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「2047」 文学者・谷崎潤一郎の話をします(第2回・全3回) 2023年3月20日

「2046」 文学者・谷崎潤一郎の話をします(第1回・全3回) 2023年3月13日

「2045」 ヨーロッパの王さまたちの10大スキャンダルについて話します(第3回・全3回) 2023年3月6日

「2042」 ヨーロッパの王さまたちの10大スキャンダルについて話します(第2回・全3回) 2023年2月27日



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「2050」 小室直樹著『「天皇」の原理』が発売になる。 2023年3月28日

「2048」 学問道場からのお知らせをいたします、是非お読みください。 2023年3月21日

「2044」 2023年4月9日(日)開催の定例会のお知らせ。演題は「核戦争か。もう×陰謀論者と言わせない」です。2023年3月4日

「2043」 藤森かよこ著『ニーチェのふんどし いい子ぶりっ子の超偽善社会に備える』が発売 2023年3月2日

「2040」 【再掲載】「1456」番  村岡素(もと)一郎 著 『史疑(しぎ) 徳川家康事績』(1902年刊)についての 松永知彦氏の長文の歴史論文を載せます。 2014年6月10日【再掲載】(第2回・全2回) 2023年2月9日

「2039」 【再掲載】「1456」番  村岡素(もと)一郎 著 『史疑(しぎ) 徳川家康事績』(1902年刊)についての 松永知彦氏の長文の歴史論文を載せます。 2014年6月10日【再掲載】(第1回・全2回) 2023年2月8日

「2036」 副島隆彦・孫崎享著『世界が破壊される前に日本に何ができるか』が発売 2023年1月24日

「2034」 副島隆彦・ベンジャミン・フルフォード著『世界人類を支配する悪魔の正体』が発売 2023年1月19日

「2031」 新年のお慶びを申し上げます 2023年1月1日 加筆で副島隆彦が年頭の文。1月4日

「2030」 副島隆彦著『習近平独裁は 欧米白人(カバール)を本気で打ち倒す』(ビジネス社)が発売 2022年12月24日

「2028」 藤森かよこ著『馬鹿ブス貧乏本 第3弾』を褒める 2022年12月4日

「2025」 藤森かよこ著『馬鹿ブス貧乏な私たちが生きる新世界無秩序の愛と性』(ベストセラーズ)が発売された 2022年11月11日

「2024」 『日本は世界最低の英語教育の国だ。英文法の謎を解くが甦る(上・下)』が発売になる 2022年11月1日

「2021」 副島隆彦最新刊『金融暴落は続く。今こそ金を買いなさい』(祥伝社)が発売 2022年10月22日

「2019」 副島隆彦、佐藤優著『欧米の策略を打ち破り よみがえるロシア帝国』が発売になる 2022年10月10日

「2017」 『新装版 小室直樹の学問と思想』(橋爪大三郎、副島隆彦著)が発売された 2022年10月5日

「2013」 副島隆彦最新刊『愛子天皇待望(たいぼう)論』(弓立社)が発売 2022年9月12日

「2010」 西森マリー著『カバールの捏造情報拡散機関フェイク・ニューズメディアの真っ赤な噓』(秀和システム)が発売 2022年8月29日

「2004」 下條竜夫著『物理学者が解き明かす邪馬台国の謎』(秀和システム)が発売 2022年7月11日

「2001」 『プーチンを罠に嵌め、策略に陥れた英米ディープステイトはウクライナ戦争を第3次世界大戦にする』 2022年6月20日

「1996」 副島隆彦最新刊『有事の金。そして世界は大恐慌へ』が発売 2022年5月22日

「1995」 第43回定例会動画配信はまだまだ受付を継続しています 2022年5月14日

「1989」 2022年5月15日(日)開催の定例会のお知らせ。演題は「第3次世界大戦に向かう悪魔のシナリオ」です。2022年3月27日

「1987」 西森マリー著『カバールの民衆「洗脳」装置としてのハリウッド映画の正体』が発売 2022年3月14日

「1983」 小室直樹著『戦争と国際法を知らない日本人へ』が副島先生の解説文付きで復刊される 2022年2月22日

「1978」 副島隆彦・佐藤優著『「知の巨人」が暴く 世界の常識はウソばかり』(ビジネス社)が発売 2022年1月27日

「1976」 根尾知史のデビュー作『政府が狙う!あなたの個人資産を何があっても守り抜け!!』が発売 2022年1月14日

「1974」 新年のご挨拶をいたします。2022年1月1日  下に 副島隆彦が年頭の文を加筆しました。1月2日。

「1971」 『日本一バズってる元教師: ~先生がTikTokerになった理由』(静岡の元教師すぎやま著、ゴマブックス)が発売 2021年12月13日

「1968」 副島隆彦最新刊『ディープ・ステイトとの血みどろの戦いを勝ち抜く中国』(ビジネス社)が発売 2021年11月29日

「1965」 ジョシュ・ホウリー著『ビッグテック5社を解体せよ』(古村治彦訳、徳間書店)が発売 2021年11月15日

「1960」 『コロナ対策経済で大不況に突入する世界』(副島隆彦著、祥伝社)が今月末に発売 2021年10月19日

「1958」 『ミケランジェロとメディチ家の真実 隠されたヨーロッパの血の歴史』が発売される。 2021年10月4日

「1952」番。続けて私の「 mind は、× 心 ではない。マインドは、思考、知能、精神だ」論を載せる。後半 2021.8.10 副島隆彦

「1951」番 私が、23年前(1998年)に出した本の重要な個所をデジタル画像で読んでもらう。前半 2021.8.4 副島隆彦

「1949」 『ヒトラーは英国スパイだった!』を評論する(第2回・全2回) 2021年7月28日

「1946」 世界史の巨大な真実 『 ヒトラーは英国スパイだった ! 』を評論する(第1回・全2回) 2021年7月14日

「1944」 『[新版]ディープ・ステイトの真実』が発売になる 2021年7月5日

「1941」 副島先生最新刊『目の前に迫り来る大暴落』(徳間書店)が7月1日に発売 2021年6月21日

「1939」 西森マリー著『世界人類の99.99%を支配する カバールの正体』が6月29日に発売 2021年6月10日

「1935」 古村治彦(ふるむらはるひこ)の最新刊『悪魔のサイバー戦争を始めるバイデン政権』が発売 2021年5月19日

「1932」 「世界頭脳(ワールド・ブレイン)」とは何か(第2回・全2回) 2021年5月5日

「1929」 『世界頭脳(ワールド・ブレイン)』とは何か(第1回・全2回) 2021年4月21日

「1925」 副島隆彦最新刊『裏切られたトランプ革命 ―― 新アメリカ共和国へ』が発売 2021年3月16日

「1921」 副島隆彦著『世界覇権の大きな真実 ロスチャイルド230年の歴史から読み解く近現代史』が発売。 2021年2月22日

「1918」 「重たい掲示板」に掲載された副島先生の最重要文章をこちらに転載する 2021年2月6日

「1916」 2021年1月17日開催定例会動画配信開始日迫る。お申し込みはお早めにお願いします。 2021年1月25日

「1914」 副島隆彦先生の最新刊『アメリカ争乱に動揺しながらも中国の世界支配は進む』が発売 2021年1月18日(1月20日に冒頭加筆)

「1913」 新年あけましておめでとうございます。2021年は定例会からスタートです。更に、副島先生の最新刊『今、アメリカで起きている本当のこと 大統領選〝不正選挙〟から米国内戦へ』 2021年1月5日

「1911」 『馬鹿ブス貧乏な私たちを待つ ろくでもない近未来を迎え撃つために書いたので読んでください。』(藤森かよこ著、ベストセラーズ刊)が発売になった 2020年12月25日

「1909」 『ウイルスが変えた世界の構造』(副島隆彦・佐藤優著、日本文芸社)が発売される 2020年12月16日

「1904」 2021年1月17日(日)開催の定例会のお知らせ。演題は「悪辣(あくらつ)なディープ・ステイトと戦い続けるトランプとアメリカ国民」です。2020年11月17日

「1901」 『金(きん)とドルは 光芒(こうぼう)を放ち決戦の場へ』(副島隆彦著、祥伝社、2020年11月)が発売になる 2020年10月26日

「1897」 田中進二郎著『秀吉はキリシタン大名に毒殺された』が発売される 2020年9月22日

「1893」 次の首相は菅義偉(すがよしひで)だろう。去年5月、アメリカで”首実検” 済みだから。

「1889」 副島隆彦著『日本は戦争に連れてゆかれる 狂人日記2020』(祥伝社新書、2020年)が発売 2020年8月1日

「1883」 副島隆彦との対談が収録されている、西森マリー著『ディープ・ステイトの真実』が発売される 2020年7月4日

「1879」番 コロナ問題の決着。遠藤誉(えんどうほまれ)女史の優れた評論文を紹介して、真実を抉(えぐ)り出す。副島隆彦記 2020.5.30 さらに6月10日に末尾に長い記事を載せた。

「1875」 『もうすぐ世界恐慌 そしてハイパー(超)インフレが襲い来る』(副島隆彦著、徳間書店、2020年5月)が発売される 2020年4月24日

「1871」 『本当は恐ろしいアメリカの思想と歴史』(副島隆彦著、秀和システム)が発売される 2020年3月24日

「1869」 『経済学という人類を不幸にした学問』(副島隆彦著、日本文芸社、2020年3月)が発売される 2020年3月1日

「1867」 2020年アメリカ大統領選挙に関する情報を簡単に紹介します 古村治彦(ふるむらはるひこ)記 2020年2月11日

「1864」番  映画「サフラジェット」(2015年制作)、日本語題「未来を花束にして」について語りました。副島隆彦 2020.1.8

「1863」「副島隆彦の学問道場」から新年のご挨拶。2020年1月1日

「1860」 副島隆彦著『全体主義(トータリタリアニズム)の中国がアメリカを打ち倒すーーディストピアに向かう世界』が発売される 2019年12月20日

「1859」 北朝鮮建国秘史:誰が北朝鮮を作ったのか(第3回・全3回) 2019年12月11日

「1858」 『馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください。』(藤森かよこ著、KKベストセラーズ、2019年11月27日)が発売される

「1856」 北朝鮮建国秘史:誰が北朝鮮を作ったのか(第2回・全3回) 2019年11月13日

「1854」 北朝鮮建国秘史:誰が北朝鮮を作ったのか(第1回・全3回) 2019年10月23日

「1851」 『米中激突恐慌』(祥伝社、2019年11月)のまえがき と あとがき を急いで紹介する 2019年10月10日

「1849」 『決定版 属国 日本論』(副島隆彦著、PHP研究所刊、2019年9月)発売される 2019年9月24日

「1845」 『隠された十字架 江戸の数学者たち』(六城雅敦著、副島隆彦監修、秀和システム、2019年)の書評をします 2019年9月5日

「1843」 六城雅敦(ろくじょうつねあつ)研究員 のデビュー作 『隠された十字架 江戸の数学者たち』(秀和システム、2019年8月)が発売になる 2019年8月29日

「1841」 最新DVDに収録されている2019年6月30日の定例会のアンケート結果を発表します 2019年8月24日

「1839」 『すべての経済学を貫くY=Mの衝撃 『絶望の金融市場』及び『国家分裂するアメリカ政治』発刊記念講演会』(DVD)頒布のお知らせ。 2019年8月14日

「1833」 映画「バイス」を通して、1970年代から最近までのアメリカ政治について語る(第3回・全3回) 2019年6月23日

「1830」 映画「バイス」を通して、1970年代から最近までのアメリカ政治について語る(第2回・全3回) 2019年6月6日

「1828」 2019年6月30日(日)開催の定例会のお知らせ。「全ての経済学を貫く「Y=M」の衝撃(仮)『絶望の金融市場』及び『国家分裂するアメリカ政治』発刊記念講演会」2019年5月21日

「1825」 映画「バイス」を通して、1970年代から最近までのアメリカ政治について語る(第1回・全3回) 2019年5月8日

「1822」 『絶望の金融市場──株よりも債券崩れが怖ろしい』(副島隆彦著、徳間書店)が発売される 古村治彦(ふるむらはるひこ)筆 2019年4月25日

「1819」 レイチェル・ワイズ主演の映画『否定と肯定(Denial:Holocaust History on Trial)』の話をします(全2回・第2回) 2019年4月10日

「1817」 『生命保険はヒドい。騙しだ』(幻冬舎新書、2019年3月)が発売される 2019年3月28日

「1816」番 副島隆彦と佐藤優の『激変する世界を先読みする』が発売される。 2019年3月21日

「1814」 レイチェル・ワイズ主演の映画『否定と肯定(Denial:Holocaust History on Trial)』の話をします(全1回・第2回) 2019年3月15日

「1812」 『国家分裂するアメリカ政治 七顚八倒(しちてんばっとう)』が発売になります 2019年3月7日

「1811」 公開中の映画『ナディアの誓い』の主人公ナディア・ムラドの話から中東情勢について語ります(第2回・全2回) 2019年2月28日

「1809」 『思想劇画 属国日本史 幕末編』が発売される。 2019年2月23日

「1807」 公開中の映画『ナディアの誓い』の主人公ナディア・ムラドの話から中東情勢について語ります(第1回・全2回) 2019年2月14日

「1804」番  副島隆彦が、「ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の真実の復元を賞賛する」を論じます 」 の 2回目(後半)を載せる。 2019.1.31

「1802」 副島隆彦の復刊書 『あなたが「金持ちサラリーマン」になる方法』(知恵の実文庫)を紹介する。 2019年1月25日

「1800」 『世界「帝国」衰亡史~世界の歴史は覇権国・属国理論でやはり見抜ける』(DVD)頒布のお知らせ。DVD全品、一斉値下げ! 2019年1月15日

「1797」新年明けましておめでとうございます。2019.1.2  副島隆彦が、「ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の真実の復元を賞賛する」を論じます。

「1796」 アメリカ中間選挙の結果とアメリカ政治の分析をします(第2回・全3回) 2018年12月28日

「1794」 『副島隆彦の歴史再発掘』(副島隆彦著、ビジネス社、2018年12月18日発売)が発売になりました 2018年12月20日

「1792」 アメリカ中間選挙の結果とアメリカ政治の分析をします(第1回・全3回) 2018年12月13日

「1789」 ユヴァル・ノア・ハラリ著『サピエンス全史』の書評を掲載します(第2回・全2回) 2018年11月21日

「1786」 ユヴァル・ノア・ハラリ著『サピエンス全史』の書評を掲載します(第1回・全2回) 2018年11月10日

「1784」 副島隆彦先生の最新刊『「トランプ暴落」前夜』(祥伝社、2018年11月1日発売)をご紹介いたします 2018年10月28日

「1782」 副島隆彦先生の最新刊『日本人が知らない真実の世界史』(日本文芸社、2018年10月27日発売)をご紹介します。 2018年10月20日

「1780」 2018年12月2日(日)開催の定例会のお知らせ。菅野完(すがのたもつ)氏をお迎えします。副島隆彦先生の世界史理解最高到達点も語り尽くします。 2018年10月10日

「1779」 『評伝 小室直樹(上)(下)』(村上篤直著、ミネルヴァ書房、2018年9月)が発刊されました 2018年10月5日

「1777」 相田英男氏による『自由人物理―波動論 量子力学 原論』(西村肇著、本の森出版、2017年)の感想と解説を掲載します(第4回・全4回) 2018年9月28日

「1775」 相田英男氏による『自由人物理―波動論 量子力学 原論』(西村肇著、本の森出版、2017年)の感想と解説を掲載します(第3回・全4回) 2018年9月19日

「1772」 副島隆彦先生の最新刊『傷だらけの人生 ダマされない知恵』(ベストセラーズ刊、2018年)が発売となります 2018年9月9日

「1770」 『英文法の謎を解く』再訪 「仮定法の文」 の巨大な謎 。 ×「かもしれない」という卑怯で愚劣な日本語のコトバを、廃語(はいご)にすべきだ論 (第2回・全2回) 2018年8月31日

「1768」 『英文法の謎を解く』再訪 「仮定法の文」 の巨大な謎 。 ×「かもしれない」という卑怯で愚劣な日本語のコトバを、廃語(はいご)にすべきだ論 (第1回・全2回) 2018年8月22日

「1765」 『思想劇画 仕組まれた昭和史 日中、太平洋戦争の真実』(副島隆彦著、青木ヨシヒト画、コスミック出版[電波社]、2018年8月)が発売になります 2018年8月7日

「1763」 相田英男氏による『自由人物理―波動論 量子力学 原論』(西村肇著、本の森出版、2017年)の感想と解説を掲載します(第2回・全4回) 2018年8月1日

「1760」 『「北朝鮮処分」後のアジア及び世界の今後を考える』(DVD)が完成しました 2018年7月20日

「1758」 相田英男氏による『自由人物理―波動論 量子力学 原論』(西村肇著、本の森出版、2017年)の感想と解説を掲載します(第1回・全4回) 2018年7月10日

「1755」 『金儲けの精神をユダヤ思想に学ぶ (祥伝社新書) 』(副島隆彦+SNSI副島国家戦略研究所著、祥伝社新書、2018年7月1日発売)をご紹介します。 2018年6月26日

「1753」 映画『マルクス・エンゲルス』を見た感想を書きます(第3回・全3回) 2018年6月14日

「1750」 映画『マルクス・エンゲルス』を見た感想を書きます(第2回・全3回) 2018年5月31日

「1748」 『真実の西郷隆盛』(副島隆彦著、電波社[コスミック出版]、2018年5月21日)が発売になりました 2018年5月24日

「1746」 『迫りくる大暴落と戦争〝刺激〟経済』(副島隆彦著、徳間書店、2018年5月)をご紹介します 2018年5月18日

「1744」 映画『マルクス・エンゲルス』を見た感想を書きます(第1回・全3回) 2018年5月9日

「1740」 『今の 巨大中国は 日本が作った』(副島隆彦著、ビジネス社、2018年4月28日)をご紹介いたします 2018年4月30日

「1738」 石井利明研究員の初の単著『福澤諭吉フリーメイソン論』(副島隆彦監修、電波社、2018年4月16日)が発売になりました。2018年4月20日

「1736」 2018年6月17日(日)開催の定例会のお知らせ。「北朝鮮処分」後のアジアと世界について話します。 2018年4月11日

「1733」 『サピエンス全史』について話します(第3回・全3回) 2018年3月31日

「1731」 『サピエンス全史』について話します(第2回・全3回)副島隆彦  2018年3月23日

「1729」 『サピエンス全史』について話します(第1回・全3回) 2018年3月12日

「1726」 『米軍の北朝鮮爆撃は6月! 米、中が金正恩体制破壊を決行する日』(副島隆彦著、光文社、2018年3月)が店頭発売となります 2018年2月28日

「1723」 「米軍の北朝鮮爆撃 は 有る」と 真剣に論じた自衛隊幹部OB が書いた優れた文を載せる。 副島隆彦 2018.2.15 

「1721」 忍者の歴史と全体像について説明します(第2回・全2回) 2018年2月5日

「1718」 西部邁(にしべすすむ)の自殺死に対して、私が思ったこと。副島隆彦 2018.1.24  

「1716」 忍者の歴史と全体像を理解する(第1回・全2回) 2018年1月15日

「1712」 「トランプが、エルサレムを首都承認した」問題を徹底的に解説する。日本人は、中東アラブ、イスラエル問題を大きく理解するために、歴史を勉強するべきだ(続編)。 副島隆彦 2017.12.25 /新年明けましておめでとうございます。2018.1.1

「1710」 「トランプが、エルサレムを首都承認した」問題を徹底的に解説する。日本人は、中東アラブ、イスラエル問題を大きく理解するために、歴史を勉強するべきだ(前編)。 副島隆彦 2017.12.19 」

「1707」『海外記事を20年、どのように読み解き分析してきたか~「学問道場」が田中宇氏に質問する』(DVD)が完成しました 2017年12月10日

「1703」 『世界権力者図2018』(副島隆彦、中田安彦著、ビジネス社、2017年11月)が発売になります 古村治彦(ふるむらはるひこ)筆 2017年11月15日

「1699」 副島隆彦先生の最新刊『銀行消滅 新たな世界通貨(ワールド・カレンシー)体制へ』(祥伝社、2017年11月2日)をご紹介します 古村治彦(ふるむらはるひこ)筆 2017年10月25日

「1695」 『東芝はなぜ原発で失敗したのか』(相田英男著、電波社、2017年10月7日)が発売されます 古村治彦(ふるむらはるひこ)筆 2017年9月26日

「1692」『世界政治 裏側の真実』(副島隆彦・佐藤優著、日本文芸社、2017年)が発売となります。 古村治彦(ふるむらはるひこ)筆 2017年9月14日

「1689」定例会のお知らせ。今回は国際情勢解説者の田中宇(たなかさかい)氏をゲストに迎え、学問道場一丸になって、世界の今後の行方と大きな枠組みについて解明します。2017年8月19日

「1688」花街(かがい)から歌舞伎の世界について(上)2017.8.11 副島隆彦

「1684」 書評 『中国がいつまでたっても崩壊しない7つの理由』  副島隆彦の中国研究、10年の勝利である。 副島隆彦

「1682」 講演会DVD『ディヴィッド・ロックフェラー死後の新世界秩序“G3”を予言する』が完成しました。講演会内容の復習などにぜひご利用ください。2017年7月8日

「1678」 『ニーチェに学ぶ 奴隷をやめて反逆せよ! ―まず知識・思想から』(副島隆彦著、成甲書房、2017年6月18日)が発売されます 2017年6月15日 古村治彦(ふるむらはるひこ)記

「1677」 日本の「国家秘密警察長官」である 菅義偉・官房長官の正体がわかる二冊の本を紹介する。(2) 2017年6月10日

「1674」新刊のお知らせ。『老人一年生-老いるとはどういうことか』(幻冬舎)が発刊されます。「老人とは痛いのだ」ということを思い知らせてくれる一冊です。2017年5月28日

「1672」 『夫のちんぽが入らない』(扶桑社)という本を読んだ。これが文学だ。副島隆彦 2017年5月15日

「1668」 副島先生の新刊『アメリカに食い潰される日本経済』(徳間書店)の発売が4月28日に決まりました。ぜひお求めください。2017年4月21日

「1666」 第37回 副島隆彦を囲む会主催定例会「ディヴィッド・ロックフェラー死後の世界新秩序“G3”を大予言する」(2017年5月28日(日曜日))のお申込みをお待ちしております。2017年4月12日

「1664」 橋下徹・元大阪市長がアメリカで講演した件、それから売国官僚・高見澤将林(たかみざわのぶしげ)について 2017年4月2日

「1660」相田英男氏の緊急寄稿「東芝=ウェスティングハウス問題」について対話形式で理解する。2017年3月15日

「1657」お知らせ2つ。副島先生の新刊『税金恐怖政治(タックス・テロリズム)』(幻冬舎)の発刊の紹介。 それから、今、国会を揺るがしている、森友学園への「国有地ほとんどタダで払い下げ問題」(=安倍晋三記念小学校問題)を追いかけている作家の菅野完氏との対談の内容を動画と文で載せます。2017年3月1日

「1654」斎川眞(さいかわまこと)『天皇とは北極星のことである』(PHP研究所)の紹介。日本国の 天皇という称号はどのようにして生まれたか。 2017年2月16日

「1653」これは必読の一冊。下條竜夫(げじょうたつお)著『物理学者が解き明かす思考の整理法』(ビジネス社)が発売されます。小保方晴子、星占い、金融工学を理科系の視点で理解するほか、思考の整理法の実践編として好評だった前作に続いての新刊です。2017年2月10日

「1648」天皇陛下の譲位問題。この問題は「ワールドヴァリューズ(世界普遍価値)と民族固有価値(ナショナルヴァリューズ)のどちらを重視するか」という問題であり、天皇陛下と安倍晋三がその2つの価値観を巡って熾烈な争いを繰り広げている、ということなのである。副島隆彦・記 2017年1月16日

「1644」【講演DVD】「鳩山由紀夫元首相が見た『属国・日本』の真実」(2016年11月20日)の講演ビデオについてお知らせします。鳩山元首相が日本の対米従属政策の問題点、今の民進党の問題点、アジア・インフラ投資銀行(AIIB)の実像について語ります。2016年12月26日

「1642」 北方領土まったく返還なし記念。 「自民党ネットサポーターズクラブ(J-NSC ネトサポ)のネット世論誘導 ネトウヨその世界」。自民党によるネット上の言論操作を暴いたNHKの番組を載せる。 2016年12月18日

「1640」先日の鳩山由紀夫元首相をお呼びしての講演会の会場で皆様から頂いたアンケート結果です。2016年12月6日

「1637」  アメリカ大統領でトランプが勝利してから私がアメリカ大統領選挙について書いた、「重たい掲示板」への投稿を載せます。副島隆彦 2016年11月22日 

「1634」副島隆彦の、 最新の金融本 『ユーロ恐慌 欧州壊滅と日本』( 祥伝社)が発売。 恒例のエコノ・グローバリスト・シリーズの第19弾。2016年10月29日

「1631」 副島先生の緊急出版 の 新刊『Lock Her Up! ヒラリーを逮捕、投獄せよ』(光文社)が発売されました。注目の米大統領選挙の真の争点を理解するために是非お読みください。2016年10月10日

「1627」来る11月20日に私達の秋の定例会を特別ゲストを呼んで開催します。今回は、鳩山由紀夫元首相をゲストにお招きして、世界の行方、東アジアの今後、日本の将来についてじっくりお話をうかがいます。2016年9月15日

「1624」番 『明治を創った幕府の天才たち 蕃書調所=ばんしょしらべしょ=の研究』(成甲書房刊)が発売になります。 古村治彦(ふるむらはるひこ)筆 2016年9月4日

「1620」番  ” Lock Her Up ! ” 「 ヒラリーを逮捕せよ、 投獄せよ !」 の嵐が アメリカ全土でわき起こっている。 2016.8.11  副島隆彦記 

「1616」 最新DVD『アメリカ名物「トランプ・ポピュリズムの嵐」と最新の世界情勢』のお申し込み受付を開始します。9月以降の米大統領本戦本格化を前に是非ご視聴ください。2016年7月20日

「1612」 副島隆彦のアメリカ分析 の最新刊 『トランプ大統領とアメリカの真実』(日本文芸社)が発刊。2016年6月27日

「1610」 【橋本徹・ムッソリーニ論】橋下徹(はしもととおる)前大阪市長はなぜ危険なのか。 それは国家社会主義(こっかしゃかいしゅぎ)の思想を持っている恐ろしい男だからだ。 副島隆彦 2016年6月16日

「1607」 重たい掲示板 [1938]私たちの定例会は盛況に終わりました。あとは最新の情報。 をこちらにも転載します。 2016年6月3日

「1605」番 あの2年前に突然、行方不明になったマレーシア航空機は、その後どうなったのか? 驚くべき事実が明らかになった。日本国内では初公開の情報である。 2016.5.21 副島隆彦  

「1603」【講演会】5月29日(日)の学問道場主催『ドナルド・J・トランプの<アメリカ名物>ポピュリズム旋風と現在の国際政治・経済情勢を読み解く』(東京・御茶ノ水)を宣伝します。ポピュリズム政治家の分析では日本の第一人者である副島隆彦のトランプ論をご期待ください。2016年5月9日

「1601」 4月28日発売 新刊書のお知らせ 。 日銀・黒田は、自分たちのインフレ目標が遅々として進まないのを居直った。マイナス金利導入で分かった日銀の真の思惑。 副島隆彦新刊『マイナス金利「税」で凍りつく日本経済』(徳間書店)で、日銀の「隠された真意」の謎が明かされた。 2016年4月28日

「1599」【2016年定例会のお知らせ】 5月29日に今年第一回目の学問道場の定例会を開催します。テーマは「アメリカ大統領選挙と最新の国際政治・経済情勢」です。ドナルド・トランプ旋風の原動力 “ポピュリズム”と”アメリカファースト!”とは何か、改めてじっくり語ります2016年4月20日

「1596」 副島隆彦先生の新著『日本が中国の属国にさせられる日』(ベストセラーズ社)が発刊。日本が中国の影響下に呑み込まれるとき、私たちはどのような態度をとるべきか。20世紀の右翼・左翼の両翼思想のタブーを、反権力の思想家である副島隆彦が抉り出す大著です。2016年3月28日

「1594」米大統領選挙、共和党はトランプが躍進し、民主党はヒラリーが候補を指名獲得し、二者の対決になりそうだ。2016年3月18日

「1591」 新刊のご案内『世界連鎖暴落はなぜ再発したか』(祥伝社)のご案内です。海外の金融メディアは軒並み、「黒田は弾切れ」(Kuroda's Bazooka is out of ammunition)と言い始めています。2016年3月2日

「1588」副島隆彦著作、その他の「学問道場」関連書籍を期間限定で割引販売します。この機会に是非ご利用ください。2016年2月21日

「1584」 ドナルド・トランプはどこで失速するか。急浮上してきたマルコ・ルビオ上院議員とはどういう背景を持つ政治家か。2016年アメリカ大統領選挙の予備選挙について。2016年2月4日

「1581」 『BIS(ビーアイエス)国際決済銀行 隠された歴史』(アダム・レボー著、副島隆彦監訳、古村治彦訳、成甲書房、2016年)が発売になります。古村治彦記 2016年1月21日

「1579」 学問道場関連の新刊書籍二冊、『暗殺の近現代史』(洋泉社、中田安彦が参加)と、『天皇家の経済学』(同、吉田祐二・著)が発売されています。ぜひ、お求めください。2016年1月14日

「1577」「副島隆彦の学問道場」から 新年のご挨拶。2016.1.1 /1月3日加筆 「崩れゆくアメリカ」を見てきて。短期留学修了を受けての報告。 中田安彦 2016年1月3日

「1576」 『物理学者が解き明かす重大事件の真相』(下條竜夫著、ビジネス社、2016年1月9日)が発売となります。古村治彦記 2015年12月24日

「1574」 『信長はイエズス会に爆殺され、家康は摩り替えられた』(副島隆彦著、PHP研究所、2015年12月17日)が発売となります。古村治彦筆 2015年12月15日

「1572」番 今の世界の中心の課題である ロシアによる シリアのIS爆撃、殲滅は、プーチンによる「ロシアから愛をこめて」である。最新の映画「OO7/ スペクター」の中にこれからの世界の動きの秘密が隠されている。 副島隆彦 2015・12・9 

「1569」 ダニエル・シュルマン著、古村治彦訳『アメリカの真の支配者 コーク一族』(講談社、2015年)が2015年12月8日に発売になります。 古村治彦(ふるむらはるひこ)筆 2015年11月30日

「1566」 宗教改革の始まりにおいてルターとローマ法王はどういう言葉の応酬をしたか 2015年11月13日

「1563」 『再発する世界連鎖暴落 貧困に沈む日本』(副島隆彦著、祥伝社、2015年10月30日)が発売となります。古村治彦筆 2015年10月29日

「1560」番  今のアメリカ政治の真の焦点である、「ベンガジ事件」での下院の特別委員会を、ヒラリーはなんとか 乗り切る。そして、シリアでのサリン爆弾の真犯人たちのこと。 2015.10.15 副島隆彦  緊急で冒頭加筆します。 10月16日 副島隆彦  

「1557」 安倍晋三は国民がどれだけ「鈍感」かを試して喜んでいる。気付いている敏感な国民とそうではない国民に二極化している。2015年9月25日

「1555」 昨日、2015年9月14日に国会議事堂前で行われた安保法制反対抗議デモに行ってきました 古村治彦(ふるむらはるひこ)筆2015年9月15日

「1552」 学問道場の定例会DVD『副島隆彦が、今の重要なことを洗いざらい語ります』(2015年5月31日開催、約330分)の予約受付を始めました。ご案内が大変遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。2015年8月25日

「1551」番 栗原康 (くりはらやすし)著 『現代暴力論』 という新刊書 がすばらしいので、私が書評して強く推薦します。 副島隆彦  2015年8月25日 

「1548」 好評連載企画:「思想対立が起こした福島原発事故」 相田英男(あいだひでお) 第3章 福島事故のトリガーがひかれた日(2) 2015年8月13日

「1547」好評連載企画:「思想対立が起こした福島原発事故」 相田英男(あいだひでお) 第3章 福島事故のトリガーがひかれた日(1) ※会員ページに掲載したものを再掲 2015年8月10日

「1544」 副島隆彦先生の新刊・中国研究本の第7弾! 『中国、アラブ、欧州が手を結び ユーラシアの時代 が勃興する』 が先週末に発売。ロンドン金(きん)の値決めに中国の二大民間銀行が参加、人民元決済圏の拡大 から 南沙諸島問題も含めてユーラシア大陸の時代 を余すところなく分析。2015年7月26日

「1542」番 戦後七十周年企画  なぜ日本は戦争に向かわされたのか(1)   日本共産党の戦前最後の委員長 野呂栄太郎(のろえいたろう)の命がけの闘いから昭和史の真実が見えてくる。 津谷侑太(つやゆうた)2015年7月13日

「1539」番  俳優 高倉健(たかくらけん)の生き方 と死に方について考えたこと。 副島隆彦 2015.6.27(転載)

「1536」現下の政治状況を勢力分析する。大阪都構想の住民投票に現れた、若い世代のファシズムへの欲求。それを支える橋下徹・菅義偉の背後にある勢力とは。安倍・菅の野党分断の動きに対し、維新の党の執行部をおさえた旧小沢グループが巻き返しにでている。2015年6月11日

「1535」 佐藤優氏との対談本、『崩れゆく世界 生き延びる知恵』(日本文芸社)が刊行されました。「発売後、即重版」で非常に好評です。副島理論を真っ向から佐藤氏が受け止めている重厚対談です。2015年6月6日

「1532」番  来たる 6月7日(日)に 横須賀市で私の講演があります。 いらしてください。「軍港 横須賀の150年の歴史」にちなんだ話をします。 副島隆彦 2015年5月27日日

「1529」5月31日に都内で開催する、学問道場自力主催講演会の具体的な講演内容が固まってきまたのでお知らせします。参加者はまだまだ大募集中です。ぜひおいでください。2015年5月11日

「1526」 副島隆彦の最新金融本、『「熱狂なき株高」で踊らされる日本』(徳間書店)が発売されました。第5章、アベノミクス金融緩和など金融政策の理論的支柱となっている「合理的期待(予測)形成学派」の正体を暴いたところが非常に学問的には重要な本です。2015年4月27日

「1523」来る5月31日に講演会『副島隆彦が、今の重要な事を洗いざらい語ります』を開催いたします 2015.4.16

「1520」 AIIB「アジアインフラ投資銀行」の設立をめぐるゴタゴタの真相を載せます。 副島隆彦 2015年4月1日 (重たい掲示板から転載)

「1517」 新刊2冊『余剰の時代』(ベスト新書)と『日本に恐ろしい大きな戦争(ラージ・ウォー)が迫り来る』(講談社)が発売されます。生き延びるための政治思想とアメリカ政治本です。2015年3月13日

「1515」 「思想対立が起こした福島原発事故」相田英男 第2章 「札束で引っぱたかれた科学者達」をシリーズで短期連載します。(第2回)2015年3月5日

「1514」「思想対立が起こした福島原発事故」相田英男 第2章 「札束で引っぱたかれた科学者達」をシリーズで短期連載します。(第1回)2015年2月25日

「1511」カナダの政治。カナダの歴代首相を、隣国の大国アメリカとの「帝国-属国」関係において明快に解説します。2015.2.7

「1508」 新刊本二冊を紹介します。『副島隆彦の政治映画評論 ヨーロッパ映画編』(ビジネス社)と、先生が巻頭文を書いた吉本隆明(よしもとりゅうめい)の評論集『「反原発」異論』(論創社)の二冊です。 2015年1月26日

「1505」 中田安彦です。私の新刊『ネット世論が日本を滅ぼす』(ベスト新書)が発刊されました。数年間「ネット世論」に密着して観察して学んだ結果を一冊の本にまとめました。ネット言論の理想主義はなぜ次々と自滅していくのか?その答えを知りたい人はぜひお読みください。2015年1月12日  

「1501」番 「副島隆彦の学問道場」から 新年のご挨拶。2015.1.1 続けて 「1503」番として、「1495」番の谷崎潤一郎論の第3部(終章)を載せます。副島隆彦 記

「1500」最新講演DVD『2015年、世界は平和か戦争への岐路に立っている』が完成しました。ぜひ御覧ください。2014.12.25

「1497」オーストラリアの歴代首相について。 日本人が知らない、オーストラリア政治の基本骨格を副島隆彦が分かり易く解説します。2014.12.17

「1496」番 俳優の菅原文太氏が亡くなった。 「1194」番会員ページ に載せた副島隆彦との対談を再掲します。 2014.12.13

「1493」 自力主催講演会「2015年、世界は平和か戦争への岐路に立っている」(2014.11.16)のアンケートの回答結果を掲載します。2014.12.4

 「1491」番 ノーベル物理学賞受賞の中村修ニが、なぜ重要であるのか、の本当の理由。10年前のここの、私たちの文を再掲載する。副島隆彦 2014.11.22 

「1487」 『官製相場の暴落が始まる――相場操縦しか脳がない米、欧、日 経済』(副島隆彦・著、祥伝社)発刊のお知らせ。「まえがき」と「あとがき」を掲載します。 2014.10.26

「1485」書評:アメリカの著名ユダヤ人小説家、フィリップ・ロスの小説「プロット・アゲンスト・アメリカ」(集英社)/架空歴史小説を手がかりに「アメリカ国内優先主義」(アメリカ・ファースト)の美名を表と裏で使い分けた米財界人の冷酷な世界戦略が見えてきた (その1) 2014年10月14日

「1481」 来る11月16日に都内・上野で「政治・国際情勢・経済」についての時局講演会を開催します。聴講希望者を現在募集中です!2014年9月29日

「1479」 『英語国民の頭の中の研究』(副島隆彦・著、PHP研究所)発刊のお知らせ。大幅に加筆修正が加えられています。「まえがき」 と 「あとがき」 を掲載します。 2014.9.22

「1476」番   文学とは何か の 2 。 日本文学とは何か 論。 を 載せます。 副島隆彦 2014.9.6

「1472」 『日本の歴史を貫く柱』(副島隆彦・著、PHP文庫) が8/4から発刊されています。「まえがき」 と 「あとがき」 を掲載します。 2014.8.27

「1470」 夏休み特集。アルチュール・ランボー論。パリ・コミューンという政治的事件を書き残そうとした文学について。2014.8.16

「1466」 お知らせ:『税金官僚に痛めつけられた有名人たち』(副島隆彦・著、光文社刊)が8/1に発刊されます。「まえがき」と「あとがき」を掲載します。2014.7.24

 「1460」 7月1日に、SNSI論文集第7弾『フリーメイソン=ユニテリアン教会が明治日本を動かした』が出ます。従来の教科書や歴史書では描かれない明治期以降の日本真実の姿を描き出しました。2014年6月25日

「1456」番  村岡素(もと)一郎 著 『史疑(しぎ) 徳川家康事績』(1902年刊)についての 松永知彦氏の長文の歴史論文を載せます。 2014年6月10日 

「1454」 【今読み返す副島本】 米同時多発テロ事件前に発表された、副島隆彦の「集団的自衛権」論をそのまま転載します。 今こそ読み返してほしいと思います。 2014年6月3日

「1451」【中国を理解する】『野望の中国近現代史 帝国は復活する』(ビジネス社・刊)(原題:Wealth And Power:China's Long March to the Twenty-First Century)という本を紹介します。中国の近現代史を正しく理解しなければ、日本は中国の台頭に向き合うことは出来ない。2014年5月25日

「1448」番  私が、今やっている仕事、考えていること、書くべき文章のことなどを、まとめて報告します。 副島隆彦  2014.5.11 

「1443」最新講演DVD『キャロライン・ケネディと安倍晋三』が完成しました。このDVDで米オバマ政権と安倍政権の暗闘の実態が分かります。現在の日本政財界に影響を与えるハーヴァード大学人脈についても解説。ぜひ御覧ください。2014年4月16日

「1441」 副島隆彦先生の最新金融本『金融市場を操られる 絶望国家・日本』(徳間書店・刊)が発売されます。日本は、アベノミクスに浮かれて「成長国家」どころか、「貧乏国家」となってしまった。この現実から逃れることが出来ない。世界の金融も統制されている。2014年4月5日

「1436」 後藤新平―日本の「セシル・ローズ」論(全4回/第1回) 中田安彦・記 2014年3月16日

「1433」『靖国問題と中国包囲網』(副島隆彦・著、ビジネス社刊)が3/7に発刊されます。「まえがき」と「あとがき」を掲載します。2014.2.27

「1429」 【寄稿・偉人伝の裏側を見破る】 自由民権運動の父・板垣退助はフリーメイソンだった!~伊藤博文のフリーメイソンネットワークに加入した板垣退助~津谷侑太(つやゆうた)筆 2014年2月5日

「1426」古村治彦研究員の新刊『ハーヴァード大学の秘密』(PHP研究所)の紹介と、その出版記念を兼ねた「囲む会」主催の2014年初めての主催定例会『キャロライン・ケネディ駐日大使着任が日本政治中枢に与えている衝撃』(仮題)のお申込みのご案内を致します。2014年1月21日

「1423」 明治期の慶応義塾で 最先端の学問を教えたのは ユニテリアン(フリーメイソンリー)だった 石井利明(いしいとしあき)研究員 2014年1月11日

「1421」TPP交渉と平行して、水面下で進む「民法改正」の動き。大新聞は連帯保証人(個人保証)制度の改正部分だけをクローズアップするが、実際はこの民法改正はアメリカによる日本社会改造計画の一つである。2013年12月29日

「1418」孫崎享・副島隆彦講演ビデオ『外務省の正体』のご予約を承ります。日本の国家の行く末を大きく左右する外務省(MOFA)の内部と歴史はどうなっているのか、必見の講演です。2013.12.10

「1414」新刊『説得する文章力』(KKベストセラーズ)と『闇に葬られた歴史』(PHP研究所)をご案内します。2013.11.27

「1411」副島隆彦新刊金融本『帝国の逆襲―金とドル 最後の戦い Empire Strikes Back, Again.』(祥伝社)が発売されました。今年前半から中盤の主な金融ニュース(TPP、シェールガス、金価格の急落についても)を副島隆彦独自視点で分析しています。2013年11月16日

「1409」 腰痛(ようつう)と首、肩の痛みは治るようである。 「トリガーポイント・ブロック注射」という治療法を紹介する。 副島隆彦記 2013年11月6日

「1406」新刊『税金官僚から 逃がせ隠せ個人資産』(2013年10月、幻冬舎刊)発刊のお知らせ。官僚たちはいかにして資産家からお金を奪い取ろうとしているか。「まえがき」と「あとがき」を掲載します。2013.10.18

「1404」【最新版】世界権力者人物図鑑 刊行が発売中です。2010年発刊の第一弾から全面リニューアルのデザイン・内容です。2013年9月30日

「1402」 来月、10月26日(土)開催予定の「囲む会」秋の定例会のお申し込み開始お知らせ。今回は元外務省元国際情報局長の孫崎享先生をお呼びして「過去現在未来の日本外交」を語りつくします。ご期待ください。2013年9月16日

「1399」鬼塚英昭(おにづかひであき)氏の『日本の本当の黒幕』(下)を読む。戦前の日本政治の闇を象徴する田中光顕(たなかみつあき)という怪物を知る。それは現在の日本政治を支配するヤクザたちを知ることでもある。2013年9月1日

「1396」 新刊『中国人の本性』の紹介。私たちはどれだけ中国の思想史について知っているだろうか? そこで副島先生が中国亡命知識人の歴史を中共からの亡命知識人である石平(せきへい)氏に徹底的に質問しました。夏のうちに是非読んで下さい。2013年8月8日

「1394」定例会完全収録のDVD『いい加減にしろ!マイケル・グリーン/恐ろしいヨーロッパの秘密―フランドルからフローレンスへ』が完成しました。2013.7.29

「1392」 参議院選挙が終わって、次の日本国民の課題に向かう。アベノミクスとはA-sset B-ubble E-conomy(資産バブル・エコノミー)のことである。金融緩和派の経済学者のおかしさを理路整然と暴いた野口悠紀雄氏を評価する 副島隆彦 2013年7月25日

「1389」参院選後、日本の各階層(金持ち・サラリーマン・貧乏人)への、安倍政権による国家統制が進む可能性がある。その兆しとして参院選初日に福島県の総理演説会で自民党職員らが行った、一般国民の「表現の自由」への取り締り行為の動画がある。決して貴方の一票は自民党には投票してはなりません。それから先日の講演会のアンケート結果を載せます。 中田安彦(アルルの男・ヒロシ) 2013年7月13日

「1387」 『統制が始まる 急いで金を買いなさい』(祥伝社・刊、2013年6月)の宣伝を載せます。2013.7.4

「1384」再度、6月29日の定例会のお知らせをします。タイトルが「いい加減にしろ!!マイケル・グリーン~米中“新秩序”に取り残される日本」になりました。米日関係その他の政治経済の話題に縦横無尽に切り込みます。2013年6月13日

「1381」 私たちの福島復興活動本部 を 閉じて 撤退式をします。6月23日です。時間のある人は福島の現地まで自力で来てください。 副島隆彦 2013年6月2日

「1379」先週土曜日の会員交流会開催後のお礼の報告と、次の6月29日の講演会のお知らせ。2013年5月20日

「1376」 最新DVD『ますます衰退国家にさせられる策略を見抜く』(2013年3月3日、講師:副島隆彦・藤森かよこ)と、新刊・映画本『アメリカ帝国の滅亡を予言する』(日本文芸社)頒布のお知らせ。お待たせしました!2013.5.4

「1375」黒田金融緩和と金価格急落、そしてBRICS開発銀行の設立。新しい秩序に向けて世界は動いている。副島先生の最近の「重たい掲示板」への書き込みをまとめて載せます。2013年4月20日

「1372」副島先生の新刊『浮かれバブル景気から衰退させられる日本』(徳間書店)ではTPP交渉とアベノミクスの欺瞞について詳しく紹介。今回も豊富な図表・資料付きです。また、新しい試みとして会員同士の交流会(会員交流会 自由におしゃべり)もまだ募集中です。講演会とは別の形で交流(情報交換)いたしましょう。2013年4月4日

「1370」 日米地位協定に続いて、日米原子力協定(1988年)を暴く。中曽根康弘の周辺の「原子力外務官僚」たちが、アメリカに抵抗するカードとして持ちだした「日本の核武装論」には全く意味が無い。六ケ所村の再処理工場を維持してきた日本原電は中曽根派の利権の巣窟であるからすぐに破綻させるべきだ。(苫米地英人『原発洗脳』(日本文芸社)と有馬哲夫『原発と原爆』(文春新書)を書評する。)(その1) 2013年3月27日

「1366」書評:前泊博盛・編著『本当は憲法より大切な 日米地位協定入門』(創元社)を読む。ジャパン・ハンドラーズと外務官僚が威張れるのも日米安保と地位協定があるからだ。2013年3月8日

「1363」新刊『それでも中国は巨大な成長を続ける』(ビジネス社)の刊行のお知らせ。アメリカでは、巨大な中国とどう付き合っていくかは熱心に議論されていても、中国崩壊論など真面目に受け取られていない。2013年2月18日

「1361」 副島隆彦を囲む会・定例会、第29回定例会・自力主催講演会『ますます衰退国家にさせられる策略を見抜く』(講師:副島隆彦・藤森かよこ、開催日:2013年3月3日、日曜日)開催のお知らせ。2013.2.8

「1358」 アダム・ヴァイスハウプト著 『秘密結社・イルミナティ 入会講座<初級篇>』(KKベストセラーズ)が発刊されました。ドイツ啓蒙主義から生まれた「イルミナティ」はフリーメーソンなど秘密結社のルールブックを制定した集団である。2013年1月21日

「1356」番。 年末からの2週間の「産みの苦しみ」のあとで、副島隆彦が全力で書きます。 「ヒラリーの終わり」論文です。 今年もよろしく。 2013年1月8日

「1354」 「副島隆彦の学問道場」から 新年のご挨拶。 2013.1.1

「1351」自民党・公明党・日本維新の会の圧勝と民主党勢力の壊滅大敗北を受けて、「個人の力量によるサバイバル」というものが必須になってくる。そのことを選挙の数カ月前に副島先生の新刊『個人備蓄の時代』(光文社)では予測していた。みなさんも早く手を打ったほうがいい。2012年12月17日

「1349」  選挙が始まっての 直近での動き を読む 副島隆彦・記 2012年12月7日

「1346」 副島隆彦・最新DVD『ミケランジェロ、メディチ家、ルネサンスの真実』(2012年11月3日、講師:副島隆彦・松尾雄治)頒布のお知らせ。「教科書」と本編DVDのお得なセットも、個数限定で実施します。2012.11.29

「1343」緊急情報:アメリカによって崖から突き落とされた野田政権。解散総選挙はアメリカからの司令で行われた。今回もジェラルド・カーティスが根回しをしている。2012年11月15日

「1340」橋下徹(はしもととおる)大阪市長や一部大阪市特別顧問による「週刊朝日」に対する“言論弾圧”問題について考える。言論の自由が死ぬときとは、デモクラシーが死ぬときである。2012年11月5日

「1337」尖閣問題について。橋下徹・大阪市長の言う「国際司法裁判所」における解決の提案を支持します。副島隆彦・記 2012.10.18

「1334」新刊を二冊紹介します。権力者共同謀議という合理的選択で概ね、歴史は動いてきたから、私たちは世界の支配層の行動原理、思想、そして企業活動に現れる彼らの「合利的」な動きを理解しなければならない。2012年10月1日

「1332」 副島隆彦を囲む会・定例会、第28回定例会・自力主催講演会『ミケランジェロ、ダ・ヴィンチ、ダンテ、マキアベッリ、メディチ家、ルネサンスとは何だったか』(講師:副島隆彦・松尾雄治、開催日:2012年11月3日、土曜日)をご案内します。2012.9.25

「1330」SNSI・夏季研究報告から 「今こそ3分で読む小室直樹の『新戦争論』」六城雅敦(ろくじょうつねあつ)・記 2012年9月14日

「1327」共和党候補、ロムニーの安全保障政策を知る。最新刊『アメリカが作り上げた“素晴らしき”今の世界』(The World America Made)(ビジネス社刊)の紹介。古村治彦研究員の翻訳で刊行されています。2012年8月27日

「1324」  副島隆彦著の仏教論、『隠された歴史:そもそも仏教とは何ものか?』(PHP研究所)の読みどころを解説します。2012年8月12日

「1322」副島先生の仏教論の集大成『隠された歴史~そもそも仏教とは何ものか?』(PHP研究所)とロン・ポール米下院議員の『連邦準備銀行を廃止せよ(END THE FED)』(佐藤研一朗・訳、成甲書房)が発刊されました。 2012年7月29日

「1319」 副島先生の新刊本2冊。『ロスチャイルド200年の栄光と挫折』(日本文芸社)と石平(せきへい)氏とのケンカ対談『中国 崩壊か 繁栄か!? 殴り合い激論』(李白社)が発刊されました。世界の実像を知るのにおすすめの2冊です。 2012年7月19日

「1317」 副島隆彦・最新DVD『橋下徹の登場 と 政治思想の歴史』(2012年6月2日、講師:副島隆彦・中田安彦・須藤喜直)/最新刊『国家は「有罪(えんざい)」をこうして創る』(副島隆彦・植草一秀・高橋博彦・著、祥伝社刊)ラインナップ追加のお知らせ。2012.7.8

「1314」 「増税談合勢力」 の 野合(やごう)の増税に反対する。2012年6月25日

「1312」 第27回副島隆彦を囲む会主催定例会『橋下徹の登場と政治思想の歴史』に来場された会員の皆様のご意見をご報告します。 2012年6月19日

「1310」 ロマノ・ヴルピッタ『ムッソリーニ』を読む。現在の日本で重要な意味をもつ「ファシズム」とは何かを再考する 2012年6月4日

「1306」 爆弾のような破壊力を持った一冊!! 古村治彦著『アメリカ政治の秘密』(PHP研究所)を強力に推薦する。2012年5月13日

「1304」 副島隆彦を囲む会・定例会、第27回自力主催講演会(講師:副島隆彦・中田安彦・須藤喜直、開催日:2012年6月2日、土曜日)をご案内します。演題は『橋下徹の登場 と 政治思想の歴史』と決定しました!※金融・経済のお話はありません。2012.5.6

「1301」 新作DVD『今、世界経済がどう変質しつつあるか』(2012年3月24日、講師:副島隆彦・古村治彦)のアンケートの結果を掲載します。2012.4.25

「1300」 新作DVD『今、世界経済がどう変質しつつあるか』(2012年3月24日、講師:副島隆彦・古村治彦)/『欧米日 やらせの景気回復』(副島隆彦・著、徳間書店刊)のお知らせ。2012.4.19

「1296」橋下首相を誕生させようと目論む、関西財界ネットワークの正体とは 2012年4月3日

「1294」アメリカの共和党予備選で公然と囁かれる不正投票の横行。スーパチューズデーを終えて共和党予備選挙の様子、大統領選挙予備選挙・党員集会の複雑な仕組み、衝撃的な内部事情を現地から緊急報告します。 2012年3月24日 佐藤研一朗・筆

「1292」 (1) 4月28日(土)~30日(月)の「福島原発・難民キャンプツアー」のお知らせ。/(2) 6月2日(土)の「政治思想・日本政治の歴史(1960年代からこっち)講演会」のご案内。/(3) SNSI研究員・崎谷博征(さきたにひろゆき)氏の新刊『医療ビジネスの闇』(学研パブリッシング。2012/2/28刊)が出ました。2012.3.13

「1289」 (1) 3月24日(土)の「学問道場」定例会『今、世界経済がどう変質しつつあるか』(副島隆彦)の再度のお知らせ。/(2) 対談CD『日中殴り合い対談』(石平、副島隆彦。李白社)をご紹介します。2012.3.6

「1288」 日本は、「新・知日派」の台頭でも基地移設問題でアメリカの要求に屈服してはいけない 2012年3月2日

「1285」 「小沢一郎・陸山会裁判」の急展開。小沢一郎側が勝利しそうである。「ぼやき・会員ページ 1284」に掲載された文章の後半部分を、こちらにも転載します。2012.2.19

「1283」 まんが家・イラストレーターのぼうごなつこさんによる、政治漫画「小沢一郎・陸山会事件説明まんが お天道様がみてる」を掲載します。2012.2.10

「1280」 本年度初の副島隆彦を囲む会・定例会、第26回自力主催講演会(講師:副島隆彦先生・古村治彦研究員、開催日:2012年3月24日)をご案内します。2012.1.30

「1278」書評『父・金正日と私』(五味洋治・著)と『後継者・金正恩』(李永鐘・著)を読む。北朝鮮は改革開放に乗り出せるのか。“属国論”の観点で北朝鮮の対中外交を整理する。2012年1月23日

「1276」 新刊『中国は世界恐慌を乗り越える』(ビジネス社)と『衰退する帝国・アメリカ権力者図鑑』(日本文芸社)が発売されました。中国の発展の姿は100年前のアメリカ帝国そのものである。2012年1月10日

「1273」 「副島隆彦の学問道場」から 新年のご挨拶。 2012.1.1  下に加筆します。1月5日です。副島隆彦です。


「1536」現下の政治状況を勢力分析する。大阪都構想の住民投票に現れた、若い世代のファシズムへの欲求。それを支える橋下徹・菅義偉の背後にある勢力とは。安倍・菅の野党分断の動きに対し、維新の党の執行部をおさえた旧小沢グループが巻き返しにでている。2015年6月11日
 副島隆彦の学問道場のアルルの男・ヒロシです。今日は、2015年6月11日です。

 この「今日のぼやき」で日本の政治情勢を分析するのも本当に久しぶりです。現在の政治情勢は、端的に言えば集団的自衛権を法律で認める安保法制の審議を中心に動いている。さらに、6月に入ってから、日本年金機構(旧社会保険庁)のコンピューターウィルス感染による120万以上の件数の情報流出の問題が発生、なにやら第一次安倍政権の末期のような状況に似通い始めている。サイバー攻撃は、アメリカと日本で締結した、新ガイドラインで対策することにもなっており、この事件が安倍政権にとって、どういう影響を与えるかわからない。ただ、マイナンバー制度はこれで審議が遅れることになりそうだ。
 
 ここでは安全保障法制に関する攻防については取り上げない。今回、私が書いておきたいのは、先月5月17日の大阪都構想をめぐる住民投票を終えた後の、現在の永田町の勢力図についてである。それは、大阪都構想を推進してきた橋下徹・大阪市長が代表を務める「大阪維新の会」とそれとは別に野党再編を目指して動いている、中央の維新の党の力関係についての問題である。

 大阪維新の会が推進してきた大阪都構想は結局、否決されたものの、これは自民・公明・民主・共産などの維新の党以外のそれ以外の既成政党がタッグを組んでも最終的には約一万票差という結果にとどまった。この大阪都構想をめぐっては、大阪維新の会側が反対派を守旧派、抵抗勢力と呼び、都構想が大阪府と大阪市の二重行政の打破と既得権の解体であるとして、数年来キャンペーンを張ってきたものである。維新の会は、大阪都構想に反対する既成政党を批判するほか、橋下市長自らが公務員・官公労に依存する民主党を批判してきた。橋下市長が使った自らとその敵を対比させ、自らを構造改革の旗手であるとする政治手法は、まさしく小泉純一郎元首相が郵政民営化をめぐって、抵抗勢力を一刀両断したやり方と同じである。






 橋下市長の特徴は小泉元首相が「自民党をぶっ壊す」と叫んで構造改革を推進したのと同様に、「大阪市をぶっ壊す」と大阪市解体を唱えたところにある。大阪市という行政区分をなくして、大阪府の一部として、東京23区のような特別区を5つに再編することで、大阪府の中に5つの独立した区を設立していくことを訴えた。大阪市を廃止して5つの特色ある区に再編し、各特別区が住民サービスや商業の活性化の面で競争することで、大阪の経済発展につながり、東京一極集中を打破できるという考えで、それ自体はなるほど良さそうな話に見える。市から都への再編で大規模開発が進むと地価が上昇するというバブル経済を起こしたいのだろう。

 ただ、問題は橋下市長が構造改革の推進にあたって小泉元首相のようにわかりやすい敵を作り出したことにある。橋下市長は5月17日の大阪都構想住民投票日の前日の最終演説で「税金を貪り食っている団体を叩き潰すため7年間やってきた。都構想の実現だけではなく税金を取り戻す運動をスタートさせたい」と演説しているが、これが公務員をスリムにするという大阪維新の会の基本理念である。これ自体は正しい。市バスの敬老パスの有料化や給食の導入、市職員の給料カットというような形で、住民税減税を訴えた河村たかしの減税日本とは違う形での行政改革を進めてきた。
 
 橋下市長は、既成政党の現役市議団らを大阪都構想という一大改革を阻む抵抗勢力とし、大阪市営バスや、ゴミ収集、さらには水道局の運営などを民営化したり、水道事業を民営化し、旧大阪市を解体し、その業務のうち、事務職ではない現業公務員が担っていた業務は全部民間に払い下げることを目的にしていたようだ。まず、東京では都バスは依然として都営である一方で、ゴミ収集は橋下大阪市長が目指すような民間委託が進んでいる。

 ただ、水道は東京では都水道局とその各区市町村営業所があるだけで、大阪のようには大阪市水道局と府水道局に分かれているわけではない。その意味で大阪の水道局については橋下市長の言う「二重行政」(府と市の業務の重複)があるのだろうが、東京都も橋下市長が掲げたようには水道事業を丸ごと民営化することはしていない。そもそも、水道事業の民営化を行うと水道料金があがってかえって住民に負担が増えることは世界的にもかなりの実例がある。これは水道管事業が独占事業であるためだ。

 しかも、水道事業の民営化に大阪維新の会は情熱を注いでいたというが、それは水道事業を民営化し、株式を例えば欧州のGDFスエズやテームズウォータのような民間企業として上場して、その上場益を大阪府の借金の返済に充てるという発想らしい。しかし、大阪都構想否決でも、水道と地下鉄の民営化の話は進められているとも言われているが、この辺はよく分からない。

 さらに言えば、この問題は大阪府と大阪市の間での債務の押し付け合いのようなところもある。大阪市は大阪府全体よりも比較的優良であり、府の借金を市(特別区)が肩代わりするという仕組みになっていたようだ。府の債務は橋下市長が府知事だった時代に膨らませたものであり、これを都構想で特別区に稼がせて返済していこうというスキームらしい。

 そのような思惑で進められた都構想だったが、結果としては特に大阪市南部の所得水準が低い住民が住む地域で反対が賛成を上回り、大阪市北部の富裕層が住む繁華街がある地域では逆に賛成が上回るという所得階層によって賛否が綺麗に分かれるという結果になった。ただ、反対派が多数だった南部でも都構想賛成派は一定数いたのであり、だから約1万票という僅差だった。自民党の支持層の4割が都構想の賛成したという結果も出ており、「既得権の打破」という構造改革をスローガンに運動してきた大阪維新の会の勢力は依然として強力であることを示している。

 歴史的に官営事業の民間払い下げが行われれば、そこに<政商>と呼ばれるような財界人が群がってそれを獲得しようという動きが出てくる。これは歴史法則のようなものである。そして、その政商が貧乏人にダンピングした給料で職を保証するということになる。

 都構想というのは今ある大阪市を解体して、新しい入れ物である特別区に再編し、それぞれに権限を持つ区長を置くという構想だった。これはつまり、古い利権構造を一旦壊して新しい利権構造を作ろうということでもあった。しかし、それでもその過程でインフラ投資が行われ、需要が喚起されて消費が増えることになれば、それは確かに良いことではある。
 
 橋下市長と松井一郎・大阪府知事は、都構想否決の結果を受けて、大阪市長、府知事の職を任期限りで退くことを開票日の深夜に記者会見で発表した。ただ、今も橋下市長は国政政党の維新の党の「最高顧問」であり、大阪維新の会の「代表」のままである。大阪市議会と府議会ではともに維新の会は自民党を上回る最大会派である。ただ、維新の会を除いた勢力が団結すると、府議会では45対43、市議会では50対36で維新は少数派になる。

 大阪維新の会は元々は自民党維新の会という大阪府議会の自民党府議団が母体になっている。橋下徹を大阪府知事(橋下は大阪市長になるまえは府知事だった)に擁立した時に結成されたもので、これが2010年に地域政党「大阪維新の会」となった。河村たかし名古屋市長の率いる「減税日本」と並んで、自民党と民主党とは別の「第三極」を形成したことが話題になって、2011年の震災直後に行われた統一地方選挙で維新の会は躍進を果たした。

 その後、2012年9月には自民、民主、みんなの党から離党した国会議員を加えて国政政党の「日本維新の会」を設立し、これに中田宏・元横浜市長の日本創新党や石原慎太郎の「たちあがれ日本」などが合流して、2012年の総選挙に臨んで衆議院の第3党に躍進している。

 日本維新の会と民主党は、労働組合に対するスタンスが大きく違う。民主党は労働組合依存型の選挙をしている一方、維新は労組依存の脱却を掲げており、橋下・石原、のちには橋下・松井一郎の二枚看板で選挙を戦ってきた。この維新の原動力になったのは、小泉構造改革を支持したような「ふわっとした民意」(橋下の言葉)であり、その意味ではある種のポピュリズムを標榜した政党である。

 維新が躍進した時、民主党の小沢一郎元代表がサポートしてきた名古屋の「減税日本」が統一地方選で振るわなかったことが重要である。減税日本は草の根のポピュリズムを体現した政党であったが、これが小泉型の橋下の維新の会によって埋没させられた。維新と減税は政策的にも地方分権路線で一致していた。

 もともと維新の会は、自民党府議団の分派からスタートしたこともあり、維新の動きをよく見ると、そこには自民党の野党分断の思惑が見え隠れする。橋下・松井の二人は自らの看板政策である大阪都構想の実現を目指し、2012年の総選挙で自民党が政権に返り咲きした後には、安倍晋三首相だけでなく、首相官邸の菅義偉官房長官と連絡を密にしていたことが何度か報じられた。



 表向きは政府の大阪都構想の支持を求めてのことだったが、実は官邸側としては改憲に消極的な連立与党のパートナーである公明党に変わって、維新を改憲賛成派として取り込む思惑があった。だから、自民党の大阪市議団、府議団としては共産党と共闘してまでも都構想には断固反対の意思を貫いたが、官邸側は都構想に反対ではないというメッセージを何度となく出していたのである。

 だが、僅差とはいえ、大阪都構想が敗北し、自民党大阪市議団主導の「総合区」という別の自治体の枠組みは今のままにした改革路線が採用されることになり、橋下と松井は次の市長選、府知事選挙にでないと表明し、国政政党の維新の党では江田憲司代表(旧みんなの党)が辞任する事態になった。

 後継の代表についたのは、民主党鳩山政権の官房副長官を務めた松野頼久・前維新幹事長であり、後任の幹事長には、2014年暮れの総選挙で維新から立候補し比例復活して議席を取り戻した元民主党の松木謙公が選ばれた。また、現在の維新の党は、橋下に近い大阪系の国会議員と、みんなの党や民主党の流れをくむ、東京系の二大勢力で構成されている。(石原慎太郎系は、次世代の党に分党し、去年の総選挙で軒並み落選した)


松野頼久(左)

 松野新代表は野党再編を目指して、民主党の前原誠司元代表だけではなく、小沢一郎の生活の党、みんなの党の一部とアントニオ猪木衆議院議員らで構成される「日本を元気にする会」(松田公太参議院議員が代表)らと深夜の会合を頻繁に重ねている。松野は「年内に100人規模の議員を民主党だけではなく他の野党まで含めた幅広い結集をしたい」と野党再編を明言している。

 松野は「100人が集まれば、次期衆院選で政権交代の可能性が高まる」としている。ただ、民主党は岡田克也代表の元で党執行部は党再建を目指しており、単独で維新の党と競合する選挙区での公認を発表したことで、維新の側の反発を受けている。しかし、前回と前々回の総選挙では自民党以外の野党が分裂選挙を行ったことで自民党の小選挙区での大勝を許してしまっているので、今回も野党の再結集が行われなければ、次の参議院選挙でも自民党と公明党の連立政権がまた大勝することになる。

 これまでも、自民党政権の官邸は、菅ー橋下ラインを使って政策的に近い橋下徹系の保守系の勢力を台頭させ野党分断を図ってきた。大阪都構想が成功していれば、安倍政権・自民党は公明党と維新を天秤にかけて、両者を憲法改正勢力として糾合する狙いだった。そうなれば、自民党・公明党・維新が巨大保守勢力として、民主党ほかの政党を圧倒する公算が高く、政権交代の可能性は遠のいたはずだった。

 だが、維新の党の執行部が小沢一郎に近い松野頼久と、旧民主党小沢グループに近いメンバーで占められたことで、野党共闘への求心力がやや高まってきた。小沢一郎にも松野は面談しており、いろいろアドバイスを与えているようだ。小沢一郎はようやく検察による国策捜査の痛手から立ち直って、師匠の田中角栄のように「舞台裏」から現在の政治に対してアドバイスする立場を固めたのかもしれない。

 これが現在の情勢である。

 ただ、大阪維新系は橋下徹最高顧問を呼んで、安保法制に対する党内討議を開催する動きをみせるなど、橋下市長の復権を目指して動いていることに注意を要する。しかし、この党内討議は「脱橋下」を目指す(恐らくは東京系の)議員らの反対で中止、延期になった。読売新聞は次のようにこの党内討議について報じている。

(貼り付け開始)

橋下路線か否か…思惑せめぎ合う「維新の道」
読売新聞(2015年06月07日 08時08分)

 安全保障関連法案への対応を協議するため、維新の党が予定していた橋下徹最高顧問(大阪市長)と党所属国会議員による討議が中止された。

 橋下氏の路線継承を訴える議員が計画したが、「脱橋下」を目指す議員に反対されたためだ。政界引退を表明しながらも、なお高い存在感を誇る橋下氏をめぐり、党内には様々な思惑がせめぎ合っている。

 関係者によると、橋下氏は5月29日、大阪市内で行われた松井一郎顧問(大阪府知事)や馬場伸幸国会対策委員長らとの会合で、安保政策に関する持論を熱心に語ったという。これを受け、橋下氏に近い党幹部が、橋下氏と党所属国会議員の討議を今月13日に大阪市内のホテルで開くことを計画した。

 柿沢幹事長も2日の記者会見で「みんなで党の方針を議論する場を持てればいい」と述べ、開催に前向きな姿勢を示していたが、翌3日には馬場氏が記者会見で、「諸般の事情で延期になる」ことを明らかにした。

 討議を計画した議員は、注目度の高い安保論議に橋下氏を引っ張り出すことで、安倍内閣との連携を重視する橋下路線を堅持させる思惑があった。野党再編を積極的に発信する松野代表らに「クギを刺す狙い」(若手)も込めていた。


 しかし、「脱橋下」を目指す一部の議員が党内討議について、「積み重ねてきた議論がひっくり返される。今更、引退すると言った橋下氏の話を聞いてどうするのか」と反発したという。

(貼り付け終わり)

 維新は副代表に、大阪系の二人が副代表にいるものの、幹事長には野党再編に積極的で民主党の一部とも接点がある元みんなの党の柿沢未途、幹事長代行の松木謙公以下、副幹事長には、牧義夫、太田和美、木内孝胤、初鹿明博ら、旧民主党の小沢グループの政治家たちであることで、官邸につながっている橋下系のグループを牽制している。維新の党は大阪、東京のそれぞれに本部があり、大阪にしか本部がなかった日本維新の会と違って東京系にも主導権を取る余地がある。

 小沢はかつては、いまや安倍首相に近い橋下徹を持ち上げた時期もあったが、いまはどうやらこの路線を捨て、民主・維新の再合流の構想をベストと考えているようで、松野代表はかつての師である小沢一郎の意向を踏まえつつあくまで独自に維新と民主の合流構想(民主党の第三世代である細野豪志や馬淵澄夫らを主体にした構想)を目指しているようだ。

 ただ、一方で官邸は維新の党と民主党の分断工作を諦めておらず、今国会で安保法制とならぶ重要法案と言われる「労働者派遣法改正案」の採決を飲ませるために、維新が進めている「同一労働・同一賃金法」の議員立法の成立に協力することを明言した。そして、この派遣法をめぐっての維新の政府との取引は、維新の大阪系(橋下徹系)が主導したという報道があった。(朝日・11日)

(貼り付け開始)

 
維新、揺れる野党路線 採決、大阪組が主導 派遣法改正案
朝日新聞 2015年6月11日05時00分

 維新の党が労働者派遣法改正案の採決に応じる形で安倍政権に協力した背景には、「大阪都構想」の住民投票にエールを送った安倍晋三首相らに対する大阪選出議員の「恩返し」があった。松野頼久代表は野党連携を掲げるが、「大阪組」との分裂を避けようと政権への協力を追認せざるをえなかった。「親政権」か「野党路線」かで揺れる同党の実情が浮き彫りになった。

 維新は今回、労働者派遣法改正案などをめぐって、橋下徹最高顧問に近い大阪選出議員が自民党と交渉した。維新幹部は「大阪の議員にとって首相官邸に義理を果たす意味があった」と語り、5月17日の「大阪都構想」の住民投票で、橋下氏にエールを送った首相と菅義偉官房長官への「義理」だと説明する。

 大阪組が忠実に「義理」を果たすのは、「親政権」路線を維持しておく狙いもある。大阪組は「橋下氏を引退させない」(馬場伸幸国対委員長)と明言しており、橋下氏が国政進出を果たした暁には、政権との協力も視野に入れる。大阪組は憲法改正による統治機構改革にもこだわりが強く、改憲をめざす首相に期待している。

 これに対し、松野氏と同じ民主党出身の今井雅人政調会長は今回、自民と交渉を進めていた大阪組の議員に「事前に報告してもらわなければ困る」と注意した。だが、松野氏や今井氏は最終的に修正案を追認した。民主との「野党路線」にこだわって修正案を認めなければ、「維新分裂の危機」(幹部)につながるおそれがあったためだ。

 今回の「採決に出席するが、反対する」という方針は、親政権の大阪組と野党路線の非大阪組の「双方の顔を立てる」(幹部)折衷案だった。

 党の路線をめぐる揺れは安全保障関連法案の採決に向けても続きそうだ。橋下氏はかつて集団的自衛権の行使容認を明言。このため、橋下氏に近い大阪組には安保関連法案への賛成論があり、馬場氏らが橋下氏を囲んで党の勉強会を開こうとした。だが、「非大阪組」から反対論が噴出。勉強会は立ち消えになった。

 松野氏は民主など野党と共闘して安保関連法案の「今国会成立阻止」で一致しているが、維新内には、民主が次の衆院選で競合区の候補を内定したことに反発が広がる。

(貼り付け終わり)

 このように派遣法と公認候補の問題が現在の維新と民主の分裂線になる可能性がある。

 また官邸は今後もことあるごとに維新と民主の円満な合流を阻止しようと、橋下系維新議員が重要視している「脱労組」でさらに大阪維新を焚きつけるのではないか。自民党政権の考えていることは労働組合の弱体化ないしは、政府の御用組合化だ。かつては左翼運動の温床も言われた労組の中にも日教組、自治労などの官公労がある。

 民主党議員の質疑に対して「ニッキョーソ」と野次を飛ばした安倍首相の日教組に対する並々ならぬ怒りは日教組の教師にかつて安倍首相の祖父である岸信介を批判されたという「個人的な怨恨」があるのだろう。安倍自身が岡崎久彦との対談で案に認めている。一方で維新と安倍政権は派遣法を改正することで、彼らの経済政策を支える竹中平蔵・パソナ会長のような米共和党系のグローバリストに一体化する方向を志向している。



 橋下市長も都構想否決から行っていなかった退庁時の記者クラブに対するぶらさがり取材を今月から再開するという。この記者とのやりとりの場で自らの影響力を維持するための発言を行いながら、再起のチャンスを探るということだろう。
 
 維新の党の中には大阪系の議員の一部に自民党や民主党の保守派のように、安倍政権に安全保障法制についてのスタンスが近そうな議員もいる。例えば、安全保障上の危機が東シナ海や南シナ海で起きた場合、自民党政権はこれらの野党議員を取り込んで日本全体をさらに右傾化させる可能性もある。

 年末に橋下市長は12月の大阪市長選には出ないで、国政にも進出しないという政界引退宣言をしているが、右派の間からは市長選の再出馬を求める声や、橋下か松井の国政進出を望む声がある。年末に向けて松野と民主党の細野豪志らは野党再編を目指そうとするだろうが、この際に民主党の執行部が新党結成を受け入れなければ野党全体がまとまることはないし、今のままの支持率を安倍政権が維持した場合には、菅義偉官房長官を中心に大阪系を裏で操って、野党再編を阻止する動きに出るだろう。そのまま来年夏の参院選に突入してしまえば、自公が安定的に政権を維持することになる。

 ここで気になるのは、そもそも橋下徹と、安倍首相官邸の重要人物である菅義偉がなぜここまで近くなっていたのか、ということだ。それに大阪市と横浜市で計画されているカジノ構想が関わってくる。私がさっき書いた「都構想の成功で生まれる利権構造」の最たるものがこのカジノだと言える。

 今年の2月19日に政府は、注目されていた「カジノ特区」の候補地を、横浜市と大阪市に選定したと発表した。カジノ合法化をめぐっては、安倍首相に近いフジテレビの日枝久会長がお台場カジノ構想を推進していたほか、橋下徹市長の大阪市でも大阪湾の人工島「夢洲(ゆめしま)」に誘致する計画を決めている。しかし、カジノ合法化法案は連立与党の一角を担う公明党が反対姿勢を崩していない。これは大阪でのカジノ構想が、維新と公明党の大阪市政においての対立要因になっていることがあるのだろう。



 そして、首都圏においても、都知事が石原慎太郎やその影響下にあった猪瀬直樹が知事の座が消えたことで、次の都知事になったのが自公が推した舛添要一元参議院議員であった。どうも舛添は公明党系の候補だったようであり、最近も東京五輪の開催地である新国立競技場の費用負担について国と都の負担割合をめぐって、安倍系の下村博文文科大臣と激しい口論を展開している。この舛添が都知事になったので、東京都のカジノ構想は立ち消えになり、変わって首都圏のカジノ候補地として浮上したのが、横浜・山下埠頭である。いうまでもなく横浜は菅義偉官房長官のお膝元である。

 横浜を地盤とする菅官房長官が、自民党執行部である谷垣幹事長の意向を無視してでも、大阪都構想を支援していたことと、大阪と横浜がカジノ特区に認定されたことは偶然にしても出来すぎている。東京はオリンピックで開発が決まっているので、大阪と横浜ではカジノを建設させろということになったのだろう。ここに橋下市長と菅官房長官の同盟関係の鍵としてカジノというキーワードが浮かび上がってくる。



 横浜は早い話が港町であり、山下埠頭やみなとみらい地区は物流の拠点である。港町といえば神戸のように沖仲仕(おきなかし)と呼ばれる港湾労働者の元締めである有力者が必ず存在する。それが神戸では山口組三代目の田岡一雄であり、横須賀では小泉純一郎の祖父である小泉又次郎のような有力者たちである。こういった港町では港湾労働者の元締めがやがて政治の世界にも影響を持つようになる。

 横浜においては、藤木幸太郎という有力者がおり、この人物が田岡一雄と「全国湾荷役振興協議会」を設立している。この藤木幸太郎は京浜一帯の沖仲仕の総元締で大親分だったといわれており、指定暴力団稲川会の二次団体の埋地一家初代を名乗った人物であるという。この藤木幸太郎の息子が現在、横浜港運協会会長のほかに、社団法人日本港運協会副会長、財団法人横浜港湾福利厚生協会会長として活躍している藤木幸夫という財界人である。

 去年の秋ころから今年の春にかけて、藤木幸夫という財界人について、菅義偉のタニマチであるという記事がいくつかの雑誌に出た。雑誌『選択」の2014年10月号では「土着権力の研究」という連載で、藤木幸夫について特集記事を掲載している。それによれば、中田宏(次世代の党に移籍したが今は離党)の後継者である林文子(はやしふみこ)横浜市長の後援会長を務めるほか、横浜ベイスターズのホーム球場でる横浜スタジアムの取締役会長を務めていると書いてある。

 記事によると、藤木はかつて横浜から選出されていた小此木三郎(おこのぎさぶろう、故人)元建設大臣と昵懇だったという。この小此木の秘書をしていたのが若き日の菅義偉である。藤木はFMヨコハマの社長でもあり、産業、港湾、メディア、娯楽までに幅広い影響力を持つ「ヨコハマのドン」のような存在であるようだ。

 なお、藤木はマット安川(横浜出身のタレントであるミッキー安川の息子)が司会を務める右翼的な論調のラジオ番組によく出演していたこともある。この番組には安倍首相も以前出演していた。(ニュースサイトのJBpressに内容が転載されている)

 藤木はカジノ構想とともに、横浜スタジアムを立て替えて、横浜ドームを建設する計画にも参画しているようで、カジノ構想とドーム構想は連動している。横浜の山下埠頭のカジノ建設には京浜急行電鉄が名乗りを上げているといい、京急は菅官房長官とも関係が深い地元企業であると選択記事は書いている。

 カジノ開発というのは巨大なマネーが動く娯楽施設であり、運営開始後もマネーが出入りすることになる。それ自体が巨大な利権になる。カジノが大阪と横浜に内定しているということは、大阪市長と横浜市長をバックアップする財界人の存在が重要になるということだ。横浜においては藤木幸夫の名前がメディアで上がっているが、大阪においては大阪維新系と自民党系でこれから利権の奪い合いという形で報道されるようにになるのかもしれない。

 いうまでもなく、大阪都構想というのは大阪府と大阪市の関係を見直し、二重行政を解消することを目的としていたが、そもそも二重行政は反対派の主張によれば、すでに多くが解消されていたようである。大阪市解体により新しく5つの区を設置するという話は、早い話が巨大開発計画であり、海側の区に娯楽施設としての特区でのカジノも建設しようという話だったのだろう。
  
 このように、菅と橋下はカジノ誘致をした自治体の政治家ということでも繋がっている共通点があり、逆に言えば二人は運命を共にしているということになる。大阪のカジノ構想が残っている限り、菅と繋がっている橋下・松井のラインも失脚してもらっては困るということになるので、官邸サイドはいずれ橋下の復権の仕掛けを考え出すだろう。菅は沖縄の基地問題にも首を突っ込んでいるが、これなどもいずれは沖縄のリゾート地にカジノを建設することを見越して、そのカジノに影響力を持ちたいという思惑があるのかもしれない。

 今年初めに、菅義偉をモデルにした小説である元公安警察の小説家が書いた『内閣官房長官・小山内和博 電光石火』(濱嘉之・著、文春文庫)という本が出て、これを政治ジャーナリストの歳川隆雄氏が紹介していたので読んでみたが、この小説は完全な実名小説で、事実関係も一部を除けば全て事実に即している。菅義偉をモデルにした官房長官が橋下徹をモデルにした政治家と談合していることまで書いてある。石破茂をモデルにした政治家が女性問題で潰されていくことも書かれているが、空恐ろしい内容だ。かつては後藤田正晴官房長官が連想されるが、官房長官のもとには与野党の政治家のスキャンダル情報が入ってくる、ということを示唆した小説であると思う。官邸のマスメディアをつかった情報コントロールとはこういうことだろう。



 さて、新しい利権としてのカジノという視点でみると、横浜(菅義偉)-横須賀(小泉進次郎)の権力闘争という側面もあり、大阪においてはカジノ反対の公明党対カジノ賛成の維新の会という構図がわかってくる。
 
 公明党・創価学会は古くから「常勝関西」と言われてきて強かったが、維新の登場で大阪の政治力学が変化した。公明党と維新は古い利権と新しい利権の権力闘争(特別区全体で見た「総数」では議席数は同じだが、以後特別区での議員定数削減は区議会で可能ということも含めて権力闘争)をしていたのであり、この権力闘争に勝利すべく、橋下徹市長は、大阪都構想をという大きな夢を語り「グレートリセット(一種の構造改革)」の実現を企図してきたのだろう。それを安倍首相は、自らの野望である改憲という「グレートリセット」に向けて維新を利用するべく動いていた、という関係になる。

 これを東シナ海や南シナ海で中国との安全保障上の緊張関係で生まれた時に実行する場合、自民党安倍政権と維新の橋下徹の系統が外の今日に向けて大きく団結し、それに民主党も引きずられていく(民主党の中には自民党以上にタカ派の政治家もいる)という状況も起こりうる。こうなってくると、一種のファシズム状態であり、すべては国防に寄与するという目的で動員されていくことになる。

 古村治彦研究員から聞いた話だが、戦前にも「第三極」の政党が躍進し、それが1930年代に日本全体がファッショ化するなかで従来の政友会・民政党のような金持ち政党に引きずられる形で大政翼賛会に吸収されていったことがあるという。その時の第三極というのは、社会政策では進歩主義(社会主義)的、外交・国防政策ではタカ派というスタンスを取った社会大衆党という政党だという。社会大衆党は「広義国防論(こうぎこくぼうろん)」というスローガンを掲げ、「戦争協力とひきかえに国民の社会権の保障を求める主張」を行った。左派系で反ファシズム思われていた社会大衆党が狭義国防論に対する広義国防論を唱え、やがてファシズムを担う勢力に変化していく。社会大衆党は反ファッショ勢力とファシズム勢力のせめぎ合いのなかで、1936年の226事件の支持、翌年の日中戦争への一早い支持、国家総動員法案を積極的に支持する動きを見せるようになったという。


維新とよく似ている社会大衆党の選挙ポスター。
このあと、社会大衆党は「ファッショ」化した

 改革の断行を訴えている維新の会には、石原慎太郎と橋下徹が日本維新の会の時代に主張したファシズム的な匂いがどこかにまだ残っている。橋下徹がムッソリーニだとすれば、石原は文学者としてムッソリーニの盟友となった詩人のダヌィンツィオではないかと私は指摘したことがる。それが、改革の断行を訴えて選挙を戦い、やがて国際情勢の変化とともにファッショ化していくという社会大衆党の歩んだ道はどこか似ている。二大政党が支配している利権を分配するので、大衆も国防に協力せよという主張が「広義国防論」だろう。

 安保法制が安倍政権の思惑通り今国会を大幅延長した結果可決した場合、やがて南シナ海に海上自衛隊を送り出すことになる。そのようにしろというのが安保法制の成立を安倍政権に求めた新ガイドラインやアーミテージレポートの要求だからだ。そして、日米豪ないしは日本とフィリピンやベトナム共同で訓練または警戒中に中国海軍と対峙することになっていくのだろう。それが軍事衝突に達して自衛隊に死者や負傷者が出た場合、時の政権はナショナリズムを煽り立て、国内を挙国一致内閣を打ち立てるという方向でファシズム化していくことになる。仮にその時点で橋下徹が復権していた場合は、時の自民党政権のパートナーとして大阪維新を使えば、政権にとっての大衆動員はやりやすくなるだろう。

 恐ろしいのは橋下徹大阪市長が大阪都構想の支持を集める運動の中で、彼が若者の感情を揺さぶるのがかなり上手だということが実証されたということだ。おそらく小泉首相よりもアジテーターとしては能力が上ではないか。

 大阪市の機構改革のような行政改革に発揮されるのであれば、まだ害が少ないが、橋下が国政に進出してきたりした場合、彼は石原慎太郎の後継者として、日本国内でナショナリズムを焚きつけるアジテーターの役割を果たすことを、安倍晋三の系統の軍事タカ派の議員から期待されているのではないかと私は考えてしまう。対中戦略という国防論の文脈で国内が再編されていくのは非常に恐ろしいことである。

 当面、橋下徹市長は「死んだふり」をしているだろうが、年末は政党助成金の配分もあることから、新党が結成されやすい時期ゆえ、大阪市長を退任する年末に新党構想の主導権を握るべく再登場してくるかもしれない。安保法制が滞りなく通過し、安倍晋三が9月の総裁選で再選された後は、日本の政界についてはこの点に注意すべきでる。

 
 そんな中、安倍首相がサミットで欧州にいる時に、谷垣禎一幹事長は党内リベラルの看板をかなぐり捨てたように、安倍政権の安保法制を支持する街頭演説会を都内数カ所で開催したが、街頭からの強烈な「帰れ」コールを浴びている。ただ、安保法制も6月のサミット前後から、少し雲行きが怪しくなってきたということも言わなければならない。



 ただ、自民党など与党国対は依然として会期を2ヶ月近く大幅延長して、8月まで通常国会の会期を延長していく。今の状態では自民党が国民の反発を株高と円安で押し切って行くとみられる。ただ、自民党内部でも党内リベラル派の村上誠一郎議員が公然と政府批判を開始し、議員を引退した山崎拓氏らが批判を開始している。ここに「正気」を取り戻した谷垣幹事長が合流すれば、安倍政権は一気にグラつく。それに一応は期待したい。しかし、一方で派遣法と同様に官邸サイドが維新の抱き込みをはじめているのではないかという記事が「西日本新聞」に出ているのが気になる。

(貼り付け開始)

 安保法案、強行採決の構え 政府、与党 会期延長で一致
2015年06月11日 00時17分
安全保障法案、審議入り

 新たな安全保障関連法案への「違憲」批判が広がる中、政府、与党は10日、今国会の会期を延長し、衆院の採決時期を探る動きを本格化させた。自民党の谷垣禎一幹事長は安倍晋三首相と官邸で会談し、「そろそろ法案をどうしていくか、判断しなければならない」と伝えた。二階俊博総務会長は講演で「会期を延長し、結論を出すことが大事だ」と述べ、今国会で成立させるべきだとの考えを明言。政府、与党は、強行採決も辞さない構えだ。

 9日、菅義偉官房長官と加藤勝信官房副長官、自民の佐藤勉国対委員長、吉田博美参院国対委員長が国会図書館でひそかに会った。

 「8月10日まで国会を延長したい」。関係者によると、こう切り出す佐藤氏に吉田氏は「8月24日でも厳しい。(成立させる)自信がない」。4者会談では、今月24日に会期末を控えた国会会期延長の方針で一致したが、いつまで延長するかの結論は持ち越された。

 この日夜、菅、佐藤両氏は、維新の党で安保法案の国会審議を指揮する下地幹郎元郵政民営化担当相とも会談した。名目は衆院当選の「同期会」。だが、維新の取り込みを狙う政権側が、採決に向けた環境整備に本腰を入れ始めたとの見方が広がる。(中略)

 このまま押し込まれ、今国会で継続審議となれば、米議会で「夏までに成就させる」と宣言した首相の面目は丸つぶれだ。9月の党総裁選の再選戦略も揺らぎかねない。来年の通常国会まで持ち越せば、夏の参院選を直撃する。

 いつ採決しても、野党が反発して「強行採決」となるのは避けられない。今国会なら、支持率がたとえ急落しても、首相を脅かす有力対抗馬はおらず、党総裁選と内閣改造でのリセットが望める。
 8月10日まで延期するなら、参院で1カ月の審議を見込み、衆院採決は6月末か7月上旬。政府高官は「強行採決も継続審議も、どっちを取ってもダメージはある。よりダメージが小さくて現実的なのは強行採決だ。何を言われても一気にやるしかない」と語った。

=2015/06/11付 西日本新聞朝刊=

(貼り付け終わり)

 以上のように、官邸サイドの菅義偉と、谷垣派の国対委員長のベテランの栃木の政治家である佐藤勉(さとうつとむ)が、一緒になって強行採決のタイミングを探りなら、維新の沖縄選出の衆議院議員の下地幹郎(衆議院の安保法制特別委員会の維新側の理事)を抱き込もうとしている。菅が手がけてきた沖縄工作がここでも効いてくるかもしれない。

 自民党は安倍首相のようなタカ派とそれ以外の従来は「保守本流」と言われた宏池会系が絶妙なバランスを撮ってきたが、小選挙区制の導入から党総裁の権限が強まり、派閥政治が形骸化してしまって、極端な右側に振れることが大きくなった。

 その最たる例が清和会の主要な政治家がが安倍政権や今の自民党の中枢にいることだ。日本における台湾独立派の代理人である金美齢(きんびれい)の事務所で開かれたパーティには、安倍晋三が後継者と目する稲田朋美政調会長や、小泉進次郎とは違う系統で右がかった今の青年局長の松本洋平という若手政治家が写っていた。

 更に、首相の国家安全保障担当首席補佐官を務める礒崎陽輔(いそざきようすけ)参議院議員は、元総務官僚であるが、東大卒業のくせに、以前、立憲主義について何も知らないことをツイッター上で公言していたが、最近、10代の若い女子とツイッター上で論争してみっともない姿を晒していた。また、安倍首相は「フェイスブック依存症」ではないかと言われるが、安倍首相のフェイスブックの投稿を代行して書いていたのが実は、山本一太参議院議員であったことも、本人が「投稿ミス」をしたことで発覚してしまった。

 佐藤優氏は安倍政権を「反知性主義」と呼んでいるが、確かにこの政権からはインテリや知性に対する「怒り」を感じる。アメリカの反知性主義者とは、この言葉を創りだした思想家のリチャード・ホフスタッターという学者が指摘しているように、主に「宗教右派・キリスト教福音主義派」である。日本においても反知性主義は、全てではないが、やはり日本会議系の政治家に多いので、これはやはりアメリカと同じで宗教的熱狂に突き動かされる人々たち、ということになるのだ。

 自民党が統一教会・国際勝共連合系や宗教右派の日本会議系の清和会のグループに政治思想的に牛耳られていることで、知性の低い国会議員の声が大きくなっている。自民党が日本会議系を通じて、日本のことを「堕落したサタン」と決めつける統一教会系の政治勢力に支配されていることは日本の保守派にとっては、本当に憂うべき事態であるが、そもそも日本における勝共連合・統一教会の窓口の一つは、首相退陣後の岸信介元首相だったことも覚えておく必要がある。日本が軍事国家化することで自滅することは植民地支配で苦しめられた韓半島のキリスト教徒にとってはカタルシスになるというのだろう。(参考:http://dot.asahi.com/wa/2014112600030.html    http://wondrousjapanforever.blog.fc2.com/blog-entry-234.html )

 また、統一教会系とは違うが、著名人の霊言と称して独自の言論活動を行い、「米共和党系の人脈を持つ」ともいわれる新興宗教団体「ハッピー・サイエンス」系の政治活動家たちは、米在日海兵隊の元幹部であるロバート・エルドリッジという人物を取り込んで、沖縄での政治活動を活発化させている。昨年の沖縄県知事選挙のときに翁長雄志知事が「中国の手先」というネガキャンを行っていたのもこの団体の政党部門という。(http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?p=4820

 また、韓国系団体が主導する米国での慰安婦像建設を巡って抗議する「保守系団体」にもこの宗教団体の影が見え隠れする。さらに言えば、前には雑誌「ファクタ」でこの宗教団体が、維新の会に潜り込んでいるのではないかという疑念を抱く公明党が不快感を抱いている、という穏やかではな記事を掲載したこともある。実際はよくわからないのだが、今回の都構想を巡っても都構想に積極的な維新の会議員がこの団体との関係をネットで噂として取り沙汰されていた。この記事を見ると、原発問題の国論の二分を利用している面も見られる。(http://facta.co.jp/article/201305031002.html http://dailycult.blogspot.jp/2014/02/blog-post_5.html )

 この状況を分析すれば、一般大衆の思惑とは無縁なところで、宗教右派と左派リベラルの対立が不用意に意図的に煽り立てられている、ということになるわけだ。これもかつての米ソ冷戦時代を彷彿とさせる。冷戦の時は日本国憲法をたてに日本は日本領海防衛に徹する専守防衛路線をあの中曽根政権時ですら維持することが出来た。

 しかし、集団的自衛権が解禁されて、日米同盟のグローバル化がますます加速すると日本の自衛隊は米軍のバックアップとしてその役割の肩代わりを求められていくことになる。その中で米中の対立が起きれば、その矢面に真っ先に立たされることも想定できる。

 そんな中、安倍政権が頼れるのは「維新の大阪系」になる。一方で、あらたに闇将軍的に動いている小沢一郎の意向を受けて動いていると思われる松野頼久・維新の党代表がどこまで踏みとどまれるかが、大きく重要になってくる。維新の党は、与党系と野党系の「どまんなか」にいる。

都構想否決後の維新のトップである、松野代表の対応が日本のデモクラシーの運命を決めると言ってもいいだろう。そして、自民党のリベラル勢力は自分たちの本来の役割を果たしてほしいものだ。そろそろバカ殿安倍晋三に対する「主君押込め」を実行に移すときだからだ。(敬称略)


6月12日追記

大阪カジノ構想に暗雲が漂い始めた、カジノ計画は横浜主導になるもようだ
http://digital.asahi.com/articles/ASH6B3R4TH6BPTIL006.html

維新の柿沢未途幹事長は、橋下徹側の政治家だ。
維新の国対委員長の馬場伸幸も最も強烈な橋下支持派であり、松井一郎はこの馬場国対委員長に支持を出し、派遣法改正案で「野党分断」工作を図っている。

http://togetter.com/li/833614

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%AC%E5%A0%B4%E4%BC%B8%E5%B9%B8#cite_note-11
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