「小沢一郎前幹事長は連日、夜陰に紛れてフル回転で政界要人と密会、菅直人首相は下克上に怯える日々」

投稿日:2010/08/04 06:49

「板垣英憲『マスコミに出ない政治経済の裏話』」から貼り付けます。

(転載貼り付け開始)

2010年08月03日 17時37分59秒
「小沢一郎前幹事長は連日、夜陰に紛れてフル回転で政界要人と密会、菅直人首相は下克上に怯える日々」

◆民主党は8月2日の常任幹事会で、9月1日代表選挙告示、14日投開票を正式決定した。一般党員、サポーター参加の代表選が、事実上スタートし、各派閥が、一斉に会合を開き、
一致団結して行動することを確認するとともに、擁立する候補者選定問題をはじめ、各派閥の動向や情勢などを分析、選挙態勢づくりに入った。
 なお、8月2日、民主党国会議員が代表選を意識して開いたと窺われる会合は、次の通りである。
 ○小沢鋭仁環境相(鳩山派)-「21世紀国家モデル研究会」(国会議員約40人、代理出席67人)
 ○海江田万里衆財務金融委員長(鳩山派、小沢派にも近い)
 このほか、山岡賢次前衆院国対委員長(小沢派)8月3日~5日、自宅で暑気払い(140人を招待、小沢派の結束を図る。
 党内の動きが活発化していけば、8月いっぱいは、いろいろな名前が出てくることが予想される。
◆肝心要の小沢一郎前幹事長は、何をしているのであろうか。以下、近況を追ってみた。
 まず、居所である。これは、定かではないが、帝国ホテルかホテルニューオオタニなど都内ホテルを拠点に、連日、夜陰に紛れては、フル回転で政界要人と密会している。このなかには、森喜朗元首相、古賀誠元幹事長が含まれており、代表選後の政権運営の根回しを続けている。森、古賀両氏との間では、すでに話はついている。すなわち、「(小沢前幹事長が)民主党を割って出るもよし、民主党代表でいてもよし。いずれにしても協力する」ことにしている。それでも、小沢前幹事長は、民主党を割る選択肢を依然として捨ててはいない。自民党では、小沢前幹事長との連携を嫌がるグループがある。
 意外なことに、みんなの党の渡辺喜美代表が、真っ先に「小沢さんと連携したい」と手を上げたという。みんなの党は、「森元首相の別働隊」と言われているので、やっぱりという思いがする。それは、ともかく、「豪腕でスピーディ」な小沢前幹事長と「突破力抜群」な渡辺代表が手を結べば、公務員制度改革に拍車がかかる。小泉純一郎元首相が時間切れでやりそこなった官僚改革。いよいよ霞ヶ関の官僚たちがひどい目にあう。
 小沢前幹事長は、すでに創価学会との話をつけている。創価学会は「菅直人首相とは組まない。小沢でなければいけない」と明言。たちあがれ日本の与謝野馨元財務相も、参院選の際には、盛んに小沢批判を繰り返していた新党改革の舛添要一元厚生労働相も、「小沢前幹事長に協力する」と意思表示している。そのせいか、とくに与謝野元財務相は、このところ元気もりもりで、鼻息が荒い。
◆菅政権内部では、前原誠司国土交通相が衆院予算委員会の閣僚席で、表向きポーカーフェイスを装っている。前原国交相は、東京第一審査会が小沢前幹事長について「不起訴不当」の議決をしたのを境に気持ちを「大転回」した。これは、すでに述べた通りだが、それ以上に、大転回を促したのは、「小沢外しをして初めて、菅政権が社民党以上に左翼政権であることに気がついたことだった」ようである。加えて、小沢前幹事長に民主党を割って出られたら大変になると痛感したということだ。これは利口な選択だった。
小沢派では、小沢前幹事長が「みんな出ないのであったら、オレが出る」と言ってギリキリのところで、立候補を表明する段取りを考えていると見ている。
◆ところで小沢前幹事長や森喜朗元首相、古賀誠元幹事長、渡辺喜美代表らの動静は、要人警護警察官(SP)から警視庁警備部警護課第4係を通じて、菅首相秘書官(警察庁から出向)に逐一通報されているとみられ、首相はこの真夏、クーラーを全開して枕を高くして眠れない夜を過ごしている模様。その足元で、仙谷由人官房長官が、将来につなげようと思って代表選出馬への色気をプンプン漂わせつつある。菅サイドからだれかが出て票が割れる。果たして下克上となるか?

(転載貼り付け終了)