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[2319]極右の指導者たちと 強い支持者に提案と質問です。
投稿者:澤田一生
投稿日:2018-05-20 16:41:36

私は澤田と申します。
 何回かにかけて極右の指導者たちと強い支持者への2点の提案と1点の質問をさせて頂きたい。
この記事を読んだ人は、極右の指導者または強い支持者へ伝えて頂き、なんらかの形で意見表明していだきたい。

私は下層の大衆に属する者です。若いころは、あなたは古い日本人の血を受け継いだ大和魂の持ち主と2回ばかり人から言われました。

第一の提案です。中国とどうしても戦争をしたいのならば、私財をなげうって戦費を自ら国に差し出すの筋ではす。例えば、印税とか不動産、金、銀、宝石、株、国債などを売り払って、軍事費として国に寄付する。今庶民は大変貧しい。この貧しい庶民からも軍事費として消費税を徴収するのはよくない。

二番目の提案です。中国とどうしても戦争をしたいのならば、一番危険な激戦の最前線で自ら戦うべきです。前方の敵陣が砲弾を構えている、地雷がどこにあるかわからない激戦の地で自ら突撃の命令を下し、自ら突撃すべきです。

 高齢で自分が突撃出来ない場合は、子弟に最前線の激戦の地で戦ってもらってください。自分は指令だけして、危険な任務や戦争をするのは自衛隊だというのは、武士道として恥ずべきです。

上の二点が私の提案です。どうしても中国と戦争がしたい、空母がほしい、ICBMが欲しいのならば、この二点を示し自ら範として示す必要があると私は思います。

質問です。極右の人たちは資本主義が絶対に正しいという考えだと思っているでしょう。現在の新自由主義という経済政策をどのように考えているのですか。 この20年間多くの中小企業が倒産しました。大企業は空前の利益を確保しているようです。分割民営化によるJR北海道、JR四国は、単体では現在の路線の半分も維持できないほど経営状況が悪くなっています。これらは新自由主義の経済政策が大きく影響しています。極右の指導者とその強い支持者は新自由主義をよいと考えていますか。

以上2点のご提案と質問でした。なんらかの意志表明を期待します。宜しくお願いします。



[2318]6月17日の定例会に集まってください。当然、北朝鮮問題が、中心です。 それと拉致とは何か。
投稿者:副島隆彦  
投稿日:2018-05-15 10:10:58

副島隆彦です。  今日は、2018年5月15日です。
 
 今、今日のぼやき に、 新作映画「マルクス・エンゲルス」 (原題は、 Young Karl
Marx  「若き日のカール・マルクス」2017年作  )への、私の批評文が載っています。私が、2月に試写会を見に行ったあと、書いたものです。自分が、知識人、読書人である人は、読みなさい。 あとの お庶民は、読まなくていい。生まれたときから、それらを理解する能力、知能 が無いのだから。

 私は、数日前、京都で、祇園、宮川町、上七軒の 花街(かがい。専門家は、こう呼ぶ。はなまち。旧岡場所。江戸時代の郭=くるわ=ではない)で、遊ばせていただいて、それから京都巡りをさせていただいた。 私も、貧乏もの書きをやめて、半分、悟って、「日がな 花を翳(かざ)して暮らしけり」、や「人生は、暇つぶし」の、旦那(だんな)行(ぎょう)を積む生活をしたいものだ。

 昨日(5月14日)、アメリカ大使館の、テルアビブからエルサレムへの移転の式典が行われて、それに抗議する、イスラエル南部の海に面した ガザ地区(Gaza Strip ガザ・ストリップ。エルサレムから120キロ離れている )で、52人のパレスチナ人が、イスラエル兵に射殺された。たった1日でこの死者の数だ。これから先が思いやられる。

 これで、トランプも、少しは躊躇(ちゅうちょ)して、「あんまり、シェルダン・アデルソン( ラスベガス・サンズ)のユダヤ人の、自分への政治献金支援にばっかり、いい顔をしていては、いかんなあ。 パレスチナ問題は簡単ではないぞ。アラブ・中東問題は厄介だ」と、分かっただろう。 

それでも、世界政治は、何ごとも無いかのように、各国の権力者たちの間の駆け引き、交渉として冷酷に進んで行く。

 5月8日に、トランプが、「イランの(最低10年間、あるいは15年間の、核開発停止の)“核抜き” 合意」( Iran Nuclear Agreement 、6カ国合意。2015年7月14日 )からの離脱 (abandonment アバンダンメント、合意=協定=条約の一種 の放棄、破棄)を発表した。 

 私は、世界は、すでに北朝鮮の核抜き(核兵器廃棄)問題から、すでにイランの核兵器の破壊問題に、舞台を移している、と 半年前から知っている。だから北朝鮮を、トランプ、ボルトン、ポンペオ(古代ローマの、ポエニ=フィニキア=カルタゴの英雄ハンニバルとしぶとく戦ったポンペイウス将軍に擬せられている)、マティス国防長官、ハリー・ハリス新駐韓大使(前太平洋軍PACOM(パコム)司令官)らの トランプ政権の首脳が、北朝鮮爆撃を決めている、ということだ。

 それは、イランの最高指導者のハメネイ、ロウハニを 心底、ぞっとさせて震え上がらせ、脅しあげるためのデモンストレイション、即ち、「お前の国もこういう目に遭うぞ」である。トランプは、イランがすでに作って隠し持っている核兵器を、アメリカは、これから数年掛けて、爆撃で破壊しようとする。 

 世界政治の中心、焦点(focusフォーカス) は、だから、すでに再び中東・アラブ世界に、移っているのである。 私たちの極東(ファー・イースト)の運命は、中国とアメリカの交渉で決まる。のだ。 米中会談=トランプ・習近平会談で決まる。そこで「北朝鮮処分」が決まるのだ。 お笑いの南北会談なんぞではない。

 だから、私たち学問道場は、すでに2か月前から、以下の通り、次の定例会を『「北朝鮮処分」後のアジア及び世界の今後を考える』としている。6月17日の、東京の田町(たまち)の建築会館ホール での、私たちの自力での講演会に結集してください。 詳細は 学問道場の表紙に書いてあるとおり、以下の通りです。

(転載貼り付け始め)

「副島隆彦の学問道場」講演会
『北朝鮮処分」後のアジア及び世界の今後を考える』

是非ご参加下さい!

講師:副島隆彦、石井利明

開催日:2018年6月17日(日)
会場:JR「田町」駅
日本建築学会 建築会館ホール

開場  12:15
開演  13:00
終了  17:00  

・上記定例会ご案内はコチラ↓
http://snsi-j.jp/kouen/kouen.html

(転載貼り付け終わり)

 副島隆彦です。私は、この場で、いろいろと話したいことがある。
 
 今、私が、あまり種(たね)明かしをすると、学問道場に1円の貢献もしない、只見(ただみ)のバカたちに得をさせるばかりだから、ここでは最低限度しか書かない。 

 4月27日に、朝鮮人のバカ二人が、すなわち、金正恩 と 文在寅 が、手を取り合って38度線を渡ったり、戻ったりのダンスを踊った。それから、また互いに手を取り合ってケーキナイフで、ウエディング・ケーキを切った。大きな卵の中から「(民族)統一」が現れた。統一教会の合同結婚式ですか、嗚呼(ああ)。これが 4.27南北会談だ。こんな子供の学芸会を見せられて、これが大人の世界や現実の政治である、はずがないだろうが。 

 このビョーキ(病気)が、即座に感染した日本国民の実におそらく9割が、「ああ、よかった。これで、平和的な、融和(ゆうわ)的な、話し合いでの、北朝鮮問題の解決へ、だ」と、思い込んだ。

 ただし融和的ムードと、 宥和(ゆうわ)策(アピーズメント・ポリシー。 appeasement policy 相手を宥=なだ=めすかして、言うことを聞かせる)は、似ているが、厳密には違う。

 日本人は、韓国・朝鮮人の大半の知能のレベルと全く同じで有り、ほとんど変わらない、ということが、これで私に分かった。私の弟子たちでさえ、この「お花畑(はなばたけ)」が、半分ぐらい出た。 ということは、我らが、学問道場に結集する、会員たちでも半分ぐらいは、この 低脳の9割国民と、同じだ。

 バカは、感染して、写(うつ)るのだ。 

 この9割の日本国民の、「平和的解決だ」たちは、このあとの、金正恩やトランプ政権の動きを見ていて、「あれ、なんか、変だなあ」 で、今は、「平和的、話し合いで解決」の狂躁(きょうそう)状態 は、少し収まって、平和解決派は国民の7割ぐらいだ。

 もう少しは、世の中を、慎重に、注意深く生きてきた、残り3割の人間たちは、「金正恩が、核兵器を放棄するはずがないよ。必ず、どこかに隠すよ」と、言う。ここから先が、まともな精神、思考力をした人間たちだ。 

 人間は、生来の、知能、能力 に於いて、階層秩序(かいそうちつじょ。ヒエラルヒー、ハイアラーキー)をしているのである。人間は、知能において、平等ではない!  副島隆彦は、ここで 断言しておきます。

 このあと、金正恩が、再び、命乞(いのちご)いで、大連(たいれん)まで急きょ飛んで(5月7日)、習近平に縋(すが)り付いて、「なんとか体制護持=現体制の保証をしてくれるように、トランプに、頼んでください、お兄さん!」(笑い) と、 習近平に言ったら、「お前なあ。あんまり、お前が、バカなことばっかりやって来たから、こういうことになったんだぞ」、「私が、トランプに、とりなしてやるにも、限度がある」と、言っただろう。

 大連(ターリェン)の 風光明媚な海岸(私もここに行ったことがある)を、二人で、歩きながら、習近平は、「お前が、自分の国民を、あんな悲惨な目に遭わせて、大きな勘違いをしているから、こんなことになったのだ。私たちも、毛沢東主義を捨てて、豊かな国を目指す、と決めたのだから、お前も、考えを変えろ」と言ったはずだ。

 これらのことを、私、副島隆彦は、「米軍の 北朝鮮爆撃は、6月!」(光文社、2018年3月2日発売)で、書いている。私の本を、読みもしないで、ここに只見に来るな。


米軍の北朝鮮爆撃は6月! 米、中が金正恩体制破壊を決行する日

 それから、『 今の 巨大中国 は 日本人(学者たち)が作った』(ビジネス社刊、4月28日刊)が全国の書店に並んでいる。


今の巨大中国は日本が作った

 この本も、重要だ(自分で言うのも何だが、笑い)。この本は、アマゾンの 国際政治情勢や、中国エリア で、売り上げ1位を今も続けている。それなのに、昔のようには、本は売れない。日本の出版業界(書店、取り次ぎ、出版社)が、どれぐらい、追い詰められていて、悲惨かを、 そのうち、私、副島隆彦が、赤裸々に書きます。 

 消費者=お客様=本を買って読む人たち である、あたなたちには、この業界の真実は、なかなか分からない。ただし、「そんな楽屋話(がくやばなし)は知りたくない。どんな業界(業種)も厳しいんだ」と言う、本当の大人たちには、私は頭を下げる。

 6月17日は、私、副島隆彦は、ワーワー、ずっと大声で、喚(わめ)き続けるだろう。

 私は、先日、朝の6時に、京都の知恩院(ちおんいん。浄土宗総本山)の大谷廟(おおたにびょう)の、誰でも来て座れる静寂の土間に座っていた。これが法然(ほうねん)上人の墓(の入った家=廟)だが、この人と弟子の、親鸞(しんらん)上人 が、西暦1200年代の当時、激しい政治演説を、当時の政治思想である仏教を使いながら、辻説法(つじせっぽう)や、支援者の貴族の館での演説会で、やっていたのだと、知っている。 彼ら、当時の政治思想家の血が、私に流れているから、私は、何でも手に取るように肌で分かる。

 私が、最近、一番、気にくわないのは、日本政府(安倍政権)が、「トランプ大統領。日本の拉致(らち、アブダクション)問題も、シンガポールの米朝会談の議題に入れてね」と、まだ、性懲りも無く、懇願している、そのニューズ報道だ。 ホントに、こいつら、拉致、拉致で、もう10年も、内容もないのに、騒いでいる、反共右翼すなわち、統一教会の 悪質な、連中だ。

(転載貼り付け始め)

日本人拉致事件 写真特集
時事通信


東京・新宿駅で開催された北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさんの写真展を訪れた母親の早紀江さん=2018年5月8日【時事通信社】

 1977年11月15日、新潟市で下校途中の中学1年横田めぐみさん=当時(13)=が失踪。97年、めぐみさんは北朝鮮にいるとの情報が寄せられ、政府は同国による拉致被害者に認定した。

2002年9月、日朝首脳会談で金正日総書記はめぐみさんを含む13人の拉致を認め、めぐみさんは死亡したと発表。「遺骨」とされる骨も渡されたが、鑑定で別人と確認された。北朝鮮側は、86年に結婚し翌年娘キム・ヘギョン(ウンギョン)さんを出産したが、94年4月に自殺したと主張している。

 早紀江さんは「悲しみの中で見る写真は言葉で表せられないほどつらい」と述べ、一刻も早い帰国を求めた。

(転載貼り付け終わり)

 副島隆彦です。 横田滋、早紀江夫妻というのが、この運動の 司令塔で、広告塔のようだが、もう、こういう、偽(にせ)芝居、やらせのドラマは、いい加減にして終わりにせよ。

 北朝鮮の 国家犯罪としての、拉致事件は、外交交渉として、この20年間、ずっと協議された。そして、終わりにすべきことなのだ。もう終わっているのだ。それを蒸し返し続ける、という、その腐った根性は、どこからやって来るのか。

 ここでは、私、副島隆彦は、日本のリベラル派や、反(はん)安倍政権派の、温厚な日本国民の、ちっとは知能がありそうな人たちに、以下の知識・情報、すなわち真実を、分け与えておきます。いいですか。さっさと事実を知りなさい。  

 1977年に、日本の海岸線で起きた一連の事件の拉致被害者たちは、もう、全員、死んでいる。
拉致被害者は、全部で13人で、そのうち8人は、横田めぐみも含めて、1980年代に死んでいる。
残りの5人を、だから、小泉純一郎が、北朝鮮を騙して、「里帰りだから」の策略を使って、2002年10月に、連れ戻してきた。さらに、その子供たちも2004年5月に連れ戻してきたときに、終わったのだ。本当に終わっているのだ。それを、日本政府(安倍政権と右翼たち)は、今も、ワーワー、虚偽の話をねつ造して、騒ぎ続けている。これは、国際社会に向けて、極めて見苦しい態度だ。 

 だから、北朝鮮政府が、この日本の外務省の 嫌(やら)らしい態度に、怒るはずなのだ。
トランプ政権の北朝鮮爆撃を予測、予言している副島隆彦は、矛盾していると、思う人がいるかもしれないが、私は、北朝鮮政府の以下の態度を支持する。こっちが正直だ。

(転載貼り付け始め)

●「 拉致問題提起を非難=北朝鮮「過去の清算回避」 」

2018年5月12日 時事通信
https://www.jiji.com/jc/article
?k=2018051200417&g=prk


 北朝鮮国営の朝鮮中央通信は、5月12日、日本人拉致問題について「解決された」と主張、日本政府の拉致問題提起を「誰かの同情を買い、過去の清算を回避しようとしている」と非難した。その上で、「過去の清算のみが日本の未来を保証する」と訴えた。

 6月12日にシンガポールで行われる金正恩朝鮮労働党委員長とトランプ米大統領の初の首脳会談をにらみ、拉致問題を取り上げようとする動きをけん制する狙いがあるとみられる。同時に、「過去の清算」に向け、日本と対話する用意も示唆した。

 朝鮮中央通信は論評で、「全世界が近く開かれる朝米首脳の対面(米朝首脳会談)について、朝鮮半島の前向きな発展を主導し、明るい未来をつくるための第一歩と支持、歓迎する中で、日本だけがこの流れに逆らっている」と批判。「日本の反動層が既に解決された『拉致問題』を再び持ち出し、世論をあおろうとしているのは、朝鮮半島の平和の気流を阻もうとする愚かな醜態だ」と決め付けた。

 また、「 朝日(ちょうにち)関係は本質的に、被害者と加害者の関係であり、加害者が被害者に謝罪と賠償をしなければならないというのは、問題の初歩だ」と強調。戦時中の強制連行や慰安婦問題などを挙げ、「日本という国全体をささげても到底、賠償できない」と主張した。

(転載貼り付け終わり)

 副島隆彦です。上記の記事の解説は、もう、しない。

 以下の記事を読みなさい。これが、日本のリベラル勢力、ちょっとは自分の頭で、考える力のある人は、しっかり読みさない。これが真実なのだ。この事実を、「拉致、拉致」で、わざと騒いでいる人間たちに突き付けなさい。「あ、バレたか」と顔が歪むから、自分の周辺にいる、「拉致(らち)騒ぎ人間」を、皆さん、自分で問い詰めなさい。

(転載貼り付け始め)

●「石井一(いしいはじめ)氏「横田めぐみさん、とっくに亡くなっている。私は北朝鮮に精通している」」
2014年8月30日 The Huffington Post

https://www.huffingtonpost.jp/2014/
08/29/hajime-ishii_n_5739914.html


 民主党の石井一(いしいはじめ) 元(もと)国家公安委員長(80)は、8月29日、神戸市内で開いた自らの旭日大綬章(ぎょくじつだいじゅしょう)記念パーティーで、北朝鮮による日本人拉致問題について 「日本政府はいまだに横田めぐみさんらを返せと騒いでいるが、もうとっくに亡くなっている」と発言した。47NEWS などが報じた。



 「私は北朝鮮に精通している。それなのにまだ(交渉を)やっとるのは非常に違和感がある」と、現政権の対北朝鮮外交への不満を表明。「社会に大きな警鐘を鳴らす発言だが、皆さんの批判を問いたい」とも述べた。
 
(47NEWS=共同通信= 『「めぐみさんは既に死亡」 石井元公安委員長が発言』より 2014/08/29 )

 石井氏は、4月、2014年の春の叙勲受章者に選ばれた。それを知った民主党の海江田万里(かいえだばんり)代表らの呼びかけで、パーティーが実現したという。

 石井氏はこのパーティーの出席者に配布した「私の主張」と題した文書でも、「北朝鮮が一度死亡と発表した方々を、改めて生存しているとする可能性は、とても低いのではないか」と指摘していたという。また、パーティー終了後の取材では次のように話していた。

 終了後の取材で「(めぐみさんらが)戻って来てくれれば非常にうれしいが、最高権力者が交渉で一度認定した事実を覆すことはあり得ない。冷静になるべきだ」と発言の趣旨を説明した。
 
(MSN産経ニュース『「めぐみさんは既に死亡」 石井元公安委員長が発言」より 2014/08/29 )

 元日経政治部記者で民主党員の宮崎信行氏は、石井氏が国家公安委員長に就いていた1994年に、日本の警察が、初めて朝鮮総連に対して家宅捜索を行っていることを指摘。石井氏が北朝鮮に精通していることを示唆した。

 石井一(いしいはじめ)先生は、55年体制崩壊の翌年、第80代羽田(はた)内閣の国家公安委員長として再入閣し、わずか2か月の在任期間でしたが、長年タブーだった朝鮮総連京都府連の家宅捜索に成功しています。@47newsflash 民主党の石井一元国家公安委員長が「横田めぐみさんらを返せと騒いでいるがとっくに・・・・  国会実況 国会中継 (@kokkai_live) 2014,年8月 29日

 横田めぐみさんを巡っては、北朝鮮側は拉致被害者の安否再調査で、めぐみさんのものとする「遺骨」を提出したが、日本側のDNA型鑑定で偽物であることが判明している。

(転載貼り付け終わり)

 副島隆彦です。 私は、政治家の石井一(いしいはじめ)氏とは、 選挙応援のあとの食事の席で一度だけ、お話ししたことがある。立派な政治家だった。

 石井ピン(はじめ)は、神戸が地盤で、なかなか風貌からしても、ドスが効いたので、‘自民党内の 山口組 ‘と、悪名(あくみょう)で呼ばれた人だ。だが、本当は繊細な感覚をした、頭のいい政治家だった。 石井ピンは、田中角栄が手塩にかけて育てた政治家のひとりだ。 

 1992年の“自民党大分裂”のあとは、ずっと、小沢一郎と、行動を共にした。真に気骨のある政治家だった。だが、最後は、「 お前、石井よう。小沢から離れんかい。そうせんと、刑務所にいれたるど 」と、 穢(きたな)い、竹下登(たけしたのぼる)系から、脅しあげられて、それで、「この歳で、拘置所、刑務所はきついなあ」で、最後に2011年頃、小沢一郎から離れたひとりだ。

 私、副島隆彦は、あの頃、細川政権も崩れて(1994年)、さらに自分の政権党 も、公明党が裏切って壊された頃に、書いている。 「小沢。逃げろ、逃げろ。逃げ延びろ」、「小沢一郎だけは、最後の一騎になって、供の衆と、山中を逃げ延びろ。それが、日本国の為だ。大将だけは死んではいけない。 多くの若い同志である若侍(わかざむらい)の政治家たちは、たくさん討ち死にして(選挙で落選)、死体を野山に晒(さら)した。悲しいことだ。だが、大将だけは生き延びなければいけない。それが日本国のためだ」と、私、副島隆彦は、書いた。それは、私の20年前に出した本に残っている。 
   
 下の方に、たくさん貼り付ける、時事通信の、拉致被害者たちの顔写真、そしてその下の、解説文に、 必ず次のように書かれている。

「 「遺骨」とされる骨も渡されたが、鑑定で別人と確認された。北朝鮮側は、86年に結婚し翌年娘キム・ヘギョン(ウンギョン)さんを出産した、が、94年4月に自殺したと主張している 」  

 北朝鮮政府は、日本政府から、この20年以上も、外交協議の場で、やいのやいとの、拉致、拉致を、言われ続けた。 だから 北朝鮮側が、ついに根を上げて、2002年9月に、最高指導者の金正日(キムジョンイル)が、13人の日本人の拉致(誘拐 ゆうかい)の事実を認めて、日本政府に謝罪した。

そして、「分かりました。彼らの骨とか、遺品を集めます」で、2004年にまとめて出した。ところが、日本政府は、「日本側で鑑定した結果、これらの骨は、本人たちのものではない」と、北朝鮮に回答した。それが、2004年11月だ。 この問題で誠実に対応した北朝鮮は、当惑して、そして怒った。 当然だ。

 この時の北朝鮮政府の正直な態度に対して、日本政府(外務省)は、「これらの大量の人骨が、真正(しんせい)であるか、分からない」 と、決断して、このあとも、「拉致、拉致」で、騒ぎ続けることに決めた。なんという、悪質な態度であることか。 朝鮮人たちが、またしても、怒るはずだ。だから今度の「6カ国協議」の再来(さいらい)版に、日本は入れて貰(もら)えない。

 このことを捉(とら)えて、日本のリベラル派、反(はん)安倍勢力は、「北朝鮮問題で、蚊帳(かや)の外に置かれた安倍政権。みっともない」の、一点張りの 北朝鮮問題への、自分自身の見識を作ろうとする、努力を放棄して、こればっかり言っている。リベラル派も頭が悪いのが揃(そろ)っている。

 日本のリベラル派、反安部勢力は、北朝鮮核(かく)問題では、大きな世界政治の 観点から、何が正義かを、考えて、今の 北朝鮮の 飢餓と 貧困と 収容所国家 で苦しんでいる 2000万人 の 国民、民衆を救い出すのが、何よりも大事だ、と考えるべきだ。

 そして、別に米軍の北朝鮮爆撃に賛成しなくてもいいから(どうせ、トランプたちは、世界権力者だから、やると言ったら やるのだ )、私たち日本人の立場から、「 今の、北朝鮮の 独裁政治体制に反対する 」とはっきりと言うべきなのだ。 それが地球規模での、大きな正義だ。 もごもご、悩んで、あれこれヘンなことを言ってないで、このことを皆で議論して、はっきりと 言うべきだ。 

 私、副島隆彦は、この 3カ月、何だか、変だなあ、と思っている。いつもなら、激しい北朝鮮への攻撃、見苦しいまで見下(みくだ)し、嫌悪、軽蔑を示す、ネトウヨと反共右翼たちが、北朝鮮問題で、ものすごく温和(おとな)しくなっている。ピタッと悪口をやめて、奇妙な静けさだ。

 街宣車(がいせんしゃ)で、列を作って都会を行進する、日本の右翼(うよく)の、半分かな、と、思ったら、9割が、どうも、在日韓国人・朝鮮人たち、あるいは、日本人に帰化(きか。ナチュラライゼイション)した人たちらしい。 だから、「我が祖国、北朝鮮を、守れ」で、 「米軍(トランプ政権)の北朝鮮、爆撃に反対 」の感じ、雰囲気になっている。これは、おかしな動きである。 

 「自分の魂が帰る地で、深く敬愛する、私の偉大なる、お父様、お母様の祖国、( remnant country  レムナント・カントリー)をお守りください」 という感じだ。 すべてがねじ曲がって、大きくひっくり返っている。

 拉致問題でも、そうだ。あまり、拉致、拉致と騒がなくなった。テレビも騒がない。騒いでいるのは、外務省の発表 だけだ。なぜなのか、ここには謎があるが、私、副島隆彦はだいたい解明している。なぜなのか、それは。次の記事に表れている。

(転載貼り付け始め)

●「ポンペオ氏、「非核化で米企業の北朝鮮への投資可」示唆」

2018年5月14日 朝日新聞
https://www.asahi.com/
articles/ASL5F7TZQL5FUHBI02F.html


 ポンペオ米国務長官は、5月13日の米FOXテレビのインタビューで、「 北朝鮮が非核化に合意すれば、米政府は米国の民間企業が北朝鮮に投資することを認める」という考えを示した。ポンペオ氏は、 「米国の民間部門は、北朝鮮の電力供給網の構築を支援することができる」と語り、インフラや農業分野で投資することができるとの見方を示した。

 ポンペオ氏は11日の記者会見でも、「北朝鮮が早期の非核化に向けて大胆な行動をとれば、北朝鮮の繁栄に協力する用意がある 」と発言。 北朝鮮の対応次第で米国が経済的な見返りを与える可能性を示唆している。

 一方、ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)は、5月13日の米CNNの番組で、米朝首脳会談に向けて、北朝鮮側に、「C 完全」かつ「 V 検証可能」で「 I 不可逆的」な「 D 非核化」を求めていると強調した。

(転載貼り付け終わり)

 副島隆彦です。 この ポンペオ国務長官(この人は、米陸軍の特殊部隊=スペシャル・フォーシズ=である、旧グリーンベレー、今は、レインジャーという、にいて、秘密の作戦行動の司令官をしていた、強硬派だ )の発言を読むと、まるで、北朝鮮核(かく)問題は、話し合いで解決するように読める。

 このポンペオの「 北朝鮮が非核化に合意すれば、米政府は米国の民間企業が北朝鮮に投資することを認める」 とは、北朝鮮で体制変更が行われた、そのあとの、北朝鮮の復興の時のことを言っているのだ。 

 キムジョンウンを、北の山岳地帯だけを一斉に爆撃すること、心底、震え上がらせておいてから、そのあと、本当の ネゴシエイションが、始まる。ディールdeal と ネゴシエイション negotiation の違いを、ここで、日本人に説明するのは、大変なことだ。 震え上がった金正恩に、トランプは、再度、会って、「今度こそ、全部、核兵器と弾道ミサイル(宇宙ロケット)を差し出すか」と聞く。そのように事態は進行してゆく。 そのときが、副島隆彦の予言の勝利だ。 

 だから、ポンペオ国務長官の発言 と同じく、日本外務省が、拉致、拉致、 と言い続けるのは、北朝鮮での体制変更が起きて、そのあとに、復興計画を含めて、和平交渉( peace talks ピース・トークス) が、始まって、それが、やがて、65年経っての、平和条約( peace treaty ピース・トリーティ)へとつながる。

 朝鮮戦争が、休戦=停戦して、 1953年に結ばれた休戦協定( cease-fire agreement シース・ファイア・アグリーメント)と、和平交渉、平和条約が、どう、ちがうか、を分かっている、日本知識人が、ほとんどいない。 休戦協定のまま、現在まで続いているのだ。これを、急に平和条約には、出来ない。 1953年の休戦協定は、北朝鮮と韓国が、合意したものではない。中国(ホウトクカイ将軍)と、国連軍の司令官の米国将軍が、結んだのだ。 あのバカの朝鮮人、 金正恩と 文在寅が、どうにか出来るものではないのだ。 何が、「平和宣言」だ。そんなものは存在できない。

 だいたい、平和条約(ピース・トリーティ)は、= 戦争終結条約 のことなのだ、と、日本人の知識層でも知らない。日本人というのは、敗戦後、ずっと、バカのままの、洗脳された国民なのだ。

 だから、おそらく来年から、和平交渉(ピース・トークス)が始まった時に、日本政府は、新しく出来る北朝鮮政府から持ち出される、「日韓併合(にっかんへいごう)」 の時以来の、 植民地支配で、北朝鮮が、受けた多大の苦難と、死者と、多くの政治弾圧とかへの補償=損害賠償をしなければ済まない。

 その金額は、おそらく、5兆円(500億ドル)ぐらいだろう。そのうちの1兆円とかを、負けてもらうための、「あなた(北朝鮮政府)も、拉致問題という国家犯罪をした」で、その交渉の材料として、相手に、打ち返す、撃ち返すミサイル として、外務省はこの拉致問題を言い続けるのだ。 分かります? 頭のいい人ちゃんたち。 

 こういうことが何でもすぐに分かる頭脳を、副島隆彦はしている。前の方で書いた、「本当は、(もう北朝鮮ではない)イランだよ」とか、まで読めて、始めてずば抜けて頭のいい人間、というのだ。 

 さあ、私は、6月17日に、思いっきりワメキ続けるので、私の、洛中(らくちゅう)辻説法を、聴きに来て下さい。 秀作『福澤諭吉 フリーメイソン論』(電波社、2018年、4月)を書いて出した石井利明(いしいとしあき)君も、元気いっぱい話すでしょう。

以下は、資料として、 貼り付けておきます。 よく勉強して、真実を知りなさい。  

副島隆彦拝 

(ここから資料、 転載貼り付け始め) 


出典:朝日新聞 2017年3月27日

「日本人拉致事件」
日本大百科全書(ニッポニカ)

 北朝鮮によって、一般の日本人が拉致(らち)された事件。
 日本人拉致に関する疑惑が初めて日本のマスコミに大きく取り上げられたのは、1987年(昭和62)11月に発生した大韓航空機爆破事件の実行犯、金賢姫(キムヒョンヒ)が北朝鮮の工作員育成機関である金正日(キムジョンイル)政治軍事大学で日本から拉致された「李恩恵(りおんけい/リウネ)」なる日本人女性から日本語を教わったと証言したことによる。

 日本政府は警察の調査に基づき「李恩恵」なる女性が1978年(昭和53)6月に失踪(しっそう)した田口八重子(たぐちやえこ)の可能性が高いとして、1991年(平成3)5月、第3回日朝国交正常化交渉の場で北朝鮮に対して初めて日本人の拉致に関する問題を提起した。しかし、この問題は本交渉の議題とはされず、非公式協議に回された。その後、日本の追及に北朝鮮側が「共和国に対する侮辱であり、会談の破壊行為である」と猛反発したことで1991年1月にスタートした日朝国交正常化交渉は1992年11月の第8回交渉で中断する事態に至った。

 5年後の1997年には、新潟市内で1977年(昭和52)11月に失踪した横田めぐみが北朝鮮に拉致されていたことが韓国に亡命した北朝鮮の元工作員の証言で判明。北朝鮮に拉致された日本人の数は、日本政府が認定しただけでも、有本恵子(ありもとけいこ)らヨーロッパ旅行中に拉致された3人も含めて8件11人に上った。

 日本人拉致に関する問題はその後、北朝鮮が「行方不明者としてならば調査する」と応じてきたことで、国交交渉が2000年(平成12)4月から再開されたが、北朝鮮の回答は「(行方不明者は)わが国にはいないことが判明した」と否認で一貫していた。

 拉致に関する問題が急展開したのは、2002年9月17日の首相小泉純一郎の訪朝による日朝首脳会談の場である。

 自ら「拉致はしていない」と否定していた総書記金正日は一転して、「特殊機関の一部が妄動主義、英雄主義に走って行った」と拉致の事実を認め、謝罪した。拉致の目的については「一つは、特殊機関で日本語の学習ができるようにするため、もう一つは人の身分を利用して南(韓国)に入るためである」と述べ、工作員に日本語を教えるため、あるいは日本人になりすまして韓国に侵入するためとする日本での定説を追認した。

 そして、日本が安否確認を要請していた8件11人については「5人が生存し、8人が死亡した」と通告してきた。生存者は蓮池薫(はすいけかおる)、奥土祐木子(おくどゆきこ)夫妻、地村保志(ちむらやすし)、浜本富貴恵(はまもとふきえ)夫妻、曽我(そが)ひとみ、死亡とされたのは有本恵子、石岡亨(いしおかとおる)、市川修一、田口八重子、原敕晁(はらただあき)、増元(ますもと)るみ子、松木薫(まつきかおる)、横田めぐみであった。

 拉致被害者が13人に増えたのは、1980年(昭和55)にヨーロッパで相次いで失踪した石岡亨、松木薫、それに1978年8月に新潟の佐渡島(さどがしま)で失踪した曽我ひとみが含まれていたからである。石岡、松木の両人については拉致と認定されていなかったために日本政府の安否リストから外されていたし、曽我に関しては日本政府は把握さえしていなかった。このほかにその後、日本政府が認定した拉致被害者として久米裕(くめひろし)、曽我ミヨシの2名がいるが、北朝鮮はその安否について言及していない。

 日朝首脳会談、そして5人の生存者の帰国後の2002年(平成14)10月29日から2日間、マレーシアで開かれた日朝国交正常化交渉で、日本は拉致事件の解決、すなわち生存者およびその家族らの日本への永住帰国、死亡扱いされた8人に関する安否の再調査を求めたが、北朝鮮は「順調に解決されつつあった拉致問題を日本側が複雑にした」と日本を激しく非難し、帰国した5人の拉致被害者を北朝鮮に戻すべきだという、日本にとってはとうてい受け入れがたい主張を繰り返した。

 その後、被害者をめぐる交渉が膠着状態となり、具体的な進展がまったくみられなくなっていたが、2004年(平成16)5月22日、小泉が再度訪朝、金正日との会談の結果、拉致被害者5人の家族8人のうち、地村夫妻と蓮池夫妻の子供計5人が日本に帰国した。曽我ひとみの夫は元在韓国米軍の兵士で、北朝鮮に亡命したとされており、来日した際にアメリカから訴追される可能性があるとして、当初は2人の子供とともに来日を拒否した。

 しかし、2004年7月曽我と夫、子供2人はインドネシアでの再会を経て、帰国・来日した。5月の会談の結果については、不可解な状況下で死亡したとされている10人の拉致被害者については日本側も参加した調査機関の設置も念頭に置きつつ、再調査を行うこととなった、との政府による説明がなされた。

 その後、開催された日朝実務者協議(2004年8~11月、北京)、日朝包括並行会議(2006年2月、北京)では具体的な進展はなかったが、拉致問題に関する国際的関心は高まり、2005年12月国連総会本会議では「北朝鮮の拉致を非難する決議」が採択された(2006年12月拉致禁止条約が成立)。2006年4月には拉致被害者の家族が、アメリカ下院外交委員会公聴会およびアメリカ大統領ブッシュとの面会で、拉致被害の深刻さと解決の重要性を訴え、アメリカ関係者・世論の共感を得た。

 また2008年8月の実務者協議では、拉致被害者の再調査を行うことで合意した。その後も、日本政府が認定した拉致被害者計12名(前述のほか2005年4月に田中実を、2006年11月に松本京子を認定)の安否について、北朝鮮側より納得のいく回答を得ておらず、今後とも、日本政府は真相究明、被害者の即時帰国、拉致実行犯の身柄引渡しを強く要求し、拉致問題の解決を図っていくこととしている。[辺 真一(ピョン・ジンイル)]

『横田早紀江著『めぐみ、お母さんがきっと助けてあげる』(2000・草思社) ▽八尾恵著『謝罪します』(2002・文芸春秋) ▽蓮池透著『奪還 引き裂かれた二十四年』(2003・新潮社) ▽北朝鮮による拉致被害者家族連絡会著『家族』(2003・光文社) ▽横田早紀江他著『ブルーリボンの祈り』(2003・いのちのことば社フォレストブックス) ▽和田春樹著『同時代批評――日朝関係と拉致問題』(2005・彩流社) ▽チャールズ・R・ジェンキンス著、伊藤真訳『告白』(角川文庫)』



  日本人拉致事件 写真特集 時事通信


 東京・新宿駅で開催された北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさんの写真展を訪れた母親の早紀江さん=2018年5月8日【時事通信社】

 1977年11月15日、新潟市で下校途中の中学1年横田めぐみさん=当時(13)=が失踪。97年、めぐみさんは北朝鮮にいるとの情報が寄せられ、政府は同国による拉致被害者に認定した。2002年9月、日朝首脳会談で金正日総書記はめぐみさんを含む13人の拉致を認め、めぐみさんは死亡したと発表。「遺骨」とされる骨も渡されたが、鑑定で別人と確認された。北朝鮮側は、86年に結婚し翌年娘キム・ヘギョン(ウンギョン)さんを出産したが、94年4月に自殺したと主張している。
 早紀江さんは「悲しみの中で見る写真は言葉で表せられないほどつらい」と述べ、一刻も早い帰国を求めた。


 拉致被害者の横田めぐみさん[横田めぐみさんのご両親提供]

 1977年11月15日、新潟市で下校途中の中学1年横田めぐみさん=当時(13)=が失踪。97年、めぐみさんは北朝鮮にいるとの情報が寄せられ、政府は同国による拉致被害者に認定した。2002年9月、日朝首脳会談で金正日総書記はめぐみさんを含む13人の拉致を認め、めぐみさんは死亡したと発表。「遺骨」とされる骨も渡されたが、鑑定で別人と確認された。北朝鮮側は、86年に結婚し翌年娘キム・ヘギョン(ウンギョン)さんを出産したが、94年4月に自殺したと主張している(1977年04月撮影) 【時事通信社】


北朝鮮で撮影された20歳前後の横田めぐみさんとされる写真。

 1977年11月15日、新潟市で下校途中の中学1年横田めぐみさん=当時(13)=が失踪。97年、めぐみさんは北朝鮮にいるとの情報が寄せられ、政府は同国による拉致被害者に認定した。2002年9月、日朝首脳会談で金正日総書記はめぐみさんを含む13人の拉致を認め、めぐみさんは死亡したと発表。

「遺骨」とされる骨も渡されたが、鑑定で別人と確認された。北朝鮮側は、86年に結婚し翌年娘キム・ヘギョン(ウンギョン)さんを出産した。94年4月に自殺したと主張している 【時事通信社】



 北朝鮮が提供した拉致被害者の横田めぐみさんとみられる写真[横田滋さん提供]

 1977年11月15日、新潟市で下校途中の中学1年横田めぐみさん=当時(13)=が失踪。97年、めぐみさんは北朝鮮にいるとの情報が寄せられ、政府は同国による拉致被害者に認定した。2002年9月、日朝首脳会談で金正日総書記はめぐみさんを含む13人の拉致を認め、めぐみさんは死亡したと発表。

「遺骨」とされる骨も渡されたが、鑑定で別人と確認された。北朝鮮側は、86年に結婚し翌年娘キム・ヘギョン(ウンギョン)さんを出産した、が、94年4月に自殺したと主張している 【時事通信社】


北朝鮮が提供した拉致被害者の横田めぐみさんとみられる写真[横田滋さん提供]。めぐみさんの影と背景の樹木の一部に影の向きが違っている部分があり、合成された疑いもある。

 1977年11月15日、新潟市で下校途中の中学1年横田めぐみさん=当時(13)=が失踪。97年、めぐみさんは北朝鮮にいるとの情報が寄せられ、政府は同国による拉致被害者に認定した。2002年9月、日朝首脳会談で金正日総書記はめぐみさんを含む13人の拉致を認め、めぐみさんは死亡したと発表。

「遺骨」とされる骨も渡されたが、鑑定で別人と確認された。北朝鮮側は、86年に結婚し翌年娘キム・ヘギョン(ウンギョン)さんを出産した、が、94年4月に自殺したと主張している 【時事通信社】


横田めぐみさんの娘と確認されたキム・ヘギョン(ウンギョン)さん。

 1977年11月15日、新潟市で下校途中の中学1年横田めぐみさん=当時(13)=が失踪。97年、めぐみさんは北朝鮮にいるとの情報が寄せられ、政府は同国による拉致被害者に認定した。2002年9月、日朝首脳会談で金正日総書記はめぐみさんを含む13人の拉致を認め、めぐみさんは死亡したと発表。
「遺骨」とされる骨も渡されたが、鑑定で別人と確認された。北朝鮮側は、86年に結婚し翌年娘キム・ヘギョン(ウンギョン)さんを出産したが、94年4月に自殺したと主張している(2002年09月30日) 【時事通信社】


北朝鮮・金剛山で、父方の祖母らとの面会にやってきた横田めぐみさんの娘、キム・ヘギョン(ウンギョン)さん。

 1977年11月15日、新潟市で下校途中の中学1年横田めぐみさん=当時(13)=が失踪。97年、めぐみさんは北朝鮮にいるとの情報が寄せられ、政府は同国による拉致被害者に認定した。2002年9月、日朝首脳会談で金正日総書記はめぐみさんを含む13人の拉致を認め、めぐみさんは死亡したと発表。
「遺骨」とされる骨も渡されたが、鑑定で別人と確認された。北朝鮮側は、86年に結婚し翌年娘キム・ヘギョン(ウンギョン)さんを出産したが、94年4月に自殺したと主張している(2006年06月29日) 【AFP=時事】


 拉致被害者の田口八重子さん。八重子さんの兄の飯塚繁雄さんが外務省に資料提供した写真。

 北朝鮮政府は、田口さん=当時(22)=は1978年6月29日、宮崎市の青島海岸から北朝鮮工作員に連行されたとしている。2年後に同じ青島海岸から拉致された原敕晁さん=失踪当時(43)=と、北朝鮮で84年10月に結婚。2人の間に子供はいなかったという。

北朝鮮政府は、田口さんは86年7月、乗用車で帰宅途中にトラックとの交通事故に遭い、死亡したとしている(1977年10月0日) 【時事通信社】


韓国当局が発表した大韓航空機事件の容疑者・金賢姫の教育係「李恩恵(リ・ウネ)」のモンタージュ写真。

78年6月に北朝鮮に拉致された田口八重子さんは、81-83年の約20カ月間、「李恩恵」の名で金元工作員と生活し、日本語などを教えたとされる 【時事通信社】


拉致被害者の原敕晁さん。失踪前の1970年代、大阪で撮影された写真。

 大阪市内の中華料理店で働いていた原さん=失踪当時(43)=は、1980年6月17日に宮崎市の海岸に誘い出され、北朝鮮の工作員に拉致されたとされる。
 北朝鮮政府は、原さんは北朝鮮に入国後、84年10月に同じ拉致被害者の田口八重子さんと結婚した、が、86年7月19日、咸鏡北道麟山郡で肝硬変で死亡したと説明している 【時事通信社】


拉致被害者の松本京子さん。[特定失踪者問題調査会提供]

 松本さん=失踪当時(29)=は、1977年10月21日午後8時ごろ、編み物教室に行くため外出。近所の人が自宅近くで、松本さんとみられる女性が男2人と話しているのを目撃し、声を掛けたが、殴られて負傷した。男らは海岸方向に向かい、松本さんは行方不明となった。

北朝鮮政府は2004年11月の実務者協議で、松本さんについて「入国は確認できなかった」と回答していたが、日本政府は06年に北朝鮮による拉致事件と断定した 【時事通信社】


 拉致被害者の松本京子さん(撮影日不明)。
 松本さん=失踪当時(29)=は、1977年10月21日午後8時ごろ、編み物教室に行くため外出。近所の人が自宅近くで、松本さんとみられる女性が男2人と話しているのを目撃し、声を掛けたが、殴られて負傷した。男らは海岸方向に向かい、松本さんは行方不明となった。
 北朝鮮政府は2004年11月の実務者協議で、松本さんについて「入国は確認できなかった」と回答していたが、日本政府は06年に北朝鮮による拉致事件と断定した 【時事通信社】


拉致被害者の久米裕さん(撮影日不明)。

 警備員として三鷹市で勤務していた久米さん=失踪当時(52)=は1977年9月、休暇を取得中に上司へ電話をかけ、「宇奈月温泉(富山県)にいます。休みが終わったら、出勤します」と話した後、連絡が途絶えた。

警察の捜査によると、久米さんは知り合いの在日朝鮮人に石川県の宇出津海岸に誘い出され、迎えに来た北朝鮮の工作船に乗せられ拉致された。北朝鮮側は久米さんについて「入国していない」と回答し、安否は確認されていない 【時事通信社】


拉致被害者の曽我ミヨシさん(撮影日不明)。

 曽我さん=失踪当時(46)=は1978年8月、娘のひとみさん=同(19)=とともに新潟県佐渡島の自宅近くの海岸で北朝鮮の工作員に拉致された。ひとみさんは2002年に帰国したが、北朝鮮政府はミヨシさんについて「入国を確認していない」と回答し、安否は確認されていない 【時事通信社】


拉致被害者の有本恵子さん(撮影日不明)。

 有本さん=失踪当時(23)=はロンドン留学中の1983年、よど号ハイジャック事件のメンバーらによってデンマークのコペンハーゲンに誘い出され、そこから北朝鮮に拉致された。
北朝鮮政府は、有本は85年12月に同じ拉致被害者の石岡亨さんと結婚、翌年娘を生んだ、が、88年11月4日にガス中毒で子どもを含む家族全員が死亡したと説明した 【時事通信社】


拉致被害者の石岡亨さん(撮影日不明)。

 石岡さん=失跡当時(22)=は欧州滞在中の1980年に失跡。北朝鮮政府は、同国の工作員が日本語教師の獲得のため石岡さんを拉致したことを認めた上で、85年12月に同じ拉致被害者の有本恵子さんと結婚し、娘をもうけたが、88年11月4日にガス中毒で子どもを含む家族全員が死亡したと説明した 【時事通信社】


拉致被害者の増元るみ子さん(撮影日不明)。
 増元さん=失踪当時(24)=は1978年8月、当時交際していた市川修一さんとともに鹿児島県日置市の海岸で、北朝鮮工作員に拉致された。
 北朝鮮政府は、増元さんは入国後の79年4月20日に市川さんと結婚したが、81年8月17日に心臓病で死亡したと説明した 【時事通信社】


拉致被害者の市川修一さん(撮影日不明)。

 市川さん=失踪当時(23)=は1978年8月、当時交際していた増元るみ子さんとともに鹿児島県日置市の海岸で、北朝鮮工作員に拉致された。
 北朝鮮政府は、市川さん入国後の79年4月20日に増元さんと結婚した、が、同年9月に海水浴場で心臓麻痺のため死亡したと説明した 【時事通信社】


拉致被害者の松木薫さん(撮影日不明)。

 熊本市出身の松木さん=失踪当時(26)=は語学の勉強のために滞在していたスペインで1980年5月ごろ行方不明になった。松木さんはスペインで知り合った石岡亨さんとともにウイーンへ行き、そこで拉致されたとみられている。

北朝鮮政府は日本政府に対し、松木さんは96年に交通事故で死亡したと説明した 【時事通信社】


拉致被害者の田中実さん(撮影日不明)。

 神戸市出身の田中さん=失踪当時(28)=は同市内のラーメン店で働いていた78年6月6日、成田空港からウィーンに向けて出国し、そのまま消息不明となった。
日本政府は2002年10月の日朝国交正常化交渉の際などに、田中さんの所在確認を要求していたが、北朝鮮側は「入境が確認できない」と返答していた 【時事通信社】

(資料の 転載貼り付け終わり)


 最後に 須藤よしなお 割り込み、加筆。 6/17の私たちの「学問道場」講演会に、是非ご出席ください。

(転載貼り付け始め)

「副島隆彦の学問道場」講演会
『北朝鮮処分」後のアジア及び世界の今後を考える』

講師:副島隆彦、石井利明
開催日:2018年6月17日(日)
会場:JR「田町」駅
日本建築学会 建築会館ホール

開場  12:15
開演  13:00
終了  17:00

・上記定例会ご案内はコチラ↓
http://snsi-j.jp/kouen/kouen.html

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝 



[2317]『古事記』偽書説について
投稿者:守谷健二
投稿日:2018-05-14 12:54:16

 ご無沙汰しています。

小生の関心は、もっぱら七世紀、八世紀の日本にあります。この時期に日本の根幹(天皇信仰)が創り上げられた、と確信している。
 西暦662年、倭国は唐・新羅連合軍に惨敗します。倭王朝は三万もの大軍を朝鮮半島に送っていた。まさに倭国の存亡をかけていたのです。
 この惨敗で倭王朝は熱望の坂道を転がり落ちた。

 当時日本に君臨していたのは倭王朝だけではなかった。近畿には大和王朝があった。半島で惨敗するまでは倭王朝が上位者でした。
 中国正史『旧唐書』が七世紀の半ばまで日本列島の記事を「倭国伝」で創っているのは、倭国を日本の代表と認識していたからに他ならない。
 近畿大和王朝の存在を知らなかったわけではない。大和王朝も独自に使者を唐朝に送っている。
 それでも「大和王朝伝」を立てなかったのは、唐朝が大和王朝を倭国内の一地方王朝と認識していたからである。

 『旧唐書』に「日本(大和王朝)伝」が登場するのは西暦703年(大宝三年)の粟田真人の遣唐使の記事からである。
 唐朝は、ここで初めて大和王朝(日本国)を日本の正式な代表と認定したのだ。七世紀の後半に日本の代表王朝の交代(革命)があったと唐朝は認識したのである。

 粟田真人たちは、一所懸命に日本の歴史を説明したが、唐の史官たちを納得させることが出来なかった。

 「日本国は倭国の別種なり。その国日の辺にあるを以て、故に日本を以て名となす。あるいは云う、倭国自らその名の雅ならざるを憎み、改めて日本となす。
 あるいは云う、日本は旧(もと)小国、倭国の地を併せたりと。
 その人、入朝する者、多く自ら矜大、実を以て対(こた)えず。故に中国是を疑う。」『旧唐書』日本国伝より

 遣唐使の説く説く日本の歴史が、唐朝が持っていた史料とあまりにもかけ離れていたので、唐の史官たちがあれこれ質問しても、粟田真人たちは毅然として「我らが説明する歴史に間違いございません」と繰り返すばかり。唐の史官たちは呆れかえるしかなかった。
 「入朝する者自ら矜大、実を以て対えず。故に中国是を疑う。」

 粟田真人たちは、唐の史官たちを納得させることに失敗した。
 天武天皇の命で開始された歴史編纂は、第一の読者に「唐朝」を想定して創られたのだ。その唐朝の説得に失敗したのである。
 天武朝に始まり、持統朝、文武朝で創られた歴史の訂正・修正を余儀なくされた。

 703年の粟田真人の遣唐使の時には歴史編纂はほぼ完成していた。それを唐に認定してもらえば真の完成であった。それに失敗した。
 『古事記』は、和銅五年(712)に書かれたとの序文を持つ。それに対し『日本書紀』は養老四年(720)に撰上されたと『続日本紀』に記される。
『古事記』と『日本書紀』を比べると、『古事記』の方がはるかにコンパクトにまとまっている
 それ故に、『古事記』は『日本書紀』を参照にして『日本書紀』より後に創られたという『古事記』偽書説が後を絶たない。

 しかし、粟田真人の遣唐使の前に修史作業は一応完成していたとしたら『古事記』は、その訂正・修正作業の指針として書かれたのではないか。
 私の見解では、修正作業の目玉は、大業三年(607)隋の皇帝・煬帝に「日出ずる処の天子、書を日没する処の天子に致す、恙なきや、云々」の対等外交の国書を送った倭国王・多利思比子を大和王朝(日本国)の歴史の中に取り込むことである。
 何故なら、この多利思比孤こそが唐朝で最も有名な日本人だったからである。
703年には、最新の正史として『隋書』が既に上梓されてた。

 「聞く、海西の菩薩天子、重ねて仏法を興すと。故に遣わして朝拝せしめ、兼ねて沙門数十人、来たって仏法を学ぶ」と。『隋書』倭国伝より

 『隋書』の描く多利思比子の姿である。仏教に深く帰依し、僧数十人も隋に送り仏法を学ばせていたのである。この多利思比子を取り込んで大和王朝の聖徳太子は造形された。




[2316]「言論(表現)の自由」を履き違える日本のマスコミ
投稿者:かわさき いくを
投稿日:2018-05-13 12:33:25

ジョン・スチュアート・ミルの『自由論』に基づいて、日本のマスコミ報道を批判する。「個人の自由の不可侵性、言論の自由の重要さ、政府(権力)の干渉の許容範囲」を明らかにした古典的名著『自由論』は、明治4年に中村正直訳『自由之理』で刊行され、自由民権運動の柱となって日本の社会に貢献している。その内容は、「他者に危害を与えない限り、個人の行動の自由は保障されるべきであり、それ以上の干渉を加えるのは国家の越権行為として慎まなければならない。」という現在では常識となった主張である。
ところで民主化された社会(国民の自由選挙によって選出される民主政体)の権力者は、メディアの動向によって右往左往する多数派を占める「国民自身」であるという主張に少し戸惑いを覚えるのは、日本のマスコミによって造られる権力者のイメージが、国家権力や政府の特権官僚になっているからである。ミルの“民主政体では、大臣を任命し国会を解散する権力を行使できる権力者は内閣総理大臣であるが、党の総裁としての次の選挙に勝つ「多数派の票」を得る事が全ての行動原理にある”というロジックを理解すると、報道内容で国民を無意識に誘導している日本のマスコミが「闇の権力者」という事実が浮かび上がる。
「言論の自由」が人類社会を進化させる原動力である事を100%理解した上で、マスコミ批判をしなければならない。なぜ、大桃珠生さん(女子児童殺人事件)の報道で氏名や写真を掲載しなければならないのか(匿名性を順守すべきである)。一方、福田淳一事務次官を退職まで追い込んだ女性記者をなぜ匿名性で扱うのか(実名と写真を公開すべきである)。「権力の乱用」を監視することは日本社会を健全にする大切な報道機関の役割である。しかし、痴漢や盗撮等の行為を伴うセクハラ問題は刑法で処罰されるが、隠し撮りされた録音行為(不正行為、録音する場合許諾が必要)の発言でセクハラの罪で辞任に追い込むのはいかがなものか。組織内の上下関係を利用したセクハラに問題があるのは、組織内の力学(強制力)が働いているからである。しかし、記者と役人の関係は商取引のような自由な関係に等しいと私は考える。対等な自由な関係における会話中の発言が、隠し撮りの録音物による「セクハラ」の証拠となって退職に追い込むのは、「言葉狩り」と同じ行為であり、「言論の自由」を拘束している。権力者(特権官僚)の発言が、社会に損害を与える場合は、自由の領域の問題ではなく道徳や法の領域であるが…。そして今回の発言は、道徳(品位、教養)の問題であって、法の領域ではないので処罰の対象にしてはいけない。
財務省の不祥事としてセクハラを認めた財務省の対応にも問題があるが…。私は「ノーパンしゃぶしゃぶ事件」と同じ匂いを嗅いでいる。福田淳一氏を財務省から外すことで、裏取引が行われたのか、麻生財務大臣を失脚させる為の犠牲者なのか分からない。このままだと大衆の権力者への嫉妬心は、いずれマスコミの「闇の権力者」へ向かうだろう。日本のマスコミが健全になるには、官僚機構だけでなくマスコミこそ公平に情報公開しなければならない。匿名記事をなくし、堂々と個人名や写真を記載して自由に意見を公表すべきである。主権者である国民が、優れた才能と教養をもつひとりか少数の人物の助言と影響に従って判断する時、健全な社会が形成される。



[2315]「BUZZAP バザップ」 という優れた政治言論 誌の サイトを 強く 推薦します。 
投稿者:副島隆彦
投稿日:2018-05-08 07:40:15

副島隆彦です。  今日は、2018年5月8日です。

 私の最新の 金融本 「迫り来る 大暴落 と 戦争 “刺激” 経済 」(徳間書店刊)が、5月19日に発売されます。 この本も、 突貫工事で、苦労して 仕上げました。

 私は、自分が書いたこの本に、内容に自信があります。私は、政治だけでなく、金融・経済の これからの 予測、予言でも 正確に当てる自信があります。 この本も読んでください。

「 迫りくる 大暴落 と 戦争〝刺激〟経済 」 副島隆彦 著 
2018/5/19 刊   徳間書店


副島隆彦です。 今日、私が、紹介するのは、BUZZAP 「バザップ 」 という ネット上の 政治言論の情報サイトです。 この BUZZAP は、本当に、優れたサイトです。皆さんも、このサイトを読みに行ってください。 副島隆彦が、自信を持って、推薦できる。

https://buzzap.jp/news/20180507-jsdf-kaiken/

 このBUZZAP の 最新の 記事は、以下のおとりで、昨日、載ったものだ。

(転載貼り付け始め)

「 17万人の現役自衛隊員が所属する「隊友会」が日本会議と連携し、改憲署名運動を推進していたことが判明 」

2018年5月7日15:30 by 深海 | カテゴリー 社会 | タグ 政治, 軍事


(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 このBUZZAP バザップ の ことを、私は、ずっと 1年ぐらい観察していた。 日本の 統一教会 Moonie  ムーニー の 集団の動きを、ずっと追いかけている。そして、恐れることなく、大胆にはっきりと書いている。たくさんの人物写真も、臆することなく載せている。私は、このBAZAAP の 勇気に感心してずっと注目してきた。

 私は、始めは、この BUZZAP を ロシア政府が関係している 日本向けの政治プロパガンダの報道メディアの 一種なのかな、と思った。どうもそうではない。 私が、調べて分かったことは、 BUZZAP バザップ は、 アメリカの独立系の、 急進リベラル 派 の  Huffington Post ハフィントン・ポスト 誌 (今は、略称で HuffPost  ハフポスト)の 兄弟メディアであるようだ。 

 ハフィントンポスト HuffPost は、日本では朝日新聞が提携している、安心できるメディアである。 

バサップの出資者は、アメリカの バズフィード BuzzFeed と 呼ばれる、アメリカの草の根(グラス・ルーツ)の、民衆保守の人々だ。 全米のローカルの、各州の、ラジオ番組の司会者(パーソナリティ)たちの 果敢な結集軸だ。彼らが、アメリカ国民に、直接、訴えかけるように、真実の報道をしている。 バズフィードは、最近、バズフィード・ジャパン BuzzFeed Japan を設立して、日本語の文も載せるようになった。 

だから、私、副島隆彦は、信頼できる BuzzFeed バズフィード の系統である BUZZAP バサップを、応援することに決めた。

 BUZZAP  が、 日本でも、統一教会 Moonie ムーニーと闘って、勇敢に多くの記事を書いていることを、私は高く評価する。安倍政権の中に、公然といるたくさんの、統一教会の、 有力メンバーたちの 動きを、多くの写真と共に、活写している。

このBUZZAP バザップ 誌の 勇猛果敢な、政治言論とジャーナリズム の最前線での動きは、次回、ここに私が、しっかりと貼り付けます。 今回は、昨日、載ったばかりの最新の記事だけを、載せます。 

皆さんも、BUZZAP バザップ の サイトに自分で行って、記事をどんどん読んでください。 

 取り分けても 深海(しんかい ?)君、というまだ若い、20代だろう、の 頭のいい書き手の 文章が、冴えています。 彼は、世界中を 旅行したあと、このBAZZAP の 運動に共鳴して、参加した人だ。将来の成長が期待できる書き手、言論人だ。  副島隆彦記

(転載貼り付け始め)

  BUZZPA  バザップ
https://buzzap.jp/news/20180507-jsdf-kaiken/

「 17万人の現役自衛隊員が所属する「隊友会」が日本会議と連携し、改憲署名運動を推進していたことが判明 」

2018年5月7日15:30 by 深海 | カテゴリー 社会 | タグ 政治, 軍事



 自衛隊幹部による野党議員への罵倒事件の裏側にはこれだけの根が張り巡らされていたということです。詳細は以下から。

憲法第15条2項によって「すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」と規定されて政治的中立性が求められ、自衛隊法第61条によって、選挙権の行使を除く政治的行為が制限される自衛隊員。

ですが、その自衛隊がよりにもよって改憲署名運動を強力にバックアップしていたことがTwitterなどを中心にネット上で指摘されています。

◆改憲署名運動を行う「隊友会」とは?

この問題でクローズアップされているのが「隊友会」という組織。この組織は自衛隊の退職者を中心とする、いわゆるOB会に近い「公益社団法人」ですが、それだけには留まりません。

2017年3月31日現在で約7万2000人の自衛隊退職隊員と予備自衛官補採用者からなる正会員がおり、加えて17万人もの現職自衛隊員が賛助会員として所属している事が公式サイトに明記されています。なお、防衛省の公式サイト(魚拓)では同時点での自衛官の現員は22万4422人とされており、75%が所属している計算となります。


つまり隊友会は「自衛隊のOBは既に一般人だから政治的行為をしてもセーフ」と言えるような、単なるOBの互助会組織ではまったくないということ。

この隊友会の東京支部とも言える東京都隊友会が2017年9月に理事役・支部長等合同会議を自衛隊東京地方協力本部で開催し、憲法改正賛同者署名活動を推進していたことが公式サイトにアップされたpdf資料(魚拓)により明らかになったのです。


お分かりでしょうか?17万人という現員の3/4に当たる現役自衛隊員を賛助会員として抱える公益社団法人が、自衛隊の施設で堂々と改憲署名運動の推進という「政治的行為」を行っていたということなのです。

資料の「調整事項」の欄では以下のように国民投票の日程や「勝利」に向けた活動の方針が生々しく論じられ、改憲集会には「多くの会員の参加を!!!」と呼びかけています。
「今後の活動の焦点は、「国民投票」勝利へ向けた小選挙区ごとの「議員」と「民間」が連携した体制構築活動になります。国民投票は、早ければ来年12月までに衆議院選挙と同時に、遅くとも再来年2019年7月の参議院選挙と同時に国民投票の可能性。そのため東京都25コ小選挙区毎に衆議員議員はじめ都・区・市町村各議員と隊友会等の民間団体の担当者を組織化し、国民投票に向けた各種活動を実施。

「憲法改正原案の国会提出を求める国民集会」…多くの会員の参加を!!!
10月25日(水)15時~17時 海運クラブ …HP、チラシ(9月新聞)」

◆隊友会と日本会議が連携していた

これだけでも極めて重大な問題ですが、特筆すべきは隊友会が「憲法改正に関する情報」として赤文字で薦めているのが「改憲チャンネル」であること。このサイトは「日本の平和と安全のため、未来のために、憲法改正の実現をするための一助になれたら」として作られたものとされています。


 ですが、「改憲チャンネル」の「情報を知りたい」人のためのリンクとして「憲法改正の署名をしたい!」人に薦めているのが日本会議名誉会長の三好達と自称保守界隈の大ボス、ジャーナリストの櫻井よしこらが共同代表を務める「美しい日本の憲法を作る国民の会」の公式サイトです。


 自衛隊と日本会議、そして自称保守界隈が「改憲」という点においてガッチリと連動していることがよく分かります。これでもまだ「単に改憲を目指す団体を参考に挙げただけでは?」と言いたい方には、こちらのリンク(魚拓)をぜひご確認いただきたいところ。

 東京都隊友会(会長:直海 康寛)が団体として活動に参画、支援を決心した「美しい日本の憲法をつくる東京都民の会」の設立総会が5月27日に靖国神社靖国教場”啓照館”に於いて開催されました。 東京都隊友会からは「~都民の会」副代表に就任した直海会長以下、役員3名が参加するとともに東京都隊友会会員も応援に訪れ、趣旨に賛同する多くの方々の参加を以て盛会となった。 東京都隊友会による「~都民の会」参画、支援に際し、武蔵野支部から支部長(山口支部長)が運営委員(青年部長)を拝命致しました。


 2015年5月27日に行われた「美しい日本の憲法をつくる東京都民の会設立総会」に東京都隊友会が団体として活動に参画、支援を決心したと明記されており、東京都隊友会の直海会長が美しい日本の憲法をつくる東京都民の会の副会長に就任したことも明らかにされています。

そしてここでも櫻井よしこが「美しい日本の憲法をつくる国民の会」の共同代表として講演を行っていることが分かります。

総会と併せて行われた特別講演では「美しい日本の憲法をつくる国民の会」共同代表を務める櫻井よしこ先生が「美しい日本を守るために憲法改正を!」の演題で憲法改正の必要性を語った。


◆改憲は隊友会の公式の主張である

 隊友会の改憲への運動はこれだけに留まりません。隊友会の「平成27年度事業報告」(魚拓)を読むと、少なくとも2014年時点には「美しい日本の憲法をつくる国民の会」の署名運動に協力して改憲署名運動を開始したことが記されており、脈々と日本会議と繋がりつつ改憲に向けて歩を進めてきたことが分かります。

ウ 国民運動等への参加
(ア)憲法改正運動への参加
隊友会は、「美しい日本の憲法をつくる国民の会」が開始した憲法改正に向けた全国的な署名活動等に協力するため「憲法改正署名運動の実施について」(隊友本第40号、26.12.18)を発簡し、平成28年3月までを目途に署名活動を開始した。



さらに東京都隊友会は「主な活動」(魚拓)の筆頭に「防衛大臣へ要望書の提出、憲法改正署名運動、防衛講演会等」を挙げています。
主な活動

また「憲法改正賛同者署名活動 に参加しましょう」(魚拓)というページでは具体的に「隊友会署名目標5万名」を掲げて署名活動を行っています。


要するに、隊友会は日本会議や自称保守界隈のみならず、政府与党である自民党ともずぶずぶな関係にある組織であり、これらと共に憲法改正の推進を「主な活動」として行っているということになります。

繰り返しになりますが、現役自衛隊員は憲法第15条2項によって「すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」と規定されて政治的中立性が求められ、自衛隊法第61条によって、選挙権の行使を除く政治的行為が制限されています。

 しかしその現役自衛隊員の3/4に当たる17万人が賛助会員として所属しているのがこの隊友会なのです。自衛隊が軍隊的な上意下達の組織で、上官に対して服従を求められる以上、OBという元上官らの組織する隊友会の影響が存在しないと主張するのはあまりにもナイーブな話と言えるでしょう。

こうした背景が存在している事を考えれば、先日統合幕僚監部の3等空佐が民進党の小西洋之参院議員に「国民の敵」と罵声を浴びせかけられ、その後の防衛省の調査に「政府、自衛隊が進めようとしている方向とは、違う方向での対応が多いというイメージだ」と話していたことの辻褄が合います。


3佐は「自衛隊は自民党と共に何らかの方向に物事を進めようとしていたところ、野党がそれに反対している」と認識していたわけですが、実際に隊友会は日本会議国会議員懇談会に所属する4人の元自衛官の自民党議員を顧問や相談役に迎え、日本会議の推進する改憲署名運動に協力していたというわけです。

また、2017年の都議選の際には稲田前防衛相が自民党公認候補への応援演説で「防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」として大炎上しましたが、自衛隊が自民党とずぶずぶである事が暗黙のうちに共有されていたとすれば、うっかり者の稲田前防衛相の口からこのような言葉が飛び出したことも十分に頷けるものです。

ここまで見てきましたが、既に自衛隊が「全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」という前提中の前提は少なからず崩れていることが分かります。

以前も指摘したように、自衛隊は内閣総理大臣をトップとする文民統制(シビリアンコントロール)に絶対的に従う組織であり、決して自らの意思で何かを進めようとすることは許されません。自衛隊がなんらかの政治的な方向性を持ち、言動を行う事が認められてしまうのであれば、自衛隊は特定の政治勢力の私兵ということになってしまいます。

日本が文民統制の成立した近代民主主義国家であるためには、この件に関して国会での徹底した追求が必須となります。

民進党議員罵倒の幹部自衛官、調査で「シビリアンコントロール」を全く理解していないことが判明してしまう | BUZZAP!(バザップ!)

防衛省統合幕僚監部の幹部自衛官が民進党議員を「国民の敵」と罵倒、背景には深刻なまでの「自衛隊のネトウヨ化」か | BUZZAP!(バザップ!)

シビリアン・コントロール崩壊か、昨年12月に自衛隊の統合幕僚長が米軍陸軍参謀長に「安保法制の整備は夏までには終了」と説明 | BUZZAP!(バザップ!)

田母神俊雄元航空幕僚長、公職選挙法違反容疑で逮捕 | BUZZAP!(バザップ!)

(転載貼り付け終わり)

https://buzzap.jp/news/20180507-jsdf-kaiken/

副島隆彦拝 



[2314]↓の投稿記事の一部訂正
投稿者:田中進二郎
投稿日:2018-05-05 23:35:04

↓の投稿記事を訂正します。田中進二郎


「多くの歴史書では、島津重豪の蘭学趣味は藩財政を悪化させ、のちに家老・調所広郷(ずしょ・ひろさと)が大坂の大名貸しに150年賦(事実上の無期限返済)を通達して、薩摩藩の借金・三百万両を帳消しにしたとあるからだ。しかし、重豪が裏金を残していたとなると、幕末史も相当に変わってくるはずだ。」

上記の×「150年賦」→○「250年賦」
  ×「借金・三百万両」→○「五百万両」に訂正します。
なお当時の一両は現在の12万円相当と考えられるので、薩摩藩は表向きは500万両=6000億円の借金があったことになります。
おそらく重豪は、ひ孫の島津斉彬に隠し財産を残したのでしょう。
以上です。



[2313]石井利明氏 『福沢諭吉 フリーメイソン論』 を読む
投稿者:田中進二郎
投稿日:2018-05-03 23:07:58

最新刊 石井利明著『福沢諭吉 フリーメイソン論』を読む  投稿者 田中進二郎

電波社から石井利明さんの初めての単著となる『福沢諭吉 フリーメイソン論』が刊行されました。

 SNSI共同論文集『フリーメイソン=ユニテリアン教会が明治日本を動かした』(2014年)、『明治を創った幕末の天才たちー蕃書調所の研究』(2016年 ともに成甲書房刊)で巻頭論文の執筆を務められた、石井さんの研究成果が世に出たことを、上記二冊の論文集の執筆陣の一人としてお喜び申し上げます。

 この本では、ほとんどの幕末・明治本の人物評伝で軽視されている、世界の歴史および世界的ネットワークとの関係の中で日本史を俯瞰(ふかん)するという歴史観が貫徹されております。18世紀啓蒙思想の全盛期から、20世紀終わりの帝国主義時代の始まりまでの、西洋近代の歴史的大事件の中心にいつもフリーメイソンという秘密結社があった。これを副島歴史学では、ルネサンス以来のイエズス会と死闘する知識人たちの思想運動ととらえる。
 
 副島先生の『 隠されたヨーロッパの血の歴史ールネサンスとは何だったのか 』では天才芸術家のミケランジェロを最高峰として、フィレンツェ・ルネサンスのネオ・プラトニズム運動がローマ教会に反逆して、最後には押しつぶされていった経緯が描かれていた。

 また『 ニーチェに学ぶ 奴隷をやめて反逆せよ 』では、ニーチェ哲学の本質が反カトリックであり、ニーチェは、「キリスト教は邪教である 」と公然と言って闘ったのだ、と書かれている。ルネサンスから19世紀終わりまでの西洋の近代とは、カトリック教会イエズス会 VS フリーメイソン=ユニテリアン教会の対決に他ならなかった。このことが属国日本では、これまでほとんど知識として与えられてこなかったのである。

 石井利明氏の『福沢諭吉 フリーメイソン論』では、このフリーメイソン=ユニテリアン教会
こそが、アメリカ建国の実体であり、アメリカの初期の自由な市民はベンジャミン・フランクリンらフリーメイソンリーによって形作られた。そして福沢諭吉もこのフリーメイソン・ネットワークの助けを借りながら、明治日本を当時の覇権であるイギリス帝国から政治的・経済的に独立させようとした稀有な日本人知識人であったことが明らかにされている。

日本人とフリーメイソンとのつながりは、杉田玄白、桂川甫周、吉雄耕牛(よしお こうぎゅう)、といった18世紀後半の初期蘭学者たちにまでさかのぼることができる。彼らは長崎の出島にやってきたオランダ商館長たちから、医学をはじめとする西洋科学を学んだが、それは蘭学者たちに名声だけではなく、莫大な富ももたらした。

 「オランダ正月」という西洋式のパーティ(1794(寛政6)年、閏11月、新年祝賀。大槻玄沢邸で) に集った蘭学者の面々は、フリーメイソン式のパーティーを開いていた。江戸幕府も、蘭学者たちのもたらす技術や物産がとてつもない利益をもたらすことを知っていたから、密かに容認していた。

 薩摩藩も、蘭癖大名(キリシタン大名)として知られる藩主・島津重豪(しげひで)が、彼らのネットワークに入って、密貿易をして利益を上げた。そしてこれが80年ものちに薩長連合が武器を輸入する時の軍資金になった、というのは驚きだ(本書P170)。

 何故なら多くの歴史書では、島津重豪の蘭学趣味は藩財政を悪化させ、のちに家老・調所広郷(ずしょ・ひろさと)が大坂の大名貸しに150年賦(事実上の無期限返済)を通達して、薩摩藩の借金・三百万両を帳消しにしたとあるからだ。しかし、重豪が裏金を残していたとなると、幕末史も相当に変わってくるはずだ。

 全く同時期の18世紀後半、アメリカのフリーメイソン(=ユニテリアン)の商人たちが、イギリス帝国の植民地支配に対抗してイギリス船を襲撃して、独立の機運を高めていた。彼らは本国イギリスと戦うために、オランダ商人(かれらもフリーメイソンだ)と手を結んだ。そのようなアメリカ人財閥の一人として、ジョン・ハンコックが紹介されている。(本書P120)

 私、田中進二郎の知見(ちけん)では、このころの独立戦争直前のアメリカ人も、長崎に来ていたようだ。ボストンの近郊のセイラムという港湾の町から、日本の長崎の出島に来航して、秘密裏に貿易を行っていた。長崎に入港する前に、オランダの国旗を掲げて、それで長崎奉行たち役人の目をパスしていたらしい。

 このセイラムという町に生まれた人物として、アーネスト・フェノロサがいる。そのほか、エドワード・モースや「少年よ 大志を抱け」のクラーク博士などもこの地域の出身である。彼らはボストンの富裕層のボストン・ブラーミンの一員なのだ。 彼らは明治になって突然、来日したのではなくて、18世紀後半の田沼意次が老中だった時代から長崎のオランダ商館長と通じて、日本の情報を集めていたのだろう。

 だからオランダ商館はアメリカ人の密貿易を幕府に訴えなかった。ここにもフリーメイソン・ネットワークの力が大きく働いていたのである。

 著者の石井利明氏から聞いた話であるが、幕末の段階でボストンに日本人がなんと五千人も住んでいたそうである。にわかには信じ難い史実が本当はあるのだ。

 前野良沢(まえのりょうたく)や杉田玄白、中川淳庵(なかがわじゅんあん)ら 初期蘭学者による『解体新書』の刊行が 1774年で、その翌年がアメリカ独立戦争だ。世界史と日本史はここでつながっている。

 しかし、『解体新書』の翻訳事業のリーダーだった中津藩医の前野良沢だけが、このフリーメイソン人脈から外されてしまう。良沢が翻訳を密かに行っていた場所が、中津藩の江戸中屋敷(なかやしき)である。これが築地の鉄砲洲(てっぽうず)にあった。蘭癖(らんぺき)大名・奥平昌鹿(おくだいら まさか)の庇護のもとで、良沢は書物の翻訳に没頭した。

 その中には、幕府が禁止しているキリスト教に関する書物も含まれていた。また、良沢には尊王家としての側面もあって、それがフリーメイソン人脈から外された理由だ、と石井利明氏は指摘している(本書p44)

 優れた 歴史作家・吉村昭(よしむらあきら)著『彦九郎山河』(1995年刊 )には、前野良沢が尊王家の先駆的存在である高山彦九郎(たかやまひこくろう)を、築地の江戸中屋敷にかくまっていたことが記されている。細かい話になってしまうけれども、高山彦九郎は朝廷と薩摩藩を結びつけるために、九州にわたり薩摩藩を説得しようとした。

 この工作が失敗すると、彦九郎は自刃する(1792年)のだが、その直前に中津藩(大分県)にたどりついている。この時に彦九郎に宿となったのが、神官の渡辺重名の家である。

 この渡辺重名の孫が、福沢諭吉が十代のときの学友で、遠縁にもあたる渡辺重石丸(いかりまろ)である。 祖父・重名から三代にわたる神道家だった。そして尊王攘夷派だった。

 ペリー来航の後、中津藩全体が開国和親派と攘夷派に分裂していた。諭吉のまわりも師の一人・野本真城(のもとましろ)や渡辺重石丸ら尊王攘夷派がいた。しかし、諭吉は一切彼らのことを書き記さなかった。そして、十代の諭吉が書き残したものは全くない、という(本書P25)。なぜ諭吉は自分の中津藩時代について、語らなかったのか。


 前野良沢が翻訳をしていた中津藩奥平家の江戸中屋敷に、1858年に諭吉が蘭学塾を開いたのが、『解体新書』刊行から84年後のことである。この2年前の1856年に幕府は全国の洋学者たちを集めて、九段下に蕃書調所(ばんしょしらべしょ)を設立している。

 SNSI論文集『蕃書調所の研究』で明らかにされたように、ここは江戸幕府の中にある諜報機関(インテリジェンス)だった。ここには、大村益次郎や勝海舟といったエージェントがうようよいた。西周(にし・あまね)のようにのちにヨーロッパでフリーメイソンになったものもいる。築地の中屋敷にいた福沢諭吉は、この蕃書調所にたった一度しか訪れなかった。

 その理由について、諭吉は「蕃書調所まで歩いて通うのは遠かったから」ととぼけたことを言っている。築地から九段下までは現代人でも歩ける距離だ。

 本当は諭吉は蕃書調所の中で、日本をイギリス帝国の属国化する謀略が進んでいることをよく知っていたのだ。そこでこの機関に入ることを避けたのだ、と考えられる。

 諭吉と蕃書調所の関係と、前野良沢と、オランダ正月の初期蘭学者たちとの関係がよく似ている。前野良沢は尊王派だったので、フリーメイソンがめざす開国和親政策に反対だった。だから蘭学者ネットワークからはじき出され、名声からも遠ざけられ最後は孤独死した。

 諭吉も、イギリス帝国の日本属国化の走狗にはなりたくなかった。しかし、フリーメイソン人脈との関係は保ち続けた。そしてそれを日本の独立のために活用した。だから、自分が尊王派でもあったという中津藩時代の過去については、抹消せざるを得なかったのだろう。

 『福沢諭吉 フリーメイソン論』を読み、私田中進二郎は諭吉の真意をそのように解釈した。諭吉は、自分の先達者として前野良沢を深く尊敬していたのだろう。

 石井利明氏の『福沢諭吉 フリーメイソン論』はこのような歴史についての洞察にあふれた書物である。ただ一点、難点は誤字・脱字の類がとても多い。そうなった事情について、著者の石井さんは校正にかける時間が非常に少なかった、とおっしゃられている。

 そこで私田中進二郎は、誤字・脱字などの訂正箇所を徹底的に見つけて、それを石井さんにお送りした。だから、増刷の時にはパーフェクトになるだろうと、自負している。

学問道場の皆様におかれましては、この『福沢諭吉 フリーメイソン論』を是非とも購読していただきたい。皆様の力で増刷を実現しましょう。

田中進二郎拝        2018年5月3日




[2312]前回約束の、 私の本からの画像での ページ貼り付け。
投稿者:副島隆彦 
投稿日:2018-04-29 10:38:43

副島隆彦です。 今日は、2018年4月29日(日)です。

 前回、下↓ の 4月23日に書いて載せた 「2308」番で、約束しました 私の本の「世界政治の裏側の真実」(2017年10月刊 日本文芸社、 佐藤勝氏との対談本) からの ページを、画像で読めるようにした ものを、 そのまま、貼り付けます。何とか、読んで下さい。

 私は、今は、またすぐに次の本を書くことに取りかかりまして、貧乏暇なし、 で仕事をしています。

 あ、そうだ。 私、副島隆彦 の職業は、以後は、「作家(さっか)」と言うことになりました。 どうも、もう「評論家(ひょうろんか)」の範囲には、入らなくなっているそうです。

「副島よう。お前の本を、事実の記述だ と思って読むと、腹が立つけれど。小説、文芸作品だと思って読むと、すんなり読めるよ」 という、私の友人が、昔、居ました。そうなのでしょう。

 最近、どうも、私は「作家の先生」と呼ばれて、それで通用するらしい。私も、自分で、もっと世の中の広いところに出て、「私は、作家です」で、通用する生き方をしようと、思います。ですから、以後、私は、自分の職業を、作家とも名乗ります。 副島隆彦 記


(転載貼り付け始め)

 副島隆彦です。 今もまだ、首相の地位にしがみついている、みっともない、最低の男である、安倍晋三たちの 森友学園の 贈収賄(ぞうしゅうあい。=汚職。刑事法の専門用語なら、=瀆職罪(とくしょくざい) )の事件での、犯罪のことについて。 

 警察が全く動かない。警察も腐り果てている。ぴたりと動かないままだ。 さらに、検察庁、地検特捜部(ちけんとくそうぶ)という、法務省の、腐り果てた、準司法権力による、証拠隠滅、証人( 篭池夫婦たち )を、捕まえたまま、拘置所の中に隠している、汚れきった者ども、の所業。

篭池に 20億円を融資した、りそな銀行の関係行員たちは、すべて、ゲロゲロと、大阪地検特捜部に、自白して、供述証拠が、すべて出来上がっているだろうに。それを、大阪地検特捜部が、隠してしまっている。 「東京から、強力な、応援をもらい」だと。

 あの、山本真千子(やまもとまちこ)特捜部長、 という、間抜け顔をした、 女の特捜部長は、どうなったのか。 
 

山本真千子 大阪地検 特捜部長  (2008年撮影)
 
 彼女は、少しは、本当のことを、やって、検察官としての正義と倫理 を貫こうとして、それで、今は、「隠せ、隠せ。山本を外に出すな」 と、内部で、 “押し込め” に遭(あ)って 検察庁の中に、監禁されているのではないか(笑)。 

 私は、の1か月、記事とかの追いかけを全くやっていないので、国会での追及を含めて、ほとんど、事件の経過を知らない。 検察官、というのも、本当にワルいやつらだ。 まさしく、腐(くさ)り果てている。 他に言いようがない。 







以上が、 森友学園の問題についての、私、副島隆彦の発言部分です。

副島隆彦です。 続けて、シリア内戦での、 ウソ八百の 「シリア政府軍(バシャール・アサド政権)が、化学兵器=ケミカルウエポン を撒(ま)いた」 の 西側(ザ・ウエスト。 アメリカ、フランスF2、イギリスBBCなど)の、ねつ造報道 に、ついての、私の 昨年の 10月での本の中の 発言部分です。 これが、真実だ。  副島隆彦 記








(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 取り急ぎ、以上です。 気になった人は、この本を買って全編を読んでください。勉強になりますよ。   

副島隆彦 拝 


(追加。新聞記事 資料 )

●「 野党の追及よりずっと厳しい大阪地検の女性特捜部長は何者か 」

2018年4/3(火) NEWS ポストセブン 週刊ポスト2018年4月13日号

 政権支持率の大幅低下をもたらした森友学園問題をめぐり、安倍一強を揺るがしたのは野党でもメディアでもない。大阪地検特捜部である。異例の女性特捜部長を中心とした捜査チームは、異常なまでの執念と覚悟で、官邸を追い詰めている。

「訴追を受ける恐れがあるので答弁を差し控えたい」

 証人喚問に立った佐川宣寿・前国税庁長官はそう繰り返し、約50回にわたって証言を拒否した。

 自民党内では、佐川氏が安倍晋三首相夫妻をかばい続けたことから、「これで佐川は逮捕を免れる」という見方もあるが、政権が検察捜査を意のままに操れると考えているとすれば思い上がりだろう。

 佐川氏にすれば、ダンマリで逃れられる証人喚問での野党の追及は怖くない。だが、刑事訴追され、証言拒否できない検察の捜査を受けることは本気で恐れていたのだ。

 公文書改竄事件で財務官僚が検察の取り調べに“全面自供”すれば捜査が政界に波及する事態もありうる。森友事件を取材してきたジャーナリスト・伊藤博敏氏が指摘する。

「財務省の公文書偽造の事実がはっきりした以上、大阪地検特捜部は籠池前理事長夫妻だけを逮捕・起訴し、財務官僚は不起訴にするという“予定調和”の捜査はできなくなった。佐川氏が逮捕、起訴される可能性は十分あります。

 その場合、検察は、財務官僚たちが、国有地を安く払い下げたという背任を隠すために公文書の改竄を行なったという容疑を組み立てるはずです。そして『官邸の指示があった』という証言を得られれば、政治家や官邸中枢も事情聴取の対象になる」

 検察の森友事件捜査は、今後、財務省から政界を視野に入れた展開になる。その指揮を取るのは“酒豪”で知られる山本真千子(やまもとまちこ)大阪地検特捜部長だ。大阪市立大学出身で京都、大阪、東京の各地検を経て法務省人権擁護局総務課長から2年半前、女性初の特捜部長に抜擢された。

「独身で化粧気が全くなく、おしゃれにも無頓着で、記者とも気さくに赤提灯で飲む。これまで大型事件の捜査を手がけたことはなかったが、テキパキ事件を処理するタイプで上司に信頼されている。女性検事の中では出世頭です」(大阪の司法記者)

趣味は酒とテレビドラマ。とくに木村拓哉主演の検事ドラマ『HERO』の大ファンで、DVDボックスまで買いそろえたといわれている。その山本氏が特捜部長に就任すると、国民の注目を集める森友学園事件に遭遇した。

「山本特捜部長は森友学園への国有地払い下げ疑惑の報道直後から重大な関心を持って内偵捜査を進めさせ、土地売却の資料を集めた。最初から立件に向けてやる気満々だったが、政界がからむだけに捜査は難航した」(同前)

 籠池夫妻の逮捕(2017年7月31日)は「国策捜査」と批判され、その後、籠池夫妻を異例の長期勾留していることも「政権の口封じに加担している」との批判を浴びている。そこに強力な助っ人が現われた。東京地検特捜部である。東京の司法記者が語る。

「大阪地検特捜部は文書改竄問題で財務官僚を大阪に呼び、任意の聴取を行なっている。いずれ佐川氏の聴取も行なわれるはずだが、最高検は大型事件の経験が乏しい山本特捜部長だけでは財務省の捜査は荷が重いとみている。そこでリニア事件捜査が一段落して手が空いた東京地検特捜部と大阪の特捜部が合同で財務省本省に強制捜査に入るという情報が流れています」

 東京地検の森本宏・特捜部長は特捜経験が長い文字通りエース。法務省刑事局刑事課長を経て昨年9月に特捜部長に就任すると、安倍政権肝煎りのリニアに関わる談合事件捜査と、やはり安倍人脈がからむスパコン疑惑を次々に立件し、特捜部の「最強の捜査機関」としての威信を回復させた人物だ。

 最高検は強力な助っ人投入で女性特捜部長に大手柄を立てさせようとしているのである。

◆最高検の“リーク”か
  その背後に検察の安倍政権との因縁がある。法務省・検察組織は検事総長を頂点とするピラミッドで、「検察官の独立」を守るために実質的な人事権も検事総長が握っている。他省では官僚トップの事務次官は検事総長への出世コースにあたる。

 だが、安倍政権は内閣人事局の人事権を盾に検察人事に介入した。

「法務・検察首脳部は2016年7月の人事でエースの林真琴・前刑事局長を事務次官に就任させる人事案を官邸に上げた。ところが、官邸は人事案を突き返し、同期の黒川弘務・官房長を次官に据えた。

 黒川氏は政界捜査の際には情報を逐一官邸にあげることで官邸の覚えがめでたく、甘利明・経済再生相の斡旋利得事件の際に特捜部が甘利事務所への家宅捜索さえ行なわずに不起訴処分にしたのも、そのパイプで政治的取引があったからだと見られています」(伊藤氏)

 その後も、法務・検察首脳部は昨年7月、同12月に林氏を次官にする人事案を上げたが、官邸は拒否して黒川次官を留任させ、ついに林氏は次官になれないまま名古屋高検検事長に異動した。法務・検察は煮え湯を飲まされ続けたのだ。

 安倍官邸の人事介入への反発は、黒川氏の存在で政界捜査に“待った”をかけられてきた特捜部など捜査の第一線に立つ検事ほど強い。

 それからほどなく、朝日新聞が財務省の文書改竄問題をスクープし、安倍政権は追い詰められた。伊藤氏が言う。

「朝日の情報源は改竄前と後の文書を持っていた大阪地検ではないかと見られていますが、流出を疑われるのを覚悟でやったとは考えにくい。むしろ、最高検の検察首脳部が安倍政権に痛打を与えるために出したのではないか」

 オール検察の安倍政権に対する“宣戦布告”だったという見方だ。折しも佐川喚問の後、改竄の全責任を負わされた形の財務省サイドから不穏な情報が流れ出した。

「文書改竄にあたって、官邸と財務省本省の間で書き換える文面の調整が行なわれていた。窓口となったのは双方の中堅キャリアだった」

 という内容で、その話には調整役となった2人の官僚の個人名や関係性などもあって妙に具体性を帯びていた。現時点では真偽不明だが、大阪地検特捜部が財務省への強制捜査と佐川氏ら財務官僚への取り調べで、官邸と財務省が改竄の協議を行なっていたという証拠をつかむことができれば、今度こそ、安倍官邸は決定的なダメージを被ることになる。

 そこまで踏み込めるか、それとも官邸の顔色を窺って籠池夫妻立件で終わるのか、山本特捜部長の真価が問われる。

(新聞記事 資料 貼り付け終わり)

副島隆彦 拝 



[2311]副島隆彦の学問道場からのお知らせ(学問道場・古村)
投稿者:副島隆彦の学問道場・古村治彦
投稿日:2018-04-27 12:15:07

 SNSI・副島隆彦の学問道場研究員の古村治彦(ふるむらはるひこ)です。今日は2018年4月27日です。

 本日はこの場をお借りしまして、いくつかお知らせを申し上げます。

1.2018年6月17日(日)に定例会を開催いたします。現在、参加お申し込みを承っております。参加申し込みは以下のアドレスからお願いいたします。

※定例会出席のお申し込みは以下のアドレスでお願いいたします↓
http://snsi-j.jp/kouen/kouen.html

2.既に参加お申し込みをいただき、参加費のお振込みをいただきました方には返信メールをお送りいたしております。お振込みをして1週間経過してもメールが届いていないという方には、お手数をおかけし恐縮でございますが、下記連絡先までご連絡をお願いいたします。

【お問い合わせ先】
「副島隆彦を囲む会」
・メールアドレス:snsi@mwb.biglobe.ne.jp
・電話番号:048-788-1837

3.2018年4月28日から5月6日まで大型連休となります。金融機関も休みとなるため、参加費お振込みをいただきながら、確認が遅くなり、返信が遅くなる場合もございます。ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

4.ウェブサイト「副島隆彦の学問道場」内の「今日のぼやき」広報ページで副島隆彦先生、SNSI研究員の最新作のお知らせをいたしております。よろしくお願いいたします。

※「今日のぼやき」広報ページは以下のアドレスとなります↓
http://www.snsi.jp/tops/kouhou


以上、お知らせいたします。

よろしくお願い申し上げます。

副島隆彦の学問道場
古村治彦拝



[2310]日本は超格差社会になる
投稿者:古都弁蔵
投稿日:2018-04-26 08:23:18

まずは一句
大増税の予感。家計( 加計 ・家計)に優しい安倍政権  なんちゃって

大学受験の時期もかなり前に過ぎた。大手予備校Tスクールのチラシを見てびっくりしたことがある。昨年より今年にかけて、私立大学の定員を大幅に削減しているとのことである。これは文科省の方針によるとのことである。

そのTスクールのチラシによると、関西有名私大R大学はこの2年間で6000人削減 関西有名私立大学KK2大学はこの2年間で4000人削減 東京を中心の有名私立M大学はこの2年間で4000人削減という。私の出た小規模中堅私立大学も今年750人削減されたという。他の大学も文系を中心にして大幅な人員が削減されたようである。これについて様々な意見がある。

私 古都弁蔵の意見を言いたい。

これは政府・自民党の国家像と国民をどのようにしたいかの国家像の反映である。という点を指摘しておきたい。

今後 日本は超階級社会になる。エリートはごく少数でよい。あとは一般労働者として75歳まで働き続けること、生活できない者は死ぬまで働きつづけよ。あと特殊技術を持つものは別扱いにするが、この者たちも年収1千万円までしかだしませんよ、残業代は支払いませんよ。但し、過労死はさせたくない、なぜならば日本の労働力が減少するからである。ただし過労死の直前まで働いてもらう。

これが政府自民の考える国家感だとつくづく思う。

最近新聞の折り込みチラシを見てつくづく感じることがある。

この10年で、いわゆる高級かつ高給な職種が大幅に減少している。8割ぐらい清掃と警備の仕事である。いわゆる3Kの仕事は常に非常に人手不足で苦しんでいる。巨大ビルの清掃部門は人手不足ですでに現場は仕事の押し付けあいで騒然としているという。

この3Kという分野に人を供給できるように、この社会は巧妙に仕組まれていると考えるのが正しい見方である。あらゆる場面で人がどんどん下に落ちて行く社会になってしまった。一旦落ちたらこの社会は上に這い上がることが非常に困難になった。まさに超階級社会の出現である。フリードマン氏の提唱した新自由主義の到達点であり完成点である。このように考えると、今回の私立大学の大幅な定員削減問題も、すべてのことが地下水脈としてつながってくるのが見えてくる。






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