「民主党代表選報道:本質論議をとことん回避する大手マスコミの卑怯」

投稿日:2010/09/02 16:50

「新ベンチャー革命」から貼り付けます。

(転載貼り付け開始)

2010年9月2日 No.184
「民主党代表選報道:本質論議をとことん回避する大手マスコミの卑怯」

1.民主党代表選:争点を必死で隠す大手マスコミ

 2010年9月1日、9.14民主党代表選が告示され、小沢vs菅決戦の火ぶたが切って落とされました。大手マスコミは、これをプロ野球のセパ日本シリーズ決戦のような感覚で取り上げています。大手マスコミはもちろん菅支持で一貫しています。読売ジャイアンツと西武ライオンズの日本シリーズ決勝戦を中継する日本テレビのようなものです。

 筆者からみれば、小沢vs菅の対立軸は明確ですが、民主代表選に関する大手新聞の報道内容からは、その対立軸がさっぱり見えてきません。大手新聞は、日本を支配するステルス勢力を国民に気付かせないよう、実に巧妙な争点隠しに余念がありません。

 大手マスコミに依存する圧倒的多数の国民目線から、民主代表選は、小沢派と菅派が対立して、権力争いを行っている、国民は置き去りにされている、と感じるでしょう。まさに、大手マスコミは、国民がそう感じるように報道しています。

2.米国戦争屋と悪徳ペンタゴンを国民からひた隠す大手マスコミ

 筆者の持論、それは、戦後日本は、米国戦争屋(注1)(特記なければD系)と悪徳ペンタゴン(注2)にステルス支配されてきて、政治家は単なる彼らの傀儡であった。そのことに、国民の大半は気付いていない、というものです。なぜなら、国民に向けて政治報道する大手マスコミ自身が、悪徳ペンタゴン一味であるからです。

 戦争屋と悪徳ペンタゴンの傀儡・自民党があれだけ長期に政権党でいられた理由、それは、国民の大半が、大手マスコミの政治報道、政治コメントを頼りに投票行動してきたからであるとつくづく思います。

 さてそれでは、今回の民主代表選の本質とは何でしょうか、それは、小沢氏に権力をもたせ、戦争屋と悪徳ペンタゴンの正体を暴いて、退治することです、実に明快です。

 その観点から、戦争屋と悪徳ペンタゴンにまったく言及しない大手マスコミの政治報道、政治コメントは、まったくナンセンスの極みです、アホらしくて聞いてられません、見てられません。

3.ネットの発達で、大手マスコミの国民だましが通用しなくなっている

 今回の大手マスコミの民主代表選報道姿勢は、まったく従来通りです。変化しているのは、むしろ国民サイドです。周知のように、ネット社会の発達で、大手マスコミではなく、ネットから政治情報を取る国民は急増中です。しかし、現時点では、残念ながら、国民全体からみれば、少数ですが・・・。

 それでも、今回の民主代表選に関して、ネット世論と大手マスコミの世論調査結果の乖離が極限に達しており、真逆の結果がでています。そして、ネット世論のパワーが日々、強くなっています。

 大手マスコミの政治部幹部は、ネットを見ないようですが、パソコンが苦手だからなのでしょうか。こんな人たちの言っていることは、ネットアクセスする国民から見れば、アホらしくて相手にできません。それでも、大手マスコミの若手ジャーナリストは、少なくとも、ネットは覗くでしょう。彼らはネット世論をどう思っているのでしょうか、知りたいところです。

4.民主代表選の争点は実に明確:菅では政権交代の意味がない、この1点

 菅氏の方が、小沢氏より総理大臣にふさわしいと答える大手マスコミ世論調査国民のみなさん、わかっていますか、菅氏では、政権交代の意味がない!ことを・・・。イメージだけで答えるのはいい加減止めてください!小沢氏があえて、立候補した理由は、菅氏では政権交代した意味がない!実に明確でシンプルです。

 こんな簡単なことがわからない国民がまだいっぱいいるのには、驚かされるとともに、愕然とします、まったく・・・。

総理大臣になった後の菅氏の政治言動は、本人の本意ではないかもしれませんが、要は、米戦争屋サマと悪徳ペンタゴン・サマの言いなりになります、というものです。ところで、国家の資産(1500兆円規模)は国民のものですが、戦争屋と悪徳ペンタゴンは、それをできるだけおのれのものにしたいのです。だから、戦争屋と悪徳ペンタゴンのいいなりになるということは、とりもなおさず、国民の利益に反するのです。これほど簡単な理屈はありません。

 戦争屋も悪徳ペンタゴンも、自分の行動が、国民の利益に反することを、よく認識しています。だから、彼らはステルス化して、国民に見えないようにしているのです。

 悪徳ペンタゴン一味である大手マスコミが政治に関して、国民に真実を報道するはずがないのです。彼らが吼えていることは常に、その真実は真逆とみて間違いないでしょう。国民の皆さん、今後、そのような習慣を身につけるべきです、さもないと、自分が損するばかりです。

5.菅氏の表情から、国民を裏切っていることにうしろめたさを抱いていることがわかる

 大手マスコミが暗に菅氏を応援しているのはなぜでしょうか、それは、菅氏は、戦争屋と悪徳ペンタゴンに都合のよい総理だからです。つまり国民には不利な総理であると考えて間違いないでしょう。菅氏自身が、そのことをわかっています、彼の脅えた表情からそれは伺えます。彼の言っていることは実に空虚ですが、間接的に、国民にわからせようとしているのかもしれません。彼には、小泉氏や竹中氏のような確信犯的悪徳性を感じませんから・・・。

 菅氏を応援する国民のみなさん、あなた、マジですか。菅氏の一挙手一投足を見て、わかりませんか。彼はいやいやながら、戦争屋と悪徳ペンタゴンに妥協しているに過ぎません。

もし、菅氏が、過去、総理大臣になった自民党の御仁と同じく、総理大臣病にかかった俗人ならば、菅氏は、タナボタ式に総理大臣になってから、総理大臣の地位に安住するには、戦争屋と悪徳ペンタゴンのいいなりになればよいと知ったのです。

戦争屋と悪徳ペンタゴンと対峙するのがいかに大変か、それは、過去、田中真紀子・元外務大臣(外務省は悪徳ペンタゴンの権化のような官庁)の苦労を思い出せば、すぐわかります。

 戦争屋と悪徳ペンタゴンの言いなりになっている方が、政治家は、はるかに楽なのです。要するに、菅氏はサラリーマンの息子(ビロンガー、Belonger、注3)なのです。菅氏を応援するあなた、自分と同じビロンガーで、親近感が湧くのですか。今の日本は、苦境米国に振り回されており、抱きつかれ心中の危機(有事)にあります。こんなとき、ビロンガーが総理大臣になったら、国はどうなるか、わかりませんか。

ちなみに、ビロンガーとは何かに興味ある人は本ブログ(注3)をご覧ください。

注1:米国戦争屋(D系)とは、

デビッドRFが実権を握るRF財閥を頂点に形成されてきた米国の軍産複合体を指し、米国の軍産政官学に広く分布する米国覇権主義者で構成される。戦後日本は、米国戦争屋によってもっぱらステルス支配されてきた。米国寡頭勢力を構成する米国覇権主義者には他に銀行屋(欧州寡頭勢力含む)がいて、彼らは国際金融資本や米国中央銀行FRBを支配しているが、戦争屋に比べて、極東では中国に関心があって、日本支配への執着心が薄い。なお、戦争屋ボス・デビッドRFは、軍産複合体に加えて、金融機関も所有している。彼は元々、チェイス・マンハッタン銀行(現・JPモルガン・チェイス)頭取経歴の銀行家の顔ももっている。ところが2010年6月に、95歳を迎えて、デビッドRFの健康状態が悪化、米戦争屋覇権が、デビッドの甥・ジェイRF(銀行屋系)に移りつつあるとみられている。つまり、米戦争屋覇権は、D系からJ系に移る可能性が高まっている。なお、ジェイRF(RF4世)にとって、デビッドRFは亡き父(RF3世)の仇(かたき)である。

オバマ米民主党政権は、これまで米国主流であったデビッド率いるD系戦争屋(共和党系)というより、どちらかといえば米民主党上院議員・ジェイRF率いる銀行屋系に属しているが、D系戦争屋の謀略部隊から常時、監視を受けてきた。そのため、オバマ政権がD系戦争屋の意図に逆らうと、必ず何らかの妨害工作が行われ、その証拠はいくつも観察できる。しかしながら、米戦争屋覇権がD系からJ系に移れば、オバマ政権は実質的に、晴れて米国覇権全体を掌握できることになる。そうなれば、J系戦争屋の対日戦略は大きく変化する可能性が高い。

 なお、日本において、ジェイRFとの太いパイプをもつのは、小沢氏やトヨタなど、一部に限られる。

注2:悪徳ペンタゴンとは、

元・早稲田大教授・植草一秀氏の造語である。日本に蠢く一部の(1)政治家、(2)官僚、(3)マスコミ人、(4)財界人を指し、日本国民の利益より、米国寡頭勢力(主にD系米戦争屋)の利益を優先する(あるいは優先させられる)買弁家的日本人、および(5)米国ジャパンハンドラー(買弁日本人をコントロールする戦争屋系米国人)を指す。彼ら悪徳ペンタゴンは、アンチD系戦争屋の小沢・鳩山コンビや亀井・国民新党を目の仇にしている。

日刊ゲンダイを除く日本の大手マスコミはことごとく悪徳ペンタゴン化していることが、2009年9月の政権交代によってあらわになった。それは、以下の背景を知れば当然である。

すなわち、戦後、GHQ占領時代、自民党および読売・日テレは、D系戦争屋の対外工作機関CIAによってつくられたという過去をもつ。また、戦後日本の大手マスコミを仕切る電通も、読売・日テレ同様、CIAおよびGHQのテコ入れでつくられているので、日本のマスコミは親・D系戦争屋となっている。そしてD系戦争屋のつくった自民党に経営人事を握られてきたNHKも、今は親・D系戦争屋となっている。

注3:本ブログNo.51『見苦しい対米従属主義者:ビロンガー根性の権化』2009年12月20日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/5277190.html

ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm

テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html

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