[1435]「腰痛は脳がストレスから逃げるために、血管を収縮させて起こる筋肉痙攣である。」について
前田和寿です。
私はまだまだ若いので体の痛みなどはありませんが、腰痛や肩こり、胃潰瘍、花粉症に至るまで体の多くの痛みや症状は「脳」が原因であることは少しずつ知られるよ、うになっています。
『サーノ博士のヒーリング・バックペイン―腰痛・肩こりの原因と治療』ジョン・E・サーノ著(春秋社):
http://amzn.to/1dLFbi0
この本も腰痛についての新しい見方を提供してくれています。
原因はすごく簡単です。
「脳」(自分の意識化とは別に動く)はストレスを受けると、そのストレスから逃れるために体に痛みを起こさせます。そうすることで、私たちの意識は痛みへ移行して、脳はストレスから逃れられます。
たったこれだけのことのようです。
痛みを出す方法は血管を収縮(細く)する事で血液を通りにくくして、筋肉に痙攣(けいれん)を起こすことです。正座をした時に血管が圧迫されて足にしびれが起きるようなものだと思います。
腰痛や肩こりだけでなく、花粉症なども脳が原因だと言われています。
実際、私は山育ちで、今も山に住んでいます。周りは杉の木だらけですが、花粉症になった事がありませんでした。しかし、2年前、急に花粉症になりました。仕事で営業成績が伸びずストレスを感じていた事が原因でした。その時に、「脳」の仕業だと知りました。
次の年からは何ともありません。
病院に行ったわけでも薬を飲んだわけでもありません。2年前と昨年と今年で花粉の量は変わりません。それでも花粉症になりませんでした。それで私はやっぱり「脳」のストレスだと思いました。
痛みを逃がす方法は簡単で、自分で脳に語りかけるだけだそうです。
「お前が痛みを出しているのを俺は知ってるぞ。」と声に出して、自分の脳に向かって言い続ければいいだけみたいです。
科学的ではないので効果があるかわかりませんが、私は花粉症が消えました。もちろん、ストレスの根本原因である営業成績が改善したから治ったのだと思います。
でも、そう簡単にストレスの根本原因を解決できる人はいないので、副島先生が推薦されている「トリガーポイントブロック注射」で定期的に痛みを取り除くと良いかもしれません。でも、おそらく脳はまた違う所に痛みを出して来る可能性があります。注意しておくべきです。
私は医者ではありませんが、友達はみんな地元の医者です。幼馴染だから彼ら医者たちの性格は良く分かっています。彼らには専門外を勉強する時間がありません。勤務医は夜勤や「待機」でやる気が出ないのだと思います。すごく大変な仕事です。ずっと脳が寝不足なのでしょう。
これからは古来からの東洋医学・漢方系の考え方も勉強しないといけませんね。
前田和寿