ジョーズを見て思ったこと
投稿日:2010/10/20 02:08
スピルバーグ映画を見て思ったことを簡単に書きます。
シンドラーのリスト、プライベートライアン、ET…私はどこが良いのだろうがと思います。
シンドラー…なんで主人公がユダヤ人を救おうと思ったのか、よく分からない。映画館ですすり泣く人が多かったと聞いたが、なぜ泣く?ロマン・ポランスキーの「戦場のピアニスト」は、夢に出てくるほど迫力があった。夢の中でナチスとユダヤ人の銃撃戦に私が加わっていた。怖くてしかたなかった。
プライベート…登場人物に思い入れが湧かない。冒頭のノルマンディ上陸作戦はよく描けていたと思うが、それだけ。
ET…何が面白いのか、さっぱり分からない。興奮も感動も全くない。
その点、ひたすら主人公が謎のトレーラーに追われるDuel(激突!)の方が面白いです。
今回ジョーズを初めて(日曜映画劇場か何かでちらっと見た覚えはありますが)見ましたが、いくつか迫力ある場面はあったものの、「ああ、そうかい」と思うくらいです。まあ、これから後のホラー映画などに与える影響はあったのかも知れませんが、つまらないですね。
結局、視聴率欲しさにおどろおどろしいTV番組を作る連中と大差無いのかも知れません。スピルバーグは迫力ある映像を作る才能はあるものの、幼稚な感じから免れません。