石正麗研究員、中国国際テレビ(CGTN)に登場

会員 投稿日:2020/05/31 11:59

TBSニュースと毎日新聞で報道されました。

■TBSニュース

(転載始め)

武漢の“バットウーマン”研究員「速やかな情報提供」強調
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3988814.html
2020年4月26日 20時17分

 海外メディアから「バットウーマン」と呼ばれ、中国・武漢のウイルス研究所に所属する研究員が国営メディアの取材に答え、新型コロナウイルスに関する情報は国際機関に速やかに提供してきたと強調しました。

 「2020年1月12日にWHOにウイルスの全ゲノム配列を提出した」(中国科学院武漢ウイルス研究所 石正麗研究員)

 武漢ウイルス研究所の研究員、石正麗氏は、国営メディアが25日に配信したインタビューにこのように答え、国際機関に対し速やかに情報提供を行ったことを強調しました。撮影された日は不明ですが、新型コロナウイルスの感染が拡大して以降、石氏がメディアに登場するのは初めてです。

 石氏は研究所からのウイルス漏えい疑惑については答えていませんが、一部の研究プログラムへの資金提供が停止されたことに対し、「科学が政治化されている。非常に遺憾に思う」と述べました。

 アメリカメディアによりますと、トランプ政権が先月下旬、武漢のウイルス研究所が行うコウモリのコロナウイルスに関する研究への資金援助を停止したということで、石氏の発言はアメリカを念頭においたものとみられます。

 石氏は、SARSのウイルスはコウモリが起源だと特定したとして、海外メディアから「バットウーマン」と紹介されたほか、「研究所の秘密文書を持ってフランスのアメリカ大使館に保護を求めた」との情報がインターネット上で流れるなど、動向が注目されていました。

 武漢ウイルス研究所をめぐっては、24日に所長がウイルスの漏えい疑惑を否定するインタビューが配信されていて、中国としては国の内外に対し疑惑を払しょくする狙いがあるとみられます。

(転載終わり)

■毎日新聞

(転載はじめ)

新型コロナ 武漢研究所 研究員「対策に貢献」 情報提供強調
https://mainichi.jp/articles/20200528/ddm/007/030/074000c
毎日新聞2020年5月28日 東京朝刊

 中国科学院武漢ウイルス研究所でコウモリの保有ウイルスを研究する石正麗研究員は25日、中国国営中央テレビ系列の中国国際テレビ(CGTN)のインタビューに答え、新型コロナウイルス対策につながる国際的な取り組みに積極的に貢献してきたと訴えた。石氏については、新型ウイルス発生との関連を疑う見方も出ていた。

 石氏は、同研究所が新型ウイルスのサンプルを2019年12月30日に入手し、短時間で遺伝子情報などを突き止め、1月12日に世界保健機関(WHO)や全世界の科学者に提供したと説明。(・・・以下毎日新聞会員限定公開)

(転載終わり)