[496]4月24日の放射線量からすると

桑原 投稿日:2011/04/28 00:44

桑原と申します。

先日の24日に、東京電力福島第一原発から、ちょうど30Kmのと所(広野町付近)まで行ってきました。
ガイガーカウンターの最高の数値は、0、5マイクロシーベルト毎時を超える程度でした。
高速道路で、郡山から三春の桜(ちょうど満開)を見る寄り道をしてから
いわきの四倉(ここで高速は通行止)まで向かい、海岸線の道路を目指しました。
途中、ガイガーカウンターの数値が0、3~0、35マイクロシーベルト毎時を計測された地点があったのですが
いわき市に近づくと、通常(平常時)の値(0、1~0、15マイクロシーベルト毎時)に戻り、四倉から広野町に向かって北上すると
0、3から0、5マイクロシーベルト毎時を計測するような状態から推測(これだけの情報で判断するのは酷ですが)すれば
下条さんの投稿[489]での、アメリカ軍が調べた東京電力福島第一原発付近の放射線量の結果の図や
3月30日から4月3日のアメリカ軍のデータをもとに作成され、フランスの原子力安全研究所によって公開された
東京電力福島第一原発周辺の1年間の推定積算被爆量の図は
私がガイガーカウンターの読み取った数字からすると、感覚的には、なから合って(整合性あり)いるのでは、と感じとれるものです。

いわき中央インターから高速に乗った頃には、辺りはすでに暗かったのですが
市内中心部では車の通りも意外とあり、商店も開店しているお店も以外と多く
街の機能も回復しつつあるような印象でした。
しかし、四倉などの海岸付近(恐ろしいほどの津波の被害)と
そうでないところの落差(天と地ほど?)は何とも言い難いものがあります。

以上、簡単ですが福島のレポートになります。