[2423]N国三国志 いよいよ決戦へ!

田中進二郎 投稿日:2019/07/21 10:21

参議院選挙当日。N国党突撃 最新レポート 田中進二郎

副島隆彦先生、前回の投稿文の加筆ありがとうございました。
会員の方々、報告遅くなりました。副島先生が、立花孝志氏の選挙の応援演説をする、という話ですが、今回の選挙では実現できませんでした。その理由等については、後ほど触れたい、と思います。

選挙当日なので手短かに、学問道場会員の方にご報告いたします。マスコミが報じない裏で、『NHKから国民を守る党』『れいわ新選組』による選挙革命が起きています。

「N国党」と『れいわ』が、既成野党を破る躍進をする、と報じたのは、Business Journal
の以下の記事↓ぐらいでしょうか。

後は、マスメディアは「れいわ」と「N国党」をまとめて諸派として扱い、世論操作をして、
今まで通り、自公と立民、維新、共産などの既成政党しか、国民の選択肢はないかのように、有権者に思わせようと、躍起(やっき)になっています。電話による世論調査(支持率調査)は、『れいわ』と『N国党』ほかををまとめて『諸派』とだけしか言わない。

ただ、「れいわ」は党首・山本太郎氏が参議院議員である、ということもあり、報道は一応、されています。
都心での『れいわ祭り』や、山本太郎氏の街頭演説は、今回の選挙の「台風の眼」のように報じられている。地方の人たちも、都心で「ワーワー騒いでいる人たちがいる」ぐらいはテレビで知っている。(れいわ支持の方々、すみません。)

が、N国党はマスメディアに完全無視されている。
選挙公示後7/7-7/9の政見放送で、N国党は41人がそれぞれ「ハイジャック犯」のように、NHKの電波を使ってNHKを攻撃した。そして、それをYouTubeで流した。これはネット・ゲリラ戦術、と呼ばれる。

(立花孝志の政見放送は、↓「重たい掲示板」の の記事のところに、掲載されています。)

この攻撃で、すでにNHKはかなり大きなダメージを受けた。
NHKの受信料の集金代行をしている会社のNリンクスは、このN国党の政見放送直後、株価が暴落した。一時ストップ安となった。もう、ヨロヨロだ。今年4月に700円あった株価が340円にまで暴落している。

副島学問道場の会員の方は、「投資家の人たちの眼と耳は、さといからねえ。」という感想をもらされた。

NHKは「国営」なので、このダメージが数字には表れない。
しかし、信用はガタ落ちだ。それで、マスメディアは揃って、N国党を完全無視し、封殺しようとしている。「諸派の獲得議席は、ゼロか、あっても一議席程度」という大合唱に徹している。

1週間前、月曜日に、日経新聞の政党支持率調査の発表があり、選挙区選出の全47区の候補者の支持率が発表された。

それを見ると、N国党の選挙区での当選可能性は全く望みなし、軒並み支持率0.1%程度、という扱いだ。名前すら出されていない。毎日新聞の支持率調査も同日出たが、ほぼ同様だ。

れいわの候補者も同じだが、東京選挙区の野原ヨシマサ氏が一人、支持率1%と出ていた。

これを見たとき、私は一瞬「終わった」と思った。だが、後から落ち着いてみなおすと、この支持率調査は大ウソであり、大きく数値の改ざんがなされていることに気づいた。
これは、N国党のネットゲリラ攻撃に対する、マスメディアの大反攻であり、国民に「N国を支持する人は頭がおかしい」と必死に思いこませようとしているのだ。国民に対する洗脳工作の一環である。エセインテリたちも、これに同調している。

前回のアメリカ大統領選挙で、トランプ大統領の当選を副島隆彦先生と数名しか、予想・予言できなかったのも、これと同様な事態だったのだろう。

しかし、N国党はびくともしない。マスメディアの仕打ちなど、最初から分かっている。
そうなることを分かっていて、政見放送を利用した「ゲリラ攻撃」、「特攻攻撃」をかけているのだ。

立花孝志氏のN国党の認知の度合いは、この政見放送で劇的に増加した。
昨日(7/20)、立花孝志氏が明らかにしたところによると、彼一人だけで、YouTubeの政見放送の視聴回数は、別アカウントのものを合わせると、全部で650万回である、と発表した。信じられない回数だ。

大体500万人ぐらいは彼の政見放送「不倫!路上!カーセックス!」を見ていることになる。
党首立花氏に続く二位が、N国党の三重県の女性候補者・門田節代(かどた・せつよ)さんだ。この人の政見放送も視聴回数が100万回を突破したという。

その他、前回、取り上げた大阪府選挙区の尾崎全紀氏など、20万回近く見られている。
同じ選挙区のライバル候補、例えば志位書記長の秘蔵っ子・共産党の辰巳コータロー候補などは4000回ぐらいである。比較にならない。これまで、NHKの選挙の際の政見放送など、興味を持って見た人は少ないだろう。
見なくても、大体言うことが分かりきっている番組など、人は見ようとしない。

が、立花N国党は、政見放送を、国民がゲラゲラ笑いながら見るものに、突如変えてしまったのだ。そしてこの視聴回数が、話題になるようにした。ランキングまで作られている。

「政見放送のYouTube視聴回数の90%以上が、N国党である。他の政党全部合わせて、残りの10%だ。」とN国党・宮城県候補の三宅氏。(この三宅さんは、目立たないが、ものすごく誠実な方である。立花氏の信頼も厚い。)

これが、今回の選挙革命の一つ。

また、このN国党の候補者41人の政見放送が大量に視聴されることによって、YouTubeの広告収入がN国党に入る。その収入は一日で25万円に上る、と立花党首。これで、選挙費用の二億円の一部をまかなうことができる。選挙参謀・尾崎全紀氏は、「立花氏は政党を株式会社のように運営している。そういう政治家はこれまでいなかっただろう。」と私に教えてくれた。

ここが、三億円の寄付金を使って、お祭りをしている「れいわ」とは、決定的に違う。超合理主義なのが、立花孝志という政治家の一つの側面だ。ここは、小沢一郎氏とよく似ている。

れいわ新選組の党首の山本太郎氏は、長い間、小沢一郎氏とともに動いていたのに、小沢一郎の偉大な部分を、ほとんど受け継いでいないようだ。これは頭の良し悪し、というより資質の違いというのか、器(うつわ)の違い、というようなものだろう。だから、山本太郎氏は選挙の戦隊の組み方を大きく間違えたのだ。

(注・前回↓の投稿で、「戦隊」の組み方を、「選対」と書いてしまいました。「戦争の部隊の配置」のことだよ、と尾崎全紀氏に指摘されました。)

(れいわ支持の方々、たびたびすみません)

選挙革命のもう一つの側面は、選挙期間中、選挙カーが走り回って、「最後のお願いに参りました!○○党の○○でございます。」「ご声援ありがとうございます。」型の選挙活動を、時代おくれのものしてしまったことである。

今回の参議院では、各政党の選挙演説はほとんど、大都市の中心部に限られ、地方の中小都市は、ほとんど選挙カーが来ていないのではないか。あのうるさい名前の連呼をしなくなった。なんと静かな選挙戦だろう。「できもしない約束(公約)を、国民にするな。」「政権を取る意志もないくせに、政府の批判ばっかりするな!」、とN国党が本当のことを言ったら、既成政党はみんな、しゅんとなって、大人しくなってしまった。もう、選挙カーでいくら喚(わめ)いても、ただの騒音としか、国民は思わない。それどころか、逆効果になる恐れがある。このように、選挙の景色を変えた。これが、N国党の政治力だ。

だが、見かけの静けさとは裏腹に、N国党の支持者たちは、激しく情報拡散をしあっている。SNS特に、Twitterを使って、情報交換をしあう姿が多く見られる。Twitterで、次々情報を発信し、仲間同士でツイート数を競っている。

一例を挙げると、中学生が、候補者と一緒に「NHKをぶっ壊す!」とポーズを決めた動画を発信したら、一日で2800ツイート(いいね!)があった。中学生を夢中にさせてしまう、N国党とはなんなのだ、と大人が今度は気になる。

私の学習塾でバイトの大学生4人に、「立花孝志のN国党を知っているか?」とたずねると、
4人中4人とも知っていた。
大阪大学に通っている二人は、
「阪大生で知らない人はいないんじゃないか、なあ。」
「うん、うん」とうなずきあっていた。

このようにSNSを通じて、十代の若者の間に爆発的に浸透しているのが、N国党だ。
今の党勢を、「アメーバのように自己増殖している」と、尾崎全紀氏は言う。

こうした圧倒的勢いに対して、体制側は、候補者に脅迫電話をかけて、「殺すぞ!」と脅したりするような卑劣な行動をとる。
NHKも、自民党も、維新の会も、吉本興業も、裏はヤクザでした、ということが一気にばれてきた。

こうなると、いよいよ体制側はマズい。ショック・ドクトリン戦術で国民を恐怖のどん底に突き落とせ。株価を上げろー!「安倍やめろ!安倍やめろ!」という人間は、警察が排除しろー!
とやっているが、どんどん国民の怒りはピークに達して、今日を迎えた。

今日は天候もよく、選挙日和だ。投票率も高くなるだろう。
やっぱり、京アニメスタジオの放火という恐ろしいテロが引き起こされた。何か起こされる、と予感していたが、これだった。すでにNHKの関与が疑われている。
1985年の日航機墜落事故にも、NHKは関与している。大きな闇がある。
この事件で亡くなった方々の弔いの為にも、今日は投票に行きましょう。
れいわ新選組も頑張れ!

最後にひとこと。

選挙に勝って、NHKをぶっ壊す!!

田中進二郎拝 2019 7/21 朝 投稿