[1587]不自然な沈没事故?事件?

澤田 正典 投稿日:2014/04/19 09:09

 澤田正典です。会員番号2953です。今日は平成26年4月19日です。おはようございます。寒の戻りで少し寒い朝を迎えております。

 4月16日に、韓国で大型客船セウォル号が沈没し、厳しい状態が続いているようです。行方不明になられている方々に対し、一秒でも早く救助が進むことを御祈り申し上げます。御家族の皆様、韓国の皆様の心中、御察し申し上げます。

 今日で事故発生から丸3日ほど経過し、確からしい情報が選別できるようになってきました。そして、事故原因に関する説明の中で、経緯が理解しやすい部分と、理解できない部分が、分離できるようになりつつあります。

 経緯が理解しやすい部分としては、慢性的な過積載、甘い積荷の固定、重心の高くなる改造、濃霧による2時間の出航遅延を回復する目的での航路変更、早い潮流。

 経緯が理解できない部分としては、たった数ヶ月の職務経験しかもたない、明白に経験不足な25歳の航海士に危険海域を操舵させたこと、「代理」船長が出航後ほとんど操舵室にいなかったらしいこと、何かの突発的かつ緊急の回避理由があったと想像される、突然の急激な2回の急旋回と急減速を行ったこと、船体の急激な傾斜と浸水をはっきりと認識して遭難信号と救助要請を行っておきながら、同時に、乗客へ向けて客室への待機を強く促す館内放送が沈没直前まで継続されたこと、「代理」船長ほか操舵室にいた乗組員たち全員が、館内放送の継続を指示した状態で、放送係員を放置したまま、一番最初に退船し、全ての乗客と他の乗員たちだけが沈没船内に留まり続けざるを得ない状況を導いたこと。このような異常行動を見せた人物を海運会社は「代理」船長に任命していて、事故当日に乗船させたこと。

 今後、事故の調査が進むにつれて、よりはっきりと、この事故?事件じゃないの?に対する不自然さが炙り出されてくる。未必の故意による大量虐殺だと思う。注目は、なぜ急旋回を必要としたの?という、沈没にいたる最後の引き金となった点に集まっている。また、この事故?を受けて、韓国政府に対する韓国国内からの不満が高まることから、結果として政治的な効果が発生していることも、ものすごく気になる。パク大統領の前任のイ大統領のときにも軍艦が不自然な沈没をしている。大規模な海難事故が、韓国国内の政治に転機をもたらすパターンが見える。

 日本国も、アメリカ帝国に資金を絞り抜かれて絞り抜かれて、政治と人事を徹底的に支配されて、属国の宿命を黙々と経験し続けている。いろいろな経験をすることで、確かに・・・人生勉強にはなる。韓国も・・・本当に、大変だ。私は、副島先生の、「アジア人同士、戦わず。」を強く支持する。今後の事故の調査を見守ります。

 澤田正典 拝