吉本隆明「『反原発』異論」 近刊のお知らせ。

1094 投稿日:2014/12/13 10:32

http://web.kyoto-inet.or.jp/people/sangatu/yosimoto.htm#◎吉本隆明の本 より

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2014/12/12

近刊のお知らせ。タイトル変更&目次。12月末~1月初発売予定。
○吉本隆明「『反原発』異論」
  四六判上製/280頁 予価1800円 税 論創社

 *宣伝文
   1982年の『「反核」異論』から32年。
   改めて原子力発電の是非を問う遺稿集。

 *目次
  悲劇の革命家 吉本隆明最後の闘い  副島隆彦
  1  3・11/以後
   絶えずいつでも考えています
   精神の傷の治癒が最も重要だ
   吉本隆明「東北」を想う
   科学技術に退歩はない
   これから人類は危ない橋をとぼとぼ渡っていくことになる
   東京にいると、暗いんです
   風の変わり目~世界認識としての宮沢賢治
   科学に後戻りはない
   八十七歳は考え続ける
   吉本隆明「反原発」異論
   「反原発」で猿になる
  2  3・11/以前
   詩と科学との問題(a)
   [対論]科学の普遍性を問う ・長崎浩・吉本隆明(b)
   原子力 利用は不可避(c)
   科学技術を語る(d)
   科学技術の先端(e)
   原子力・環境・言葉(f)
   [付論]自然科学者としての吉本隆明 奥野健男
   編者あとがき  宮下和夫

 ※11/29のお知らせ以後タイトルが変更になりました。
 ※3・11/以後の分は朝日新聞、文藝春秋、飢餓陣営、毎日新聞、日経新聞、
  撃論、ユリイカ、週刊新潮等に掲載されたインタビューです。
  これらについては、『吉本隆明と「二つの敗戦」』の著者とよだもとゆ
  き氏のサイトに、たいへんわかりやすい要約が掲載されています。
  http://homepage3.nifty.com/toyodasha/sub10/sub10back.htm
 ※3・11/以前の分については、猫々堂氏のご教示によると、
  (a)「詩文化」1949年、「全著作集5」収録
  (b)「中央公論」1981年、「全対談集12」収録
  (c)「婦人画報」1986年、「資料集」収録
  (d)「ておりあ」1986年、「資料集」収録
  (e)「産経新聞」1994年、「資料集」収録
  (f)「原子力文化」1994年、「資料集」収録
 ※以上すべて既発表の文・談話であり、遺稿は含まれていないようです。
 ※それでも、以後の分(約130頁)は吉本氏の単行本には未収録ですから、
  まとめて読めるのは、たいへん便利でしょう。
 ※年内ぎりぎりに入荷するか、年明けになるかは現在未定です。
 ※通販送料120円です。お早めにご予約ください。

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 三月書房
604-0916 京都市中京区寺町二条上る
TEL:075-231-1924  FAX:075-231-0125
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http://web.kyoto-inet.or.jp/people/sangatu/yosimoto.htm#◎吉本隆明の本