Youtube動画での白井聡さんの意見に、ワタシは賛同する。

かたせ2号 投稿日:2024/06/23 21:12

かたせ2号です。
昨日(2024年6月22日)に見たYoutube動画の、一部の文字起こしをする。
https://www.youtube.com/watch?v=YFsXdCxzsVk

その中での、政治学者・政治分析家である白井聡さんの意見に、ワタシは賛同する。

ただし、白井聡さんには、以下の意見を申し上げておきたい。

(かたせ2号が、白井聡さんに申し上げる、意見)
東西冷戦は、ベトナムおよびドイツにおいては、すでに、1975年および1990年ころに終了した。
ただし、この東西冷戦は、一方の親玉であったソ連が崩壊したにもかかわらず、ユーラシア大陸の東側ではいまだに継続中である。
それが朝鮮半島。
「冷戦」どころか「朝鮮戦争」はいまだ軍事的・政治的に終結していないのである。
それが在韓米軍であり、およびその後方部隊としての在日米軍である。
日本はいまだ、『冷戦体制』に組み込まれている。
その意味からすると、日本人の4分の1を占める自民党支持者の考えは
「100%間違いである」とはいえなくなる。
(ちなみに、ワタシは、安倍晋三が政治的舞台から消え去ったことを祝賀する立場にいる)。

100%間違った主張のできる人は、この世にはいない。
だからこそ、世の中の闇は、ますます深くなるのだ。
(以上で白井聡さんへの意見、おしまい)

かたせ2号です。
以下、動画中からの白井聡さんの発言を抜粋しておく。

【白井聡】
自民党はもう歴史的使命を終えたから、この世の中から消えてなくなってほしいと思ってます。
ですから実は今、私はもう岸田政権を断固支持しております。
岸田さんがさらにもうちょっと続けてくれると、いよいよもう自民党はもう日本に要らないということに、国民の 結論はなっていくでしょう。
ということで、もうちょっと(岸田文雄政権には)続いてほしいなと(考えています)。
自民党そのものがもうだめだなっていうことに、ようやく国民(の意識にはなりつつあるとは思いますが、)それでも未だにまだでも4分の1ぐらいの人は、自民党を支持してるわけですから。

(司会者)
(自民党の)歴史的使命と今おっしゃいましたですけど、今後どういう風に終わって(きつつあ)るのか、その辺りご説明(ください)

【白井聡】
歴史的使命、歴史的に何をやってきたのかっていうことを考えると、
少し優しく見てあげて、どういうことが言えるかというと、戦後日本がどうやって再起をかけるのかという時に(当時は)いわゆる東西対立の時代ですから、基本的に論理的に3つの選択肢があったんですね。

まず、第1に、アメリカにくっついていこう、そういう道。
もう1つはソ連にくっついていこう、という道。
3つ目はそのいずれでもない、自主・独立でやっていくんだという道。
この3つの行き方のうち、どれが1番立派かなっていうと、(3つ目の)独立して生きていくというのが1番 立派だということになります。
しかしこれはなかなか、もちろん難しいことである。
では残りの2つのうちどっちが「マシ」だったかと言うとそれはまアメリカの方にくっつくのが「マシ」だっただろう。
ということで、結局 選ばれた選択肢は何であったかというと、アメリカにくっついてやっていこうということだった
わけですよね。だから、戦後の「保守」っていうのは「親米」保守っていうおかしなものになるわけですね。
「保守」だから日本の保守なんだから、その日本のなんというかな、固有のものを大事にするということなんでしょという話(のはずなのに、保守という言葉の) 頭に「親米」っていう、そういうものに対する親しみを持つと(いうことになりました)。親米になるというんので、まずイデオロギー的な混乱が起きるわけです。

(司会者)
(確かに「親米」保守という言い方は)「真白な黒」とか「真っ黒な白」って言ってるようなもんですよね。

【白井聡】
そうなんです。
それでも、一応、その問題が表面化しなかったのは、自民党を中心とする政治っていうのが非常に長く続く中で、(日本という国が)経済発展には大成功を収めたからです。

(司会者)
そうです。少なくとも、西暦1997年までですそうですね。

【白井聡】
ところがですね。(その後は、この経済発展が)これが、もううまくいかなくなって久しいわけです。

(司会者)
もう半世紀以上も経ってしまいました。

【白井聡】
(それに)本来ならばその「親米」保守っていう立場だって、もう本来成り立たないはずなんですよね。
(東西対立が)続いてる頃だったら、共産主義に対抗するためにという理屈、言い訳がですね一応通用したんです。
けれどももうないわけですよね。
もう西暦1990年ぐらいの段階で、その理屈は成り立たなくなっているのに、それからもう30年以上ですね成り立ちもしない理屈でもって持っているとだから もう保守とか言ったって、内側はスカスカなんですよ。

(司会者)
そうですね。いわば 1990年までは、1955年体制と米ソ冷戦対立構造っていうのが、あったけど、これらは、あくまでも暫定的なものであって、
本来は自主独立を目指すというプログラムが自民党の中にあるんだったら、自主独立路線に舵を切るべきだったのに、(その後には)超絶に「親米」保守に、またなってしまった。

【白井聡】
そうなんですよね。そこが最大の問題というか意味不明ですよね。何のつもりで生きとるんだ、お前は、と。

(司会者)
そうなんです。奴隷として生きるために生まれてきたのか貴様は、と。

【白井聡】
本当に。
だから結局ところ、そのアメリカにくっついていくということによってできた、国の様々な構造(の中)でそれに伴って様々な利権だとかポジションだとかっていうのが発生するわけで、それを要するに一生懸命「保守」しているということでしかないだろう。

(司会者)
憲法第9条問題について
・第2項の部分をきちんと改正して、自衛隊の立場をきちんと認める議論をするべき。
・第2項の文言を改正せず、自衛隊は合憲、の文言を加えるだけにしようとした、安倍晋三の「加憲論」に(司会者は)断固反対だった。

【白井聡】
(司会者が述べるような)改憲をしなければならない、そのような必然性があるでしょ、っていう理屈・理論をワタシは、理解はできるわけなんですよ。理論的にそれは、うん、納得できる部分というのはたくさんあるんです。
けれども、他方で、現実政治の問題として、要するに
『軍事っていうものは、(それ自体がすでに)存在するんだから、それを(きちんと)認めて、憲法上認めて、そして、そうすれば(憲法の)下位の法体系も作れるわけだから、しかるべき形でそのように進めて、それでうまく行けるか?』って言ったら、
どうせできないじゃん、て思うわけですよ。
どうせ、(現状における)この極めて不健全な、奴隷的な自立というものを一切持たない(建前で、すなわち)、対米従属をやっている中で、(軍事的存在としての)自衛隊を(きちんと憲法の中で)認めましょう、そしてその軍事(的なプレゼンス)を認めた上で、日米安保体制を認めましょうでいうことにいう風にしちゃったら、
ますますもって対米従属がひどくなるだけの結果しか生まないだろう(と考えます)。
やっぱりそういう(風な)、私は政治的判断になるんですよね。
だから、言わば憲法第9条が、アメリカ(の動き)に巻き込まれないための盾になる論、最後のいわばブレーキとして機能してるっていうのが現実ではないかな、と。
そういう機能が、現実的には、憲法第9条第2項には存在していますよ、(ただし)憲法第9条そのものをいまただそれ(を盾にしているまま)では、(日本国民は)奴隷の(立場の)ままなんとか飯を食ってるっていう状況が(これからも)続くっていう(ことになるでしょう)。
(その点は、ワタシにとっては)ずっとジレンマなんですよね。だから要するに、その本当の意味での自立・独立っていうものを思考する覚悟っっていうのが、日本国民にできて、そして、そのような政治が(実際に)行われうる、ということになった時には、私もやっぱり判断は変わります。
そういういうことはあるとは思うんですけどね。

以上