[1925]皆さん、定例会(講演会)に来てください。

副島隆彦 投稿日:2016/05/13 10:20

副島隆彦です。 今日は、2016年5月13日(金)です。

私から、再度、来たる5月29日の、私たちの学問道場の定例会(講演会)への参加のお誘い、お願いをします。

 「今日のぼやき」 で、アルル君が、どういう最新の情報と知識を話すことになるかを含めて 宣伝、広告の文を書いています。こっちも読んでください。

 詳細は、以下に貼り付ける 通りです。 場所は、東京の 御茶ノ水の駅の聖橋(ひじりばし)口の改札(東側の改札口。反対の西側は、新宿方向の、御茶ノ水橋口の改札)を出て、大通りを少し南に下って、ニコライ聖堂を、道路の反対側に見ながら、歩いて、少し先を左に折れたところです。 

 この会場が400人ぐらい収容で、私たちには使い易(やす)いです。 文京区民ホール(今は、高層ビルの区役所の中の上のほう)のような、公務員がやっている集会所(ホール)は、「5時前には絶対に終われ。私たちは急いで締めて帰るのだ」とか、「本の販売も、物品販売だから、許さない。公共の場所での営利活動は許さない」とか、勝手な規則を作っている。 だから こういう区民ホール( 今は立派な高層の建物になった)は、本当に使いづらい。

 実際上、こういう区民ホールは、半年前、いや一年間から、「その区に在住の」福祉団体やら、障碍(害)者団体やら、が使用を予(あらかじ)め占拠している。おそらく、こういう福祉団体の会場使用料は、ものすごく安いはずだ。

 こういうことを書くことは、またしても世の中から嫌(きら)われることだ。しかし、私、副島隆彦は、こういうことを書かずにはいられない。  私の「真実暴(あば)き」言論人としての自分の運命を知っている。

 そして、さらに実際上は、 福祉団体と同じぐらい、奇妙な宗教団体が、こういう公共施設のホールやら会議室やらを、どんどん抑えて独占的に使用している。私たちは、これまで12年間、あちこちの市民ホール(かつては公会堂と言った)を使って講演会をやってきたので、その度(たび)に、そういう団体がズラズラと並んで、隣の会場とかを使っていることと出くわしてきた。

 だから上品で気取り屋の他の団体は、お金がかかる普通の会館のホールを使う。そうなると会場使用料が、高い。区民ホールなら15万円から20万円で済むのに、それが2倍ぐらいになる。

 それをさらに最新式のスタジオ式のホール(500人ぐらい収容)とかになると、会場費が100万円もする。とても借りられません。 こういうことを、普通の人たちは知らない。 知らないで生きている。誰も説明する人がいないからだ。
 
 企業勤めのサラリーマンでも、イベントとか展示会とかをやる係り、で 広告・宣伝の部署(総務部=そうむぶ=系だ)で働いている人だけが、こういうことを知っている。世の中は、あまり知られていないことで、誰も書こうとしないことが、たくさんある。

さあ、ようやく 私たちに今度の講演会の詳細を、ちきんと貼り付けます。私の弟子たちは、「申し込みはこちらです」 と、 矢印で示しさえすれば、そこを誰もがクリックする、と信じ込んでいる。

 若者というのはそういう知恵の足りない人たちだ。人間というのは、目の前の記述、情報として、文字と画像(写真)で示さなければ、こういうことをなかなか理解しない。だから私はこのように貼り付けます。

(転載貼り付け始め)

第35 学問道場 主催定例会

『アメリカ名物「トランプ・ポピュリズムの嵐」と最新の世界情勢』

講師:副島隆彦、小澤徹

開催日:2016年5月29日(日)

会場:東京・御茶ノ水「全電通労働会館ホール」

「副島隆彦の学問道場」主催の定例会のお知らせします。会場は東京・「御茶ノ水」駅近くの「全電通労働会館」です。

2016年初めての「学問道場」自力主催講演会です。
 副島隆彦先生が、今話題のアメリカ大統領選挙における「トランプ現象」について語ります。
 前半は早稲田大学理工学部教授・小澤徹(おざわとおる)先生による、「数学と物理学の限界について」の講演です。

どうぞご期待ください。
※この集まりは「副島隆彦の学問道場」会員の方を対象とした定例会です。
それ以外の人の参加費は「特別会費(1Day会員)」という扱いになります。消費税の課税対象ではありません。会員でない人は、この機会に是非、正式会員にもお申し込み下さい。※

・会員のお申し込みに関するご案内は、以下のページにあります↓
https://www.snsi.jp/tops/entry

<<講演会のお申込み方法>>

1.以下の「お申込みフォーム」に必要事項を入力し、最後に「送信する」ボタンを押して(クリックして)下さい。

2.お客様のメールアドレス宛に送信される「返信メール」に従って、ご入金ください。(「『囲む会』会員:4,000円  非会員(1 Day会員):6,000円」)

3.当方でご入金を確認した後で、随時、当日の交通アクセスなどを記載した
「入場券(はがき)」をご住所宛てに郵送します。
(※郵便振替の場合には、銀行よりも2日ほど、入金確認までお時間が掛かります。)

4.あとは当日、この「入場券(はがき)」を会場に忘れずにお持ち下さい。

【参加費について】

参加費(特別会費)は「学問道場の会員:4,000円  非会員(1 Day会員):6,000円」 です。

【ご注意】
※複数人でお申し込みをされた方は、
「各お一人様につき、4,000円(または 6,000円)ずつ」の合計の金額を、お振込み下さい。

【会場について/交通手段】
・「全電通労働会館 ホール」
↓以下のURLをクリックしますと、
↓会場「全電通労働会館」までのアクセスのご案内が出ます。
http://nttbj.itp.ne.jp/0332192211/index.html

(転載貼り付け終わり)

 副島隆彦です。  このような次第です。どうぞ、5月29日(金)の日に、関東圏の人で、時間とお金がある会員たちは集まってください。 大阪や、九州でも学問道場の定例会(講演会)を開いてくれ、という要望があります。 じゅうじゅう理解できるのですが、その会場を設営して準備するために10人ぐらいのスタッフが現地に行かなければいけない。その交通費と宿泊費が出せない。 

 だから、「おい、副島隆彦。私たち会員が、○○県で集まって、県庁所在地で、お前の話を聞きたいので、来てくれ。準備は、こっちでする」というのであれば、私は、弟子を数人連れて、そちらに行きます。 これ以上のあれこれの手順や、準備のことは私は書きません。書いてもどうにもならないからです。

 どうか5月29日に時間があって、「久しぶりに学問道場の会に行ってみるか」という人はいらしてください。会場でお待ちしています。 私、副島隆彦は、会員たちと直接会って年に数回、ご挨拶をすることを大変、大切なことだと思っています。 どうぞ顔を出してください。よろしくお願いします。

 それから、以下 ↓ の ここの [1921 ]番の 「石井利明氏の日清戦争美化論に反論する。日清戦争はしなくても良かった侵略戦争である。投稿者:津谷侑太 2016年5月6日」の 津谷ゆうた君の文章について、である。

 私は、こんなことを書く津谷君を叱(しか)らないといけない。福沢諭吉(ふくざわゆきち)が、どれぐらい偉大な、 日本の幕末から明治時代(1901年に死去。明治天皇の死去は、このあと11年後の1912年。「逝く人二人」(イクヒトフタリ)と覚える。殉死(じぃんし)して自刃した乃木典彦=のぎまれひこ=と共に) を生きた知識人であったか。そのことを 日本人の多くは知らない。 

 さらには、慶応(義塾)大学の卒業生たちも、何も分かっていない。自分の大学の創設者の福沢諭吉が、どれほどの大人物だったかを誰も知らない。「福翁自伝(ふくおうじでん)」と、「学問のすゝめ」を、大学で新入生のときにタダで配られるらしいが、ほとんどの学生は、これらの本の意味が分からない。 自分の人生は、もっと目先のことと、“現在”のことで忙しい。 

 福澤諭吉の思想 の何がそれほどに優れていたのかを、今頃になって、ようやく、日本国民に徹底的に教えるために石井利明君が努力している。今年中には、なんとか、「福澤諭吉とユニテリアン=フリーメイソンの思想」というような本を、「慶応出身者たちよ、何とか、福澤の偉大さを、まずあなたたちが日本国民に先駆けて、分かってください」という趣旨から書いて出版する。 石井君は、そのための細心の努力をしている。

 それを、まだ24,5歳の若造である 津谷ゆうた君が、「長幼の序」も弁(わきま)えず、丁寧に石井君が、津谷君の短慮にたいして、教えてあげたのに、わざと理解しないふりをして、反論している。 反論になっていない。 あちこちに、姑息で、くだらない欺瞞(ぎまん)が、津谷君の文には、見られる。福沢諭吉を「戦争屋」などと呼ぶことを、私、副島隆彦は許さない。

 あるいは、福沢諭吉が、日清戦争をした、とか、そのお金を出した、というようは、おそるべき記述を、津谷君はしている。 一介の市井(しせい)の言論人に過ぎない福澤が、戦争を遂行したり、戦争を賛美して、何かを実行することはできない。福澤は、政府の高官を務めなかった人だ。乞われても、明治政府に入らなかった。そういう人が、ただの戦争屋や、戦争賛美人間になることはない。

 福澤は、自分が嫌った 最高権力者の伊藤博文(いとうひろふみ)とつながってまで、「ハーヴァード大学がら、ユニテリアンの神学者でもある、若手の優秀な4人の教授たちを慶応義塾に招いて」、日本が、当時の世界覇権国である大英帝国の哀(あわ)れて惨(みじ)めな植民地にされないようにと、彼ら、世界最先端のアメリカ知識人たちに、慶応大学で、講義をさせた。 だから福澤は、「我が慶応義塾を東洋のハーヴァード大学とせん」と言ったのだ。

 福澤は、幕末から、幕府の使節の随行員として咸臨丸でのアメリカ行きだけでなく、ヨーロッパにも2回行っている。その途中の、港で、中国と、インドと、エジプトが、イギリス(大英帝国)からの残酷な植民地支配を受けて、それぞれの国王たちがイギリスに屈従して、疲弊しきった国になっていることを十分に知った。だから、当時、勃興していた、新しい国であり、イギリスと対抗して、その植民地から這い上がったアメリカに大いに期待した。

 このことを、私たちは、昨年、石井君と、津谷君も執筆陣として書いた 『ユニテリアン教会=フリーメイソン が 明治日本を 動かした』 (成甲 =せいこう=書房刊、2015年) を11人で苦労して書いて出版した。 この本の重要性を知るひとは、今も少ない。

 津谷君は、以下で、「・・・・発端は十五年前、2001年に遡(さかのぼ)ります。きっかけは安川が朝日新聞に福沢諭吉を批判する記事を載せたのがきっかけでした。安川寿之輔は「福沢諭吉――アジア蔑視()(べつし)広めた思想家」という論説を発表します。・・・」としっかり書いている。

 そして、「・・・『福沢諭吉の真実』(文藝春秋、2004年)を平山洋(ひらやまよう)は出版、平山は「福沢諭吉は清(しん)帝国との戦いを煽ってなどいない。その証拠に日清戦争のときの時事新報の杜説は、全部福沢の弟子による代筆である。(引用者である副島隆彦の割り込み注記。 石川幹明=いしかわきみあき=という時事新報の編集部にいた馬鹿者が書いた勝手なアジア蔑視の暴論だ。このとき福澤諭吉はすでに病床にあった。割り込み注記、終わり)福沢は中国との戦争を望んでいなかったのだ」と書いている。」 と、津谷君は、正確に書いている。

 副島隆彦です。 これでいいのだ。この主張は、私たちの研究員の 庄司まこと研究員が、8年ぐらい目に、ここの今日のぼやきに、「平山洋が正しい。安川寿之輔が、間違いである」と、詳しく説明して書いた。津谷君は、この、自分の先輩研究員の文章を、しっかり読み直しなさに。それから厳しく反省しなさい。くだらない感情論で文章を書かないで、自分が大事にしている、「古賀謹一郎(こがきんいちろう)論」をしっかり完成しなさい。

 私、副島隆彦は、まだたくさん書くことがある。が、今は、時間がない。
女という生き物は、長幼の序、年齢による差別、というのがないようで、アナーキーな生き物のようだ。それに対して、男の世界では、5歳、あついは10歳も年齢が違うと、その年齢の差、人生経験の差を重視して、先輩の考えを尊重し、先輩後輩の上下(じょうげ)のけじめ、を大切にする生き物だ。 

 あれこれ、バカな、自分でも自覚がある、歪んだ性格に陥る前に、まじめにこつこつと書く、ということを今はしなさい。石井利明くんに、津谷くんは、謝罪と反省の文(メール)を書きなさい。 学問道場の先生としての副島隆彦からの 津谷君への教育、指図 です。 いうことを聞きなさい。

副島隆彦 記