が、実際に、行われるからだ。 生きた人間を、犠牲(サクリファイス)の 供儀(きょうぎ)に、本当に差し出す。

アメリカでは、幼児の誘拐事件がたくさん起きている。 
それらの幼児は、この、超財界人たちの秘密の儀式で、丸焼きにされて出される。そして、それを、参加者たちが、一所に食べるのだ。 何という、おぞましいことを、アメリカの支配階級(ルーリング・クラス)の人間たちは、 やることか。 この秘密の儀式に、参加できない者は、アメリカの 支配階級に、所属できない。 

 30歳代の、ドナルド・トランプも、成り上がりたかったので、自ら、進んで、この儀式に参加した。ここで、ビル・クリントン(のちに、政敵になる)と出会って、トランプは、ビルの大統領選に応援の寄付をしている。


ビル・クリントンとエプスタイン


ドナルド・トランプとエプスタイン
(Donald Trump and his then-girlfriend Melania Knauss with Jeffrey Epstein
and British socialite Ghislaine Maxwell
at the Mar-a-Lago club)

 場所は、 ニューヨークの、北の方の、高級住宅街が、ウエストチェスター群の、スカースデール 辺りにある大邸宅のお屋敷だ。 普通の人は、近寄れない。 ここには、 慶応大学の NYの分校の校舎もある。ニューヨークのダウンタウンや、金融街までの、地下鉄で、一本で、下って来れるところにある。

 クリント・イーストウッドの映画でも、こういう、大邸宅の様子が、撮されたりする。
「アニマル・ハウス」という、コメディアンのジョン・ベルーシが、作った映画に、ハーヴァード大学の、フラターニティ と呼ばれる、特殊な学寮(がくりょう。コレッジ)が、出てくる。

 映画「007」の最新作に、秘密結社の スペクター(亡霊、Spector )の集会の様子が出てくる。

 秘密結社の女性版もある。ソロプチミスト、とか、ソロリスト と呼ばれる、支配階級の男と結婚した女たちの、特殊な 秘密結社だ。 彼女たちは、ブリッジをやる。 映画「キューティ・ブロンド」に出てくる、パープリンを装う金髪の若い女が、襟の裏側のバッジを、ハーヴァード大学のロースクール(法学部の大学院)に教授に、チラとめくって見せたら、その教授が、途端(とたん)に、青ざめるというシーンがある。彼女は、優等で、ハーヴァード大学のロースクールを卒業する。

 殺人の儀式 に加担して、そして、人肉を供食(きょうじき)すると、もう、その人間は、一生、その組織から逃げられない。逃げたら、殺される。確実に殺される。

 その代わり、その結社で、認められた人間は、 30代の若さで、アメリカの大企業の副社長になれる。なぜなら、「お前は、どんな、残酷なことでも、平気で出来る。 3000人の労働者のクビを切れ、と言われたら、それを、やれる男だ。だから、私たちの仲間なのだ。私たちの仲間を裏切ることは出来ない。裏切ったら儀式(オルメタ)に従って殺される 」 という、仕組みになっている。

 日本では、ベンジャミン・フルフォード氏が、10年ぐらい前、盛んに、この、アメリカの支配階級の 秘密結社の 儀式の様子を、隠し撮りされた、映像や、写真と共に、盛んに、公表した。 そこには、 大きな、岩で出来た 門柱の列と、儀式用の 大きな祭壇があって、その周囲を、仮面を被った、会員たちが、合唱しながら、松明(たいまつ)の灯を手にして、ぐるぐると回る。真ん中に、犠牲になった供え物の人間の死体が置かれている。

 ダイアナ妃も、死んだ(殺された)あと、スコットランドの バルモラン城( ビクトリア女王の居城だった)で、3日3晩、その死体が、儀式に供されたという。

 こういう恐ろしい世界がある。本当にある、のだ。私、副島隆彦は、こういうことを書くと、本当に、ますます嫌われて、忌避(きひ)されて、世の中から、疎(うとん)じられて、タブーの中に、置かれる。 私でも、こういうことを書くと、どれぐらい厭(いや)がられるか 、よく、知っている。 そういう、私の人生の 30年間だ。

 だが、私は、もう、我慢しない。 この世に、本当に、実在する、悪魔(あくま)を崇拝する、悪魔教(あくまきょう)の、信者たちの 存在を、世の中に知らさなければいけない。

 評論家の 江藤淳(えとうじゅん、66歳で死)氏は、アメリカに大事にされた、日本を代表する言論人だった。だが、彼は、アメリカによる日本支配のことを、ウドロー・ウイルソン研究所や、ハーヴァード大学に、研究員とした、招待滞在している間に、徹底的に調べた。江藤淳も、秘密結社に入っていた。
そして、鎌倉の自宅で、無惨な死に方をした。彼の周囲の人たちが、ボソボソと、ずっと噂話をしているのを、私は聞いている。 

 江藤淳を、あれほど持ち上げていた、文藝春秋 も 新潮社も、 江藤淳の追悼号、の一冊も出さなかった。 江藤の弟子筋に当たる、評論家、学者たちも、 ピタリと止んで、全く何の発言もしなかった。「私は、妻を失って、もう、亡骸だ」という、2,3行の ワープロ書き の文を遺書とされた。
江藤は、風呂場で、手首を切って自殺、とされるが、そのあと、応接間のテーブルの上で、大の字で、
死んでいた。 まさしく、裏切り者への、 死の儀式、オルメタだ。

 私は、これまでに、自分が知った限りのことを、書いて、皆に、伝えなければいけない。もう、書かないで、済ますことは出来ない。 私自身は、そういう 秘密結社(ザ・シークレット・ソサエティ)に、入ったこともないし、呼ばれたこともないし、近寄ったこともない。少しだけ、そういう団体に、危ない目に遭ったことはある。サッと勘づいて、用心して、近寄らなかった。 だから、私は、組織の裏切り者(トレイター)ではないので、直ちに、殺される、ということはない。 

 それでも、ずっと、こういう この世の、真実の暴(あば)き の 言論を、臆(おく)することなく、勇気を持って、書いて来た。だから、私に、何か起きたら、その時は、覚悟している。 私のことを、毛嫌いする者たちは、悪魔教の側にいる人間たちだ。

 目下、「韓国、死ね!」 とか、喚(わめ)いて、韓国を、見下し、憎しみを込めて、唾棄(だき)する人間たちが、日本の、ゴロツキ右翼たちに、たくさんいる。自分こそが、韓国人に近くて、韓国、朝鮮人 の 血が流れているものだから、なおさら、韓国差別を、絶叫する。 碌(ろく)でもない人間どもだ。 
韓国人と日本人は、仲良く、同じ東アジア人として、理解し合って、生きなければいけない。

 日本人で、NYのこういう秘密の儀式に、参加している、のが、竹中平蔵(たけなかへいぞう)のような人間たちだ。恐ろしい者たちだ。人間を取って食う、ということを、徹底的に、仕組まれて、叩き込まれた、アメリカの手先どもだ。 

こういう悪魔教の 結社の 儀式は、カリフォルニアでも行われている。カリブ海の島々でも行われる。それと、東アジアでは、フィリピンに、施設が 有る。
 
 フィリピンの首都マニラの 北の方に、モンテンルパという、刑務所や、捕虜収容所だった 都市がある。 そこには、フィリピンの 売春婦たちでも、地下よりたがらない、恐怖の町だ。 湖が有って、その真ん中に、島があって、そこには船で渡る。

 そこで、恐ろしい儀式をやらされる。そういう儀式に連れて行かれて、2度と、普通の正常な人間たちの世界に戻れなくさせる。 日本の自民党の政治家たちだけではない。民主党の 指導部だった、前原誠司(まえからせいじ)や、野田佳彦(のだよしひこ)たちは、松下政経塾という、恐ろしい政治宗教のばい菌に、完全に感染した組織の出だが、そのモンテンルパの 秘密の儀式に、同僚の民主党議員たちを、連れていって、恐怖のどん底に、陥れて、それで、逃げられなくした。

日本国内でも、儀式殺人は、起きている。15年ぐらい前に、栃木県の 日光市 の山林で、誘拐された幼女の死体が、見つかった。警察が捜査して、それがどれぐらい異常な、猟奇的な殺人であったかが、当時、少しだけ騒がれた。見つかった幼女の死体からは、全身から血が抜かれていた。そして、山林の崖(がけ)から投げ捨てられて放置されていた。

 儀式に使われたあと、こように死体を放置するのも、彼らの手口だ。警察が犯人を捕まえることが出来るはずがない。 私は、その事件があって、1週間ほど経(た)っていたが、、日光東照宮の会館で、今市(いまいち)市と日光市の青年会議所( 全国の青年「商工」会議所は、麻生太郎が握っている) に呼ばれて、講演をしている。その時に、会員の経営者の息子たちが、脅えながら、私に、事件のことを話してくれたから、私は覚えてるのだ。

 私は、これまで、東京の 都心の大きなホテルに、必ず、2つぐらいずつ有る、ロータリー・クラブの 卓話(たくわ)という 招待客を招いて、話をさせる機会に、呼ばれたことがある。そこで、私は、ズケズケと、「皆さんの、組織の、日本で、一番上の幹部たちは、アメリカに連れて行かれて、相当に、危険な、儀式に参加させられています」と、言った。 

 そうしたら、「そんなことはないよ」と、強く、拒絶されて、それから、私は、ロータリーやら、全国の商工会議所の講演には、呼ばれなくなった。 ところが、何年かしてから、その 都心の大型ホテルを本拠にしている ロータリーの支部長が、電話をしてきて、「副島さんの言うとおりだ。
幹部たちは、アメリカで、恐ろしい儀式をやらされているらしい。恐ろしいことだ」と、私に、正直に、教えてくれた。

 麻生太郎のような、吉田茂の血を引いている、ということで、ヨーロッパの各国の旧貴族たちが、作っている、秘密結社に、正式に張っている者ものいる。だか、風体(ふうてい)からして、麻生太郎たちは、暴力団だ。ボルサリーノの帽子を被って、ド派手なバレンチノの背広を着ている。そして、鴨打ち
の真似をした、クレイ射撃をする。

 安倍晋三、菅義偉(すがよしひで)、橋下徹 たちが、統一教会 Moonie 、今は、「世界 平和 統一 家族連合」だそうだ、に入って、同じような、秘密の儀式をやっている。 資金源は、笹川陽一が握っている、笹川財団だ。 笹川陽一が、今の、日本のキングメイカーだ。 首相経験者たちを、
富士山の北の、 鳴沢村(なるさわむら。旧 かみくいし 村。 オームの サテアンの あった。
樹海を含む) に、集めて、豪勢に、日本の先行きを、大暴力団の大親分たちの 勢揃い、そのもので、
やる。 何という 下品な連中だ。 これが、私たちの 日本国の、 一番、上の奴らが
やっている ことだ。  何という、汚れた国だ。

 恐ろしい、真に汚れた 悪魔を崇拝する人間たちに、私たちの国は、支配、占領されているのだ。 私たちは、身構(みがま)えて、用心しなければいけない。

 アメリカ帝国 は、ここまで、腐敗した、凶悪な、支配階級、超(ちょう)財界人たちによって、動かされている国だ。 このことを知ると、中国共産党 の 一党独裁 の 国の方が、独裁状態が、丸見えに見えて、まだ、正直で、まともだ、という考えになる。 

 自由主義と人権重視と 民主政治 を、言っている、欧米 の方が、本当は、ド穢(きたな)く、腐り果てた世界 なのではないか。この汚れた人間たちを、すべて、白日の下に晒して、徹底的に、ばい菌の駆除をして、撃滅して、すべて退治して、滅ぼさなければいけない。 

 エプスタインの殺され方は、30年前に、散々、週間文春で、騒がれた、あの「ロス疑惑事件」の三浦和義(みうらかずよし)の殺され方と、そっくりだ。 三浦和義は、いいかと思って、グアムにちょこっと、旅行に出て、アメリカの警察に捕まり、LAPD(エル・エイ・ピー・ディー) ロスアンジェルス市警 に 連れて行かれて、そして、隣の房の 黒人の殺し屋に、クビを締められて、殺された。 

 ロス市警には、ジミー佐古田(サコダ)という、日系人の大幹部がいた。 このジミー佐古田が、「オレたち、LAPD に、散々、恥を掻かせやがって」と、三浦和義を、処分した。ジミー佐古田自身が、マフィアの暴力団の大幹部 だと、言われていた。アメリカというのは、こういう腐敗の限りを尽くした、恐ろしい国だ。

私は、思い出すと、三浦和義 という、小学生時代からの、生来の犯罪者体質( ターキー水之江滝子 の実の息子) から、手紙を貰ったことがある。 私が、「欠陥英和辞典の研究」を書いて、威張り腐った、英語辞書と 日本英語学会の 元締めの、 研究社と、東京外語大学の教授どもから、裁判にされて、闘っていたときだ。 三浦は、週刊誌の記事を、 収監されていた拘置所の中かで、読んだのだろう、私の弁護士に宛てて、「一緒に闘いましょう」と、細い、女のような文字で、書いて来た。私は、無視した。  三浦和義は、ロスアンジェルスで、奥さん殺し(通り魔の殺害に見せかけた)と、そのあとの 保険金詐欺 をやったが、日本の裁判では、証拠不十分になって、無罪となった。 そして、LAPDの
ジミー佐古田に殺された。

 アメリカは、一番、上の方が、腐敗の限りを尽くしているので、国家として崩壊しなければ済まない。 それは、トランプという、今や、発狂したような、独裁者になっている男が、あと、4年、大統領をやって、それが終わる年だ。すなわち、2024年だ。

 トランプは、極悪人の巣となった、アメリカ帝国の 最後の 墓堀り人(グレイブ・ディガー、grave digger )に なる。   副島隆彦記

(ジェフリー・エプスタイン関係の、新聞資料 貼り付け始め)

◯ 「多数の少女に性的虐待か、富豪のファンドマネジャー起訴-米連邦地検」

 Epstein Faces Prison for Sex Trafficking; U.S. Seeks Mansion

2019年7月9日 ブルームバーグ

 幅広い人脈で知られる著名ファンドマネジャー、ジェフリー・エプスタイン被告は、自らの富と権力を使ってニューヨークのマンハッタンに持つ豪邸で何年にもわたり数十人の若い女性に対して性的虐待を繰り返していたと米連邦地検は主張している。

 マンハッタンの連邦地裁が8日公開した起訴状によれば、同被告の罪状は性的搾取目的の人身取引と共謀。14歳の少女らに対する6つの行為で有罪となれば、エプスタイン被告には最低でも10年の禁錮刑が言い渡される。地検はまたマンハッタンの豪邸差し押さえも目指している。同被告はトランプ大統領やクリントン元大統領らと交流があったことで知られている。

 マンハッタンの連邦地検は裁判開始まで同被告の身柄を拘束するよう判事に求めた。保釈に関する審問は15日に再開される。

 同地検のジェフリー・バーマン検事正はニューヨークでの記者会見で、「良心を揺るがす行為」だと断じ、新たな犠牲者も次々に発覚していると述べ、被害者に名乗り出るよう促した。

 エプスタイン被告は法廷で無罪を主張。起訴状によれば、性的虐待は同被告が所有するマンハッタンおよびフロリダ州パームビーチの高級住宅で行われた。エプスタイン被告は少なくとも2人の少女に対して年齢を尋ね、2人とも正直に未成年だと答えた。同被告はフランスから帰国した際、ニュージャージー州テターボロ空港で数日前に逮捕された。エプスタイン被告に対しては10年余りにわたり厳しい監視の目が向けられていた。

 エプスタイン被告を巡る2008年の司法取引は激しい批判を浴びた。同被告は買春に絡んでフロリダ州当局が科した2件の罪状を認め、同州での禁錮1年1月の判決を受けたが、性的搾取の人身売買で連邦法での有罪となれば禁錮10年以上となる可能性があったものの、その事態は免れた。被告弁護団の1人、リード・ワインガーテン弁護士は法廷で今回の罪状について「古い問題」だと語った。

◯ 「少女買春の米富豪起訴、政財界に波紋 イスラエル飛び火 」

2019年7月16日 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47363570W9A710C1FF8000/

 米富豪のジェフリー・エプスタイン被告が未成年女性への性的虐待で起訴された問題で、政財界に波紋が広がっている。トランプ米政権のアコスタ労働長官は、過去に関与したエプスタイン被告側との司法取引を巡って辞任に追い込まれた。

 イスラエルでも総選挙に出馬する元首相が同氏との関係について釈明に追われた。幅広い交友関係に捜査が及べば、大規模なスキャンダルに発展しそうだ。

 エプスタイン被告の保釈聴聞会が15日、再開した。同被告は8日、2002~05年にニューヨークとフロリダ州パームビーチで未成年に性的虐待をしていた容疑でニューヨーク南地区の連邦地検に起訴された。

 連邦地裁が公開した起訴状によると、14歳の少女を含む未成年女性に対する性的搾取の人身取引の罪に加え、同様の行為で共謀した罪も問われている。一方、エプスタイン被告は無罪を主張する。

 ニューヨークの連邦地検が提出した資料によると、エプスタイン被告はニューヨーク市内に資産価値7700万ドル(約84億円)相当の邸宅を保有する。パームビーチの別荘や個人所有の島、自家用ジェット機2機や車15台なども資産に含まれている。

 ヘッジファンド運営で財を成したとされているものの、同被告が米ウォール街で著名な運用者だったわけではない。米衣料品大手エル・ブランズ創業者のレスリー・ウェクスナー氏が同被告の顧客として名前が挙がるが、ファンドの運用実態は公になっていない。

 エプスタイン被告が性犯罪で起訴されるのは今回が初めてではない。00年代の前半にフロリダ州パームビーチの邸宅で未成年女性らに性的なマッサージをさせていたとして、マイアミの連邦地検に起訴された。司法取引を経て、08年に禁錮1年1月の実刑判決を言い渡された。エプスタイン被告は米連邦捜査局(FBI)の性犯罪者リストにも登録されている。

 約10年前の性犯罪に再び注目が集まったのは、地元紙「マイアミ・ヘラルド」による18年11月の調査報道がきっかけだった。マイアミ・ヘラルド紙が疑問視したのはエプスタイン被告に「甘い」内容の司法取引だ。

 36人の被害者が判明していたにもかかわらず、連邦レベルの裁判を回避し、最終的に不起訴となった。エプスタイン被告は刑務所に収監されたものの、日中は外出して働くことが認められていた。

 この司法取引を検察側で主導したのが、08年当時、フロリダ州の連邦検事を務めていたアコスタ米労働長官だった。エプスタイン被告がカネと人脈を生かして強力な弁護士団を結成し、アコスタ氏はその圧力に屈して手心を加えた――。地元紙の調査報道を機にこんな疑惑が浮上し、ニューヨークの連邦地検が、エプスタイン被告の再捜査に動く動機にもなった。アコスタ氏は批判の高まりを受け、労働長官辞任に追い込まれた。

 エプスタイン被告を巡る問題は、9月に総選挙を控えるイスラエルにも飛び火した。地元メディアによると、ネタニヤフ政権打倒を掲げて出馬するバラク元首相が、過去にエプスタイン被告の会合に出席していたという。経営する企業にはエプスタイン被告と近いウェクスナー氏の財団が資金を提供していた。ネタニヤフ首相と与党リクードは「政敵」への攻撃材料としてエプスタイン被告とバラク氏の関係を取り上げている。

 今後の焦点はエプスタイン被告と交友関係のあった著名人にも、性犯罪に関与した疑いで捜査が広がるかどうかだ。エプスタイン被告が所持していた手帳には政界や経済界の有力者、俳優や学者の名前・連絡先などが書かれていた。トランプ米大統領やクリントン元米大統領、英国のアンドルー王子らの名前も含まれる。ネット上では実物のコピーとみられる画像が出回っている。

 マイアミ紙によるとクリントン氏はエプスタイン被告の自家用ジェット機で同被告の邸宅を訪れていた。同被告は民主党議員に献金をしていたことも明らかになっている。トランプ大統領はエプスタイン被告について米雑誌の取材に対し

「私と同様に美しい女性が好きで、若いほうが好みのようだ」と語っていた。マイアミ紙によると、トランプ・クリントン両氏がエプスタイン被告から、性的サービスのあっせんを受けた証拠は見つかっていない。

 ニューヨークの連邦地検は8日の記者会見で、エプスタイン被告の被害者に幅広く情報提供を呼びかけていた。過去にセクハラ被害にあった女性が積極的に声を上げる「Me Too」運動が広がっており、今回も被害者が新たに名乗り出る可能性がある。同被告から少女のあっせんを受けた著名人が加害者として訴えられる展開になれば、政財界を揺るがす事態になりそうだ。

◯「米富豪、少女ら数十人に買春 帰国し逮捕 労働長官辞任の引き金に」

2019年7月13日 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20190713/k00/00m/030/226000c

 7月12日、辞任が発表されたアコスタ米労働長官は、南部フロリダ州の連邦検事だった2008年に、多数の少女への性犯罪で起訴された富豪のヘッジファンド経営者、ジェフリー・エプスタイン被告(66)と司法取引し終身刑など重罪を回避させたとして批判が集まっていた。

 エプスタイン被告は数学教師から投資銀行のトレーダーに転身して頭角を現し、1990年代には投資会社の経営で巨万の富を築いた。米ニューヨーク州やフロリダ州にある大豪邸やカリブ海にあるバージン諸島に所有する島で、著名人や若い女性を招いてパーティーを楽しむことで知られていた。

 今月6日、パリからプライベート機で米国に戻ったところを逮捕され、8日にニューヨーク州の連邦地検が起訴した。起訴状によると、2002~05年に未成年の少女ら数十人に現金を払って性的関係を持ったほか、一部の少女には別の少女を紹介させていたとされる。

 08年の司法取引に至る捜査は、05年に14歳の少女に数百ドルを払って性的マッサージをさせた疑いから始まった。数年にわたって捜査が継続し、少女ら数十人への買春や売買春のあっせんなどの容疑で終身刑に問われる可能性もあったが、司法取引の結果、自身による1件の買春のみを認める形で他の重い罪の容疑は不問とされた。

 エプスタイン被告は、トランプ米大統領のほか、クリントン元大統領や英国のアンドルー王子とも交友関係にあったという。

◯ ’Pedophile Island’: Whispers, suspicions abound about Jeffrey Epstein’s Caribbean properties Jul 11, 2019 the japan times

https://www.japantimes.co.jp/news/2019/07/11/world/
crime-legal-world/pedophile-island-whispers-suspicions-abound-jeffrey-epsteins-caribbean-properties

Ask about Jeffrey Epstein on St. Thomas and rooms go quiet. Some people leave. Those who share stories speak in barely audible tones.

 The 66-year-old billionaire bought Little St. James Island off this U.S. Caribbean territory more than two decades ago and began to transform it - clearing the native vegetation, ringing the property with towering palm trees and planting two massive U.S. flags on either end. When guides took scuba divers to spots near the island, security guards would walk to the water’s edge.

 It was off-putting to residents of St. Thomas - a lush tropical island east of Puerto Rico with winding roads through mountains dotted with dainty Danish colonial-era homes. Then, when Epstein pleaded guilty in

2008 to soliciting and procuring a minor for prostitution, his need for privacy began to appear more sinister.

 “Everybody called it ‘Pedophile Island,’ ” said Kevin Goodrich, who is from St. Thomas and operates boat charters. “It’s our dark corner.”

 Many people who worked for Epstein told The Associated Press this week that they had signed long nondisclosure agreements, and refused to talk.

 One former employee who declined to be identified said Epstein once had five boats, including a large ferry in which he transported up to 200 workers from St. Thomas to his island every day for construction work.

 The man said he saw a handful of young women when he was on Epstein’s property but he believed they were older than 18.
“When he was there, it was keep to yourself and do your thing,” the man recalled, adding that Epstein paid well and would give away older machinery and surplus including lumber to his employees.

 Epstein built a stone mansion with cream-colored walls and a bright turquoise roof surrounded by several other structures, including the maids’ quarters and a massive, square-shaped white building on one end of the island. Workers told each other it was a music room fitted with a grand piano and acoustic walls. Its gold dome flew off during the deadly 2017 hurricane season.

 Locals recalled seeing Epstein’s black helicopter flying back and forth from the tiny international airport in St. Thomas to his helipad on Little St. James Island, a roughly 75-acre retreat a little over a mile (about 2 km) southeast of St. Thomas.

 Government documents and ledgers show that Little St. James Island was once known as Mingo Cay. In April 1998, a company called L.S.J. LLC bought it for $7.95 million. Additional documents showed that Epstein is the sole member of L.S.J., with his signature reminiscent of an infinity loop.

 Epstein later bought neighboring Great St. James Island, which once was popular with locals and tourists for its main attraction, Christmas Cove, a place where you could hang out and order pizza and have it delivered via boat.

 “He wasn’t well received,” recalled Spencer Consolvo, a St. Thomas native who runs a tourist shop near a large marina. “People think he’s too rich to be policed properly.”
According to public records obtained by AP, the island was once worth $3 million and owned by a woman who died in a chalet in Switzerland. The island had been divided into parcels and given to three people and was later sold to Epstein.

 Federal authorities consider the smaller of the two islands to be Epstein’s primary residence in the United States, a place where at least one alleged victim said in a court affidavit that she participated in an orgy, as well as had sex with Epstein and other people. She said she saw former U.S. President Bill Clinton on the island, but that she never saw him having sex with anyone. A Clinton spokesman issued a statement saying he never visited there.

 A day after he pleaded not guilty in a New York courtroom to charges of sexually abusing dozens of underage girls, there was scant movement on the Caribbean island. Hurricane shutters covered the windows, locals hadn’t seen any lights at night and a lone worker drove a bright blue golf cart around the property.

 At a nearby office that locals say Epstein owns in a seaside strip mall, a man in a T-shirt and sunglasses on his head opened the door a crack, shook his head vehemently when asked about Epstein and locked the door.

 The firm, Southern Trust Company Inc., hired Cecile de Jongh, wife of former Gov. John de Jongh, as its office manager, according to records with the U.S. Virgin Islands Economic Development Authority.

 Meanwhile, Epstein’s arrest also prompted the U.S. Virgin Islands representative in Congress, Stacey Plaskett, to announce she would give the money Epstein had donated to her campaigns to charitable groups.

 Now that Epstein has been arrested a second time, locals say tourists are increasingly asking about his islands when they visit St. Thomas. A woman who did not want to be identified for fear of losing her job running a charter company said she was elated when Epstein got arrested but is now vexed at tourists’ curiosity, saying she reluctantly shares whispered details of his case to prying adults if children are around.

 Some of that fascination aggravates Vernon Morgan, a taxi driver and St.
Thomas native.

“It brought some kind of notoriety to the Virgin Islands,” he said. “We would much rather that the Virgin Islands be seen in a different light.”

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副島隆彦 記