[642]明後日に迫った 私の金融セミナーの最後の連絡

副島隆彦 投稿日:2011/07/29 08:04

副島隆彦です。  私は、明後日、31日

 に迫った 東京・有楽町での予言者金融セミナーの準備に追われています。今も、この7月15日からこっそりと始まった「アメリカ(だけの)金(きん)の取引禁止の法律の施行」のことずっと調べています。講演会の当日まで最新の情報を集めつづけ、そして満を持し、意を決して発表します。 乞うご期待。

(申し込みの要領)

第2回副島隆彦の“予言者”金融セミナー

・開催日: 2011年7月31日(日曜日)
・会場:東京よみうりホール(ビックカメラ 7階)

〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-11-1
JR有楽町駅・・・国際フォーラム口よりすぐ
有楽町線・有楽町駅・・・D4/D6出口

・開演:11時(開場・受付:10時)
・終了:16時30分(予定)
・受講料:15,000円
・お問い合わせ:ブレイントラスト企画
:03-3292-8401
・Eメールアドレス:seminar@seikoshobo.co.jp

(引用終わり)

副島隆彦です。 現在、世上で激しく騒がれている 米国の連邦政府の 国債発行上限の改訂、上乗せ、おそらく 2兆ドル(180兆円)の法案が議会で可決 (8月2日が期限) しなければ、アメリカ政府が債務不履行(default デフォールト)してしまいってアメリカの国家破産になること。そしてその金融危機が世界中に広がる恐怖のこと。 

 それからギリシアへの第二回目の支援策16兆円(1400億ユーロ)が決まったのに、すこしも欧州(EU)の金融危機が収まりそうもないこと。私はこれらの事件も追いかけています。 

 私は、今日のぼやきの会員ページに「1234」番として、「米国での金(きん)の取引禁止法」についての論文を書いて載せました。お読みください。どうもやはり、9月15日から全面的に、この法律が施行されるようです。 

 ですから、アメリカ国民は、この9月ぐらいから、国内では金、銀を買えなくなるので、北のカナダや、南のメキシコに、金貨(ゴールド・コイン)や銀貨(シルバー・コイン)を買いに走るでしょう。ドル預金やドル紙幣を手元に置いておいてもどうせ暴落すると分かってほったらかしにする人は少ないだろう。

 この「米国での金の取引禁止法」(金融規制法としてのドッド・フランク法の一部)も、表面の理由付けは、消費者保護(しょうひしゃほご)であり、一般のアメリカ国民が、不正な貴金属業者に 粗悪な金や銀を掴まされないように、詐欺に合わないように、という「政府の優しい親ごころ」を装ったものである。 

 しかし、そのような 消費者保護のために、金(きん)の地金(じがね、ingot インゴット)を 一般国民に買わせないようにする、というアメリカ政府(オバマ政権、米財務省、SEC 、CFTC)の 理由付けは、インチキです。まったくふざけた態度です。 

 本心は、やはり ドル暴落 と 米国債暴落 に 向けての、アメリカ国民への ドル紙幣投げ捨て、金(きん)などの実物資産(タンジブル・アセット)への逃避、資産の移し替えを阻止しようとするものです。 まさしく、私、副島隆彦が、この8年間ずっと諸本で書いてきたとおり、「ドル覇権の崩壊」であり「アメリカ帝国の世界支配の終わり」です。そして、統制経済(コントロールド・エコノミー)、金融統制(フィナンシャル・コントロール)体制への世界の移行です。 もう 皆、分かっているはずです。
すべては日本では私が力説し、書いてきたとおりのことです。

 あさって7月31日に迫った、セミナー会場の席は、まだあいていると主催者が言っていました。 上記の要領で申し込んでください。 必ず、電話をしてから来てください。明日も、緊急で受け付けてくれるそうです。 

 私たちは、余裕を持って、悠然(ゆうぜん)として迫り来る世界金融危機に対処しましょう。 私たちの周囲で、今頃になって慌(あわ)てまくっている、副島隆彦の本を読まず、なかなか信用しようとしなかった者たちが泣き叫ぶ日は近いと思います。彼らへのへの天罰がくだるでしょう。
私はそのように率直に思います。 

当日は、誰にも何も一切、遠慮せずに、思いきり話します。どんな質問にも全部、私の能力の限り、すべてお答えします。

副島隆彦拝