[1036]インテリの弱点は「お金」と「性」ね! これの話ができないと、学問道場はいずれ消えてなくなるかも

川端優美子 投稿日:2012/07/28 09:27

群馬のゆみこ(川端優美子)です。

広島・西さんの【[1026]子宮頸がんは性病?】を読んで、書きます。

なるほど!子宮頸がんを引き起こすと“される”ヒトパピロマウィルス=HPVに感染しても、9割が自然治癒するんですね。とても弱いウイルスなんですね。風邪でもなんでも、感染したときに自分が弱っていると発病してしまうから、HPVも同じということですね。

「子宮頸がんは、アレをしなきゃあ、ならない」というのは、重要な点だと思います。なぜかと言えば、子宮頸がんワクチンは“初めて性交渉をする前に”打たなければいけない、ということですから(詳しく知らないのですが、そんな感じの話ですよね)、「では、このごろは高校生になったら性交渉を持ってしまうから、その前の中学生に打とう」というわけなんでしょう。

これって、何かヘンじゃないですかねえ。

下に書く1.と2.の理由から、子宮頸がんワクチンを打つ必要性がない、打たないほうがいい、というのはもちろんですが、それとは別に「性」」の話が絡んできます。

1.まず、HPVウイルスに感染しても、9割の人は治ってしまい、子宮頸がんにまでなるのは1割、ということなら、ワクチンを打つ必要があるとは思えない。

2.ワクチンは劇薬であり、副作用も強いので、接種は慎重にすべき。(母里 啓子 著『インフルエンザ・ワクチンは打たないで!』を参照ください。)実際に子宮頸がんワクチンを打って、ニ、三日で死んでしまった女の子がいるとか、副作用で大きな障害が残ったとか、このワクチンは不妊にさせる副作用があるとかいう話が、インターネット上にあります。
横浜市保健所のウェブサイトには「ワクチン接種後に失神など副反応が現れることがありますので、接種後30分くらいは、協力医療機関で観察するなど安静にしてください。」と書いてありました。打ったあと失神する薬なんて、そんな強い薬をどんどん子どもに打っていいはずがありません。
横浜市保健所:http://www.city.yokohama.lg.jp/kenko/hokenjo/genre/kansensyo/vacpromo/vachpv.html

次に書くのは、上の1.と2.のこと以外の、「性」に関することです。まだわたしの頭が、このことを完全に分かっていないので、うまく書けないのですが、できるところまで書いてみます。

本当に高校生で性交渉を持つ子なんて、そんなにいるわけがありません。調査したわけじゃないので、自信はありませんが、でも、そんなに数はいないでしょう。それなのに、子宮頸がんワクチンを打たせよう(しかも無料=税金で、お手軽に)、そして、それは中学生から打たなければだめだ、という話になると、みんな色々と想像するわけです。子宮頸がんは性交渉を持ったことがなければ罹(かか)らない、という情報は、テレビでワーワー流さなくても、すぐに広まります。みんな、いつもはおすまししていても、そういう話は大好きですから。

だから、なんていうか、親や大人たちが、子どものことを性的な目で見る、「この子も中学生のうちにワクチンを打っておかないといけないかしら・・・」と悩んだり、「今の子どもは、そんなことになっているのか」とか思うわけです。そういう風に接しられる子どものほうは、あんまりいい感じがしないと思うんです。言わなくても、派動で伝わりますから。

うまく書けないのですけども、ここで、大人になる前に(高校生とかで)性交渉を持つことが良いことか悪いことか、ということがあります。わたしはスピリチュアル本が好きで、スピリチュアル本の良書を読んできたという自負がありまして、その上で言いますと、物事はただあるだけで、それが良いとか悪いとかいうのは、その人が判断しているだけのことです。
ですから、一般的には高校生で性交渉を持つのは悪いことだ、となっていますが、それはその本人たちの人生の出来事(経験)であって、良いも悪いもない。その後も立派に大人になっていく人もいるし、いわゆる「ダメな人生」を送る人もいる。でも、どんな人生も、「そういう人生がここにある」というだけで、良いとか悪いとかいうのは、それを見ている人(本人であれ、他人であれ)の判断に過ぎない。
それに、魂は、何の苦労もない人生を経験するために、わざわざ人間の体に入って来たのではない、ということも大事です。魂は色々な経験をしたがっている。そして、嫌な経験をしたときにこそ、良い体験をしたいという欲求が強く出る。「ああ、こんなことはもう嫌だ!」と思ったときに、じゃあ、いったいどんな経験がしたいのだ、というふうになる。

とにかく、スピリチュアル系はそう考えるわけです。

ぜんぜんまとまらなくなってきましたが、タイトルの【インテリの弱点は「お金」と「性」ね! これの話ができないと、学問道場はいずれ消えてなくなるかも】について、書かないといけません。

「お金」と「性」は、どちらもみんな大好きなのに、そう言ってはいけない。つまり、タブーです。教養が高いとされる人ほど、好きだ、興味がある、と言ってはいけません。話題にしてもいけないくらい。
しかし、「お金」も「性」も、どちらも繁栄そのものです。富み、栄えることこそが、生き物が存在する理由でしょ?

スピリチュアル系は、「お金」も「性」も肯定してます。「お金ほしいの?オッケー。」「彼氏ほしいの?オッケー。」人間の欲求を肯定しているんです。だから、人々がスピリチュアル系に流れていくのだと思います。そして、とっても大事なことは、スピリチュアル本は、自分の存在を思いっきり肯定してくれることです。例えば、人は、頭が良い人に価値があり、頭の悪い人にはあまり価値は無い、ということはなくて、どの人にもそれぞれに素晴らしい価値がある、といつも書いてあります。そう言われたら、嬉しいでしょう?この「嬉しい」という感覚も、人間が欲しがるものです。「嬉しさ」を人に与える、というのは、尊いことだと思います。

それで、だから、スピリチュアル系がいま盛り上がっているのは、「お金」と「性」の話ができるから。しかも、率直に、そして決していやらしくならずに。「まあ、いやらしい!」という感覚は、「お金」と「性」を支配している支配者たちが、わたしたちに植え付けたものです。

ですからねえ、やっぱりタブーを話せないと、坊さんと同じになっちゃうと思うんですよ。副島先生は「お金」も「性」も、両方お書きになるので、すごいなあと思います。だから、わたしたち会員も、「お金」と「性」についても、もっと考えを開いていかないと、学問道場は、いまや大きな勢力になっているスピリチュアル系に見放されるんじゃないかな。消滅はしないまでも、先生がいなくなったら、「アレフ」と名前を変えて、細々とやっていく、みたいな。

Break yourself FREE!   おわり