[1625]サッカーはいろいろと、わからないことだらけだったこと。

川本 真都 投稿日:2014/07/15 14:34

副島先生。
学問道場のみなさん。
ご無沙汰しておりました。
わたしも仕事が立て込んで徹夜続きだったので、サッカーを見逃すことなくながら見することができました。
メッシ=トム・クルーズは、ほんとにそう思いました。
決勝戦ではもうメッシー、なんて言わずに、トム!と呼んで応援してました。
ほんとに、アルゼンチンに勝たせてあげたかった。
副島先生に洗脳されたわけではないでしょうが、オランダ人とか、ドイツ人の顔がものすごーく、イジワルでイヤラシイ顔に見えてしょうがなかった。
特に、ロッベンが嫌なヤローだ!と思って、ロッベンの僚友のカイトという人は、ブレードランナーでハリソン・フォードの適役をやった、ルトガー・ハウアーに似てると思ったけど、ルトガー・ハウアーよりもイジワルそうな顔をしていた。
カイトの顔を見て、ルトガー・ハウアーを思い出して、そして、ルトガー・ハウアーもやっぱりオランダ出身だったことを思い出して、あ、やっぱり出身地が同じだと、雰囲気似るのねー、と思って面白かった。
でも、ルトガー・ハウアーはあんなにイジワルそうな顔じゃない。

さて、サッカーの話題に戻ると、前から噂には聞いていたけど、あの、あからさまな白人至上主義の審判は、なんとかならんのか。と思ったこと。
それに、白人の嫌っている有色人種にも、ランクがあって、中米が一番、いじめたくて、南米はそれよりもマシなんだな、アジア人に対する差別と、中米、南米の混血のひとたちに対する差別は、まったく質が違うんだなあ、というのが肌でわかった。
もう、中米の人たちなんかは、ほんとに賎民みたいな扱いなんだな、と思って、そういうことの背景が、知りたいと思いました。

それから、これが結構不思議だったのですが、ブラジルが準決勝でボロ負けして、あれは八百長なんじゃ、ないの?
と思ったものですが、最後には敵のドイツを応援するブラジル人の群衆心理がわからなかった。

きのう、たまたま総集編を目にして初めて知ったのですが、ブラジルのGKをやったジュリオ・セザールという人が、2010年に自分のせいで負けたと、レポーターから国民から、ものすごく非難されて人生終わったみたいになったということで、あー、日本て、1次リーグでボロ負けしても、暖かくファンが迎えてあげる国民性、それはそれで「甘やかしすぎ!」などの批判も聞こえてくるのですが、傷ついた人をさらに叩くのって、水に落ちた犬を叩く、ってことばがあるように、やっぱり品のない行動だと思うのですね。

わたしは日本人の集団主義とか、ナイーブさとか、自立してないこととか、好きじゃないことが多いのですが、負けたひとにちゃんと優しくできるところは褒めてもいいかなと思いました。

これが東京で、日本を負かした韓国がドイツと決勝戦をやったと仮定したら、日本人はどっちを応援するかなと。
2002年の日韓共催大会の頃だったら、韓国を応援しただろうと思うけど、昨今の世相だと、どうなんだろう。
わたしは韓国を応援したいと思うけど、みんないま現在でも、韓国に「大韓民国(テーハミングク)!」て応援してあげられるかな~と、ちょっと不安になりました。