私が、一番初めに書いた中国研究の本は、『中国 赤い資本主義 は 平和な帝国を目指す』(2008年1月刊)だった。この本は、私にとって極めて重要な本だ。私は、この2007年から、ずっと、中国がさらに巨大な成長を遂げて、やがてアメリカを追い落として、次の世界覇権(はけん)国(ヘジェモニック・ステイト the Hegemonic State)=世界帝国(ワールド・エムパイア a world empire )になる、と、深い決意を込めて書いた。 そして、今の私たち日本人にも誰にでも分かる、この巨大な真実そして真実が、目の前の大きな現実として現れてる。