アメリカ政界におけるコーク兄弟の影響力をひしひしと感じているのは、実際の政治家たちです。2014年、連邦上院で過半数を占めていた民主党のハリー・リード(Harry Reid、1939年―、76歳)院内総務(ネヴァダ州選出)は、「共和党の政治家たちはコーク中毒の状態にある」と発言しました。(2014年3月4日付『ワシントン・ポスト』紙、“Harry Reid: ‘Republicans are addicted to Koch’” http://www.washingtonpost.com/blogs/post-politics/wp/2014/03/04/harry-reid-republicans-are-addicted-to-koch/)。